2021年05月19日公開
2024年11月10日更新
生後9ヶ月の離乳食レシピ集!おすすめメニュー&食事の回数や量も!
生後9ヶ月の離乳食の献立の立て方とおすすめレシピをまとめました。生後9ヶ月の離乳食量や食事回数、進め方についても解説します。赤ちゃんが喜ぶ手づかみメニューも紹介しますので、離乳食作りや進め方の参考にしてください。
目次
生後9ヶ月の離乳食レシピを紹介!
手づかみ食べはどうやったらするんやろ?触るけど、口に持っていかない。まだ歯が生えてないの関係あるのかな。キウイ、酸っぱいかと思ったけど美味しそうに食べてた。#離乳食 #10ヶ月 pic.twitter.com/mZRdWTiuj5
— Shizumiki (@shiz3k24) May 10, 2021
生後9ヶ月頃の赤ちゃんは、歯茎で食材を潰せるようになってくるので、離乳食を食べるのがだいぶ上手になってきます。その反面、献立の組み立てや食べる量など、新たな悩みが増えることも多いでしょう。
そこで本記事では、生後9ヶ月の離乳食について食べる量や回数、献立の立て方など詳しく解説します。手づかみしやすいおすすめメニューも紹介しますので、離乳食作りの参考にしてください。
生後9ヶ月の離乳食の回数・時間
離乳食の回数
離乳食ゴックン期➡︎モグモグ期➡︎カミカミ期への変化に感動してる…
— 部屋干しに失敗したオタクを許すな (@sxexnxaxs) June 25, 2020
10倍粥1さじから始まり…これで大丈夫なんかな…と毎日webと睨めっこしながら頑張って…ちゃんとご飯になってきたや〜ん!
息子には毎日一生懸命食べてくれてありがとうでしかない…
完了まで頑張ります!!! pic.twitter.com/HcL2OWNIWD
9ヶ月頃になると、赤ちゃんもママも離乳食にだいぶ慣れてくる時期です。個人差はありますが、生後9ヶ月頃で離乳食回数を増やし、3回食へと移行しましょう。生後9ヶ月頃は、口を上手に動かせるようになってくる、カミカミ期と言われる時期です。
上手に口を動かして、もぐもぐごっくんができていれば、離乳食回数を3回に増やしてもいいでしょう。9ヶ月はまだまだ母乳やミルクが必要な時期ですが、そろそろ離乳食から栄養を補うようになってきます。離乳食を3回にすることで生活リズムも整ってくるので、3回食に移行していきましょう。
離乳食の時間
【離乳食後期 カミカミ期】
— 子育て教育media (@kodomo0124) September 8, 2020
生後約9~11か月は、カミカミ期と呼ばれます。
そろそろ1歳という、記念すべき時が近づいてきてます!🎂🎉
そんな離乳食後期、中期との違いはどのような点があるのでしょうか?
ご紹介していきます!👩🦰#離乳食 #カミカミ期 #赤ちゃんのいる生活 pic.twitter.com/PielGzpSKr
離乳食回数を3回にすることで、朝、昼、晩、大人と同じリズムで食事ができるようになります。大人と同じ時間に離乳食を食べることで、生活リズムも整ってきます。離乳食を食べる時は出来るだけ、大人と一緒に食べるようにしましょう。
家族揃って食事をすることで、赤ちゃんも食事が楽しいものだと感じるようになります。「美味しいね」「もぐもぐしようね」と声をかけながら、楽しい雰囲気で食事を楽しみましょう。また、食事の間をしっかり開けることで、離乳食を多く食べるようになります。離乳食前に空腹になるよう、授乳やおやつの時間にも気をつけましょう。
生後9ヶ月の離乳食の進め方
1食の離乳食の量
5月17日(月)
— 離乳食記録@8m (@mogmog_813) May 17, 2021
DAY120
①野菜粥
②保育園で離乳食(完食)
③麻婆豆腐風
春雨サラダ
軟飯(青のり)#離乳食#離乳食後期#9ヶ月 pic.twitter.com/7SZVuCmpes
5倍粥 | 90g |
---|---|
軟飯 | 80g |
食パン(8枚切り) | 30〜50g |
野菜 | 30〜40g |
豆腐 | 45g |
魚・肉 | 15g |
全卵 | 1/2個 |
乳製品 | 80g |
