牛乳パンは長野のご当地グルメ！濃厚クリームが美味しいおすすめ店を紹介

今、長野県にあるご当地グルメの一つである牛乳パンというご当地グルメが話題を呼んでいます。牛乳パンというのでやはりイメージとしては牛乳の味がするパン？牛乳がパンの中に練りこまれている？などあると思います。長野県民にとってはソールフードであり、ないと食べたくなるというぐらいのご当地グルメだそうです。数々のご当地グルメが存在する中でも長野県民が愛する牛乳パンとはいったいどんなパンなのでしょうか？

牛乳パンというのは画像の様にパンに濃厚な牛乳を使ったクリームを挟んだパンの事をいうそうです。そんな牛乳パンは今では長野県に専門の店があるぐらい美味しいパンであり、また気軽に購入できることから今話題を呼んでいるパンでもあります。そんな牛乳パンの専門店はいったいどんな店があって、どんな牛乳パンを作っているか気になりませんか？そこで長野では有名な牛乳パンを取り扱っている店を紹介します。

専門店をご紹介する前に牛乳パンってどのように作られているか知っておきましょう。牛乳パンは見た目もさまざまなのですが、基本的にふわふわなコッペパンのようなパンもあります。牛乳はもちろんパンにも牛乳が練りこまれていますが、まるでカステラを食べているようなぐらい柔らかくてふんわりしています。そしてなによりもパンの間に挟まれている濃厚な白いクリームがあり、ほんのり甘く、さわやかな味わいでもあります。

食べるとかすかにリンゴの香りがして、けっして甘すぎないのであっというまにぺろりと食べつくせるそうです。生まれたきっかけはいまいち不明なのですが、恐らく栄養的な面と昭和の頃に子どもたちのおやつ代わりと出来た等色々考えられています。しかし今では長野ではあって当たり前の濃厚クリームが入った牛乳パン。そんな牛乳パンを扱っている専門店について次からご紹介します。長野のソウルフードを一度ぜひ食べてみましょう。

最初に紹介する牛乳パンを扱う専門店は、JR中央線にある木曽福島駅から降りてすぐにある「かねまる」です。長野でも老舗にはいる名店であり、また交通機関もすぐ近いという事も都会から来る人達の間でも行きやすい店舗でもあります。そんなかねまるさんの牛乳パンは現地でも食べることは出来ますがなんと銀座にも店を出しているそうです。忙しくて食べに行けない人は銀座にあるお店を探してみてはどうでしょうか？

このかねまるの牛乳パンの特徴はなんといってもレトロ感のあるパッケージです。今はもう見かけなくなった昭和風のレトロのパッケージに懐かしさを感じて買いに来る人も後が絶ちません。またかねまるは昭和27年に創業という地元に根付いたパン屋であり、ふんわり仕上がったパンに濃厚な牛乳クリームがたっぷり挟まっています。牛乳パンとしては大きめですが、甘味は強くもなく、ペロッと食べれるのが特徴です。

次に紹介する牛乳パンが美味しいお店は、「小布施岩崎」です。ここは観光地としても知られる小布施のお店であり、こちらのお店は栗の和菓子が有名なお店です。本来ならば和菓子屋さんといってもいい店なのですが、季節になると県内のお土産どころなどで必ずといっていいほどお菓子を販売しています。そんな和菓子を作っているお店からも長野のソウルフードである牛乳パンは作られていてます。どんな牛乳パンが紹介します。

店は木で囲まれていて入るだけで木の香りが漂る優しい感じの店ですが、昭和レトロ風の可愛い紙袋に入ったこちらの店の牛乳パンは、クリームの量が他の店よりも多めに入っています。またパンのふわふわ感が美味しくて、その上でボリューミにある濃厚なクリームの牛乳の香りがよく合っています。また濃厚なクリームはみ出しながらもどんどん食べられてしまうタイプの牛乳パンと言ってもいいです。

