2022年03月25日公開
2024年11月20日更新
オートミールを食べ続けるメリットとは?デメリットや食べるポイントも
オートミールを食べ続けるとどうなるのか解説します。オートミールを毎日食べ続けることによるメリットや、便秘などのデメリットを紹介します。ダイエット効果や、食べ続けた結果得られる効果も詳しく説明!食べるときのポイントも載せているため、ぜひ参考にしてください。
目次
オートミールを毎日食べ続けるとどのような効果がある?
最近では、ダイエットや健康のために、オートミールを食事代わりに使う人が増えています。体に良いといわれるオートミールですが、毎日食べ続けるとどのような効果があるのでしょうか?
本記事では、オートミールを食べ続けることによる、メリットとデメリットを解説します。1日の適量や上手な食べ方も紹介しているため、しっかりとチェックしておきましょう。
オートミールを食べ続けるメリット
メリット①栄養をバランスよく摂取できる
栄養バランスを考えながら、毎日献立を考えるのは大変です。しかし、オートミールを食べることで、簡単に栄養バランスを整えることができます。
オートミールには食物繊維をはじめ、カルシウム、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2などが豊富に含まれています。手軽に食べることができるため、毎日の朝食に取り入れるのがおすすめです。朝に栄養をしっかりとることで、1日を活動的に過ごせます。
メリット②腸内環境が改善される
オートミールには、食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のどちらとも豊富で、腸内環境の改善に効果的です。
食べ続けることで、便秘が解消されることもあります。日頃から食物繊維が不足しがちな人は、ぜひ毎日の食事にオートミールを取り入れてみてください。
オートミールは不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が豊富で、どちらも腸に良い効果を与えることで、腸内環境を良くしてくれる成分です。食物繊維が豊富なオートミールを食べることで、結果的に便秘になりにくくなったり、便秘の改善効果が期待できます。
メリット③ダイエット効果がある
オートミールはカロリーが低いだけでなく、食後の血糖値が上がりにくい食材でもあります。そのため、食べ続けても太りにくく、ダイエット中の食事にぴったりです。
また、腹持ちが良いため、食べすぎを防ぐこともできます。実際にダイエットに成功した人も多く、その効果の高さがわかります。
メリット④集中力がアップする
食後の血糖値が急激に上がると、眠気に襲われることがあります。急上昇した血糖値を下げるためにインスリンが分泌され、血糖値が一気に下がるためです。
血糖値が急降下すると眠くなったり、集中力が途切れてしまったりします。しかし、オートミールは血糖値が上がりにくい食材であるため、食後の血糖値の急降下も起こりません。
その結果、満腹になるまで食べても、集中力が途切れたり眠くならずにすみます。適度な量のブドウ糖を摂取できるため、より一層集中力をアップさせることもできるのです。
オートミールを食べ続けるデメリット
デメリット①飽きる
オートミールには、基本的には味はついていません。そのため、まずいと感じる人も多く、食べ続けることが苦痛になることもあります。まずいと感じなくても、変化のない味に飽きてしまう人も多いようです。
食べ続けて飽きてしまう場合は、他の食材を加えてアレンジするのがおすすめです。ダイエットに利用するのでなければ、甘味を加えてみても良いでしょう。飽きないように、食べ方をいろいろと工夫してみてください。
デメリット②便秘や下痢になる
腸内環境の改善に役立つオートミールですが、食べ続けると便秘や下痢になることもあります。特に、体調の悪いときや、もともとお腹が弱い人は注意が必要です。食物繊維をとりすぎた結果、便秘や下痢になる可能性が高まります。
また、その人の体質によって、オートミールとの相性が悪いこともあります。食べるたびにお腹の具合が悪くなるときは、食べる量を減らしたり、食べること自体を控えるようにしましょう。
デメリット③食べ方によっては太る
ダイエットにも使えるオートミールですが、食べ続けた結果、逆に太ってしまったという人もいます。オートミールの1食分のカロリーが低いのは、少量でお腹が満足するためです。しかし、100g当たりのカロリーで見てみると、ご飯よりも高カロリーになります。
そのため、必要以上に食べてしまうと、結果的にカロリー過多で太ってしまうことになるのです。また、シロップなどをかけて食べると、糖質のとりすぎで太ることもあります。ダイエットに利用する場合は、食べる量や食べ方に注意しましょう。
オートミールを食べるときのポイント
ポイント①適量を守る
オートミールを食べる際の適量は、1回に30g、1日で100g程度です。これ以上食べるとお腹が痛くなったり、太ってしまうこともあります。体に良い効果を得るためにも、適量を守って食べるようにしましょう。
ポイント②朝食に食べるのがおすすめ
オートミールはいつ食べても大丈夫ですが、できれば朝食に食べるのがおすすめです。オートミールを朝食べると、セカンドミール効果で、その後も血糖値が上がりにくくなります。
セカンドミール効果とは、最初にとった食事が、その後の血糖値にも影響を及ぼすことです。つまり、朝食に血糖値が上がりにくいオートミールを食べれば、1日を通して血糖値の上昇を抑えることができるのです。
また、朝食にオートミールを食べると、満足感が出て余計な間食を防ぐことができます。昼食まで我慢できずに間食をしてしまう人は、朝食をオートミールに置き換えてみましょう。
ポイント③オートミールばかり食べない
オートミールに限らず、体に良い食材でも食べすぎると体に悪影響が出ます。オートミールは栄養が豊富な食材ですが、そればかり食べ続ければ栄養バランスが偏ります。1日に1〜2食を目安とし、他の食材も食事に取り入れるようにしましょう。
ポイント④レパートリーを増やす
食べ続けると飽きてしまうときは、食べ方のレパートリーを増やしましょう。オートミールはそのまま食べるだけでなく、チャーハンやリゾットなどにアレンジすることもできます。
また、マフィンやクッキーなどの材料にしたり、おにぎりやお茶漬けに使うのもおすすめです。いろいろな食べ方が楽しめるため、お気に入りのアレンジ方法を探してみましょう。
ポイント⑤お腹の調子が悪いときは控える
お腹の調子が悪いときにオートミールを食べると、胃腸トラブルが出やすくなります。特に、冷えたオートミールは刺激になりやすく、下痢の原因ともなります。お腹の調子が悪いときは無理をせず、食べるのを控えるようにしましょう。
ポイント⑥トッピングや食べる時間帯に気を付ける
オートミールはあまり味がしないため、砂糖などの甘味料を加える人も多いでしょう。しかし、甘味料を加えて食べ続けると、糖分のとりすぎになってしまいます。ダイエットの妨げになることはもちろん、体にも良くありません。
トッピングには甘味料を使わず、バナナなどのフルーツを利用するのがおすすめです。また、オートミールにはタンパク質が含まれているため、深夜に食べると太りやすくなります。ダイエット目的で食べる場合は、できるだけ早い時間帯に食べるようにしましょう。
オートミールを食べ続けると多くのメリットがある
オートミールは栄養が豊富な食材で、食べ続けることによっていろいろな効果があります。しかし、食べすぎると体に悪影響が出ることもあるため、適量を守って食べることが大事です。食べるときのポイントを守り、上手に毎日の食事に取り入れましょう。