2022年06月03日公開
2024年06月05日更新
きのこダイエットは1週間で痩せる?やり方や効果効能・注意点も
きのこダイエットは1週間で痩せるのか解説します。きのこダイエットのやり方や、ダイエットに適したきのこの種類も紹介!効果効能や実際にきのこダイエットを実践した人の口コミ、注意点とカロリーが低いおすすめレシピも参考に1週間実践してみてください。
目次
きのこダイエットは1週間で効果が出る?
カロリーが低くヘルシーなきのこは、ダイエットに最適な食材です。きのこを使ったきのこダイエットは、早ければ1週間ほどで効果が現れるといわれています。
本記事では、具体的なきのこダイエットのやり方や、ダイエットにおすすめのきのこの種類を詳しく紹介します。きのこダイエットの効果効能や、実際に実践した人の口コミも参考にしてください。
きのこダイエットにおすすめの、低カロリーなレシピも紹介します。1週間きのこを食べても飽きないよう、レシピをぜひチェックしてください。
きのこダイエットのやり方
きのこダイエットは、正しいやり方をすれば1週間ほどで効果が現れ始めます。1週間で痩せることができれば、イベントや特別な日にも間に合うでしょう。具体的なやり方を解説するので、まずは1週間挑戦してみてください。
きのこダイエットで痩せる理由
きのこには多くの種類がありますが、どれもカロリーが低いのが特徴です。さらに低糖質で食物繊維が豊富であるため、ダイエットに適しています。
きのこの約90%は水分ですが、残りは食物繊維、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれています。中でも、痩せると注目されているのが、キノコキトサンという成分です。
キノコキトサンはきのこ特有の成分で、脂肪の吸収を抑え、体脂肪を減らす効果があるといわれています。最近研究が進められている成分で、肥満改善効果があって痩せると注目されています。
キノコキトサンとは、植物性キトサン、βーグルカン、複合糖質など、きのこの成分からなるダイエット・メタボリックシンドローム対応素材です。
やり方①食材をきのこに置き換える
摂取カロリーより消費カロリーを多くすることができれば、痩せることができるでしょう。カロリーが高い食材をきのこに置き換えれば、摂取カロリーを無理なく抑えることができます。
食材をきのこに置き換えるだけで、カロリーだけでなく、糖質も大幅に減らすことができます。置き換える食材に決まりはないため、パスタや肉などの食材の代わりに使用してみてください。
全てきのこに置き換えるのではなく、半量代えるだけでも効果はあります。1週間で効果を出そうと無理をすると、栄養バランスが崩れたり、食べ飽きる可能性もあります。自分に合ったやり方で、置き換えしてみましょう。
やり方②食前にきのこを食べる
食事の一番最初にきのこを食べると、食物繊維の効果で血糖値の急上昇を防げます。さらに、歯応えのあるきのこをよく噛むことで、満腹中枢を刺激して、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
ダイエット効果を高めるためには、早食いしないことが重要です。時間をかけてしっかり噛むことで、脳が満腹感を感じることができます。
やり方③きのこでかさ増しする
カロリーはそのままで食事の量を増やしたい時は、きのこでかさ増ししましょう。いつもの食事にきのこをプラスすることで、ボリュームが出て満足感がアップします。
スープや味噌汁にきのこをたっぷり加えたり、炒め物に加えるのもおすすめです。ボリュームが出るだけでなく、きのこの旨味が加わって料理も美味しく仕上がります。きのこは年中、安定して安く購入できるため、1週間無理なく続けられるのもポイントです、
