2022年10月12日公開
2024年05月26日更新
ホワイトアスパラガスは生で食べられる?特徴やおすすめレシピ5選も紹介
生で食べるイメージがあまりないホワイトアスパラガスですが、生で食べることができる特徴があります。ここでは、特徴や旬の時期に加え、ホワイトアスパラガスを使ったレシピを紹介します。ホワイトアスパラガスを生で食べてみたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
「ホワイトアスパラガスは、生だと食べられないのかな?」
「グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスって味の違いはあるの?」
「ホワイトアスパラガスの色々なレシピが知りたい」
ホワイトアスパラガスと言うと缶詰をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
このように、生のホワイトアスパラガスが手に入ったとき、そのまま食べられるのか、どんな料理を作ったらいいのかと悩む方もいるでしょう。
この記事では、生で食べられるアスパラガスの特徴とホワイトアスパラガスを使ったレシピを紹介します。
生で食べられるアスパラガスの特徴を知っておくことで、料理のレパートリーが広がるでしょう。
アスパラガスの特徴を押さえて、美味しい料理を作ってみてはいかがでしょうか。
ホワイトアスパラガスってどんな野菜?
ホワイトアスパラガスは、グリーンアスパラガスと同じ品種の野菜です。育て方が異なり、グリーンアスパラガスは日に当てて育てますが、ホワイトアスパラガスは、日に当てずに育てることで白く育ちます。
ホワイトアスパラガスは、グリーンアスパラガスよりも食感が柔らかく、甘みがあり、青臭さがないのが特徴です。
産地や旬
アスパラガスの主な産地は、北海道と佐賀や熊本などです。特に北海道は、収穫量や出荷量が多いアスパラガスの産地として有名です。
アスパラガスは主に4月下旬~6月中旬が旬になります。ホワイトアスパラガスは、春先が特に甘みも強いのでぜひ食べてみてください。
アスパラガスは生で食べられる?
アスパラガスは、加熱して食べるのが一般的ですが、新鮮であれば生で食べることが可能です。
ただし、スーパーで販売されているアスパラガスは収穫から2~3日経過している物が多いため、生で食べるのは不向きです。鮮度が落ちたアスパラガスは、甘み、旨味、食感が損なわれていくため、生で食べても美味しくありません。
ここでは、ホワイトアスパラガスと紫アスパラガスは生でも食べられるかについて、解説していきます。
ホワイトアスパラガスの場合
ホワイトアスパラガスも、グリーンアスパラガスと同様で新鮮な物に限り、生で食べることができます。グリーンアスパラガスより青臭さがなく甘みも強いので、ぜひ一度生で食べてみてはいかがでしょうか。
紫アスパラガスの場合
紫アスパラガスも、新鮮な物に限り生で食べることが可能です。紫色の色素はポリフェノールの一種であるアントシアニンによるものですが、加熱すると流出してしまい緑色に変色してしまいます。鮮やかな紫色を楽しむなら、柔らかな穂先を生のままサラダなどで食べると良いでしょう。
生で食べられるアスパラガスの見分け方
アスパラガスは新鮮な物であれば生でも食べることはできますが、購入する際にどんなポイントに注意すれば良いのでしょうか。ここでは、新鮮なアスパラガスを見分けるポイントについて紹介します。
鮮やかな色をしていて茎が太い
アスパラガスは、太さに対する繊維の量が変わらないため、購入する際は太いアスパラガスを選ぶと良いでしょう。太いと育ちすぎて硬いのではと思う方もいるでしょうが、細いアスパラガスは繊維が集中しているため歯ざわりが良くありません。
また、緑や白などの色が綺麗なアスパラガスを選びましょう色が綺麗な物は、柔らかく美味しいアスパラガスの証拠です。
穂先が閉まっていてハカマが正三角形
次のポイントは、穂先とハカマを見ます。
穂先は、固くよく締まっていてハリがある物が新鮮です。
次にハカマですが、茎の部分にある三角形の葉っぱのような部分のことを指します。このハカマは数が少ない方が柔らかく、綺麗な正三角形をしている物ほど新鮮で美味しい証拠です。
切り口がみずみずしくて真っすぐ
新鮮なアスパラガスは、茎の部分を折ると切り口が真っすぐになります。また、切り口がみずみずしい物ほどより新鮮です。切り口が真っすぐにならず、みずみずしくない物は古い証拠なので、購入する際は切り口をよく見て選びましょう。
アスパラガスの下ごしらえの方法
アスパラガスを美味しく食べるためには、下処理が重要です。
