2022年06月20日公開
2024年06月20日更新
生そばの賞味期限切れは食べられる?見分け方や正しい保存方法も
生そばの賞味期限切れは食べられるか解説します。生そばの賞味期限はどのくらいか、期限切れの商品は食べられるか詳しく説明!傷んだときの見分け方や、美味しく食べ切れる消費レシピもまとめています。冷凍保存など、日持ちさせられる正しい保存方法も紹介します。
目次
生そばの賞味期限切れは食べられるかを解説
生そばは、そば本来の美味しさを味わえますが、乾麺に比べて賞味期限が短めです。気づいたときには、賞味期限が切れていることもあるでしょう。
本記事では、賞味期限切れの生そばは食べられるか解説します。期限が切れる前に消費できる、おすすめの使い切りレシピも紹介します。
生そばの賞味期限
賞味期限の定義
賞味期限とは、その食品を美味しく食べられる期間のことをいいます。スナック菓子や缶詰めなど、比較的傷みにくい食品に記載されています。しかし、賞味期限が切れたからといって、必ずしも食べられないとは限りません。
それほど日数が過ぎていなければ、問題なく食べられることがほとんどです。しかし、記載されている賞味期限は、正しく保存した場合に限ったものです。保存状態が悪かった場合は、期限内でも傷んでしまうこともあります。
また、一度開封したものも、賞味期限は関係なくなります。開封すると劣化しやすくなるため、すぐに食べ切るようにしましょう。
一方、消費期限は賞味期限と違い、その食品を安全に食べられる期間のことです。こちらは期限が切れると傷む可能性が高いため、期限内に食べ切ることが大事です。
生そばの賞味期限は?
生そばの賞味期限は、他の麺に比べて比較的短いです。商品によっては賞味期限ではなく、消費期限が設けられているものもあります。手打ちそばの店で売られているような生そばは、おおむね消費期限が記載されています。
その消費期限も1〜3日程度と、かなり短期間です。しかし、スーパーで販売されている生そばは、1〜2週間程度の賞味期限が記載されています。スーパーの生そばは保存料などが入っていて、日持ちしやすいためです。
生そばは種類によって日持ち期間が異なるため、記載されいている日にちをしっかり確認しましょう。ちなみに、半生そばの賞味期限は90日程度で、乾麺の賞味期限は1年ほどです。水分が少なければ少ないだけ、日持ち期間も長くなります。
生そばの賞味期限切れはいつまで食べられる?
賞味期限が切れてから1〜2日までが目安
生そばは水分が多く傷みやすいため、賞味期限切れのものは日持ちしません。食べられたとしても、期限が切れてから1〜2日程度が限度です。
ただ、保存状態によっては、傷んでいる可能性もあるため、食べる前に状態を確認するようにしましょう。消費期限が設定されている生そばは、期限が切れたら食べないほうが無難です。
生そばが腐ったときの見分け方
生そばが腐っているかどうかは、茹でたときに最もわかりやすいです。腐った生そばは、茹でると赤く変色する特徴があります。茹でたときに色が変わったものは、食べないで処分しましょう。
また、腐敗が進むと、カビが生えたり異臭がすることもあります。ドロドロと溶けてしまった生そばは、完全に腐っている状態です。これらの異変が表れたら、絶対に食べないようにしましょう。
生そばの正しい保存方法
保存方法①冷蔵
生そばは、冷蔵保存が基本です。そばに打ち粉をして、保存容器か木箱に入れましょう。生そばの上からキッチンペーパーや手ぬぐいをかけて、霧吹きで軽く湿らせます。フタをしたら、野菜室で保存しましょう。
生そばは乾燥すると、茹でたときに麺が切れやすくなります。そのため、冷蔵庫に入れるときは、乾燥しないようにすることが大事です。
正しく冷蔵保存した生そばの賞味期限は、1〜3日程度です。商品によっては、1〜2週間日持ちするものもあります。
保存方法②冷凍
生そばを日持ちさせたいときは、冷凍保存するのがおすすめです。冷凍するときはそばを1食分ずつに分け、それぞれをキッチンペーパーで包みます。その上からさらにラップで包み、ジッパー付きの保存袋に入れましょう。
この状態で冷凍庫へ入れれば、1ヶ月は日持ちさせることができます。冷凍した生そばは、凍ったまま茹でることが可能です。自然解凍したいときは、野菜室に移してゆっくり解凍させましょう。
茹でた生そばも保存が可能
一度茹でた生そばも、保存しておくことができます。1食分ずつラップで包み、ジッパー付きの保存袋に入れましょう。冷蔵保存だけでなく、冷凍保存も可能です。冷凍するときは、平らにならしてから保存するのがポイントです。
食べるときは再び茹でる必要はありますが、長時間茹でるとコシがなくなります。一度常温に戻し、茹で時間を短くするようにしましょう。
冷凍保存の場合は、常温に戻す前に冷蔵庫で自然解凍をしてください。解凍してから常温に戻すことで、結露を最小限に抑えられます。茹でた場合の賞味期限は、冷蔵で3日、冷蔵で1ヶ月程度です。
生そばを賞味期限内に食べ切る消費レシピ
鶏せいろ
【材料】(2人分)
- 鶏もも肉 1/2枚
- 長ネギ 1本
- 生そば 2玉
- 生そば付属のめんつゆ 120ml
- 酒 大さじ2
- A 水 100〜120ml
- A 醤油 大さじ1
- A みりん 大さじ1
- 三つ葉 適量
- 柚子の皮 適量
- 七味唐辛子 適量
【作り方】
- ネギは5cmほど小口切りにして、残りを5cm幅のぶつ切りにします。
- フライパンに鶏肉を皮目から入れて、中火で2分焼きます。
- 鶏の脂が出てきたら、ぶつ切りにしたネギを入れてさらに2〜3分焼きます。
- ネギの両面と鶏の皮がこんがり焼けたら、肉をひっくり返して一度火を止めます。
- 酒とめんつゆを加え、再び火をつけます。
- Aを加えたらフタをして、弱火で5〜6分煮ます。
- 鶏肉を取り出し、食べやすい大きさに切ります。
- 7をフライパンに戻し、1分ほど煮ます。
- 生そばをたっぷりのお湯で茹でます。
- 9を流水でさっとしめ、水気を切ります。
- 10を皿に盛りつけ、小皿にネギ、三つ葉、柚子の皮、七味唐辛子を盛ります。
- 8を器に盛ったら完成です。
鶏のもも肉で簡単に作れる、鶏せいろのレシピです。特別な調味料などを使わなくても、まるで鴨せいろのような本格的な味を楽しめます。美味しく作るポイントは、鶏肉とネギをじっくり焼くことです。
普段の食事にはもちろん、年越しそばにもおすすめです。付属のつゆがついていない場合は、家にあるめんつゆを使ってもOKです。その場合は、つけつゆの濃さを調整しましょう。
生そばのペペロンチーノ
いつもの食べ方に飽きたら、生そばのペペロンチーノを試してみましょう。パスタで作るペペロンチーノとは、また違う味と食感を楽しめます。
生そばは、少し固めに茹でるのがポイントです。柚子胡椒が良いアクセントになっていて、最後まで美味しく食べられます。
生そばは賞味期限が切れる前に食べ切るほうが良い
賞味期限が切れた生そばは、1〜2日以内であれば食べることもできます。しかし、傷みやすい食材であるため、できるだけ期限内に食べるのがおすすめです。
すぐに食べられない場合は、冷凍保存をすると日持ちします。生そばは正しく保存して、傷む前に美味しく食べ切りましょう。