2020年10月21日公開
2024年11月02日更新
ショートパスタの種類を一覧で紹介!それぞれの特徴とおすすめのレシピまで
ショートパスタの種類を一覧で紹介します。定番のものから珍しい形のものまで、さまざまな種類のショートパスタをピックアップしました。それぞれの特徴や名前の由来、おすすめレシピについて、わかりやすく解説します。
目次
- 1ショートパスタの種類を特徴とレシピを交えて紹介!
- 2ショートパスタの種類一覧
- 3ショートパスタの種類①マカロニ
- 4ショートパスタの種類②ペンネ
- 5ショートパスタの種類③マニケ
- 6ショートパスタの種類④コンキリエ
- 7ショートパスタの種類⑤ファルファッレ
- 8ショートパスタの種類⑥リガトーニ
- 9ショートパスタの種類⑦ニョッキ
- 10ショートパスタの種類⑧フジッリ
- 11ショートパスタの種類⑨カヴァタッピ
- 12ショートパスタの種類⑩ストラッチ
- 13ショートパスタの種類⑪ルマコーニ
- 14ショートパスタの種類⑫カッペレッティ
- 15ショートパスタの種類⑬ルオーテ
- 16ショートパスタの種類⑭ラビオリ
- 17ショートパスタの種類⑮カバテッリ
- 18ショートパスタの種類⑯ロリギッタス
- 19ショートパスタの種類⑰クスクス
- 20ショートパスタの種類⑱トロフィエ
- 21ショートパスタの種類⑲カサレッチェ
- 22ショートパスタの種類⑳ストロッツァプレーティ
- 23ショートパスタの種類を覚えて料理の幅を広げよう!
ショートパスタの種類を特徴とレシピを交えて紹介!
イタリアの友人たち、せっかくの外食では乾麺でなく、手打ちパスタを好みます。手打ちパスタがあればテンションだだ上がりです。
— 山田怜/ロー◎1巻発売中 (@narusawakun) January 11, 2020
1枚目からオレキエッテ(耳たぶ型)、トロフィエ(巻き髪のようなショートパスタ)、フェットチーネ。パスタの種類は三桁に上り、それぞれに合ったソースがありますよ。🍝 pic.twitter.com/sunIic6c7P
ショートパスタというと、どんなパスタを思い浮かべるでしょうか?定番のマカロニをはじめ、ペンネやフジッリなどその種類はさまざまです。本記事では、ショートパスタの名前や特徴を種類別にまとめました。
ショートパスタに合うレシピもピックアップしているので、パスタ好きの方は必見です。ぜひいろいろなショートパスタで美味しいパスタ料理を作ってみてください。
ショートパスタの種類一覧
ショートパスタの種類一覧表
ほいで晩飯 リガトーニ・アラビアータ。
— Honey-Hasamarl (@madadesuyo) September 20, 2019
あんまし怒りん坊やないつもりやけど今宵アラビアータ♪
「リガトーニ」はショートパスタの種類らしい。
小洒落たモン出てきましたえ。
ペンネ・アラビアータのほうが有名かな? pic.twitter.com/JdEdJBmvdS
① | マカロニ |
② | ペンネ |
③ | マニケ |
④ | コンキリエ |
⑤ | ファルファッレ |
⑥ | リガトーニ |
⑦ | ニョッキ |
⑧ | フジッリ |
⑨ | カヴァタッピ |
⑩ | ストラッチ |
⑪ | ルマコーニ |
⑫ | カッペレッティ |
⑬ | ルオーテ |
⑭ | ラビオリ |
⑮ | カバテッリ |
⑯ | ロリギッタス |
⑰ | クスクス |
⑱ | トロフィエ |
⑲ | カサレッチェ |
⑳ | ストロッツァプレーティ |
ショートパスタとは、小麦粉を使って作る短いパスタの総称です。その種類は多岐に渡り、それぞれで食感や向いているソースが異なります。日本ではマカロニやペンネが人気ですが、海外では他の種類のショートパスタも日常的に使われています。
ショートパスタ以外で有名なパスタの種類
パスタマシンでショートパスタ🍝適当な長さに切ってねじねじ…まあまあの出来栄え😋日本はパスタと言えばなんでもかんでもロングパスタが多いけどソースによっては絶対にショートの方が合うのがあるので手作りでもショートレパートリー増やすよ😃#パスタ#パスタマシン#ナポリのジェノベーゼ pic.twitter.com/C5jmS8vwpv