まず、アスパラガスの切り口を2~3mm程度切り落とします。切り口は乾燥しているので少し切り落とすと良いでしょう。
次に、アスパラガスの皮を剥いていきます。グリーンアスパラガスの場合は、穂先の部分と根元の部分を持ってしならせ、折れそうなところから下の部分の皮をピーラーで剥いてください。ホワイトアスパラガスの場合は、穂先以外の皮は全て剥きましょう。
茹でる場合は、グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスで茹で方に違いがあります。
グリーンアスパラガスの場合は、根本を30秒程度茹でてから全体を入れて、1分程度蒸し茹でにすると美味しく茹で上がります。
ホワイトアスパラガスの場合は、柔らかく茹でるのがおすすめです。煮立ったらホワイトアスパラガスの根本から茹で始め、少ししたら全体を入れて8分~10分程度茹でることで柔らかなホワイトアスパラガスの出来上がりです。
アスパラガスの保存方法
アスパラガスは、日に当たると生長して硬くなる性質を持っているため、常温保存や温度が高めに設定されている野菜室での保存は適していません。3~5日以内に食べるのであれば、濡れた新聞紙に包み、ビニール袋に入れて立てた状態で冷蔵保存すると鮮度を保てるでしょう。
3~5日以内に食べきれない場合は、冷凍保存がおすすめです。ここでは、アスパラガスの冷凍保存方法について詳しく説明します。
冷凍保存の仕方
アスパラガスは、生のままでも、下茹でしてからでも冷凍保存することが可能です。
まず、冷凍保存をする前に上述で説明した下ごしらえを行います。
生のまま冷凍保存する場合の保存期間は、3週間程度です。保存方法は、4本程度まとめてラップで包み、フリーザーバックに入れて冷凍保存してください。
下茹でしてから冷凍保存する場合の保存期間は、1カ月程度です。保存方法は、沸騰したお湯にアスパラガスを入れて1分30秒程度茹でてください。よく粗熱を取ってから、4本程度まとめてラップで包み、フリーザーバックの空気をできる限り抜いてから冷凍保存します。
ホワイトアスパラガスのおすすめレシピ5選
それでは、実際にホワイトアスパラガスを使って料理を作ってみましょう。以下のレシピを参考に、ホワイトアスパラガスを美味しく食べましょう。
1:『焼き野菜と牛肉のBBQ炒め』佐賀県産ホワイトアスパラ使用♡
ホワイトアスパラガスと一緒に、ブロッコリーやカボチャなどの色鮮やかな野菜とお肉でBBQ炒めを作りましょう。みずみずしいホワイトアスパラガスと一緒に炒めることで、ご飯が進むメインのおかずの出来上がりです。
市販の焼き肉のタレに一手間加えることで、簡単に美味しいBBQソースを手作りすることができます。
2:『ホワイトアスパラガスと厚切りベーコンのペペロン炒め』
時間のないときや、おかずが1品足りないときに手早く作ることができるレシピです。ホワイトアスパラガスとベーコンを切ったあと、調味料と炒めるだけで簡単にできるペペロン炒めは、お酒のおつまみにもピッタリな料理です。
3:ホワイトアスパラガスと生ハムの小悪魔カルパッチョ
ホワイトアスパラガスと生ハムで、お洒落なカルパッチョを作ってみてはいかがでしょうか。ホワイトアスパラガスの甘みと生ハムの塩味にシーザー風ソースが合わさって、抜群の美味しさです。
加熱調理は電子レンジだけなので、簡単に作ることができます。
4:ホワイトアスパラガスと鶏むね肉のケチャップ炒め
ホワイトアスパラガスを使って、お弁当のおかずに「ホワイトアスパラガスと鶏むね肉のケチャップ炒め」を作ってみてはいかがでしょうか。鶏むね肉とブロッコリーが入っているのでボリューム満点です。
味付けも簡単でケチャップや砂糖などなので、アスパラガスが苦手な子どもでも食べてくれるでしょう。
5:ホワイトアスパラのとろとろカルボナーラ仕立て
「ホワイトアスパラのとろとろカルボナーラ仕立て」は、ホワイトアスパラガスと卵のまろやかなうま味がよく合うのでおすすめです。こってりとしたカルボナーラの味は、主菜としても満足できる1品になります。
簡単に作ることができるのでぜひ作ってみてください。
生で食べられるホワイトアスパラガスを見分けよう
生で食べられるアスパラガスの特徴と、ホワイトアスパラガスを使ったレシピを紹介しました。
生で食べられるアスパラガスは、新鮮な物のみです。新鮮なアスパラガスの見分け方を覚えてサラダなどで食べてみてはいかがでしょうか。ホワイトアスパラガスを使うことで、サラダの彩りも華やかになることでしょう。
新鮮なアスパラガスを選ぶことで、加熱した料理もより美味しくなります。新鮮なアスパラガスを選んで美味しい料理を作りましょう。