きのこダイエットにおすすめの種類
低カロリー、低糖質でヘルシーなきのこですが、その中でも、きのこダイエットに特におすすめの種類を5つ紹介します。それぞれの特徴を知って、1週間きのこダイエットに活かしましょう。
種類①まいたけ
まいたけには、MXフラクションという特殊な成分が含まれています。MXフラクションには、腸のぜんどう運動を促し、余分な脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。
食事で摂取した脂肪だけでなく、すでに蓄積されている脂肪にも効果があるため、効率良く痩せることができるでしょう。さらに、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪の分解を促し、代謝をアップさせる効果もあります。
MXフラクションは水と熱に弱いため、きのこダイエットに取り入れる際は、煮物や汁物に活用するのがおすすめです。
種類②えのき
クセがなく、シャキシャキした食感が楽しめるえのきも、きのこダイエットにおすすめです。えのきには、グアニル酸という成分が豊富に含まれています。
グアニル酸には体内の老廃物を排出する作用があり、便秘解消効果や肌荒れ改善効果が期待できます。また、糖質の代謝をサポートするビタミンB1が、きのこの中でも特に多く含まれているのが特徴です。
攪拌して煮詰めたえのき氷は、ダイエットに効果的だと話題になりました。まとめて作って冷凍ストックしておけば、手軽にきのこダイエットに利用できて便利です。
種類③マッシュルーム
マッシュルームはきのこの中でも、特にカロリーが低い種類です。マッシュルーム1個のカロリーは、わずか1kcalしかありません。料理にうまく取り入れれば、美味しくダイエットできるでしょう。
さらに、むくみ予防に効果的なカリウムも豊富です。体内の余分な水分を排出してくれるため、むくみに悩む人はマッシュルームを取り入れてみましょう。
種類④しめじ
しめじには、脂肪燃焼効果が期待できる、オルニチンという成分が含まれています。オルニチンは成長ホルモンを促し、代謝を促進する作用もあります。
また、歯応えがあるため、しっかり噛むことで満足感を得やすく、料理に取り入れることでダイエット効果も高まるでしょう。食感を楽しめるため、煮込み料理や炒め物など、幅広いレシピに活用できます。
種類⑤しいたけ
しいたけは食物繊維が豊富なため、お腹の調子を整える効果があります。お腹の調子を整えることで、便通が良くなるだけでなく、肌荒れ解消効果も期待できます。
しいたけには、エリタデニンという栄養成分も豊富です。エリタデニンには、コレステロールを排出する作用があり、健康維持にも一役買ってくれます。また、カルシウムの吸収に必要なビタミンDも、豊富に含まれています。
きのこダイエットの効果効能
きのこダイエットには、どのような効果効能があるのか解説します。きのこダイエットを実践することで、痩せるだけでなく健康に嬉しい効果も期待できます。きのこダイエットで得られる、5つの効果効能をチェックしていきましょう。
効果効能①脂肪の燃焼を促し溜まりにくくする
きのこに含まれるキノコキトサンは、きのこ特有の成分です。キノコキトサンには、脂肪の吸収を抑え、さらに体外へと排出する効果もあります。
中性脂肪を減少させ、内臓脂肪を落ちやすくする効果もあるため、きのこダイエットをすることでメタボ予防にもなります。体脂肪率が気になる人も、きのこダイエットを実践すると良いでしょう。
効果効能②整腸作用
きのこダイエットをすることで、食物繊維を無理なくたっぷり摂取することができます。きのこは特に、水に溶けない不水溶性食物繊維が豊富です。