— アキ・ダモーレ (@akidamore) April 24, 2020
ショートパスタと同様に人気なのがロングパスタです。ロングパスタとは、長さ25cm前後にカットしたパスタのことです。有名なロングパスタの種類には、スパゲッティやカッペリーニ、フェットチーネなどがあります。ショートパスタに比べてシンプルな形をしているので、ストレートな口あたりが楽しめます。
ショートパスタの歴史
落ち着いて。
— kadukiffelle_Ⅳ (@Sanskrit_4th) October 3, 2020
今大好きなショートパスタ。
色んな種類が入ってて飽きない。
塩入れて味見するのが一番美味しい。どんなソースとも絡んで美味しい。 pic.twitter.com/G8D5vxclnw
パスタの歴史には諸説あります。有力とされる説が、中国の湯餅(たんぴん)という食べ物をマルコポーロがイタリアに伝えたのが始まりというものです。またイタリア半島の先住民族、エトルリア人が作り出したのが始まりという説もあります。
日本にパスタが登場したのは、幕末の外国人居留地が最初だといわれています。国内で本格的に生産がスタートしたのは1955年と、つい最近のことです。
ショートパスタの種類①マカロニ
特徴
「チリビーンズ&マカロニチーズ」
— オールドアロウ (in西荻窪) (@The_Old_Arrow) May 23, 2020
スパイシーだけど辛くないよ‼️
美味しく煮込んだチリビーンズと、チーズとショートパスタの組み合わせにサルサソース😉
ビールのお伴に最高です😤
樽生ビールの持ち帰りもやってます💪#西荻窪お持ち帰りグルメ#西荻takeouts#西荻窪テイクアウト #西荻窪グルメ pic.twitter.com/HDrZY4wKbw
日本で定番のショートパスタといえば、マカロニほど有名なものはありません。名前の由来は、イタリア語でマカロニを意味する「マッケローニ」から来ています。直径2~5mmの穴が開いており、円筒状をしているのがこのショートパスタの特徴です。
日本ではサラダに使うことの多いショートパスタですが、アメリカではチーズとバターで和えたマカロニチーズが国民食となっています。
おすすめレシピ
中に空洞が開いているマカロニは、クリームソースとの相性が良いショートパスタです。特にホワイトソースをたっぷり絡めたマカロニグラタンは、サラダと並ぶ人気料理のひとつです。トマトソースとの相性も良く、どんな料理にも使えるアレンジのしやすさも魅力といえます。
ショートパスタの種類②ペンネ
特徴
休日にはペンネ
— 猫師【nekoikusa】 (@TURuKWZjKlraoKd) March 14, 2020
平日のランチのパスタは
何気ないおしゃべりをしながら
ササッと食べられるスパゲティ
休日にはのんびり
ちょっと噛みごたえの
あるペンネをフォークで
ゆっくり口に運ぶ
グラスワインをひと飲み
穏やかな時間と
ショートパスタの歯ごたえが
ちょっと幸せをくれる気がします pic.twitter.com/8E2tg9MUui
マカロニと同じくらい人気のあるショートパスタがペンネです。ペンネの名前の由来は、イタリア語でペンや羽根という意味の「penna」の複数形から来ています。その名の通りペンの先のような形状をしており、筒状になっているのが特徴です。
日本では、表面に細かい溝の入ったショートパスタがペンネとして知られています。しかし、このパスタはペンネリガーテと呼ばれるペンネの種類のひとつです。本来のペンネは、表面に溝のないショートパスタを指します。
おすすめレシピ
ペンネを使ったレシピといえば、ペンネ・アラビアータが有名です。アラビアータとは、唐辛子の辛みをきかせたトマトソースのことです。中にソースが入りやすいため、トマトソースの味わいも存分に楽しめるでしょう。モチモチとした食感と小麦の風味が堪能できるように、シンプルなソースに合わせるのがおすすめです。
ショートパスタの種類③マニケ
特徴
一昨日仕込んだラグーソースはショートパスタで。
— BBまつばら (@matchang000) June 19, 2020
使うのはマニケという種類のパスタ。リガトーニを半分にしたようなやつ。ソースと一緒に掬って食べるのがおいしいパスタ。 pic.twitter.com/aXZBUXxjOF