9ヶ月頃になると、食べられる量もだいぶ多くなります。ですが、個人差やその日の体調によって食べる量が違うので、ひとつの目安として考えましょう。赤ちゃんの好みや進み具合によって、5倍粥か軟飯か変えます。また肉と豆腐など、タンパク質を組み合わせる場合は、それぞれの量を1/2ずつに減らしてください。
固さの目安
【トキっ子食くーる🍴】
— トキっ子くらぶ (@tokicco_club) May 17, 2021
新しいレシピを追加しました☺️
赤ちゃんのためのUMAMIだしを使った離乳食レシピです‼️
★UMAMIだし離乳食レシピ<パクパク期>手づかみ鶏玉子
▽レシピはコチラからhttps://t.co/u4JMGQM5rB pic.twitter.com/l4GJFv3oUM
生後9ヶ月はカミカミ期と呼ばれるように、歯茎を使って食材を噛めるようになってきます。舌で潰せる硬さから、少し硬い歯茎で潰せる硬さの食材も食べられるようになります。離乳食は、歯茎で潰せる柔らかいバナナ、かぼちゃ程度の硬さを目安にしましょう。
ですが、全て硬い食材だと、赤ちゃんも疲れてしまいます。食べにくい食材はとろみをつけてあげたり、細かく刻んであげたりと、献立にはまだまだ工夫が必要です。またこの時期は、食材を噛まずに丸飲みすることも多いので、しっかり様子を見てあげましょう。
味付けは薄味を意識
【トキっ子食くーる🍴】
— トキっ子くらぶ (@tokicco_club) November 9, 2020
新しいレシピを追加しました笑顔
赤ちゃんのためのUMAMIだしを使った離乳食レシピです🙂
★UMAMIだし離乳食レシピ<カミカミ期>味噌煮込みうどん
▽レシピはコチラからhttps://t.co/dYEuUS1AYq pic.twitter.com/HSdOWOadW2
醤油や味噌、砂糖、塩に加え、9ヶ月になるとマヨネーズやケチャップなど使える調味料が増えます。しかし、まだまだ離乳食は薄味が基本です。濃すぎる味付けは、体の負担になるので控えましょう。
9ヶ月頃になると、大人の献立から取り分けもできるようになります。味付けする前に離乳食用に取り分けるなど、濃くならないよう工夫してあげましょう。
献立の立て方
本日12/6 オイシックス #学べるキッチン カミカミ期の離乳食お悩み解決講座やります!オイシックスの食材を使ってカミカミ期のレシピ3品デモンストレーションで作ります♪#離乳食 #離乳食悩み相談 #離乳食研究家YASUYO #オイシックス離乳食スクールhttps://t.co/FJvKEMmN8x pic.twitter.com/pO8eEiMUuh
— 離乳食研究家YASUYO_離乳食宅配_離乳食教室 (@CLUB_YASUYO) December 6, 2019
3回食へ移行すると、毎食献立を考えるのが大変になってきます。まだまだ母乳やミルクが必要な時期ですが、鉄分やタンパク質など、栄養面での心配も出てくる時期です。食べムラや遊び食べなど、悩みが多い時期ですが、手づかみしやすいメニューを取り入れるなど工夫してみましょう。
手づかみすることで、赤ちゃんの自分で食べたいという欲求も満たすことができます。歯茎で潰せる食材を食べられるようになるので、嚙み切れる、蒸しパンやパンケーキも食べられるようになります。おかゆばかりでは赤ちゃんも飽きてしまうので、パンや麺類も上手に取り入れてみてください。
毎食離乳食を作るのは大変ですので、冷凍ストックや大人メニューからの取り分けも活用しましょう。食が進まないこともありますが、1ヶ月単位で栄養が摂れていれば問題ないので、赤ちゃんのペースで食事を楽しんでください。
生後9ヶ月の離乳食おすすめレシピ【主食】
白ごまきな粉パン
【材料】
- 食パン…適量
- 牛乳…適量
- バター…少量
- きな粉・白すりごま…5:1の割合で混ぜる
【作り方】
- 食パンを食べやすい大きさの角切りにします。
- 牛乳にパンを浸します。
- 3〜5分ほどしたらバターを溶かしたフライパンで焼きます。
- 弱火で転がしながら全面焼きます。
- きな粉と白ごまを混ぜ、焼きあがったパンをまぶして完成です。
9ヶ月頃になると、自分で離乳食を掴んで口に運ぶ、手づかみ食べが盛んになります。そこで、食べやすいパンを離乳食メニューに取り入れてみましょう。パンは赤ちゃんでも掴みやすい、小さめサイズにカットします。パンの耳は硬いので、柔らかい部分のみで作りましょう。
そうめんチヂミ
