セロリを使ったサラダの人気レシピ集！シャキシャキ食感で簡単・美味しい作り方

最近では各地で栽培され、通年食す事が出来るようになったセロリですが、もともとセロリは外国からやってきた野菜でした。加藤清正が江戸時代に日本に持ち帰ったとされ、「清正にんじん」と呼ばれていた頃もありました。その独特なにおいや味から、当時はあまり日本では普及しなかったようですが、欧米の料理の普及と共に人気が出るようになり日本でも栽培されるようになったとされています。

いまではスーパーの野菜コーナーで通常販売されているセロリですが、最近では様々な種類のセロリが販売されています。よくスーパーで見かけるセロリはコーネル系と言われる茎の太い種類です。欧米ではスープや煮込み料理などにも使われるセロリですが、ここではもっとも簡単なレシピとしてセロリを活用したサラダレシピをご紹介していきます!まずはセロリの栄養をご紹介します！

まずは、セロリの栄養価についてご紹介します。セロリには独特のにおいがありますが、臭いの元である栄養が「アピオイル」や「アピイン」などの精油成分で、精神を落ち着ける効果があるとされています。またキャベツにも含まれるビタミンU（キャべジン）も含まれており、胃腸の粘膜の修復や胃酸を抑える効果があるとされています。

また、セロリは体の中の不要な塩分を排出する効果があるとされるカリウムを多く含んでいる事がわかっています。新鮮なセロリの見分け方としては、セロリは鮮度が落ちてくると葉の部分が黄みがかかってくるので、セロリの葉の部分がより緑の物を選ぶと良いとされています。海外からの輸入のセロリはほとんどが鮮度を保つため葉の部分が落とされた状態で販売されています。

そのため、葉のついたセロリのほとんどが日本産であると考えて良いようです。最近では永野や静岡をはじめ福岡などでも盛んにセロリの栽培が行われているので、季節を問わずに新鮮なセロリを味わう事が出来るようになってきました。栄養価が高く、ダイエットや健康維持に活用できるセロリはじわじわと人気を伸ばしています。では、セロリの栄養価を活かしたサラダのレシピの前に、正しいセロリの保存方法をご紹介します！

最近ではデトックススープやサラダダイエットなどで重宝されているセロリのカロリーはどのくらいなのでしょうか。セロリ100ｇあたりのカロリーはおおよそ15キロカロリーといわれています。数値からもとてもカロリーが低い事がわかりますが、海外ではピクルスなどの漬物のような調理方法やサラダのほか煮込み料理にもよく登場します。そんな低カロリーな野菜、セロリですがサラダをダイエットとして取り入れる場合の注意点があります。

それはドレッシングの存在です。いくらセロリのカロリーが低いとはいえドレッシングには油を多く含んでいるものも多いので、ドレッシングによってはカロリーが高くなってしまうことも懸念されます。サラダとして食物繊維も多く、カロリーも低いセロリですが、その独特のにおいや味を苦手とする人にとっては特にドレッシングの使いすぎなどにも注意が必要です。

まずは、セロリの正しい保存方法についてご紹介します!正しい保存方法を知って、新鮮で美味しいサラダを食べたいですね！セロリは購入したらなるべく早く「葉」と「茎」の部分を切り離しましょう。葉が付いた状態のままで保存してしまうと、野菜は収穫された後も生きているので葉の部分に栄養を送ろうとしてしまい、水分などが奪われていってしまいます。

茎と葉を切り離したらそれぞれビニール袋などに入れて冷蔵で保存しましょう。冷凍保存も可能ですが、食物繊維の多いセロリは解凍するとしゃきしゃきとした食感が無くなってしまうので、サラダレシピにセロリを活用したい場合は冷凍保存はおすすめしません。出来るだけ新鮮なセロリでサラダレシピを楽しみたいですね。

どうしても食べきれない場合はセロリも冷凍保存も可能です。ただし、事前に細かく切っておくなどして調理しやすい状態で保存しましょう。冷凍したセロリは生食にするには食感が失われてしまうので、スープに活用したりスムージーなどの野菜ジュースに活用するなど工夫してみましょう。せっかく購入した新鮮な野菜を無駄なく使いたいですね！

