2018年04月13日公開
2024年07月05日更新
セブンイレブンでクオカードは購入できる?使える商品とは?
最近贈り物として人気のクオカードですが、コンビにでも手軽に購入できるようになりました。コンビニ最大手のセブンイレブンも例外ではありません。セブンイレブンでクオカードをお得に購入する方法と、クオカードで買える商品を紹介します。
目次
贈り物として人気のクオカード
企業からお客様へのお礼や、ちょっとしたお祝いだけでなく、懸賞の賞品としても人気のクオカードは、株式会社クオカードが発行している使い捨て型のプリペイドカードです。全国57,000店の加盟店で使える上に年々加盟店が増加しているため、その需要も伸び続けているプリペイドカードです。
デザインの種類も元から豊富で、自分でデザインしたカードも依頼すれば作れるため、各企業の宣伝用だけでなく、結婚式のお返しや引き出物などにも使えるプリペイドカードとして、人気はますます高まっています。使用期限もないので、安心して持っていられるのも人気の理由です。
コンビニでクオカードが買える
コンビニでもクオカードを使える店舗が、年々増え続けています。こういったプリペイドカードの導入は、セブンイレブンに限らず販売店にとって、つり銭の準備や間違いのリスクを減らせるだけでなく、短時間で手間なく決済できるなど、サービスのクオリティを上げることもできます。
そのため、セブンイレブンを始めコンビニ各社の中には、クオカードを使えるだけでなく、商品としても販売するところが増えてきました。今では最大手のセブンイレブンを始め、ローソン・ファミリーマートなどでもクオカードを買えるようになっています。
クオカードを購入するならセブンイレブンがおすすめ
クオカードがコンビニで販売されているのはいいとして、問題はどこで購入するのが一番お徳かということです。コンビニ各社でそれぞれ特徴は出していますが、どこがおすすめかと言えばやっぱりセブンイレブンが一番です。
セブンイレブンでは、3,000円券・5,000円券・10,000円券の3種類のクオカードを買えます。プレゼント用となると購入金額は用途と相手人数との相談になりますが、自分用としてクオカードを購入するのであれば、やっぱり10,000円券が一番お得です。
クオカードは、5,000円券には70円分、10,000円券には180円分のおまけが付きます。当然その分、多くの商品を買えるわけですから、利用しない手はありません。お祝いや挨拶回りにクオカードを送る場合でも、5,000円という安すぎず高すぎず使いやすい金額でもおまけが付くのですから、一度検討してみるのもおすすめです。
セブンイレブンでのクオカードの購入方法は?
セブンイレブンでクオカードを購入する方法は、レジで店員に希望の金額のクオカードを売って欲しいと頼むだけです。買えるクオカードのデザインは、そのとき購入しに行ったカードの中から選ぶことしかできません。なので、デザインのクオリティにもこだわる際には、株式会社クオカードを始めとした専門店に依頼することになります。
セブンイレブンが小額のクオカードを扱わない理由
セブンイレブンでは、3,000円券・5,000円券・10,000円券のクオカードを扱っていることは、すでに紹介したとおりです。ですが他のコンビニ店の中には、500円券や1,000円券を扱っているところもあります。買える金額の種類が多いほうが便利な気もしますが、セブンイレブンが商品として扱っていないのには理由があります。
実はクオカードの500円券・1,000円券は、利用金額よりも購入金額のほうが高いのです。500円券の販売金額は530円、1,000円券の販売金額は1,040円と、使える金額よりも高い値段で買うことになるのです。こういった商品は、当然利用する側としては良い印象を持ちません。悪いイメージにつながる商品は置かないところも、セブンイレブンクオリティと言えるでしょう。
セブンイレブンでいくらのクオカードを購入するのがおすすめ?
