2022年01月31日公開
2024年11月18日更新
エピキュアーチーズはどのようなもの?購入できるのかも調査!
エピキュアーチーズとは、どのようなチーズなのかを詳しく考察しました。作り方や味、においについてもわかりやすく解説しています。また、エピキュアーチーズは通販で販売しているのかも徹底調査していますので、ぜひ参考にしてみてください。
エピキュアーチーズについて徹底紹介!
エピキュアーチーズは非常に臭いチーズで、一度嗅いだことのある人はそのインパクトを忘れることはないでしょう。しかし、臭いのを通り越して「味わい深い」といった意見もみられます。この記事では、エピキュアーチーズの特徴を掘り下げました。作り方や味の詳細も詳しくリサーチしていますので、ぜひチェックしてみてください。
エピキュアーチーズの詳細
詳細①発祥
エピキュアーチーズとはニュージーランド発祥のチーズで、3年発酵させたチーズのことを呼びます。ハード系のチーズなので、カットしやすく調理にも使いやすい食材です。冷やしすぎると形状を保てずにボロボロと崩れることもあります。
詳細②作り方・熟成期間
エピキュアーチーズの従来の作り方は牛乳を使用したチーズを缶に入れて、発酵させて作っていました。まず、缶詰内で乳酸菌を活発にさせチーズを液化させます。その際に硫化水素や炭酸ガスが出て、缶の中のガスが原因で強い臭みを発生させていました。
現在は主流のチーズ製法で作っているので、缶詰入りのエピキュアーチーズはなかなか目にすることはありません。臭みも抑えられたものもあり、包装もパックタイプで食べやすくなっています。また、熟成期間は3年といわれており、長期に渡って発酵します。
詳細③におい
エピキュアーチーズは、非常に強烈なにおいです。くさやは臭気指数1,267Auですが、エピキュアーチーズはそのくさやよりも臭気指数が高い1,870Auという数値を記録しています。また、エピキュアーチーズは世界で3番目に臭い食品といわれています。
1位はニシンを缶詰内で発酵させたシュールストレミング、2位はエイの身をツボに入れて発酵させたホンオフェです。これらの食品に続いて位置しているくらい、強烈なにおいを発しています。現在は熟成方法が改善されて、においは落ち着いたといわれています。
詳細④味
エピキュアーチーズは濃厚なコクを味わえるチーズです。また、ほかのチーズに比べて珍しく酸味を強く感じるチーズでもあります。作る過程で乳酸菌を発生させて作るからです。独特な味わいをしているので、好みは分かれます。
また、好きな人からすると美味しさのあまり、臭みは気にならないといった意見も多くあります。機会がありましたら、一度試してみる価値はありそうです。
エピキュアーチーズは購入できる?
ニュージーランドではほぼ流通していない
発祥はニュージーランドと先述しましたが、ニュージーランドではそこまで流通はしていません。一昔前のような独特な生成方法はほとんど行っておらず、パック製品で売られていることが多いからです。
現地のニュージーランドのスーパーマーケットでも、ハード系の家庭でも使いやすいエピキュアーチーズが陳列されています。缶詰タイプのエピキュアーチーズは手に入れるのは難しいでしょう。
通販で販売されている?
エピキュアーチーズは国内のスーパーマーケットはおろか、通販サイトでも販売はしていません。そのため、国内でのエピキュアーチーズの入手は、ほぼ不可能といっても良いでしょう。
通販サイトでも販売されていないので、現地のニュージーランドに行って購入するしか手段はありません。旅行に行く機会があった際には、ぜひともエピキュアーチーズをお土産に購入してみてください。
においを抑えた商品もある
大手乳業会社のフォンテラが作っているエピキュアーチーズは、従来のエピキュアーチーズで非常に臭いチーズです。しかし、現代の熟成方法で寝かしたものも市場に出回っており、そちらは臭みが抑えられています。
食べやすさもあり、後者のエピキュアーチーズのほうが多く買い求められていますが、本来の臭みを持ったエピキュアーチーズも需要があり人気です。
エピキュアーチーズはにおいが強く手に入れるのが難しい!
エピキュアーチーズはとても臭いチーズですが、一度は食べてみたいと思わせる魅力もあります。また、臭みを抑えたものも現存するので、食べ比べてみても楽しめるでしょう。
しかし、残念ながら日本国内では通販でも販売はしていないので、現地に行って購入するしかありません。今後エピキュアーチーズを食べる機会がありましたら、ぜひ堪能してみてください。