鮎の塩焼きの作り方!グリルやフライパンで焼く簡単なコツを紹介

鮎は塩焼きで食べると美味しい魚です。鮎の旬の時期になると塩焼きを食べたくなるという方も多いのではないでしょうか?鮎の塩焼きをご自身で作って食べるという方もいるかもしれません。川でよく釣れる魚ですので、外で鮎の塩焼きを作って食べると格段に美味しいでしょう。そんな鮎の塩焼きは自分でも作れるのでしょうか?今回は、鮎の塩焼きの下処理の方法から、グリルで鮎の塩焼きを作る際のレシピ、フライパンを作って作るレシピを紹介していきます。

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目次

  1. 1鮎の塩焼きは家庭でも作れるの?
  2. 2塩焼きが美味しい鮎の旬はいつ頃?
  3. 3鮎の塩焼きのきれいな食べ方
  4. 4フライパンで作る!鮎の塩焼きの作り方とコツ
  5. 5グリルで作る!鮎の塩焼きの作り方とコツ
  6. 6冷凍の鮎を使った鮎の塩焼きの作り方
  7. 7まとめ:美味しい鮎の塩焼きを作ってみよう

鮎の塩焼きは家庭でも作れるの?

鮎の塩焼きは外で食べるものと思っている方もいるかもしれません。鮎の塩焼きはご家庭でも作ることができます。今回はフライパンやグリルを使って自宅で鮎の塩焼きを作る方法を紹介していきます。下処理の方法や、作り方のコツも紹介しますので、自宅で鮎の塩焼きを作ってみたいという方は参考にしてみてください。

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塩焼きが美味しい鮎の旬はいつ頃?

鮎の旬の時期は6月~7月と言われています。鮎に一番脂がのり弾力もあるふっくらとした鮎を食べたいということなら、6月末の一番の旬の鮎を選ぶといいでしょう。鮎は1年で一生を終えてしまう少し悲しい魚でもあります。そのため、旬の時期も6月~7月と非常に短くなってしまうのです。鮎の一生は寒い冬の時期に生まれます。春の4月~5月の時期はまだ稚魚で成長段階となります。

そのため5月頃や6月より早い場合には、成長しきっていない未熟な状態の鮎の場合があります。遅ければいいというものでもなく、7月が終わってしまうと鮎の魅力ともいえる爽やかないい香りがなくなってしまいます。これだけでも旬が非常に短いということがわかります。

夏が終わると鮎は卵を産むために川を下りていきますが、卵を持った鮎は子持ち鮎と言われ、旬の時期の鮎とはまた違った味や風味もあります。気になる方は秋ごろの子持ち鮎を狙ってみるのもいいかもしれません。

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鮎の塩焼きのきれいな食べ方

鮎の塩焼きのきれいな食べ方は、もし串に刺さっている場合は串から外します。その後鮎の身を骨から外すために、鮎の身を箸でぐっと横からや上から押します。まんべんなく押していきましょう。骨から身を外すので軽くでは外れません。その後鮎の尻尾や尾びれなどのヒレを外しましょう。その後は鮎の頭を持ちながら、ねじるように骨ごと引っ張っていきます。

途中で切れないようにゆっくりと引っ張りましょう。途中で切れた場合はその場所からまた引っ張りましょう。骨が取れたら後は身が残りますので、そのまま食べることができます。お腹などに小骨がある場合もありますので。その点は注意です。内臓が苦手という方は内臓も取り除いてください。骨も気にしないという場合には、骨ごと食べてしまいましょう。

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フライパンで作る!鮎の塩焼きの作り方とコツ

塩焼きレシピを作る前の下処理

鮎は熱や暑さに弱く、人間の手のひらの体温でもやけどすると言われています。生の鮎を使う場合の下処理前の保存は氷水を使った冷水や冷蔵庫に入れて冷やしておきましょう。冷水で保管しておくのがベストでしょう。鮎を流水で水洗いします。塩もみをした鮎を流水で水洗いをすれば、ぬめりをきれいに取ることができます。

ぬめりを取ったら、キッチンペーパーでしっかりと水気を取り鮎に塩を振っていきます。塩の量はお好みで調整していきます。グリル焼きとは違い、ヒレは焦げてしまうということはありません。見た目を気にするのなら、尾びれに飾り塩をするといいでしょう。

冷凍の鮎を使う場合には、少し解凍できた頃にぬめりを取ってキッチンペーパーでしっかりと水気を取ります。あとの手順は同じとなります。

フライパンで鮎を焼いていく

フライパンを少し温め、温めたらクッキングシートを使います。フライパンえ鮎を焼く場合には、鮎が収まる大きさのフライパンを使うようにしましょう。28cm程度の大きさのフライパンであれば鮎が収まるのではないでしょうか?クッキングシートもフライパンに合わせて四隅をカットしておくと使いやすいです。油は使用せずにクッキングシートの上に鮎を乗せて焼いていきます。火加減は弱火~中火にします。