セロリに含まれる栄養についてご紹介しましたが、実際にセロリサラダを食べる事で得られる効果はどのような物があるのか気になります。食物繊維が豊富なセロリは女性の中でも悩みの種である「便秘」の解消に効果があるとされています。セロリの食物繊維は「不溶性」という種類の食物繊維なので便のかさを増やす効果があり便通を良くしてくれるそうです。

また、セロリの独特の臭いの元である精油成分は精神を和らげ安定させる効果があるとされています。また、セロリに含まれるビタミンKは血液の流れをよくしたり、止血効果もあります。血管や骨を強くする効果もあるので、セロリサラダを食べる事で様々な効果が期待できます！

セロリをサラダで楽しむなら、気をつけておきたい事があります。セロリの下処理の方法です。臭いの強い野菜は害虫が付きにくいため農薬を使わずに栽培する事が可能な物が多い中で、セロリは栽培に多くの時間がかかるため、害虫が付きやすいのだそうです。そのため、農薬を使って栽培される事が多いため、セロリの中の「残留薬物」が多いとされています。

セロリの下処理としては、購入してからすぐにサラダなどのレシピに活用するのではなく茎と葉の部分を切り離したら1～2分流水で洗い流し、600ミリリットルの水に大さじ1の酢水を作り5分ほどさらした後洗い流し、その後セロリの筋を処理していきます。筋の取り方は動画でご紹介しておきます！ちょっとした手間ではありますが、安全に美味しくセロリをサラダなどのレシピに活用するためにも一手間かけることをおすすめします！

セロリ同様、食物繊維が豊富といわれているレタスのとセロリのサラダをご紹介します。セロリに比べレタスは味も強くないのでどんな味付けでも相性が良い野菜です。ここではそんなレタスとセロリのサラダに合うドレッシングも合わせてご紹介します。まずはセロリとレタスの処理方法です。セロリは下処理を済ませて筋もとっておきましょう。その後は食べやすいように好みの大きさにカットします。レタスは水洗いをしたら食べやすい大きさにカットします。

食べやすい大きさにカットしたらセロリとレタスを混ぜ合わせます。サラダはこれで完成です。シンプルにたまねぎのドレッシングなどでも合いますが、ポン酢などのさっぱりとしたドレッシングもおすすめです。シンプルにごま油と酢を1,5対1の割合で作ったナムル風のドレッシングもおすすめです。シンプルな味付けで秋の来ないシンプルなセロリのサラダになります。食物繊維が豊富に摂取できますね！

セロリとトマトの簡単なサラダレシピをご紹介します。セロリはトマトのような酸味のある野菜とも相性がよいです。セロリは下処理を済ませてトマト同様好みの大きさでカットしてください。切り方は格子切りにしても見た目がカラフルでおしゃれですね。簡単に好みの大きさにカットしたらセロリとトマトを混ぜ合わせます。セロリの茎の部分と葉の部分両方を遣うとより鮮やかなサラダになりますね！

お好みできゅうりなどを混ぜてサラダにしても食感が楽しめておすすめです。こちらのセロリとトマトのサラダに合うドレッシングはシンプルにポン酢とオリーブオイルとレモン汁を2対1対0.3の割合で混ぜたシンプルなドレッシングがおすすめのレシピです。さっぱりとしたさわやかなサラダレシピです。暑い季節や食欲の無いときに簡単なサラダをさっぱりと頂きたいですね！

脂肪をほとんど含まないことでダイエットなどに活用する人が多い鳥のささみをとセロリの簡単なサラダをご紹介します。ささみの栄養素はたんぱく質です。鶏肉の中ではだんとつの栄養価になります。そんな低カロリー高たんぱくなささみを使ったサラダのレシピです。ささみはボリュームがあってピンク色の物を選びましょう。

ではささみとセロリのサラダのレシピです。作り方は簡単です。大人3人分で、セロリ1本、ささみ2本を使用します。ささみはお酒を振りかけてラップをかけ500ワットのレンジで3分ほど加熱します。セロリは筋などを取る下処理を行い切り方は食べやすい大きさにカットしましょう。

味付けは簡単です。マヨネーズ大さじ2、粒マスタード大さじ1、レモン汁小さじ1、砂糖小さじ1/2を混ぜておきます。ドレッシングを混ぜ合わせたらささみとセロリと一緒に混ぜ、塩コショウで味を調えましょう。酒のつまみにしたい場合は、豆板醤を小さじ1/2入れるのもおすすめです。ヘルシーでボリュームのあるささみとセロリのサラダをぜひお試しください。