マニケは、イタリア語で袖を意味する名前のショートパスタの種類です。太さが20~30mmほどあるのが特徴で、別名「パッケリ」とも呼ばれています。マニケの種類には、長さの短いメッゼマニケや表面に溝のあるマニケリガーテなどがあります。ソースや使い方に合わせてマニケの種類を変えるのも、楽しみ方のひとつです。
おすすめレシピ
マニケのレシピで有名なものが、中に肉や野菜を詰める食べ方です。ラグーソースやクリームソースなどが特によく合います。長さの短いメッゼマニケは、生クリームのソースやトマトソースを絡める食べ方がおすすめです。こちらのレシピのように、シンプルにカルボナーラで味わうのもよいでしょう。
ショートパスタの種類④コンキリエ
特徴
@nantoka_natsuka
— トモロックス、ゴズマ星丸、諸星友郎 (@tomorox) January 17, 2020
貝の形のショートパスタは「コンキリエ」というそうだ。 pic.twitter.com/O3ik60a1Oa
最近、日本でも見かけるようになってきたショートパスタがコンキリエです。コンキリエは、イタリア語で貝殻を意味する「conchiglie」が語源となっています。由来の通り貝殻のような形をしており、表面に溝があるのも特徴のひとつです。
一般的なサイズは10~20mmですが、大小さまざまな種類もあります。大きいものはコンキリオーニ、小さいものはコンキリエッテといい、サイズによって名前の呼び方が異なります。
おすすめレシピ
コンキリエとコンキリオーニは、空洞に具材を詰めて食べる使い方が人気です。表面の溝にソースが絡みやすいため、煮込み料理やサラダで食べるのもよいでしょう。野菜やハム、マヨネーズなどと合わせれば、作り置きにぴったりなショートパスタサラダが作れます。トマトソースやクリームソースなど濃厚なソースとも相性抜群です。
ショートパスタの種類⑤ファルファッレ
特徴
この時期に使うショートパスタはファルファッレが一番春らしくて好きです。 pic.twitter.com/qsyysO04uB
— ふぉ (@Fouringo) April 17, 2020
ファルファッレは、イタリア語で蝶を意味するショートパスタの種類です。四角く平らなパスタをつまむようにして作られるため、その見た目は蝶ネクタイのようにも見えます。
立体的な形状から外側は柔らかく、中央はしっかりとした食感があり、独特の歯ごたえがあるのが特徴です。ちなみに大きいサイズは「farfallone」小さいサイズは「farfalline」という名前で呼ばれます。
おすすめレシピ
ファルファッレは、どんな種類のソースにもよく合います。トマトソースやクリームソース、オイルソースなど好みのソースに合わせるとよいでしょう。マヨネーズと和えてサラダにしたり、スープの具材にしたりするのもおすすめです。
ショートパスタの種類⑥リガトーニ
特徴
ミートソースのリガトーニ
— in my kitchen (@inmykitchen01) December 9, 2019
アボカドとトマトのツナサラダ
ショートパスタのリガトーニは表面に筋が入っているからソースが絡んで美味しいなぁ🎶
久しぶりにミートソースをたっぷり作りました🍅 pic.twitter.com/xnu2plxRaJ
イタリアンレストランなどでたまに見かける、太めのショートパスタがリガトーニです。名前の由来は、イタリア語で筋の意味を持つ「riga」から来ています。その名の通り表面に筋が入っているのが特徴で、直径は8~15mmほどの筒状のショートパスタです。見た目はマカロニにも似ており、サイズが大きい分食べ応えがあります。
おすすめレシピ
ソースの絡みが非常に良いリガトーニは、こってりとした重めのソースに合わせる使い方がおすすめです。ローマで人気のパスタソース、アマトリチャーナをこちらのショートパスタで作ってもよいでしょう。ひき肉で作るミートソースやクリームソースと合わせても絶品です。
ショートパスタの種類⑦ニョッキ
特徴
【#ニョッキ・アッラ・ソレンティーナ の詳細情報】
— 【公式】旅らびcom|世界の絶景まとめ (@tabirabbi) June 11, 2019
国:#イタリア🇮🇹
発祥地:#ソレント