夏の避暑地であり、別荘地でも有名な軽井沢にも牛乳パンを作っているお店がありました！昭和35年創業という「柏屋製菓」です。軽井沢では知らない人はいないと言われている老舗の町のパン屋さんです。軽井沢の牛乳パンといえばここと言われている位有名な店であり、観光で訪れる人も必ず買う人がいるぐらいのお店なのです。店舗も昭和風のパン屋さんで思わず懐かしい感じに吸い込まれるように入っていってしまいます。

この店で売られている牛乳パンは、オーソドックススタイルの牛乳パンです。パッケージは昭和レトロ風の可愛いパッケージで、クリームは他の店程濃厚でなく、薄めではありますが、逆に甘味がしっかりしているクリームでもあります。量もこれぐらいなら丁度いいという人もいます。牛乳パンは夏場はクリームが解ける為に都会での製造はなくなりますが、軽井沢では作っていますしまた冬にも店をあけてやっている珍しいパン屋さんです。

次にご紹介する牛乳パンを売っているお店は「モンドウル田村屋本店」です。パン屋さんではあるのですが、地元のスーパーにも自社のパンを卸しているお店でもあり、その場合はビニールのパッケージに入ったもので売っていますが、お店のキャラクターとして描かれている昔懐かしいレトロ風のキャラクターなので、スーパーに並んでいたら思わず手に取ってしまいそうなパッケージでもあります。他にもいろんな種類のパンがあります。

そんなモンドウル田村屋さんの牛乳パンの特徴としてパンがふんわししていて厚みがあるのですが、肝心のクリームは下の方にあるというパンに重点を置いている牛乳パンを売っているお店です。また明治38年創業をしている店であり、パンと菓子の製造メーカーとして有名です。場所はJR滑津駅から、降りてしばらく歩いたところにあり、交通機関を使う方が早いぐらいすぐ近いお店でもあります。牛乳パン以外のパンも美味しいです。

次にご紹介する牛乳パンが買えるお店は、長野県の塩尻にある「ナカムラ」です。画像のような看板を出している通り、パンはすべて手作りで行われています。また店の中でもパンの名前の所がマーカー表示されている事で見やすいとも話題を呼んでいます。牛乳パンはもちろんですがデニッシュ系のパンやいろんなパンも美味しくて牛乳パンだけ買うのはもったいないパン屋さんです。こちらも袋はレトロ風で思わず手が出てしまいます。

そんなナカムラさんですが、次に紹介する中村パン店とは違う店なので注意してください。ナカムラの牛乳パンはしっとりした生地が特徴の牛乳パンです。もちろん、ふわふわしたエアリーなのは他のお店のパンとも同じですが、そこにさらにしっとり感がプラスされている感じが美味しいパンで頂く事ができます。中の濃厚クリームはほどよい量の為に女性などかも食べやすいと話題を呼んでいる牛乳パンです。パッケージの牛が特徴です。

次にご紹介する牛乳パンを売っているお店は「中村屋パン店」です。上で紹介したナカムラとは別の店なので間違えないように気を付けてください。こちらは信州中野駅から徒歩10分程度にある街中のパン屋さんです。実はここのパン屋さんには有名なパンがあります。頭脳パンと呼ばれるパンが有名だそうです。どんなパンかはぜひ直接店にいって食べてみてくださいね。牛乳パンと並ぶぐらい地元では大人気なパンだそうです。

そんな有名なパンを扱っていますが、もちろん牛乳パンも作っています。濃厚で奥深いクリームに自信があるお店で、牛乳パンのクリームも奥深い甘さとバターの香りがパンとよく合ってベーシックな昭和の昔ながらの懐かしい味を体験することが出来ると言われている位美味しいのです。もちろん他のパンも同じぐらい美味しいと言われています。しかし濃厚なクリームからバターの香りがするのは珍しいタイプです。ぜひ食べてください。

次にご紹介する牛乳パンを売っているお店は「清水ベーカリー」です。こちらは車がないといけない場所にはあるのですが、高山温泉郷などに向かう道すがらで出会える牛乳パンとして話題を呼んでいます。若いご夫婦が経営しているパン屋さんですが、地元では人気のあるパン屋さんです。また牛乳パンももちろん扱っておられますが、車がないといけないので、ぜひレンタカーをして買いに行ってみてもいいかもしれません。

