山椒の実を使った佃煮の作り方を紹介！保存方法やアレンジレシピも！

ピリッとした辛さと豊かな風味が人気の山椒の佃煮は、お店でもよく目にする人気商品です。市販の商品で手軽に楽しむこともできますが、山椒の実が手に入った時は家で手作りしてみるのも良いでしょう。

本記事では山椒の佃煮の基本レシピや、おすすめの人気アレンジレシピをまとめました。炊く時のポイントや保存法なども紹介しているので、家で手作りする時の参考にしてください。

【材料】

• 山椒の実 500g
• 濃口醤油 180g
• 上白糖 40g
• 酒 600g

1. 山椒の実を水の中で揉んで汚れを取り、ひと晩置いておきます。
2. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、1を入れます。
3. 沸騰したら弱火にして、1時間以上下茹でします。
4. ザルに上げて流水で冷まします。
5. 4をボウルに入れてたっぷりの水を加え、1日以上さらします。
6. 5と酒を鍋に入れて蓋をし、アルコールが飛ぶまで火にかけます。
7. 鍋に醤油と砂糖を加え、中火で20分ほど煮詰めます。
8. 7をバットに取り出し、冷ましたら完成です。

山椒の佃煮は少し下ごしらえが面倒ですが、丁寧に下ごしらえすることでエグミのない美味しい佃煮を作ることができます。下ごしらえがしっかりされていないと、エグミだけでなく辛みも強くなってしまいます。水にさらす時間が長いほど辛みも抜けるので、辛さをマイルドにしたい時は長めに水に漬けておくようにしましょう。

山椒の実を炊く時は調味料が焦げ付きやすいので、こまめにかき混ぜながら煮詰めるようにしましょう。汁気が少なくなってきたら、少し弱火にすると焦げ付きにくくなります。煮詰め加減によって味が変わってくるので、味見をしながらお好みの加減で火を止めるようにしましょう。

山椒の佃煮が出来上がったら、保存する前にしっかりと冷ますようにしましょう。冷めたら清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で保存します。冷蔵庫に入れておけば、2〜3ヶ月は保存しておくことができます。もっと長期間保存したい時は、冷凍保存することも可能です。

冷凍する場合はジッパー付きの保存袋に入れて空気を抜き、平らにして凍らせましょう。冷凍であれば状態が良ければ1年は保存が可能ですが、どうしても冷凍庫を開閉するたびに質が劣化してしまいます。美味しい状態のまま食べるためにも、できるだけ早めに消費するのがおすすめです。

【材料】

• ちりめんじゃこ 200g
• 山椒の佃煮 適量
• A 醤油 50cc
• A 酒 50cc
• A みりん 50cc
• A 砂糖 大さじ1/2
• 白ごま 適量

1. ちりめんじゃこをフライパンで乾煎りします。
2. Aをボウルに入れて混ぜ合わせておきます。
3. フライパンに佃煮とAを入れて混ぜ合わせます。
4. 香りが立ったら1を入れて、弱火でゆっくり煮詰めます。
5. 白ごまをかけて混ぜたら完成です。

ちりめんじゃこを使って、ご飯のお供に最適な副菜を作ってみてはいかがでしょうか？ちりめんじゃこはあらかじめ乾煎りしておくことで、食感が良くなると同時に味も染み込みやすくなります。作り置きしておくこともできるので、多めに作って毎日のご飯に活用しましょう。

牡蠣と山椒の佃煮は相性が良く、一緒に使うことで旨みの強い絶品パスタを作ることができます。すでに辛みがあるので、にんにくと赤唐辛子は少なめに使うようにしましょう。

牡蠣は焼きすぎると身が縮んでしまうため、味が絡んだらすぐに火から下ろすのが美味しく作るポイントです。ピリッとした辛さが人気のパスタで、お酒のおつまみにもおすすめです。

山椒の佃煮は下処理が少々面倒ですが、作り方自体はとてもシンプルで簡単です。保存期間も長いので、一度に大量に作っておくこともできます。基本レシピを参考に自分好みの味に仕上げたら、ご飯のお供や他の料理に活用してみましょう。