料理の特徴/詳細:もちもちのじゃがいものニョッキをトマトソース、モッツアレラチーズ、バジルが入ったイタリアカラーの食材とともにオーブンで焼いて作られる料理。 pic.twitter.com/Jj8tqZ5xAe
手作りパスタとして人気のニョッキも、ショートパスタの種類のひとつです。名前の由来には諸説あり、コブを意味するイタリア語から来た、木の節目を意味するゲルマン語派のロンゴバルド語「ノッカ(knokka)」から派生した、などといわれています。
ショートパスタの中でも歴史は古く、古代ローマ時代には既に食されていたという記録もあります。以前は小麦粉で作られていたニョッキですが、現在ではじゃがいもと小麦粉から作られるものが一般的です。最近はかぼちゃやほうれん草、さつまいもなどで作ったユニークな種類のニョッキも人気があります。
おすすめレシピ
ニョッキは、茹で時間によって食感が変わります。柔らかい食感が好みなら長めに、歯ごたえを残したいなら短めに茹でるとよいでしょう。こちらのショートパスタには、あっさりとしたソースよりもこってりとしたソースの方がよく合います。トマトソースやクリームソース、ジェノベーゼソースなどがおすすめです。
ショートパスタの種類⑧フジッリ
特徴
久々にショートパスタ!
— ネギ/ブロガーinイタリア (@neghidaku) July 11, 2020
フジッリというパスタの種類なんだけど、ショートパスタの中で一番好き!ソースがめちゃくちゃ絡むの。
ちなみに旦那は小さい頃、畑を耕す耕運機が大好きだったみたいで、このフジッリを耕運機の爪替わりに庭で遊んでいたそう😂 pic.twitter.com/ISXj2PyAVW
フジッリは、古いイタリア語でライフル銃を意味する「fusile」から来たショートパスタの種類です。螺旋や螺旋階段の意味を持つ「スピラーレ」という名前でも知られており、クルクルとしたねじれに特徴があります。
日本ではカールマカロニとも呼ばれていて、マカロニと同様になじみの深い種類でもあります。基本的なフジッリのほか、ほうれん草やビーツを使ったカラフルなショートパスタも定番です。
おすすめレシピ
フジッリのおすすめの使い方は、マヨネーズやドレッシングを絡めたサラダです。ねじれのある形状を活かすと食べ応えのある一品が作れるでしょう。ブロッコリーや卵、えびなどを合わせれば、おかずサラダとしても楽しめます。
使い勝手の良いショートパスタですが、茹で過ぎると食感がなくなるので気をつけてください。サラダ以外の使い方としては、スープやオイル系のパスタにするのもおすすめです。
ショートパスタの種類⑨カヴァタッピ
特徴
ショートパスタ(画像はカヴァタッピ)を固めに塩茹でし、バジルソーズとオリーブオイルであえた後、冷ましてから生ハムとパルメザンチーズの薄切りを散らす。サラダ感覚で白ワインといただく春のパスタ。 pic.twitter.com/TUY5SYE9PD
— Claude (@mmeouioui) February 27, 2019
カヴァタッピもマカロニによく似たショートパスタの種類です。特徴的な点が、マカロニをねじったような形をしていることです。こちらのショートパスタの由来は、栓抜きを意味するイタリア語「cavatappi」から来ています。
日本で目にする機会は少ないですが、イタリアでは一般的なショートパスタとして人気があります。カヴァタッピは、別名「トルテリーニョ(Tortiglioni)」とも呼びます。
おすすめレシピ
カヴァタッピは、空洞やねじれの部分にソースを絡めて食べると美味しさが際立ちます。ソースは魚介系やトマトソースを選ぶとよいでしょう。ショートパスタのサイズに合わせて具材を大きめにカットすると、メイン料理にぴったりな一皿ができあがります。マカロニの代わりにカヴァタッピを使い、マカロニチーズを作っても美味しいです。
ショートパスタの種類⑩ストラッチ
特徴
この前作ったショートパスタのストラッチを使ったラグーソース。
— オバジーネ (@germany0416) September 21, 2015
いける!美味い!#ストラッチ #ライスプディングではない #絡む #ショートパスタ pic.twitter.com/UbcWAz6op3
