鱈のホイル焼きは簡単絶品！包んで焼くだけの人気で美味しいレシピをご紹介

「今夜は何にしよう？」と毎日の献立に頭を悩ます方は多いと思います。家族のために、自分のために、栄養バランスをきちんと取りながら、短時間でおいしい料理を作りたい、という気持ちはあるけど、どうにも頭が働かない、という時だってありますよね。そんな時のお助けレシピがホイル焼きです。文字通り材料をアルミホイルで包んで蒸し焼きにするだけの簡単レシピなのに、見た目が華やかなので手抜きに見えないのがポイントです。

ホイル焼きは基本どんな具材を入れてもおいしくいただけますが、中でもおすすめは鱈です。鱈は、ホイル焼きにするとふわふわ食感になって、ほろほろと口の中でほどけるほど絶品に仕上がります。しかも、味付けやソースを変えるだけでバリエーションが豊富にできるので、頻繁に食卓に出しても飽きにくいのが魅力です。そんな鱈のホイル焼きにはうれしいメリットがたくさんあるので、紹介していきます。

鱈のホイル焼きのレシピはとっても簡単です。必要な具材とアルミホイルを用意したら、包んで蒸し焼きにするだけです。時間のないときにだってすぐに作れますし、誰でも失敗知らずで作れるので子供にお手伝いを頼むこともできるほどです。アルミホイルでしっかりと包むので、焦がしたり、崩れたりといった料理につきものの失敗の心配もありません。鱈のホイル焼きは時間をかけず、簡単に作りたい時にうってつけのレシピです。

キャンプで食べるじゃがいものホイル焼きは誰からも人気でとてもおいしいですよね？あれは、じゃがいもをホイルで包んで焼くことで中が蒸し焼き状態になって、旨みや香りを逃さないからです。鱈のホイル焼きも同様で、アルミホイルの中に鱈本来の旨味をしっかりと閉じ込めることで、短時間で驚くほどおいしく仕上がるんです。アルミホイルを開けた時にふわっと立ち上る香りだけでご飯何杯でも食べられそうなほど絶品です。

鱈のホイル焼きは少ない油量で調理することができるため、とてもヘルシーです。一般的なムニエルやソテーは大量の油やバターを使うので、カロリーが気になるという方も多いと思いますが、その点ホイル焼きは低カロリーです。実際のカロリーで言うと、鱈のホイル焼きは133kcalなのに対し、鱈のムニエルは175kcalとなっています。同じような味付けで50kcal以上も差があるので、ダイエット中の方にもおすすめです。

焼き魚をつくろうと思ったら、フライパンやグリルを使って調理することになるので、いろんな道具が必要です。その度洗ったり、拭いたりと面倒がつきまといますが、鱈のホイル焼きの場合は、アルミホイルで具材を包み込んでいるのでフライパンもお皿も汚れず、洗い物も少なく済み、食べ終わったらポイッと捨てるだけ。鱈のホイル焼きはおっくうな後片付けが必要ないので、食後にゆっくりとお茶を飲む時間すらできてしまいます。

いま話題の作り置き。鱈のホイル焼きも朝や時間があるときに具材をアルミホイルに包むところまで済ませておくと、働くママも、会社帰りの人も、夜帰ってフライパンに入れるだけであっという間に1品完成します。鱈のホイル焼きの中に野菜やきのこなどの具材をたっぷり入れておけば、気になる栄養バランスもクリアできます。鱈のホイル焼きは作る人にとっても食べる人にとってもいいことづくめのレシピです。

さて、ここからは鱈のホイル焼きの人気レシピを紹介していきます。1品目は、絶品チーズの鱈のホイル焼きです。子供からも大人気のチーズを使ったみんなが笑顔になるレシピです。時間も短時間でさっと完成します！用意する材料は2人分で鱈２切れ、玉ねぎ1/4個、にんじん5cm、ピーマン1個、塩こしょう少々、とろけるチーズ1枚、バター10gです。

レシピは、鱈に塩胡椒で下味をつけます。玉ねぎ、にんじん、ピーマンは細切りにします。アルミホイルに鱈をのせ、野菜をのせ、塩胡椒をかけます。上からチーズ、バターをのせ、舟形にし、アルミホイルをとじます。鱈のホイル焼きをフライパンにならべ、水を50mlいれ、中火で蓋をし、15分蒸し焼きにしたら完成です。お好みでレンジで加熱したじゃがいもを加えてもおいしくいただけます！

鱈のホイル焼きの中で、ごはんが進むおかずNO.1のレシピが鱈のバターしょうゆホイル焼きです。香ばしいバター醤油の香りが食欲をそそります。一人暮らしの方もぱぱっと時間もかからず作れるので、ぜひお試し下さい。材料は2人分で鱈2切れ、玉ねぎ1/2個、えのき1/4袋、バター10g、しょうゆ小さじ2、酒小さじ2です。