ツナとセロリのサラダの簡単レシピをご紹介します。ツナは缶詰で販売されているものを使いましょう。ツナとは主にビンナガマグロやキハダマグロを使用したものをツナといいます。最近はマグロを使用したツナ缶も多く販されています。そんなツナ缶ですが、主な栄養素はたんぱく質や記憶力の回復や認知賞の治療にも使われるDHAやEPAが含まれています。ツナが浸っている油にもツナの栄養が含まれているので活用したいですね。

油っぽいのを好まない人はツナの油を切って作るのも簡単でおすすめです。まずはレシピに必要な材料です。大人3人分でツナ缶1缶、セロリ1本を使用します。まずはツナ缶と食べやすい大きさに切ったセロリを混ぜます。セロリの切り方は自由ですが、味が馴染みやすいように写真のような切り方がおすすめです。セロリは下処理をきちんと行って使用しましょう。ツナ缶はノンオイルの缶でも良いですね。

セロリは葉の部分にもたくさんの栄養が含まれているので、葉の部分も使用しましょう！ツナとセロリのサラダはマヨネーズとポン酢がおすすめです。お好みの濃さで味付けをしてみてくださいね！お好みでからしを少し入れて大人のサラダの味付けもおすすめです。シンプルな組み合わせですが、ツナ缶の旨みがしっかりするサラダを作る事ができます！

続いてご紹介するのはきゅうりとセロリのサラダレシピです。きゅうりの栄養素としてはビタミンCなどが含まれますが、非常に低い値です。カロリーもほとんどない野菜なのですが、どの素材とも相性が良い性質を活かしてサラダなどに活用される事が多いです。そんなきゅうりとセロリのサラダレシピです。きゅうりの切り方は食べやすくドレッシングが馴染みやすいように細めになるような切り方がおすすめです。

食感を残したい人は大きめになるような切り方をするようにすると良いでしょう。切り方次第で食感の違いを楽しむことができるのでお好みの切り方で作ってみましょう。材料は大人4人分でセロリ1本きゅうり２本がおすすめです。味付けは鰹節とマヨネーズでシンプルに味付けするのがおすすめです。お好みで黒コショウなどを混ぜても美味しいです！

セロリときゅうりの組み合わせで他の味付けのサラダをご紹介します。きゅうりは中華味の味付けと良く合います。まずは中華風サラダのレシピです。大人二人分できゅうり1本セロリ1本です切り方は大きめにの切り方をして食感を楽しむのもよいですし、細い切り方をしても味がよく馴染んでおすすめです。

きゅうりとセロリの組み合わせも中華味に良く合うのですが、味付けは酢が大さじ１、ごま油が大さじ2、砂糖が小さじ1でした。アクセントに白ゴマを振り掛けるのもおすすめです。材料を混ぜるだけの簡単さもサラダの良いところですね。味が馴染むように冷蔵庫で10分ほど寝かせるのがおすすめです。

続いておすすめしたいのはたことセロリとたこのサラダです。たこの栄養価からご紹介します。たこは高たんぱく、で低カロリーというダイエットなどにおすすめの食材です。たこに入っているタウリンは動脈硬化を予防する効果が高いため、近年は動脈硬化を予防するのに有効な食材として注目されています。また、たこの栄養は油との相性が良いので、ドレッシングとの相性が良いことがわかりました。

たことセロリのサラダの簡単な作り方をご紹介します。切り方は簡単にざく切りや格子切りでも美味しくいただけます。大人3人分でたこ100ｇ、きゅうり1本、セロリ1本です。味付けはたこと相性が良いオリーブオイルを使用します。オリーブオイル大さじ1、レモン汁大さじ1、塩小さじ1/2です。好みの切り方をしたセロリとたこをドレッシングと混ぜるだけで地中海風のおしゃれなサラダを簡単に作る事ができます！

続いてはセロリとナンプラーを合わせたサラダです。ナンプラーとはタイの魚醤でいわしを大量の塩でもみこんで、いわしの内臓が発酵して出来る醤油のようなものです。たんぱく質が豊富に含まれたタイの調味料で、タイ料理には欠かせない調味料として日本でも様々な料理のアクセントに活用されています。