【材料】
- そうめん…1束
- 野菜のみじん切り(お好み)…60g
- 無添加水煮ツナ…60g
- 片栗粉…大さじ2
- 醤油…小さじ1/2
【作り方】
- 茹でて水洗いしたそうめんに、Aの材料を混ぜます。
- フライパンにクッキングシートを敷き、(1)を乗せます。
- 1cm厚さに生地を広げ、火を通します。
- 裏面も焼いたら、食べやすい大きさにカットして完成です。
そうめんが余ったら、ぜひ離乳食に活用しましょう。焼くことでそうめんがまとまって、手づかみ食べがしやすくなります。まとめて焼き上げて、冷凍保存も可能です。離乳食のマンネリも防げるメニューですので、献立に取り入れてみてください。
ふわふわスティック蒸しパン
【材料】
- 薄力粉…100g
- ベーキングパウダー…5g
- 水…120cc
- お好みの具材(茹で野菜やチーズ)…お好みの量
【作り方】
- ボウルに薄力粉とベーキングパウダーを加え、泡立て器で混ぜます。
- 水とお好みの具材を入れてさっくりと混ぜます。
- 生地を耐熱容器に入れて、表面を平らにならします。
- レンジで1分20秒加熱します。
- 中までで火が通ったら、お好みの大きさにカットして完成です。
ふんわり食感の蒸しパンは、レンジを活用すると簡単に調理できます。赤ちゃんにも食べやすい柔らか食感で、離乳食にも取り入れやすいメニューです。レンジ加熱後は竹串を刺して、中まで火が通っているか確認してください。ハムやチーズ、野菜を加えてアレンジも楽しめますので、献立に困った時にも役立つレシピです。
卵とほうれん草のサンドイッチ
【材料】
- サンドイッチ用食パン…2/3枚
- 溶き卵…大さじ2
- ほうれん草のみじん切り…小さじ1
- バター…3g
【作り方】
- 溶き卵にほうれん草を加えてよく混ぜます。
- フライパンにバターを熱し、卵を加え箸でかき混ぜながら炒めます。
- パンを半分に切り、(2)をパンで挟みます。
- 食べやすいよう6等分したら完成です。
卵とほうれん草入りで、栄養満点なサンドイッチのレシピです。9ヶ月頃になると離乳食を上手に食べられるようになってきますが、まだまだ味付けは薄味が基本ですので、卵も味付けしません。サンドイッチが切りにくい場合は、ラップで包み具材とパンをしっかり馴染ませてから切りましょう。卵もしっかり火を通すことが大切です。
ご飯茶碗蒸し
【材料】
- 5倍粥…80g
- 人参(5mm角)…20g
- しいたけ(5mm角)…10g
- 小松菜(5mm角)…20g
- 溶き卵…25g
- 和風だし…80ml
【作り方】
- 野菜を耐熱容器に入れて、レンジで3分加熱します。
- 卵と和風だしを加え軽く混ぜます。
- 5倍粥に(1)と(2)を加え、野菜を広げます。
- ラップをしてレンジで6分加熱し完成です。
おかゆが苦手な赤ちゃんにぴったりな、茶碗蒸し風の離乳食です。おかゆと卵を混ぜるので、ふわふわと食べやすい食感に仕上がります。野菜とタンパク質が一度に摂れるので、食欲がない日にもおすすめです。
バナナパンケーキ
手づかみ食べが盛んな9ヶ月頃の赤ちゃんには、パンケーキも献立に取り入れてみましょう。バナナと粉ミルク、小麦粉のみで作れるメニューですので、卵、牛乳アレルギーにも対応しています。バナナの甘さを生かしているので、砂糖も入りません。お出かけ用の離乳食にもおすすめのレシピです。
手づかみおやき
手づかみすると崩れやすいおにぎりですが、おやきにすると食べやすくなります。ご飯にお好みの具材を入れて、食べやすい大きさに成形しましょう。ごま油で焼くと香ばしさがアップしますが、油を使いたくない場合はクッキングシートを敷いて焼いてください。
生後9ヶ月の離乳食おすすめレシピ【おかず】
とうもろこしのナゲット
【材料】
- コーン…10g
- 玉ねぎ…10g
- ブロッコリー…5mm
- はんぺん…50g
- 鶏ひき肉…100g
- 片栗粉…大さじ1
【作り方】
- コーンを水ですすぎ、5mm角に切ります。
- 玉ねぎとブロッコリーも5mmに切ります。
- (1)(2)にラップをかけて、600wのレンジで30秒加熱します。
- (3)とAをビニール袋に入れてよく揉みます。
- ビニール袋の角をカットし、油を敷いたフライパンでたねを焼きます。
