生後11か月の赤ちゃんの特徴まとめ!体重や睡眠時間・離乳食は?

11ヶ月の赤ちゃんの特徴についてまとめました。離乳食や睡眠時間など赤ちゃんの生活や発達について詳しく解説。身長体重の成長目安や育児のポイントについても紹介しているので、生後11ヶ月育児の参考にしてください。

生後11か月の赤ちゃんの特徴まとめ!体重や睡眠時間・離乳食は?のイメージ

目次

  1. 1生後11ヶ月の赤ちゃんの成長目安や特徴を紹介!
  2. 2生後11ヶ月の赤ちゃんの成長目安
  3. 3生後11ヶ月の赤ちゃんの特徴
  4. 4生後11ヶ月の育児のポイント
  5. 5生後11ヶ月の赤ちゃんの特徴を覚えておこう!

生後11ヶ月の赤ちゃんの成長目安や特徴を紹介!

生後11ヶ月は0歳最後の月齢ということで、赤ちゃんにとってもママにとっても大切な1ヶ月です。心身共に大きな成長が見られる月齢ですので、赤ちゃんの活動を見逃さないようにしましょう。本記事では、生後11ヶ月の赤ちゃんの成長に注目し、どのような点に注意すればいいのか解説していきます。

離乳食の進め方や睡眠時間、身長体重や発達の目安についても紹介しますので、育児の参考にしてください。

生後11ヶ月の赤ちゃんの成長目安

身長や体重

厚生労働省(平成22年度)の調査結果によると、生後11ヶ月から12ヶ月の赤ちゃんの身長、体重の平均値は以下の通りです。男の子の身長は平均73.9cm、女の子は平均72.3cmです。男の子の体重は平均9.09kg、女の子の体重は平均8.54kgとなっています

あくまでも平均値ですので、もちろん身長体重には個人差があります。体重10kgを超える子がいる一方で、7kgほどの子もいるなど、個人差は大きいので心配しすぎなくても大丈夫です。小さめでも成長曲線にそって身長体重が増加していれば、心配しすぎる必要はありません。

離乳食・授乳の量と回数

生後11ヶ月になると離乳食にもだいぶ慣れて、上手に食事ができるようになる頃でしょう。その一方で、離乳食の進め方や遊び食べ、好き嫌いなど、新たな心配事が増える時期でもあります。離乳食が順調に進んでいれば、生後9ヶ月頃から3回食に移行できます。

母乳やミルクだけでは栄養を補えなくなってきますので、まだ2回食の場合は3回食に移行しましょう。特に鉄分が不足する時期ですので、意識して離乳食に取り入れてください。また、活発に動くこの時期は、3食だけではエネルギーを補えないので、捕食(おやつ)も取り入れてみましょう。

量が多すぎると離乳食に影響が出るので、与える量には注意が必要です。生後11ヶ月頃になると少量の油を使用できるので、炒める、焼くなど、調理の幅が広がります。少量であれば調味料も使えるので、さまざまなレシピを離乳食に取り入れてみましょう。

離乳食をしっかり食べて体重の増えに問題がなければ、そろそろ断乳しても問題ない時期です。ですが、ライフスタイルや赤ちゃんのタイミングに合わせて、無理なく進めていきましょう。ミルクは1日2回(朝晩)、母乳は欲しがるだけ与えてください。

睡眠時間

生後11ヶ月頃になると、昼寝は1日1回になり、夜はまとめて寝ることが多くなります。もちろん個人差があるので、まだまだ夜泣きする子も多いでしょう。徐々に生活リズムが整ってくる頃ですので、昼寝の時間や睡眠時間も決まってきます

夜寝付けなくなることもあるので、昼寝の時間は遅くならないように注意しましょう。生後11ヶ月の睡眠時間は11〜13時間程度ですので、目安にしてみてください。

生後11ヶ月の赤ちゃんの特徴

「つたい歩き」や「たっち」を始める

ハイハイで動き回っていた赤ちゃんも、生後11ヶ月頃になると伝い歩きや立っちをし始めます。早い子では9ヶ月頃から伝い歩きを始め、11ヶ月で歩き始める子もいますが、個人差が大きいので他の子と比べる必要はありません。

伝い歩きが上手になってくるとはいえ、まだまだ注意は必要です。バランスを崩して頭をぶつけたり、怪我をしないよう環境を整え見守ってあげましょう。

周囲の音に反応するようになる

生後11ヶ月頃になると、より周りの音に興味を示すようになります。音楽に合わせてリズムを取ったり、声をあげる様子も見られるでしょう。赤ちゃんは音の鳴るおもちゃが大好きですので、動物の鳴き声や音楽がなるおもちゃを取り入れてみてください。幼児向けの音楽や歌も、毎日の生活に取り入れてみましょう。

指先が器用になる

生後11ヶ月頃になると、指先が徐々に器用になっていきます。小さい物を上手に掴めるようになるので、集中して遊ぶ様子も見られます。指先を使う遊びは脳の発達にも良いので、積極的にさせてあげましょう。ですが、指先が器用になると、小さな物をつまんで口に入れる危険性がますます高まるので注意が必要です。