セロリは好みの切り方で材料も好みです。おすすめはもやしやわかめがナンプラーとの相性が良いようです。またかにカマなども味が馴染みやすくおすすめです。では大人3人分の材料です。材料はせろり1本、もやし2袋です。調味料はナンプラー大さじ１、ごま油大さじ1、レモン汁大さじ１、砂糖と塩が小さじ1になります。

アクセントに塩こんぶを入れるのもおすすめですが、その場合は塩分が多くなってしまいます。ナンプラーは塩気の強い調味料ですので、塩昆布をサラダに使用するときはナンプラーの量を調節してください。酒のつまみなどにもおすすめです。えのきなどのきのこ類をプラスしても美味しいそうです！

いかとセロリのサラダをご紹介します。まずはいかの栄養ですが、いかにはたんぱく質やりんが豊富に含まれています。いかに含まれるたんぱく質は消化がよく、消化器系へのあ負担が少ないたんぱく質であることがわかっています。また、いかに含まれるりん抗酸化作用があり、生活習慣病の予防や老化防止にもよいとされています。ではいかとセロリのサラダの作り方を簡単にご紹介します！

いかとセロリのサラダは夏野菜とも相性がよいのでとトマトやオクラなどを加えるのもおすすめです。まずは大人2人分でセロリ10グラム、いか1杯、オクラ3本、夏野菜や大根やにんじんなどの野菜もお好みで入れてみてください。これらは好きな切り方でかまいません。ドレッシングは酢大さじ2、白味噌大さじ1お好みでからしも良く合います。

サラダというとドレッシングを思い浮かべますが、白味噌などの日本古来の調味料もセロリのサラダによくあいます。ぜひお試しください。また、夏野菜は体を冷やす効果があるものも多いので味噌などの発酵食品を積極的に取り入れてバランスよく摂取するようにしましょう。

セロリとモッツァレラチーズのサラダレシピをご紹介します。まずはモッツァレラチーズの栄養価からご紹介します。モッツァレラチーズは実はカロリーが低いのをご存知でしたか？シンプルな味わいのチーズですが、熱をくわえるとととろけるような口どけと濃厚な味わいがくせになります。高たんぱくな他、ビタミンやアミノ酸なども豊富に含まれている食材になります。

では簡単な作り方をご紹介します。お好みでトマトなどとも相性がよいので取り入れてみてくださいね。またえびなどの魚介類も一緒に入れても美味しいですよ！それぞれを好みの切り方で準備します。あとはドレッシングと混ぜるだけの簡単調理です。材料はお好みで、ドレッシングは大人2人分でマヨネーズ大さじ2と1/2、レモン汁小さじ1、生クリーム大さじ1になります。後は塩コショウで味を調えましょう。とても簡単なのでぜひお試しください！

セロリとチーズの相性はとても良いのでモッツラレラ以外にもプロセスチーズなどを加えてみるのもおすすめです。しかしやはり高たんぱくでありながら低カロリーのモッツァレラチーズはこくがありワインなどとの相性もよいため女性にも人気の食材です。人を招いての食事に1品などにも見栄えが良いのでおすすめのサラダになります！

セロリを使った野菜を多く摂取できるサラダについてまとめてきました。野菜にはたくさんの栄養がありますが、そんな野菜の中でもセロリの栄養素は最も有名な食物繊維をはじめ、ビタミンＣなども多く含む野菜であることがわかりました。セロリは独特の味と臭いも特徴的ですが、その臭いも栄養素の特性でアピインやセネリンという精神を落ち着かせてくれる効果もあるようです。

また、その他にもセロリにはキャベツに多く含まれる事で知られているビタミンＵ（キャべジン）も多く含まれており、この栄養価は胃の粘膜の修復などの効果も期待できる栄養です。食物繊維が豊富で栄養価も高いセロリは欧米では煮こみ料理などにも多く取り入れられていますが、ここでは最も簡単なサラダレシピをご紹介しました。

また、セロリは臭いのきつい野菜ですが栽培二時間がかかるため多くの農薬が使われる事が多い野菜なので調理の際はしっかりとした下処理をおすすめします。サラダには高たんぱくなささみや、魚介との相性もとても良い野菜なので多くの食材と一緒にサラダとして調理してみてください。胃腸にも優しい野菜として二日酔いなどにもおすすめです。ぜひお試しください！