鮎をフライパンで焼いていると鮎から水分が出てきますが、クッキングシートに吸収された水分は蒸発していきます。水分だけでなく、茶色の油や水分がでてきていると、鮎の皮がひっつくやすくなってしまいますので、鮎を時々ずらしましょう。あまりにも焦げてしまうという場合には、クッキングシートごと交換しましょう。

鮎の両面がこんがりと焼き色がつき、鮎のお腹の水分がなくなれば完成です。鮎の大きさであったり、どのくらいの火加減で鮎を焼いたかということにも左右されますが、焼き時間の目安は15分~20分となります。フライパンに蓋をして5分~10分くらい蒸らしたら鮎の中もしっかりと火が通ります。

仕上げは、再度塩を振ったり、レモンなどを使うと風味が増して美味しいです。フライパンで鮎を美味しく焼くコツはしっかりと火を通すことですので、弱火~中火でじっくりと焼いていきます。焼きに時間がかかる場合には火を止めた後に蓋をして蒸らしましょう。

グリルで作る!鮎の塩焼きの作り方とコツ

塩焼きレシピを作る前の鮎の下処理

まずは鮎のぬめりをとっていきます。流水でぬめりをとるという方もいると思いますが、なかなかきれいにとれない際には塩を使ってぬめりを取る方法があります。鮎に少し多めの塩を振ったあとに手で軽めに塩もみをします。その後流水で洗うときれいにぬめりを取ることができます。ぬめりをしっかり取りたいという場合には塩を使ってぬめりを取りましょう。

ぬめりを取ったらキッチンペーパーで鮎表面の水分をしっかりと取り除きましょう。その後、鮎の表面にムラのないように塩を振っていきます。塩は鮎の両面に行います。鮎の背びれ・尾びれ・腹びれは焦げるのを防ぐために多めの飾り塩を手で付けましょう。

塩焼きレシピを作る際の下処理の疑問

鮎の塩焼きレシピを作る際の疑問もいくつかあると思います。よくある疑問の中からいくつか紹介したいと思います。まず鮎の内臓はどうするのか?という疑問ですが、天然の鮎を使っている場合ですが、鮎の内臓には栄養もありますが苦みもあります。好きという方は多いと思いますが、苦手という方もいるでしょう。塩焼きレシピの場合にはそのまま焼いて調理し、食べるときに内臓を残しましょう。

続いての疑問は、鮎のうろこはどうするのか?という疑問です。鮎の皮は美味しくて薄いのでそのまま焼いてから食べることができます。

そして鮎に残っている糞はどうするのか?という疑問は取る人、取らない人どちらもいるようです。もし気になる場合には、鮎の穴かを片手で外向きに持って、もう片方の手の親指と人差し指を使って優しくしごいていきます。鮎の胸びれの下あたりから尻尾に向けて行っていきましょう。何も出ない場合もあるようです。

鮎をグリルで焼いていく

鮎の下処理が終わったらグリルの庫内は予熱を行っておきます。温まったグリルに鮎を並べたら中火~やや強火くらいで鮎に焦げ目がつくまえ焼いていきましょう。焼き時間の目安は、片面焼きなら4.5分程度になりますが、しっかりとご自身の目で焼き加減を観察してください。焼き目が付いたら弱火にして中をじっくりと焼いていきます。

美味しい鮎の塩焼きレシピをグリルで作るコツは、しっかりと鮎のぬめりを取ることと、グリルで焼く際に最初は強めで焦げが付くまで焼き、焼き目が付いたら弱火でじっくりと中まで焼くことです。

冷凍の鮎を使った鮎の塩焼きの作り方

冷凍の鮎を使う場合に下処理

冷凍の鮎を使う場合の下処理は、まず少しだけ鮎を解凍します。完全に解凍してしまうとべちゃっとなるので、少し表面が解凍できてきたかな?というくらいで塩もみや流水でしっかりとぬめりを取ります。その後はキッチンペーパーでしっかりと水分を取り、鮎の両面に塩を振っていきます。焦げるのを防ぐための飾り塩も行いましょう。

下処理後はグリルで焼く手順と同じとなります。しっかりとグリルの庫内を予熱をし、表面に焦げつきができるまでは強火で焼いていきます。まだこの時には鮎の中は凍っています。焦げつきができたら火は弱火にして、鮎の中をじっくりと焼いていきましょう。

まとめ:美味しい鮎の塩焼きを作ってみよう

いかがだったでしょうか?今回は鮎の塩焼きをフライパンで作る方法と、グリルを使って作る方法、冷凍の鮎を使った調理方法を紹介しました。鮎の塩焼きは外で食べるものと思っていた方も、意外と簡単に作れると思ったのではないでしょうか?鮎の旬は6月~7月と非常に旬の短い魚です。

一番鮎の美味しい時期は6月の下旬でしょう。脂の一番のったふっくらとした鮎を楽しみたいのなら、6月下旬の鮎を狙って自宅でも鮎の塩焼きを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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