不水溶性食物繊維には、便秘改善効果や老廃物を排出させるデトックス効果もあります。腸内環境が整うことで、肌荒れを改善する効果も期待できます。便秘はダイエットの大敵です。きのこダイエットで腸内環境を整え、痩せる体質へ改善していきましょう。
効果効能③腹持ちが良くなる
きのこは食物繊維が豊富で腹持ちが良いため、美味しく食べて無理なく痩せることができます。きのこの種類によって、さまざまな味や食感が楽しめ、1週間きのこダイエットを実践しても飽きることはないでしょう。
しっかり噛むことで満腹感を感じやすく、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。きのこは和洋中、どのような料理にも合うため、1週間いろいろなレシピに取り入れてみてください。
効果効能④血糖値の急上昇を抑える
血糖値が上がりやすい料理を空腹時に食べると、血糖値は急上昇します。血糖値を下げるためにインスリンが分泌されますが、インスリンには糖分を脂肪に換えて体内に蓄積させる働きがあるのです。
血糖値が急上昇するとインスリンは大量に分泌されるため、その分、余分な脂肪が蓄積されやすくなります。さらに、インスリンによって血糖値が急降下すると、脳は逆に糖分を欲します。
そのため、食欲が抑えられなくなり、食べ過ぎにつながる恐れもあるのです。きのこダイエットは血糖値の急上昇を抑えるため、無理なく健康的に痩せることができるのです。
また、舞茸に多く含有されている「βグルカン」や「キノコキトサン」などの食物繊維は、小腸で糖が吸収されるのを抑制し、血糖値の上昇を抑えたり脂質代謝の改善作用もあるといわれているのです。
効果効能⑤むくみ予防
きのこにはカリウムが豊富に含まれているため、むくみを解消する効果があります。むくみによって体内の水分量が増えるため、太っていなくても体重が増えることもあります。
女性はホルモンの影響でむくみやすく、水分を溜め込みやすい状態になります。ダイエットをしても体重が減らない人は、むくみが原因かもしれません。そのような場合は、きのこダイエットを実践して、体内からむくみの原因を取り除くと良いでしょう。
きのこダイエットの口コミと注意点
きのこダイエットを実践した人の、口コミを紹介します。きのこダイエットを1週間行うための、注意点も参考にしてください。
きのこダイエットの口コミ
きのこダイエットを実践した人は、早い場合には1週間ほどで効果が現れ始めているようです。きのこダイエットを続けた人の多くは、飽きないよう調理も工夫している人が目立ちます。
1週間以上続けている人も多く、さまざまなレシピできのこダイエットを実践しているようです。肉巻きやパスタの具材にするなど、かさ増しにきのこを取り入れている人も多くいます。
また、えのき氷ダイエットやまいたけダイエットなど、特定のきのこを取り入れている人も多いようです。きのこによって栄養成分が違うため、自分に合った種類を取り入れると良いでしょう。
口コミ
きのこダイエットを始めて
— 各駅マッシュ 坂井きのこ (@dokosoko_kinoko) August 17, 2019
1ヶ月半が経ち
体重−8.3Kg 落ちました!!!
きのこってさぁ
本当すごい‼️‼️‼️#毎日菌活 #きのこダイエット #健康になりながら痩せれる pic.twitter.com/9qqN3bSUiK
#デロデロるる'sキッチン
— 山田るる 73.1kg (@yamadalulusr400) May 26, 2022
きのこダイエット最終日
カレーきのこ鍋
お通じよすぎるから明日の体重はかるの楽しみ✨ pic.twitter.com/e304xTZHlO
きのこダイエットで−6Kg落ちました!
— 各駅マッシュ 坂井きのこ (@dokosoko_kinoko) July 22, 2019
あと4Kg!!