数あるパスタの中でも珍しい種類のショートパスタがストラッチです。ストラッチはイタリアのトスカーナ州伝統のパスタで、その名前には布切れ、ぼろ布という意味があります。ストラッチ作りに使用するのは、手打ちパスタを薄く伸ばしたシート状のパスタです。
三角形や台形、四角形にカットする際に生地の端が薄くなったり引っぱられたりすることから、「引っぱる」が語源ともいわれています。同じ名前の料理にトルコのストラッチがありますが、こちらはライスプディングで全く別の料理です。
おすすめレシピ
ストラッチは、生地の薄くなっているところとそうでないところの食感が異なります。歯ごたえを活かせる食べ方を心がけるとよいでしょう。パスタ自体の面積も大きいため、こってりとしたクリームソースやミートソースなどがよく合います。他にはスープの具材にする食べ方もおすすめです。
レシピは少ないですが、こちらの作り方が参考になります。ショートパスタにカットする際は、パイカッターを使うと作業が楽になります。
ショートパスタの種類⑪ルマコーニ
特徴
ルマコーニっていうショートパスタを買ったので ゴルゴンゾーラソースを作ってみた🤤 天才では? pic.twitter.com/xiBypFacRb
— ソノコ (@blackmuckworm) October 19, 2019
ルマコーニは、かたつむりの殻に似た形が特徴的なショートパスタです。名前の由来はイタリア語でかたつむりを意味する「lumaca」から来ており、イタリアでは食卓に欠かせないショートパスタとして親しまれています。
厚めの生地はモチモチとしていて食感が良く、噛みごたえがあります。いつもと違う種類のパスタが食べたい時にもうってつけです。
おすすめレシピ
縦横3cmほどとやや大きめのルマコーニは、中に肉や野菜を詰めてオーブン焼きや煮込み料理にするのがおすすめです。表面に入った溝にソースが絡むので、ソースと和えたりスープの具材にしてもよいでしょう。サイズの大きなルマコーニは、ナイフとフォークでお洒落に食べると気分が盛り上がります。
ショートパスタの種類⑫カッペレッティ
特徴
4種のキノコのカッペレッティ黒トリュフ添えさん… pic.twitter.com/kPbqvbbIyB
— うちぱら (@u_chi_ha_ra_) October 24, 2019
カッペレッティは、小さい帽子という意味のイタリア語を語源とするショートパスタです。平たい手打ちパスタに具を乗せ、円形に成形するところからその名前がつけられました。イタリア中部のクリスマスに欠かせない伝統的なパスタとしても知られています。
地域ごとに名前が異なり「アニョーリ」「トルテッリーニ」などと呼ばれることもあります。
おすすめレシピ
カッペレッティのおすすめの使い方は、スープの具材にする方法です。こちらはイタリア定番の食べ方でもあり、中のフィリングを存分に味わうことができます。他には煮込み料理に使うのもおすすめです。あっさりとしたフィリングのカッペレッティには、濃厚なクリームソースを合わせてもよいでしょう。
ショートパスタの種類⑬ルオーテ
特徴
馬車の車輪に見立てたショートパスタ
— ふーしぇー (@Sentarou508) January 18, 2015
「ルオーテ」
トリッパのトマト煮込みと。
シチリアらしさ満載 pic.twitter.com/wh4HaTn1hF
ルオーテは、車輪の形が特徴的なショートパスタの種類です。見た目がそのまま名前の由来になっており、英語では「ホイール」と呼ばれています。日本でも見かけることのあるショートパスタですが、実は本場イタリアではそれほど認知度は高くありません。海外ではメイン料理というより、付け合わせに使われることが多いようです。
おすすめレシピ
マヨネーズやドレッシングが絡まりやすい形状をしていることから、サラダにして食べることが多いです。見た目の可愛らしさを活かしてスープに浮かべてもよいでしょう。ミネストローネなどトマト系のスープとよく合います。
ショートパスタの種類⑭ラビオリ
特徴
Ravioli di ricotta al ragu bianco(リコッタのラビオリ)
— うみのき (@EnologoCantina) February 29, 2020
ショートパスタって食事と言うよりはおつまみですよね
土曜日だからゆっくり飲みましょ~#うみの記レシピ pic.twitter.com/76EOpwH9yR
