モッツァレラチーズの冷凍方法と保存期間を解説！人気のレシピも紹介

クセのないほのかなミルクの味と、弾力のある歯ざわりがおいしいモッツァレラチーズ。しかし、フレッシュチーズであるため、早く傷んでしまうのが難点です。余ったモッツァレラチーズを冷蔵庫で保存していたら、カビが生えていたということも。

この記事では、モッツァレラチーズを長持ちさせる冷凍保存についてまとめました。保存方法や保存期間、冷凍後の使い方まで解説ます。

モッツァレラチーズは、水牛の乳から作られたチーズです。熟成の工程を経ていないフレッシュチーズですので、チーズ独特のクセや臭みなどがありません。ほのかなミルク感があり、モチモチと歯触りのよい食感が人気で、チーズが苦手だけど食べられるという人も多いです。

クセがなくそのままでもおいしく食べられるので、広い使い方ができるチーズです。サラダやおつまみ、前菜など、生で食べるレシピで使えます。また、ピザやトーストに乗せて焼き、とろける食感を味わうのもおいしいです。

開封前のモッツァレラチーズは、保存液に入った状態で密封されています。使う前に冷凍保存する場合は、袋に入ったまま冷凍庫に入れて保存すると良いでしょう。小分けにする手間もかかりませんので、最も簡単な方法です。

ただし、膨張して中の水が染み出す可能性もありますので、ジップロックなどの保存袋に、モッツァレラチーズの袋ごといれて保存するのがおすすめです。冷凍庫に入れた後の保存期間は、袋に書かれている賞味期限の1ヶ月後になります。

開封後に冷凍保存する場合は、未開封時と保存方法が異なります。漬けていた保存液に再度浸けるのではなく、ザルなどで水気を切ってから保存します。水気を切った後は使いやすい大きさにカットし、一切れずつ小分けにしてラップに包んで、保存袋に入れてください。

この時、ラップで包んだ上から更にアルミホイルで包むと、水分が抜けづらく瑞々しい食感が保てます。保存袋に入れたら、しっかり空気を抜いてチャックを閉めて保存してください。開封後に冷凍保存した場合の保存期間は、約2週間程度です。段々乾燥して食感や味に影響が出てくるので、早めに使い切りましょう。

未開封のまま冷蔵で保存する場合は、そのまま冷蔵庫に入れてください。開封後に冷蔵で保存する場合は、保存液が残っていれば、保存液と一緒に清潔な器に移し替えてラップをします。タッパーや保存袋など、密閉できる容器や袋があれば、そちらに保存液と一緒に保存するのが良いでしょう。

保存液がない場合は、新しい水にひとつまみ程度の塩を入れて混ぜ、保存液を作ってからモッツァレラチーズを浸して保存します。未開封であれば、袋に記載されている賞味期限が保存期間となります。開封後は傷みやすいので、1～2日程度で使い切ってください。

賞味期限が切れたモッツァレラチーズは、味や見た目に大きな変化があります。カビが生えていたり、チーズがドロドロに溶けているような状態の場合や、食べた時に異臭がしたり、ピリッとした味や酸味がある場合は、食べずに破棄しましょう。

また、未開封の状態で袋が膨張している場合は、中で発酵が進んでいる可能性があります。食べることはおすすめしません。

冷凍させたモッツァレラチーズは、レンジで解凍すると溶けてしまうため、自然解凍で解凍しましょう。料理で使う分を冷蔵庫に移し、半日～1日かけて解凍します。時間をかけて解凍することで、食感や風味の劣化を抑えることができます。

解凍の時間がない場合は、流水にあてて解凍してください。自然解凍よりも解凍時間は短いですが、食感が落ちる可能性があります。弾力がなくなると、サラダなどの生で食べるレシピには向きませんが、ピザやトーストなどで使うことができます。

また、小分けにして保存する時に薄くスライスしておけば、凍ったまま加熱してピザなどで使うこともできます。

モッツァレラチーズを、1パック丸ごと使えるおつまみレシピです。塩麹に浸けて1晩漬け込んでおくだけでできるので、調理も簡単にです。冷凍したモッツァレラチーズを使う時は、食感が失われないよう自然解凍で解凍しましょう。

オリーブオイルとコクのある塩気、モッツァレラチーズの風味がお酒によく合います。お好みで醤油を少し加えるのもおすすめです。

解凍して弾力が落ちてしまったモッツァレラチーズは、熱を通すことでとろける食感に変わります。サクサクの衣と、モッツァレラチーズのとろとろした二つの食感が美味しいフライを、ぜひ試してみてください。大人も子供もパクパク食べられ、おやつやワインのおつまみなどに最適です。大量に作れるので、消費にも役立ちます。

衣を厚めにすることで、油の中に溶け出してしまうのを防ぐことができます。その代わり、油をよく吸うので、油切りはしっかりとやりましょう。

コストコの冷凍モッツァレラチーズは、1kgで1,860円とコスパの良い大容量タイプです。1個5gの小粒で、使いたい分だけ使えます。また、最初から冷凍されているので、賞味期限も約1年と非常に長いです。たっぷり使いたい人や、少しずつ長く使いたい人におすすめです。チャックがないので、密閉できる袋に移し替えて使うと良いでしょう。

カルディの冷凍モッツァレラチーズは、保存液ごと冷凍されたモッツァレラチーズです。100gで約300円と、スーパーで販売されている冷蔵品と同じくらいの価格で購入できます。賞味期限は袋に記載されていますが、1ヶ月以上は持ちます。

冷蔵品を冷凍して解凍すると風味が落ちますが、カルディの冷凍モッツァレラチーズは、解凍しても風味や弾力そのままです。加熱しても、サラダやカプレーゼなどで食べても美味しく食べられます。

花畑牧場は、キャラメルやチーズなどを手掛ける北海道の牧場です。通販サイトで販売されている冷凍モッツァレラは、使いやすいようにスライスされた大き目のモッツァレラチーズです。カプレーゼやピザなど、さまざまなレシピにたっぷり使えます。賞味期限は製造から1年間と長めですので、少しずつ長く使うこともできます。

業務用の冷凍モッツァレラは、1kgで2,400と非常にコスパも良いです。送料がかかりますが、他の商品と抱き合わせで税別9,800円以上購入すると、送料を無料にできます。

モッツァレラチーズは傷みやすいチーズですが、冷凍をしておくことで、使い切れなかった場合でも保存期間を延ばすことができます。解凍して使う時は、風味や弾力が少し落ちていることがあるので、使い方を工夫してみてください。冷凍保存を上手く利用して、モッツァレラチーズを上手く使い切りましょう。