コンビニに風邪薬は売ってる?おすすめは?【セブン/ファミマ/ローソン】

コンビニで売ってる風邪薬の基本的な知識とおすすめ風邪薬を紹介します。最近セブンイレブンやローソン、ファミマなどでも風邪薬が売られるようになりました。コンビニで販売されている風邪薬が薬局のモノと何か違いがあるのか?についても調査します。

コンビニに風邪薬は売ってる?おすすめは?【セブン/ファミマ/ローソン】のイメージ

目次

  1. 1コンビニでも風邪薬が入手できる!
  2. 2コンビニでも風邪薬が買えるようになった
  3. 3コンビニで買えるおすすめの風邪薬
  4. 4コンビニ大手の風邪薬の販売情報
  5. 5市販の風邪薬おすすめランキング
  6. 6コンビニの風邪薬で治らないときは病院へ行こう

コンビニでも風邪薬が入手できる!

コンビニは24時間営業が殆どで、何か欲しい時や足りない時に時間を気にせず気軽に買いに行くことができます。なんでも売ってる便利なコンビニですが、突然夜中に発熱したり鼻水が酷くなったりといった風邪の症状を感じた際に、コンビニに風邪薬が置いてあったらいいなと思ったことはありませんか?

最近ではドラッグストアも夜中まで営業しているお店が多くなりましたが、家の近くにないことも多いはずです。それが近年、コンビニでも一定の条件を満たせば風邪薬が販売できるようになりました。そこで本記事ではセブンイレブン、ファミマ、ローソン大手3社で売ってるおすすめの風邪薬を紹介します。ぜひ参考にしてください。

コンビニでも風邪薬が買えるようになった

コンビニで風邪薬が売られるようになったのは、2009年に改正薬事法(現在は薬機法)が施行されたからです。この法律は必要な条件を満たせば一般的な風邪薬を販売できるというものです。

これならば必要な条件を満たして、全部のコンビニがいろいろな風邪薬を販売してくれれば助かると考えてしまいます。しかしこの条件自体がかなり厳しいので、コンビニ全体でも約1%ほどのお店しか置いてないのが現状です。

そもそも市販薬には種類がある

医薬品は大まかに3種類に分ける事ができますが、この種類によってコンビニで販売してよいのかどうかも変わります。また、風邪薬だと思ってコンビニで買っていたものが、実は指定医薬部外品だったりすることもあります。なのでまずは市販薬の種類についてある程度の知識を持ってから、コンビニへ風邪薬を買いに行くのをおすすめします。

第1類医薬品

一般の医薬品の中で、一番副作用が起こる可能性の高い医薬品を第1類医薬品と言います。こちらは国家資格を有する薬の専門家、つまり薬剤師からの説明を受けなければ購入することができない医薬品です。第1類は風邪薬としての効果は高いですが、それに伴って副作用を発症するリスクもあります。

これらの商品は、ドラッグストアでも一般の人がすぐに手を伸ばして買えないような場所に並べられていることが多いです。

第2類医薬品

市販されている大半の風邪薬などは第2類医薬品になります。副作用なども日常生活の上で注意しなければいけません。また、この医薬品は薬剤師または登録販売者がいなければ販売できない医薬品です。特に注意が必要な風邪薬などは指定第2類医薬品として売られています。

第3類医薬品

第3類医薬品は、第1類医薬品・第2類医薬品以外の医薬品を言います。栄養ドリンク剤は第3類医薬品になります。第3類も薬剤師や登録販売者からの購入が原則ですが、薬剤者や登録販売者からの管理・指導の下であれば販売可能です。ほとんどのコンビニはこの第3類医薬品であれば置いているお店が多いでしょう。

どのコンビニでも風邪薬は売ってる?

考えている女性とはてなのマーク

風邪薬は基本的に薬剤師や登録販売者がいないと販売できないことがわかりました。そうすると、風邪薬を販売しているコンビニは薬剤師や登録販売者がいることになります。ちなみに登録販売者というのは、都道府県知事が資格認定した薬の専門家で第1類医薬品以外を取り扱う事が出来ます。

そして、24時間営業のコンビニの場合は最低でも12時間以上は登録販売者を常駐させなければいけないので、人材を確保するのが難しいのです。これらを考慮して考えると、どこのコンビニでも風邪薬が売ってるわけではありません。しかも登録販売者は2年間の実務経験がないと一人で販売することができないないのです。

コンビニと薬局での風邪薬の違いはある?