同じクオカードを買うのであれば、やっぱりより多くの商品を買えるカードを選んだほうが、お得に決まっています。クオカードで言えば、先にも紹介したように5,000円券・10,000円券がおすすめということになります。5,000円券ならば70円のおまけが付くので1.4%の還元率が、10,000円券ならば180円のおまけが付くので1.8%の還元率が、さらに上乗せされることになります。
クオカードの利用可能店は多いので、一番還元率の高い10,000円券を買っても利用期限もなく使えるシーンも多いため、困ることはまずありません。むしろ積極的に購入して持っていても、損をすることのない商品です。小銭を持ち歩きたくない人には、望むクオリティを提供してくれる便利なカードといえます。
セブンイレブンの電子マネーnanacoでクオカードを購入する
高額クオカードの還元率そのものは、実はどこのコンビニ会社で購入しても一緒です。それにもかかわらず、セブンイレブンを購入先におすすめするのには、当然理由があります。セブンイレブンのnanacoでの購入が、とてもお得だからです。
セブンイレブンのnanacoでクオカードを購入するメリット
nanacoは、セブンイレブンなどの加盟各社で使える電子マネーです。nanacoを使うためには、まずクレジットカードでチャージする必要があります。このときにnanacoチャージでポイントが溜まるカードを使えば、カードのポイント分が還元されて返ってきます。
そしてこのnanacoでも、クオカードを買えるのです。つまり、nanacoチャージのポイント分にnanaco使用時のポイントが上乗せされ、しかも5,000円以上のクオカードを購入すれば、さらにその分のおまけが付いてくるということです。ただし、nanacoへのチャージでポイント付与する会社が減っているのも事実ですので、各カード会社に確認を取る必要があります。
それでもポイントの付くカードがある限り、セブンイレブンでnanacoを使ってクオカードを購入し、クオカードを使えるお店で商品を買える分使い切ったら、またセブンイレブンでnanacoを使ってクオカードを購入する、を繰り返すとします。そうすると、nanacoのチャージでカードのポイントが付き、クオカードの購入でnanacoポイントが付き、さらにクオカードでおまけが付き、利用頻度の高い人ほど恩恵は大きくなります。
これが、他のコンビニでもクオカードは買えるものの、セブンイレブンをおすすめする理由です。クオカードを商品としてただ買うだけでなく、サービスのクオリティの差も含めて選ぶと、よりクオカードを身近でお得に使えるようになります。
セブンイレブンでクオカードを使う
セブンイレブンでもクオカードは使えるのですが、クオカードそのものにはポイントが付くわけではないので、nanacoで買える物はnanacoで買ったほうがお得です。ですがセブンイレブンでもクオカードは使えるので、貰ったときなどには、節約もかねて利用してみてはいかがでしょうか?
nanaccoはチャージが必要なので、ポイントが付くとはいえ節約の観点だけで言えば、使わないにこしたことはありません。得にクレジットカードで大きな買い物をした後などは、チャージも含めできるだけ出費は抑えたいものです。そんなときは、クオカードは利用しやすいハイクオリティなプリペイドカードとして、活躍してくれることでしょう。
他にも急いで荷物を送りたいときに、セブンイレブンのヤマト運輸の窓口サービスを利用する、という人も多いのではないでしょうか?そういうときにもクオカードが活躍してくれます。近くに郵便局や宅配業者が無くても、セブンイレブンならきっとすぐに見つかるでしょう。支払いもクオカードでできるので、使って損はありません。
セブンイレブンでクオカードで購入できない商品
セブンイレブンに限らず、他のコンビニや販売店も含めて、クオカードで購入できない商品があります。まず株式会社クオカードと、提携していないところの商品の支払いには使えません。そのため、たばこや切手・印紙・はがきといった、官公庁・公社系商品は、セブンイレブンでもクオカードでは購入できない商品です。
セブンイレブンでクオカードが使えないのは商品だけではない
コンビニ各社は、独自のキャッシュコーナーや、オンラインシステムを利用した電子マネーやネットショップなどのサービスに力を入れています。セブンイレブンでも、マルチコピー機を使ったさまざまなサービスを展開しています。
セブンイレブンのマルチコピー機では、チケットだけでなく宝くじやいくつもの提携店のネット通販商品から、保険や学校の受験料受付サービスに、条件はあるものの住民票交付などの行政サービスまで受けることができます。サービスとしてのクオリティは高いので利用者も多いですが、代金の支払いにはクオカードを使えるものは無いに等しいのが現状です。