お店の看板は木で作られている看板なので他の店と違い分かりやすいかと思います。そんな優しい雰囲気があるお店の牛乳パンはレトロなビニールパックに包まれた牛乳パンという王道スタイルです。またパンの生地ややしっとり系でふわふわした食感と濃厚だけどクリームの甘さを、しっとりとした生地がうまくまとめてくれています。またパンの焼き目のついた表面もしっとりとしているのでパンというよりはお菓子の様に食べれます。

次にご紹介するのは長野市にある「小林製菓舗」というお店です。長野市内にあるので、比較的行きやすい所にある店です。和菓子も作っているお店でもありますが、牛乳パンも当然扱っています。また牛乳パンの種類も豊富で、珈琲牛乳パンというものも作っています。牛乳パンはもちろんですが、顧客に人気があるのはどちらかというとちょっと癖のある珈琲牛乳パンの方の様です。では一体その珈琲牛乳パンとはどんなパンかご紹介します。

牛乳パンも珈琲牛乳パンもパンはとても歯切れ良く、口溶けも良いそうです。珈琲クリームが苦くて食べれないのかと思えば、パンにも独自の味付けをしていて、外皮の茶色の部分はより強くわかりやすい苦みにもなっていることからこれが大人の苦みを演出しているそうです。いずれにせよ、このトンガリ方が印象に残っていて牛乳パンももちろんですが、珈琲牛乳パンを買い求めるリピーターも多く来るそうです。癖のある牛乳パンです。

最後に紹介するパン屋は牛乳パンの老舗といえばここと言われるぐらい有名な「小松パン店」です。創業は大正時代という老舗中の老舗の店であり、また場所は松本にあります。JR北松本から歩いて15分ほど、松本市役所より少し南側にあるパン屋です。地元でも愛され続けていますが、長野の牛乳パンを生んだ大元と言ってもいいぐらい語る上では決して外すことが出来ない牛乳パンをはじめとしたパンを売っているお店でもあります。

老舗であり牛乳パンの大本でもある所の牛乳パンは、袋を持つと型崩れしそうなふわふわさと、ずしっとした重みを感じるクリームが特徴的なパンです。もちろん重みの正体は挟まっている濃厚な牛乳クリームです。ここの牛乳パンは全体的に牛乳が強くてすっきりした甘味であります。その為に、牛乳パンは大人気で売り切れてしまう事もしばしばあるので買いに行くならば朝の早い時間に買いにくのがおすすめです。

また地元で愛されている老舗のパン屋さんでは、他にもかなり多くの種類の惣菜パンや菓子パンを売っています。牛乳パンの老舗であり、美味しいだけではなく語る上で外すこともできないと言われているだけの名店でもあります。またどれも大ぶりなのが特徴で、いい意味で昭和っぽいパンであり、おおらかさも感じるお店です。松本市内は観光地もあるのでぜひ観光がてらに買ってみるのもいいかもしれません。

ここまで長野のソールフードである牛乳パンについて色々ご紹介しました。いつも長野へは観光だけをすることが多かったけど、よくみたらいつも行く観光地の近くに牛乳パンを扱っている店もあるんだなという新発見ができ、また長野への観光をしたくなります。長野県民のソールフードでもある牛乳パンですが、長野県内では20軒程度しか作られいません。ここには乗せられなかったいくつかの店もあります。ぜひ探してみてください。

牛乳パンって店によって味が違います。店舗ごとにそれぞれの牛乳パンの味があり、ぜひ食べ比べてみるのもいいかもしれません。そんな牛乳パンを知ることで長野への観光もますます楽しくなるのは間違いありません。

牛乳パンを最初に作ったと言われている店にいくのもいいですし、アクセスがやや不便な所にあるけれど美味しい牛乳パンの店にいくのもおすすめです。20軒程度しかないそうなので意外と調べてみれば牛乳パンの店舗ツアーなども組んでもいいかもしれません。店によって牛乳パンの味は様々なので、ぜひ食べ比べをするのもいいでしょう。今まで知らずにいた人これをきっかけにまた長野への観光コースに入れてみましょう。