レシピは、玉ねぎとエノキは食べやすい大きさに切っておきます。鱈は塩コショウで下味をつけておきます。アルミホイルに玉ねぎ、鱈、エノキの順に並べます。鱈一切れにつき、バターとしょうゆ、酒の半量をかけて、その上にバターも半量ずつ乗せます。アルミホイルは隙間のないようにして閉じます。フライパンに水100mlを入れ、鱈のホイル焼きを並べ10分ほど蒸して、水がなくなってきたら出来上がりです。

ガッツリと濃厚な鱈のホイル焼きが食べたいという方に人気なのが、鱈の味噌マヨネーズホイル焼きです。マヨネーズのコクと、味噌の香りが引き立ったレシピで、白いご飯と一緒に食べると何とも言えないおいしさです。材料は2人分で、鱈2切れ、まいたけ1パック、玉ねぎ1/4個、液体味噌大さじ1、マヨネーズ大さじ1、みりん小さじ1、酒小さじ1となっています。

レシピは、液体味噌、マヨネーズ、みりん、酒はあらかじめよく混ぜ合わせておきます。まいたけは食べやすい大きさに、玉ねぎは薄切りにします。アルミホイルの上に玉ねぎ、鱈、まいたけの順に乗せ、味噌マヨネーズソースをかけ、アルミホイルをしっかり閉じます。フライパンに鱈のホイル焼きを乗せ、フタをして弱火で10分蒸し焼きにしたら出来上がりです。きのこはしめじ、えのきなどをミックスしてもおいしいですよ。

とにかく時間がない方、料理が苦手な方におすめなのが、めんつゆを使った鱈のホイル焼きです。味付けの失敗知らずで、簡単においしく決まる魔法のようなレシピ。時間がないときに覚えておくと困ったときにも活躍します。材料は2人分で、鱈の切り身2切れ、まいたけ1/2袋、玉ねぎ/4個、3倍濃縮のめんつゆ大さじ2、塩コショウ適量、バター20g、水50cc、万能ねぎ適量を用意してください。

レシピは、まいたけは石づきを除き手でほぐし、玉ねぎは薄くスライスしておきます。鱈は塩コショウで下味をつけておきます。アルミホイルの上に玉ねぎ、タラの切り身、まいたけを乗せたらめんつゆをのせ、上からバターを乗せたらしっかり包みます。フライパンに水、アルミホイルで包んだタラの切り身を入れ、沸騰してから20分弱火で加熱したら出来上がりです。お好みで万能ネギをちらしていただきましょう！

鱈の白色、パプリカの赤、ズッキーニの緑がイタリアの国旗のようなカラフルで色鮮やかなホイル焼きのレシピです。見た目も華やかなので、野菜や魚が苦手な子供からも人気でパクパク食べてくれますよ。短時間で作れる点も魅力です。材料は鱈2切れ、ズッキーニ1/2本、赤パプリカ1/2個、レモン、塩こしょう、オリーブオイル適量を用意します。

鱈の白色、パプリカの赤、ズッキーニの緑がイタリアの国旗のようなカラフルで色鮮やかなホイル焼きのレシピです。見た目も華やかなので、野菜や魚が苦手な子供からも人気でパクパク食べてくれますよ。材料は鱈2切れ、ズッキーニ1/2本、赤パプリカ1/2個、レモン、塩こしょう、オリーブオイル適量を用意します。

鱈のホイル焼きをイタリア料理の人気メニューアクアパッツア風に仕上げたアイディアレシピです。たっぷり入れた野菜から適度な水分が出て、旨みたっぷりのたらのホイル焼きになりますよ。時間もかからず簡単にできるのに、ちょっぴり豪華な献立が完成します。材料は2人分で、タラの切り身2切れ、プチトマト6個、玉ねぎ、キャベツ、マッシュルーム、バター、オリーブオイル、しょうゆ、コンソメ顆粒、酒適量です。

レシピは、タラの切り身と食べやすく切った玉ねぎ、キャベツ、マッシュルームをアルミホイルに並べ、上からバター、オリーブオイル、しょうゆ、コンソメ顆粒、酒で調味します。アルミホイルの口をしっかりとじたら、水を張ったフライパンにホイルを入れて蒸し焼きにし、鱈と野菜に火が通ったらできあがりです。にんにくの臭いが気にならない方は、にんにくも一緒に入れるとさらに香りがたかくなって美味しいですよ。

たんぱくな味わいの鱈に、ベーコンときのこを合わせて食べごたえのある献立に仕立てました。消化がよく、免疫維持にも欠かせないタンパク質を豊富に含む鱈は、風邪気味で食欲がないときにもおすすめのメニューです。材料は4人分で鱈4切れ、こしょう少々、玉ねぎ1個、しめじ1パック、ベーコン2枚、白ワイン大さじ2、バター30g、レモン4切れ、パセリのみじん切り少々です。