- 両面焼いたら完成です。
とうもろこしの食感と甘さが美味しい、チキンナゲットのレシピです。小さめサイズで手づかみしやすく、パクパクつまんで食べられます。ビニール袋で調理できるので、洗い物も少なくて済みます。
豆腐ツナハンバーグ
【材料】
- 木綿豆腐…1丁
- ツナ(軽く水気を切る)…1缶
- パン粉…40g
- 片栗粉…大さじ2
- 玉ねぎ(みじん切りにして加熱)…50g
- 人参(みじん切りにして加熱)…30g
【作り方】
- 材料を全てビニール袋に入れて揉んで混ぜます。
- フライパンに油を薄く伸ばし、(1)のタネを焼きます。
- 蓋をして弱火で3分焼き、ひっくり返したらさらに3分焼きます。
豆腐とツナで作る、一口サイズのハンバーグのレシピです。材料を全て混ぜるだけで、簡単に調理できるのも嬉しいポイントです。冷凍保存も可能ですので、多めに作ってストックしておきましょう。
揚げないコロッケ
9ヶ月の赤ちゃんでも食べられる、油で揚げないコロッケです。大人と同じ材料で作れるので、取り分けると便利です。パン粉を炒る時は、焦げないよう注意してください。
かぼちゃのおかか和え
離乳食にもう一品欲しい時は、レンジ調理ができる簡単メニューがおすすめです。水と和風だしだけですが、かぼちゃの自然な甘みを味わえます。赤ちゃんには、皮を除いてから食べさせてください。
生後9ヶ月の離乳食おすすめレシピ【汁物・煮物】
さつまいもとブロッコリーのポタージュ
【材料】
- ブロッコリー…10g
- さつまいも…20g
- 水…100ml
- 昆布だし…50ml
【作り方】
- ブロッコリーを柔らかくなるまで中火で10分茹でます。
- さつまいもは皮をむき、角切りにし、水を加えて10分茹でます。
- ブロッコリーの穂先とさつまいもをこします。
- 昆布だしと(3)を合わせ、加熱したら完成です。
昆布だしと野菜の美味しさが味わえる、シンプルなポタージュです。味付けは一切せず、だしの美味しさを味わいましょう。ブロッコリーの茎は硬いので、穂先の柔らかい部分のみを使用してください。
麻婆豆腐煮
【材料】
- 豚ひき肉…10g
- 絹ごし豆腐…20g
- 玉ねぎ…10g
- 人参…20g
- 鶏スープ…120ml
- 片栗粉…小さじ1/4
- 水…小さじ1/2
【作り方】
- 豆腐を一口大にカットし、野菜をみじん切りにします。
- 鍋に(1)とひき肉、鶏スープを加え中火で7〜8分加熱します。
- 野菜が柔らかくなったら火を止め、混ぜ合わせたAを加えます。
- かき混ぜてとろみがついたら完成です。
とろとろ食感で食べやすい、麻婆豆腐煮のレシピです。9ヶ月頃になると、豚ひき肉も食べられるようになってくるので、メニュー少しずつ取り入れていきましょう。赤身肉は鉄分豊富で、赤ちゃんの体作りに役立ちます。
豚汁
離乳食を作る時は、大人のメニューから取り分けると簡単です。味噌を加える前に、赤ちゃん用に取り分けましょう。具沢山の豚汁は栄養満点で、赤ちゃんも喜ぶメニューです。必要に応じて、水溶き片栗粉でとろみをつけると食べやすくなります。
彩り野菜のしらす煮
カラフル野菜で作る、栄養満点な煮物のレシピです。緑黄色野菜は油で炒めることで、栄養の吸収が良くなります。しらすを加えて、美味しさも栄養価もアップさせましょう。しらすは塩分が多いので、塩抜きしてから使用してください。
生後9ヶ月の離乳食は手づかみ食べを取り入れよう!
君とごはん【食物アレルギーレシピ】離乳食 完了期レシピ!にんじんとさつまいものロールサンド【卵・乳・小麦不使用】
— 君とごはん-kimitogohan (@Allergyfree001) May 9, 2021
【アレルギー表示】大豆
手づかみ食べの練習にもなりますよ。
詳しくは ↓https://t.co/oMhM87A4yo#食物アレルギー #アレルギー #レシピ #料理 #子育て #育児 #子育て日記 pic.twitter.com/of9XG82j1x
生後9ヶ月の離乳食の進め方と、おすすめメニューを紹介しました。9ヶ月になると離乳食も3回になり、献立を考えるのが大変になってきます。手づかみ食べも盛んになる時期ですので、赤ちゃんが食べやすいメニューを取り入れてみてください。取り分けや冷凍ストックを活用して、離乳食作りを楽しみましょう。