燃えろ脂肪ー!!!おらぁあ!#毎日菌活 #痩せるし体に良いし得しかない #えのきの豚バラ巻き pic.twitter.com/PHoC6esIzZ
注意点①食べ過ぎない
きのこダイエットは簡単で、効果が高いダイエット方法です。しかし、きのこを大量に食べれば、その分痩せるというものではありません。きのこは食物繊維が豊富なため、食べ過ぎることで胃腸に負担がかかる可能性もあります。
食物繊維には整腸作用がありますが、摂りすぎると、逆に下痢や便秘になることもあります。1日100gを目安に、多くても200g程度に留めておきましょう。
また、きのこばかり食べるのは、健康的ではありません。きのこダイエットを実践する際は、栄養が偏らないよう食事内容にも注意してください。
注意点②油や調味料を使いすぎない
きのこダイエットを1週間続けるためには、飽きないよう食べ方にも工夫が必要です。きのこを調理する際は、調味料や調理方法に注意しましょう。
天ぷらやフライなどは、きのこダイエットには向きません。また、塩や醤油、ドレッシングなど調味料のかけすぎにも要注意です。
きのこは生食すると、食中毒の恐れがあります。マッシュルームは生食できますが、それ以外のきのこは、しっかり加熱してください。
きのこダイエットに適したおすすめレシピ
きのこダイエットを1週間実践するためには、調理方法にも工夫が必要です。きのこダイエットに適した、おすすめレシピを紹介します。ぜひ、参考にしてください。
きのことツナのオーブン焼き
<材料>
- しめじ…1パック
- まいたけ…1パック
- ツナ缶…1缶
- オリーブオイル…小さじ1
- 生クリーム…200ml
- 粉チーズ…30g
- 卵…1個
- 塩コショウ…適宜
<作り方>
- ボウルに生クリームと粉チーズと卵と塩コショウを入れて混ぜます。
- しめじの石づきを取り、手でほぐします。
- フライパンにオリーブオイルを敷いて、きのこを炒めます。
- きのこがしんなりしたらツナ缶を加えてさらに炒めます。
- 耐熱皿に(4)と(1)を入れます。
- 200度に予熱したオーブンで10〜15分加熱したら完成です。
グラタンは糖質量が高く、ダイエット中は食べない方が良い料理です。しかし、このレシピは、全て糖質の低い食材を使用しています。生クリームを使用しているため、低糖質でも満足感があります。
きのこスープ
<材料>
- しめじ…1パック
- まいたけ…1パック
- エリンギ…1パック
- ベーコン…100g
- ニンニク…1片
- 玉ねぎ…1/2個
- 水…700ml
- 小ネギ…適宜
- オリーブオイル…大さじ3〜4
- コンソメキューブ…1〜2個
- 料理酒…100ml
- 塩…適宜
<作り方>
- きのこは石づきを切り、食べやすい大きさにします。
- 鍋にきのこを入れて、オリーブオイルをかけます。
- きのこを混ぜて油を絡ませます。
- きのこに触らず、弱火で5分焼きます。
- 5分経ったらひっくり返し、さらに5分焼きます。
- さらに5分経ったら強火で焦げ目をつけ取り出します。
- 鍋にオリーブオイルをしき、ベーコンを炒めます。
- ニンニクを炒め香りが立ったら、玉ねぎを加えます。
- 玉ねぎがしんなりしたら、きのこを戻しいれます。
- 鍋にコンソメ、料理酒を加え、蓋をして蒸し焼きにします。
- 5分ほどしたら水を加え、塩で味をととのえたら完成です。
きのこダイエットに最適な、旨味たっぷりなスープのレシピです。きのこの美味しさを最大限引き出すために、じっくり加熱するのがポイントです。低温で加熱し、最後は高温で焼き目をつけましょう。
きのこキャベツメンチ
刻んだキャベツとえのきを加えて、かさ増ししたメンチカツです。ヘルシーですが食べ応えがあり、満足感を得られるでしょう。野菜嫌いな子供にも、食べやすいメニューです。
炒めきのこの和風サラダ
葉物野菜のサラダに飽きた時は、ぜひきのこをプラスしてみましょう。じっくり炒めたきのこを加えることで、旨味も食べ応えもアップします。ドレッシングも手作りすることで、よりヘルシーに仕上がります。
きのこたっぷり牛丼
たっぷりきのこを加えた牛丼は、コクがある味付けでご飯が進みます。肉の量が少なくても食べ応えがあるため、節約にもなるお得なレシピです。簡単に作れるため、ランチにもおすすめです。
きのこダイエットに1週間挑戦してみよう
きのこダイエットは1週間で痩せるといわれていますが、効果には個人差があります。1日の適量を守り、無理なく進めていきましょう。
また、適度な運動も取り入れながら、栄養バランスの良い食事を摂ることでリバウンドしにくくなります。おすすめレシピも参考に、きのこダイエットを実践時てみてください。