レシピは、鱈にこしょうをふります。玉ねぎは1cmの厚さの半月切りにし、しめじは石突きを除いて小房に分けておきます。ベーコンは1cm幅に切っておいてください。アルミホイルに玉ねぎ、鱈の順にのせ、まわりにしめじを置き、ベーコンを散らします。白ワインをふりかけ、バターをのせて蒸気が逃げないように包みます。フライパンで弱火で10分ふたをして蒸し焼きにします。仕上げにレモンを添え、パセリをちらしたら完成です。

鱈のホイル焼きをあっさりとした和風に仕上げたレシピです。食欲のないときや、高齢の方にも喜ばれる味付けになっています。材料は2人分で、鱈2切れ、塩コショウ適量、玉ねぎ1/4個、しめじ1/3パック、にんじん1/8本、絹さや4枚、ゆず1個、酒適量です。レシピは、鱈はペーパータオルなどで水をふき、両面に塩､こしょうをふって下味をつけ、5分おいておきます。にんじんは花型で抜き、筋を取った絹さやとともに塩ゆでにします。

しめじは石づきを取って小房に分けておきます。アルミホイルの上に、玉ねぎの薄切りを2等分にして並べ、鱈、にんじんとしめじを等分に添え、酒小さじ１ずつをふりかけます。アルミホイルをたたんで端を閉じて包み、フライパンに並べ、湯１カップ弱を注いでふたをし、中火で8分蒸し焼きにする。皿に盛ってアルミホイルを開き、絹さやを飾り、半分に切ったゆずを添えたら出来上がりです。

鱈のホイル焼きに、薬味たっぷりの中華ソースをかけていただくアレンジレシピです。香り高い香味ソースが味の決め手。ごはんのおかずにはもちろん、お酒のアテにもぴったりです。材料は4人分で、鱈4切れ、玉ねぎ1/4個、白髪ネギです。香味ソースの材料は酒大さじ1、砂糖、鶏ガラスープの素小さじ2、酢大さじ1、味付けポン酢大さじ3、みりん大さじ1、生姜のすりおろし1片、にんにくのすりおろし1/2片、ごま油適量です。

レシピは、アルミホイルの中央に玉ねぎの薄切りを敷き、塩コショウで下味をつけた鱈を乗せます。酒をふりかけアルミホイルの口をしっかり閉じて包み込みます。200℃に温めたオーブンで20分加熱します。皿に盛り付けたらアルミホイルを開き、白髪ネギをたっぷり盛り付け、上からアツアツに熱したごま油と、よく混ぜた香味ソースを回しかけたら完成です。おもてなしにも喜ばれることうけあいです。

鱈のホイル焼きにポテトクリームをのせたおしゃれなアレンジレシピです。ポテトクリームは時間のあるときに作っておくと、短時間で完成しますよ。材料は2人分で鱈2切れ、小麦粉、バター、オリーブオイル、しめじ1/3パック、サラダほうれん草2束、マヨネーズ、粉チーズ適量、じゃがいも4個、バター20g、牛乳100cc、塩コショウ適量です。

レシピはまずポテトクリームを作ります。じゃがいも4個は皮をむいて2cm角にカットし、ボウルにラップをしてレンジで7分加熱し柔らかくしておきます。じゃがいもが熱いうちにフードプロセッサーにじゃがいも、バター、牛乳、塩コショウを入れてペースト状にします。次に鱈に塩コショウをかけ、小麦粉をつけてフライパンで焼き色がつくまで軽く焼きます。白ワインを回しかけフタをして弱火で蒸し焼きにします。

アルミホイルの上にサラダほうれん草を乗せ、マヨネーズを適量かけます。その上に鱈を乗せ、しめじを乗せたら、塩コショウを軽くかけ、ポテトクリームをのせます。スプーンで表面をならし、粉チーズをかけて舟形に形を整えます。グリルで粉チーズにこんがりとや黄色がつくまで焼いたら完成です。なめらかでとろけるような舌触りのポテトクリームと、ふわふわの鱈が絶品で、子供からも大人からも人気が集まりそうです。

時間もかからず簡単に作れるのに、おいしくて栄養もあって、後片付けもラク、とうれしいことがいっぱいの鱈のホイル焼き。シンプルな調理法だからこそ、味付けや具材次第でバリエーションも豊富に作れるので、たびたび食卓に出せそうですね。今日は食事を作る気力もないという時は、紹介したレシピを参考に作ってみてください！あまりにも手軽においしくできるので、手放せなくなるレシピになること間違いなしですよ！