セブンイレブンで売っているプリペイドカードやチケット類
セブンイレブンのマルチコピー機では、さまざまなチケット類が購入できます。映画の前売り券やイベント、スポーツやレジャー施設のチケットのみならず、高速バスのチケットまで予約販売しています。他にもネットショッピングやゲームに国際電話用などの各種プリペイド式の電子マネーまで取り扱っています。
チケットの種類はもちろん、電子マネーも各種取り揃えていることもあり、セブンイレブンにいけば買えるから、と利用する人は多いです。他のコンビニでも買えることは買えますが、サービスの充実ぶりというクオリティの面で、自然とセブンイレブンに足が向く人が多いのは事実です。
ですが残念なことに、この充実したサービスの中にクオカードで支払えるものはありません。利用者にとっては、これらマルチコピー機で取り扱っているものもセブンイレブンの『商品』ですが、販売側の形態としては委託販売に当たるものなので、厳密に言うとセブンイレブンというコンビニ会社の販売品ではないのです。支払い方法はあくまで販売者側の基準で決まるため、クオカードは使えないということになります。
セブンイレブンで売っているギフト券
セブンイレブンでは、ギフト券の種類も豊富に取り揃えています。ビール券や酒クーポン券からAmazonギフト券まで、店舗の規模にも寄りますが、まさに何でも揃う充実ぶりはさすがのクオリティです。ですが、こういった金券類の代金もクオカードでは支払えません。もちろんクオカード自体もこの手の金券に含まれるので、安いカードを買って半分こ、何てことはできません。
セブンイレブンで取り扱っている他社の電子マネーへのチャージ
セブンイレブンでは、楽天Edyへの現金チャージや、Suicaなどの交通系電子マネーへの現金チャージサービスも行っています。どちらも現金での対応のみで、クオカードでは支払いできません。どちらの電子マネーも、利便性のクオリティが高く利用者も多い人気の電子マネーですが、だからこその管理体制の厳しさがあるともいえます。
当然といえば当然ですが、nanacoへのチャージにもクオカードは使えません。他にもnanacoカードの発行手数料も現金のみとなっています。クオカードはあくまでプリペイドカードであって、現金とは一線を画する物であることを忘れてはいけません。
セブンイレブンで取り扱ってる通信販売サービス代金
セブンイレブンでは、セブン&アイグループのネット通販『omni7』の取り扱いもしています。西武・そごうeデパートや、イトーヨーカドーやLoft、アカチャンホンポと取引可能店舗も豊富で、セブンイレブンの店頭受け取りもできる、他には無いクオリティのサービスも売りのひとつです。
では、こちらの通販サービスの支払いにクオカードが使えるのか?となると、omni7の中でもセブンネットショッピングの店頭受け取りの場合のみ、となります。今までの、使えたら嬉しいハイクオリティなサービスで、使いたくて使えなかったクオカードの出番が、ちょっとでもあるだけ良いといえますが、他では使えないのはやっぱり残念です。
逆をいうと、セブン&アイグループの中にも、まだ株式会社クオカードに加盟していない会社が多数ある、ということです。この先グループ内での加盟店が増えれば、店頭受け取りでクオカードを使えるところも増えていくことが予想されます。
セブンイレブンでの公共料金の支払い
社会保険料や国民年金、水道料金など、銀行引き落としにしている家庭も多いことでしょう。ですが、自動車税のように自動引き落としにしにくい税金を、コンビニで支払う人は多いことでしょう。出来ればこういった公共料金も、クオカードのようなプリペイドカードで支払えれば家計も大助かりなのですが、残念ながら公共料金もクオカードは使えません。
公共料金の支払いではクオカードだけでなく、クレジットカードやその他のプリペイドカードに電子マネーなども使えませんが、セブンイレブンでは唯一、nanacoだけは使うことができます。これもnanacoのクオリティを上げるための、セブンイレブンの戦略といえます。
クオカードを購入するならセブンイレブンで決まり!
セブンイレブンで使おうと思っても、意外と使えない対象が多いとはいえ、それでもクオカードの利便性やクオリティが低いということはありません。クオカードが使い捨てプリペイドカードであるにもかかわらず、Edyや交通系電子マネーと比較しても、たばこが買えるかどうかの差だけです。セブンイレブンでクオカードをお得に買って、もっと買い物を楽しみましょう!