ラビオリは2枚のパスタ生地に食材をはさみ、四角形に切り分けたショートパスタの種類です。実際に食べたことがなくても、名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
名前の由来は、イタリア語でカブを意味する「rapa」から来ています。イタリアでは地方によって使用する食材が異なり、実にさまざまな種類のラビオリが作られています。
おすすめレシピ
ラビオリは、具材の種類によってスープやソースの種類が変わります。フィリングに肉を使う場合は、トマトソースやあっさり味の野菜スープが抜群に合います。チーズやほうれん草などを詰めるなら、クリームソースと合わせてもよいでしょう。具にしっかりと味をつければ、シンプルに粉チーズをかけるだけでも美味しく食べられます。
ショートパスタの種類⑮カバテッリ
特徴
今日はカブとベーコンのトマトソース、カルボナーラ、ずっと気になっていた手作りソーセージをいただきました。初ショートパスタ(カバテッリ?)もお手製、もっちもちで美味しかった~😋ソーセージも優しいお味でビールとよく合う◎今日もごちそうさまです。#オステリアオギノ #東山二条 #京都 pic.twitter.com/s5CCFF3pVF
— キ ロ (@kiroas) November 23, 2017
南イタリアのパスタの種類のひとつとして知られるのがカバテッリです。名前の語源は、溝を掘るという意味のイタリア語「カヴァーレ(cavare)」から来ています。独特な形状をしており、パスタにくぼみがあるのが特徴です。このくぼみは細長く伸ばしたパスタをナイフで手前に引き、カールさせることで作られます。
おすすめレシピ
カバテッリはくぼみの他に、モチモチとした食感も特徴的です。くぼんだ部分にソースが絡まりやすいので、トマトソースやクリームソースなどさまざまな種類のソースと相性が良いです。食感を活かすため、あえてシンプルなソースと合わせてもよいでしょう。
ショートパスタの種類⑯ロリギッタス
特徴
数量限定ですが手打ちパスタ【ロリギッタス】製作中です!!!
— Angelo (@Baba_Angelo) July 4, 2020
ねじったリング上のショートパスタです!
ぜひ!!!!!#イタリアン #レストラン #アンジェロ #angelo #高田馬場 #パスタ #グルメ #料理 pic.twitter.com/BWewWO22zA
ロリギッタスは、イタリアのサルディーニャ州発祥のショートパスタです。この独特な形は細長いパスタを2本のリング状にし、それをねじることで作り出しています。名前の由来は、サルディーニャの言葉でリングを意味する「ロリガ(loriga)」が語源です。地元では、11月1日の諸聖人の日に食べる伝統的なショートパスタとして作られます。
おすすめレシピ
ロリギッタスは表面がツルツル、ねじれ部分がモチモチとして面白い食感が楽しめます。デコボコの溝にソースがよく絡まるので、トマトソースやクリームソースなどの種類のソースに合わせるとよいでしょう。ボロネーゼソースとも相性抜群です。
ショートパスタの種類⑰クスクス
特徴
クスクス会🤭しちゃいました💕
— こーだ (@kouda67) September 18, 2020
クスクスって名前がかわいいよね
世界最小のパスタ🤭
久々に美味しいクスクス食べれて満足
仔羊もホロやわでたまらんかった🐑💕
#中野 #セットグー pic.twitter.com/dIqNNKV7Vj
世界最小のパスタとして有名なショートパスタがクスクスです。イタリア発祥かと思いきや、実はチュニジアやモロッコなどの北アフリカが発祥だといわれています。クスクスには、大中小とさまざまな粒の大きさがあり、一般的には小さい粒ほど高級とされています。
おすすめレシピ
クスクスは、淡白な味わいでクセがありません。そのため、サラダにしたり煮込み料理と一緒に食したりといろいろな食べ方が楽しまれています。クスクスを使った有名な料理といえば、フランスのタブレがあります。野菜やハーブを合わせたクスクスのサラダで、爽やかな香りとさっぱりとした味わいがクセになります。
ショートパスタの種類⑱トロフィエ
特徴
#新宿伊勢丹 で出展されてた #田中製麺 さんで購入したジェノベーゼ!