コンビニと薬局の大きな違いは、薬剤師や登録販売者がいるかどうかで売ってる風邪薬の種類が変わることです。副作用のリスクはあるものの、第1類や第2類医薬品の風邪薬は効果が高いので早く治すにはそのような風邪薬があればありがたいと思うのが普通です。

このようなニーズに答えて、ローソンやファミマでは調剤薬局やドラッグストアを併設したコンビニを展開しています。しかし、登録販売者がいない時は売り場にシャッターをつけたり、薬剤師も医薬品以外のコンビニ商品などを販売しなければいけないなどまだまだ課題が多くあるのです。

コンビニで買えるおすすめの風邪薬

コンビニで風邪薬を販売するのは難しいと言っても需要があるので、年々医薬品を扱っているコンビニが多くなっているのは確かです。そこで、コンビニではどのような風邪薬が売ってるかおすすめを紹介します。分類も合わせて紹介するので、参考にしてください。

コンビニの風邪薬①パブロンゴールドA

医薬品分類 第2類医薬品
効能・効果 風邪の諸症状(せき、たん、のどの痛み、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、悪寒、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和


少し熱っぽいなと感じたり、のどが痛くなったと感じた風邪になる前の症状が起きた時に飲む風邪薬です。錠剤と顆粒があるので、自分の飲みやすい薬を選ぶ事が出来ます。コスパも高く、家での常備薬としても人気の高い風邪薬です。

パブロンゴールドA〈微粒〉| 製品詳細 | 大正製薬製品カタログ

コンビニの風邪薬②ルルアタックEX

医薬品分類 第2類医薬品
効果・効能 風邪の諸症状(のどの痛み、発熱、悪寒、頭痛、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、せき、たん、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和


ルルアタックシリーズはのどの痛みに効くEX、発熱に効くFX、鼻水鼻づまりに効くNXと3種類あります。効果・効能はパブロンゴールドAと同じ内容ですが、のどの炎症の痛みを抑えるトラネキサム酸という成分が多く含まれており、自覚症状によって風邪薬を変える事が出来るのでおすすめです。

ルルアタックEX:製品情報|ルル|第一三共ヘルスケア

コンビニの風邪薬③ユンケル黄帝顆粒

医薬品分類 第3類医薬品
効果・効能 滋養強壮、肉体疲労、食欲不振、栄養障害、発熱性消耗性疾患、妊娠授乳期などの場合の栄養補給、虚弱体質


ユンケルと言えば、ドリンクのイメージがありますがコンビニでは顆粒のユンケルがあるので持ち運びに便利です。6種類の生薬と様々なビタミンが入っているので、少し疲れたと感じた時や風邪が流行する前に飲んでおくと効果があらわれ風邪が引きにくい体質にしてくれます。

ユンケル黄帝顆粒DCF - ユンケル 疲れや風邪を引いた時の栄養ドリンク 佐藤製薬株式会社

医薬品分類 第2類医薬品
効果・効能 月経痛(生理痛)、頭痛、歯痛、咽頭痛、関節痛、筋肉痛、神経痛、腰痛、肩こり痛、抜歯後の疼痛、打撲痛、耳痛、骨折痛、捻挫痛、外傷痛の鎮痛、悪寒・発熱時の解熱


痛み止めでおすすめはイブA錠です。夜中にいきなり発熱すると次の日のことを考えて解熱したいと思うはずです。そう言ったときに解熱剤としてイブA錠がコンビニにあると大変助かります。歯が痛い時にもよく使われる医薬品なので、常備薬としても大変人気の高い風邪薬です。

生理痛・頭痛には、イブA錠 製品情報|エスエス製薬

コンビニ大手の風邪薬の販売情報

次に大手コンビニでは風邪薬は売っているのかSNSなどの情報をもとに紹介します。今回の記事ではセブンイレブン、ファミマ、ローソンの販売情報を検証します。身近なコンビニでは一般にどのくらい浸透しているのか、コンビニで売っている風邪薬の評判なども合わせて紹介します。

セブンイレブン

日本最大手のコンビニエンスストアのセブンイレブンは、全国で20000店以上の店舗数を誇ります。現在では都道府県すべてにセブンイレブンのお店は展開しており名実ともに有名なコンビニです。このセブンイレブンでは一体風邪薬の普及はどのようになっているでしょうか?