さらに、この頃になると離乳食のつかみ食べが始まるので、手で掴みやすいメニューを献立に取り入れてみましょう。ひとりで食べる練習にもなるので、積極的につかみ食べをさせてみてください。

絵に興味を持つようになる

絵にも興味を持ってくる時期ですので、絵本を見ると指を指したり声をあげる様子も見られるでしょう。まだ物語の意味は理解できなくても、カラフルな色彩や擬音の多い絵本は赤ちゃんも大好きです。絵本の読み聞かせは、想像力や言語力の発達にも役立ちます。また、親子の良いコミュニケーションにもなるので、ぜひ絵本を読んであげましょう。

言葉を理解するようになる

まだ意味のある言葉を話せなくても、11ヶ月頃になると大人の言うことはある程度理解できるようになってきます。「ちょうだい」や「まんま」、「バイバイ」など、簡単な言葉と行動を関連づけられるようになってきます。赤ちゃんと触れ合って話しかけることは言葉の発達にも影響しますので、積極的にコミュニケーションを図りましょう。

早い子では「ママ」「パパ」「ワンワン」など、簡単な言葉を話せることもあります。言葉の発達は個人差が大きいので、まだ話せなくてもゆっくり成長を見守りましょう。

生後11ヶ月の育児のポイント

コミュニケーションをたくさん取る

コミュニケーションを積極的に取ることで、赤ちゃんは言葉を覚えていきます。また、言葉だけでなく、他者との関わり方や、行動や仕草も赤ちゃんは学んでいきます。行動と言葉を関連づけて覚えていく時期ですので、コミュニケーションをしっかりとっていきましょう。

赤ちゃんの要求にしっかり応える一方で、ダメなことはダメと教えることも大切です。すぐに理解できなくても、根気よく言い続けることで徐々に伝わるでしょう。言葉のコミュニケーションを取るだけでなく、一緒に遊んだり抱っこしてあげるといったふれあいも大切です。

自己主張を認めてあげる

自己主張が激しくなってくる、いわゆるイヤイヤ期は2歳前後とまだまだ先です。ですが、11ヶ月頃の赤ちゃんも自己主張が徐々に激しくなってきます。自分の感情や要求を上手く言葉で伝えられない分、ひっくり返って泣いたり暴れたりすることも多いでしょう

「まだ遊びたい」「おやつが食べたい」など全身でイヤイヤをするので、ママも大変な時期です。ダメなことはダメと伝える一方で、ある程度赤ちゃんの要求に応えてあげることも大切です。「危ないからだめよ」「おやつは1個までね」「おうちに帰って遊ぼうね」など、言葉で伝えてあげたり、他のことに興味をそらすなどしてみてください。

栄養バランスを考えた食事を心掛ける

生後11ヶ月頃になると、栄養の多くを離乳食から摂るようになります。ミルクや母乳をまだ飲んでいる子は多いですが、栄養バランスの良い献立を考えるようにしましょう。

11ヶ月を過ぎると、そろそろ離乳食完了期に移行する時期です。エネルギーになる炭水化物、体を作るタンパク質、ビタミン、ミネラルをバランス良く取り入れてみてください

特に鉄分が不足しやすくなる時期ですので、意識して取り入れてください。離乳食で補えない場合は、フォローアップミルクを活用すると便利です。毎食献立を考えるのは大変ですので、作り置きや大人からの取り分け、レトルトを上手に活用してみましょう。

好き嫌いや食べムラもあるので、栄養バランスが心配になることもあるでしょう。毎食栄養バランスにこだわりすぎず、1週間トータルで栄養が取れていれば問題ありません。

歯磨きを始める

歯は、早い子では生後8ヶ月頃から生え始めます。11ヶ月頃になると、多くの赤ちゃんの前歯が生えてきます。虫歯を予防するためにも、歯が生え始めたら歯磨きを習慣にしましょう。歯の生え始めはガーゼで拭いてあげて、生え具合に合わせて歯ブラシを使用します。

まだ自分で磨けませんが、赤ちゃん用の歯ブラシを渡してあげると歯磨きをする習慣が身に付きやすくなります。喉を突かない赤ちゃん用のシリコン歯ブラシを渡してあげて、仕上げは大人がしてあげましょう。

成長の差に神経質にならない

身体の成長や離乳食の進み具合、睡眠時間、発達には個人差があります。11ヶ月はできること、できないことの個人差が大きいので不安に感じるママも多いでしょう。発達の個人差は性格の表れとも考えられます。慎重な性格の子、好奇心旺盛な子では、発達の違いがあるのかもしれません。

他の子と比べると心配になってしまいますが、発達の差は成長に伴って目立たなくなっていきます。もしも、気になることがある場合は、ひとりで悩まず、医師や保健師に相談してみましょう。

生後11ヶ月の赤ちゃんの特徴を覚えておこう!

生後11ヶ月は、伝い歩きやタッチが上手になるなど成長著しい時期です。自我が芽生え、活発に動き回るようになるため大人も大変な時期です。発達や睡眠時間、離乳食など心配な面も多いですが、他の子と比べずに個性として受け止めてあげましょう。

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