余ったピザを冷凍保存する方法は?解凍の仕方・美味しい温め方も!

余ったピザを上手に冷凍保存する方法をまとめました。食べきれなかったピザを冷凍する時のポイントについて、詳しく解説しています。解凍する時のコツも要チェックです。また冷凍ピザのアレンジレシピも紹介しているので、参考にしてください。

余ったピザを冷凍保存する方法は?解凍の仕方・美味しい温め方も!のイメージ

目次

  1. 1余ったピザを冷凍保存する方法を紹介
  2. 2余ったピザの冷凍保存方法とポイント
  3. 3冷凍ピザを美味しく食べるための解凍方法
  4. 4冷凍したピザを食べる際のアレンジ方法
  5. 5余ったピザは冷凍保存しよう

余ったピザを冷凍保存する方法を紹介

家飲みやパーティなど大勢で集まる時に人気のピザですが、全部食べきれずに残してしまったことはありませんか?また宅配ピザの持ち帰りサービスで同じ商品が2枚もらえたものの、食べきれなくて余ってしまった、という経験がある人も多いのではないでしょうか。

本記事では余ったピザを上手に冷凍保存するコツを紹介します。ポイントをおさえておけば、いつでも美味しい状態で食べることができます。ぜひ参考にしてみてください。

余ったピザの冷凍保存方法とポイント

焼いた後の余ったピザは正しい方法で冷凍すれば、長持ちする上に美味しさをしっかりとキープすることもできます。ここから説明するポイントをチェックして、家庭でもぜひ実践してみてください。

冷凍する時の手順

ピザを購入すると箱などに入っていますが、その箱のままで凍らせると乾燥やにおい移りなどで一気に味が落ちてしまいます。次も美味しく食べられるように、ひと手間かけてから保存しましょう。

まず冷凍する前にしっかりと冷ましておきます。そしてカットしたピザを一枚ずつラップに包みます。できるだけ空気が入らないようにピッタリとラップすることがポイントです。ラップをしたら、金属製など熱伝導のよい素材のバットに重ならないよう並べます。そしてできるだけ急速に凍らせてください。

ピザがカチカチに凍ったら、ジップロックなど保存ができる袋にうつして冷凍保存します。このとき、できるだけ袋の中の空気は抜くようにしてください。完全に凍った状態なら重ねて保存しても構いません。

冷凍する際の注意点

ピザを美味しい状態で保存するためには、冷凍焼けを防ぐことが重要です。冷凍焼けとは、凍らせた食品から水分が抜けて乾燥してしまうことをいいます。乾燥によってかたくなってしまうことはもちろん、パサパサの状態になるので食べても旨味を感じなくなります。

乾燥を防ぐには、できるだけ空気に触れないようにラップをピッチリすることが重要です。さらに密閉型の袋に入れて空気を抜き、できるだけ乾燥を避けます。また、ラップをする前にしっかりと冷ましておくことも大切です。余分な水分がラップに付着していると解凍した時に逆にベチャベチャとした状態になってしまいます。

もう一つ気を付けたいポイントは、庫内の温度を一定に保つことです。開け閉めの回数が多いと庫内の温度が上昇してしまうので注意が必要です。冷凍と解凍を繰り返すと食品の味は落ちてしまいます。とはいえ日常生活でどうしても開け閉めの回数が多い場合は、できるだけ庫内の奥の方に保存して温度の変化を避けましょう。

冷凍保存のメリット

ピザを冷凍保存するメリットは、やはりいつでも好きな時に食べることができる点です。簡単に済ませたいランチはもちろん、食事を作る時間がない時や疲れて買い物にも行けない時などの夕食にもおすすめです。生地に小麦粉を使っているのでしっかりとお腹にたまり、十分食事の代わりになります。

また、小腹が減った時のおやつや夜食としても便利です。残した食品を捨てないことで、食品ロスや節約にもつながります。

保存期間を延ばすコツ

ピザは基本的に当日中に食べる料理として作られています。そのため常温保存は長くても半日程度とされています。冷蔵庫での保管は約1〜2日以内に食べる場合なら可能ですが、味の劣化や衛生面を鑑みるとあまり長い期間の保存には向きません。ピザをできるだけ長く保存する方法はやはり冷凍することで、最大で3ヶ月ほど保存することができます。