口コミなどを見てみると第2類医薬品の販売はないようです。第1類医薬品の受け取りは出来ますが、栄養ドリンクなどの指定医薬部外品の販売だけにとどまっているようです。風邪のひき始めなどは栄養ドリンクで予防していることもあるので、夜間や急に必要な時は栄養ドリンクで様子を見るのも良いかもしれません。

口コミ

ファミマ

近年、サークルKとサンクスと統合されたことにより店舗数が17000店舗以上になりセブンイレブンと並ぶ最大手になったファミマは、薬局や調剤薬局一体型のコンビニを展開しています。関東や東海ではドラッグアモスや薬ヒグチなどがすでにファミマと一体型店舗として風邪薬を販売しています。

口コミを見ても「子供が夜中に急に熱を出したり、大人でも急な吐き気や頭痛に襲われたときに、近くのコンビニで24時間風邪薬を売ってるのはとてもありがたく役に立つ」と書いてありました。風邪薬を売ってるファミマの店舗は全国では約40店舗という1%にも満たない店舗数ですが、登録販売者の確保によってどんどん店舗が拡大されることが見込まれています。

口コミ

ローソン

国内店舗数がファミマについで第3位ですが、都道府県すべてに出店したのはセブンイレブンより早いのがローソンです。風邪薬の販売にはセブンイレブン、ファミマより力を入れています。ローソンはヘルスケアローソンとして、ツルハドラッグやマツモトキヨシなどの薬局や調剤薬局との一体型店舗を多く出店しています。

ローソンは100店舗以上の薬局一体型店舗を目指しており、高齢者や女性、子供にやさしくコンビニだけど身近なかかりつけの薬局としての利用を目指しています。実際口コミなどでもローソンに行ったら風邪薬が売ってるという反響も多く書かれており、近くに薬局やドラッグストアがない地域などでは助かっていること間違いなしです。

口コミ

市販の風邪薬おすすめランキング

最後にセブンイレブンやファミマ、ローソンなどのコンビニに限らず、ドラッグストアなどでもおすすめの風邪薬を紹介します。風邪にも色々症状がありますが、その中でも諸症状によく効く風邪薬を3種類挙げました。人によっては同じ風邪薬でも効く人と効かない人がいると思いますが、効果・効能や種類などを参考にしてください。

第3位:ベンザブロック

武田薬品のベンザシリーズは鼻水などに効くS、発熱や鎮痛作用に効くLの他にベンザブロックプラスとして、風邪の諸症状によって飲む風邪薬の種類がわかれています。風邪の症状で困るのがいきなりの発熱やのどの痛みです。そのような時はベンザブロックL錠が家にあると便利なのでおすすめです。

第2類医薬品なので、コンビニで販売しているお店は少ないかもしれませんが、総合風邪薬としても口コミではすぐ効くという書き込みも多い風邪薬なのは確かです。服用するときは用法・用量をよく読んで使用してください。

口コミ

ベンザブロックL錠の特徴・効能 | タケダ健康サイト

第2位:エスタックイブ

エスタックイブものどの痛みや熱に効く風邪薬です。全ての風邪症状に効くエスタックファインという風邪薬もありますが、痛みを和らげたい人やとにかく熱を下げたい人には、鎮痛作用の高いエスタックイブをおすすめします。

鼻水鼻づまりの風邪症状のときはエスタックイブエースもありベンザブロック同様、風邪の症状によって使い分ける事が出来ます。こちらも第2類医薬品です。

口コミ

喉の痛み・悪寒には、エスタックイブ 製品情報|エスエス製薬

第1位:パブロンゴールドA

総合風邪薬として高い評価を得ているのは大正製薬のパブロンゴールドAです。第2類医薬品で医薬品を売っているコンビニなら必ずおいてある風邪薬でしょう。210粒も入っているのに価格が税抜き2500円なのは他の風邪薬よりもかなり値段が安いです。

昔から変わらず販売しているという信頼感と老舗の製薬会社という安心感もおすすめのひとつで、医者もおすすめしている人も多く存在していました。また、ベンザブロックやエスタックイブは15歳未満の服用は禁止ですが、パブロンゴールドA錠は12歳から服用できます。しかし、用法・用量には十分注意して使用してください。

口コミ

パブロンゴールドA〈錠〉| 製品詳細 | 大正製薬製品カタログ

コンビニの風邪薬で治らないときは病院へ行こう

頭を抱えている女性

コンビニで風邪薬が売ってるメリットは、急な風邪症状のときにいつでもすぐ買いに行けることと少量パックで売っていることです。しかし、セブンイレブンのような最大手のコンビニでも風邪薬を販売することに苦労しています。ファミマやローソンも薬局と一体型店舗を出店し便利だという反響もありますが、薬剤師や登録販売者の確保が難しいのも現実にあります。

ただ、これからは身近で簡単に風邪薬を買いに行けるというニーズが増えるので、大手のコンビニには期待するしかありません。しかし市販の風邪薬に頼り過ぎず、時間に余裕がある時や市販薬を飲んでも治らない時は面倒くさがらずに病院で診察してもらうことを忘れないようにしましょう!

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