— 牧野直子 ワクワク繁盛店を作る一級建築士 (@naoglad) August 28, 2019
冷凍の半生麺とソース具材のセットです。
「トロフィエ」っていうねじねじのショートパスタ。ジェノベーゼは本場はこれなんだって!
ごちそうさまでした~。#おうちごはん#お腹ペコリン部#Twitter家庭料理部 pic.twitter.com/u4kPaebA07
トロフィエは、短くカットした生パスタにねじれをつけて作る「こより」のような形をしたショートパスタの種類です。トロフィエの発祥は、イタリアのジェノヴァ近郊のソーリという街です。
ジェノヴァでは方言で「ストロフィッサ」と呼ばれており、イタリア語だと「ストロフィナーレ(こすりつける)」という意味があります。その言葉通り、パスタを台にこすりつけて作られるのが特徴です。
おすすめレシピ
トロフィエは、バジルをペーストにしたジェノバソースを合わせて食べるのが伝統的な食べ方です。モチモチのショートパスタと香りの良いソースとの組み合わせは、一度食べるとやみつきになります。他にはカルボナーラや野菜のオイルソースなどに合わせてもよいでしょう。
ショートパスタの種類⑲カサレッチェ
特徴
サバ缶のレモン醤油パスタ🐟
— in my kitchen (@inmykitchen01) June 14, 2020
カサレッチェという断面がS字型のショートパスタに味が絡んで美味しいです😋 pic.twitter.com/iPqQrXuKR6
日本では珍しい種類のショートパスタ、カサレッチェです。発祥地シチリアでは、19世紀ごろから各家庭で作られてきました。カサレッチェには「家庭の」「手作りの」という意味があります。断面を見るとS字型をしており、くるんと丸まった溝とねじれが特徴です。
おすすめレシピ
カサレッチェはトマトソースやオイルソースと合わせた食べ方がおすすめです。シンプルなソースで食べるほか、鶏肉やなすなどを加えても美味しくいただけます。パスタ同士が重なっていて火が通りにくいため、茹で時間をしっかり取ることがポイントです。
ショートパスタの種類⑳ストロッツァプレーティ
特徴
久しぶりに、ショートパスタ(ストロッツァプレーティ)を仕込みました。イタリアでは、あまり玉子を入れませんが、サルーテでは、玉子をたっぷり入れて作りました。お好みのソースと合わせてどうぞ! pic.twitter.com/pdoRBry4iH
— イタリアンレストラン サルーテ (@salute_cucina) October 28, 2013
ストロッツァプレーティは、イタリアのエミリア・ロマーニャ州を発祥とするショートパスタです。ロフィエにも似ていますが、薄く伸ばしたパスタ生地をひねって作るところに違いがあります。その作り方から「神父の首を締める」という名前がつけられたともいわれています。
おすすめレシピ
ストロッツァプレーティに合わせるなら、トマトソースや魚介ソース、オイルソースなどがよいでしょう。ひだの部分にしっかりとソースが絡まるため、チーズとこしょうを使ったカルボナーラソースもうってつけです。柔らかくてモチモチとした食感をぜひ堪能してみてください。
ショートパスタの種類を覚えて料理の幅を広げよう!
日替わりはミネストローネパスタ。ショートパスタを4種類(ペンネ、フジッリ、コンキリエ、ファルファッレ)。
— 急な坂食堂 (@kyunasaka_k) October 31, 2019
野菜は玉ねぎ、人参、セロリ、かぼちゃ、じゃがいも、にんにく。豆はひよこ豆とレンズ豆。肉はベーコン。
やっぱり具材の数が多いと食感楽しめて良いですね。
明日は油淋鶏です。 pic.twitter.com/kioCBmD7hE
さまざまな種類のショートパスタを紹介しました。本記事で取り上げたショートパスタは、数あるショートパスタのごく一部です。イタリアでは、まだまだ珍しいショートパスタが数えきれないほど存在します。
ここで紹介したショートパスタで気になるものがあれば、手作りに挑戦してもよいでしょう。ぜひモチモチのショートパスタを自宅で味わってみてください。