保存期間を延ばすポイントは、まず冷凍に向かない食材を取り除くことです。例えば、ポテマヨコーンなどに入っているジャガイモは取り除いておきます。ジャガイモは冷凍することで繊維が壊れてしまうので、食感がかわってしまいます。解凍するとシャバシャバした食感になります。

また、生ハムやレタスなどの生野菜も味が落ちるのでラップする前に取り除いておきましょう。

冷凍ピザを美味しく食べるための解凍方法

きちんとポイントをおさえて凍らせたら、食べる時もぜひ正しい解凍方法を実践してみてください。解凍の方法次第で、仕上がりは全く異なります。ここからはより美味しく食べるための解凍方法を紹介します。

電子レンジで解凍する

冷凍したピザを食べる時は、まず電子レンジで解凍します。ピザ1枚につき、500Wの電子レンジで40〜50秒温めるとよいでしょう。電子レンジで長時間温め過ぎるとかたくなってしまうので注意が必要です。

自然解凍でも構いませんが、45〜60分程度かかってしまいます。またタイミングを誤ると余分な水分が出てしまい、ベチャベチャとした仕上がりになってしまいます。また常温で自然解凍すると食中毒の危険性もあるので注意が必要です。電子レンジを使う方が、より安全かつ美味しい状態で食べることができます。

おすすめの温め方

冷凍したピザは電子レンジで解凍しただけでも食べることができます。しかしもっと美味しい状態にするならば、さらに焼く工程が必要です。焼く方法は主にトースターとフライパンの2種類があります。

まずトースターの場合は、ピザ1枚につき約3分焼きます。目安は軽く焦げ目がつく程度です。初めから焦げ目が付いていてこれ以上焦げ目を付けたくない場合は、アルミホイルをかぶせると焦げ目を防ぐことができます。

フライパンで焼く場合は、フライパンに入れてから蓋をすることがポイントです。水分の蒸発を防ぐことで、ふっくらとした状態で仕上げることができます。火は弱火でじっくりと焼いてください。また自然解凍したピザは、必ずトースターかフライパンで焼いてから食べるようにしてください。そのまま食べると食中毒の危険性もあるとされています。

美味しく食べるコツ

おすすめの温めかたで解凍したら、できるだけ早く食べてください。冷めると次第にかたくなってしまうので、早く食べることが美味しく食べるコツです。冷凍することでどうしても多少の水分が抜けているため、かたくなるスピードは速くなっています。

また前回と同じ食べ方だと味に飽きてしまうこともあります。トッピングを増やしたり違う料理にアレンジすれば、また新しい味を楽しめるのでおすすめです。このあと人気のアレンジレシピを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

冷凍したピザを食べる際のアレンジ方法

トッピングを増やすだけでもアレンジできますが、ここからは意外な料理へのアレンジレシピも紹介します。いつもの味に飽きたら、ぜひひと手間かけた方法を試してみてください。

チーズを増やす

冷凍したピザは手軽ですが、凍らすことで香辛料の香りがとんでしまうことがあります。そのため風味のある具材をプラスしてアレンジすることをおすすめします。中でも一番手軽なトッピングはチーズです。

ピザ用チーズはもちろん、スライスタイプのとろけるチーズでも構いません。またモッツァレラチーズやカッテージチーズなど、好みのものをトッピングして味わってみてください。

グラタン風にする

SNSなどでも話題のアレンジがピザグラタンです。ピザそのものにはトマトソースやチーズ系ソースなどの味がしっかりと付いているので、グラタンの具材としてアレンジすることができます。

作り方は簡単で、解凍して一口大に切ったピザをグラタン皿に入れます。そこにホワイトソースを流し入れ、チーズとパン粉を乗せてトースターで焼き目をつければ完成です。ホワイトソースを入れる前に玉ねぎやジャガイモといった具材もプラスすると、ボリュームアップも可能です。

キッシュ風にする

キッシュ風にアレンジする食べ方も人気です。ピザをキッシュの具材として使用します。たっぷりの卵液に細かくちぎったピザを入れ、オーブンで焼き上げて作ります。元々はピザだったとは思えない変身レシピで、パイ生地で作るキッシュとはまた異なる食感も楽しめます。

余ったピザは冷凍保存しよう

余ったピザは捨てずに冷凍して、次も美味しく食べましょう。下処理や解凍方法のポイントをおさえるだけで、美味しいピザとしてよみがえります。おすすめのアレンジレシピもぜひ試してみてください。

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