みょうがの食べ方を下ごしらえから解説!さっぱり人気レシピも紹介

みょうがの食べ方というと、どんなものを思い浮かべますか?生でも加熱しても美味しいみょうがは、様々な料理に使いまわせる魅力的な食材です。ここでは、みょうがの下ごしらえを始め、切り方や食べ方、レシピなどを詳しく紹介します。

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目次

  1. 1みょうがの食べ方を徹底解説
  2. 2みょうがの食べ方【下ごしらえ】
  3. 3みょうがの食べ方【切り方】
  4. 4みょうがの食べ方【生】
  5. 5みょうがのさっぱり人気レシピ
  6. 6みょうがの食べ方は生からメインまで豊富

みょうがの食べ方を徹底解説

独特の香りを持つみょうがは、夏の薬味に欠かせない食材の1つです。生でも加熱しても美味しいみょうがですが、下ごしらえや切り方、様々な食べ方を知っているでしょうか?ここでは、料理の添えからメインまで使えるみょうがの魅力について紹介します。

いつも決まった食べ方しかしたことがないという方は必見です。さっぱりとして食べやすいみょうがレシピもあるので、ぜひチェックしてみてください。

みょうがの食べ方【下ごしらえ】

まずは、みょうがの下ごしらえについて見ていきましょう。みょうがは、生で食べる時と加熱する時では下ごしらえの方法が異なります。手間なく簡単にできるものばかりなので、ぜひ下準備の方法をマスターして料理の幅を広げましょう。

生食は水にさらす

みょうがには、独特の香りやアク、苦みがあります。そのため、生でみょうがを食べる際には水でさらすことをおすすめします。買ってきてすぐに調理する場合は、氷水でさらすと身が締まって食感がよくなり、色味も鮮やかに仕上がります。

水にさらす時間は短時間で大丈夫です。あまり長い時間置いておくと、せっかくのみょうがの香りが損なわれてしまうので気をつけましょう。

加熱調理は水にさらさない?

生で食べるのとは違い、みょうがを加熱調理する際は水にさらす必要がありません。みょうがは油との相性もよく、加熱することで苦みやアクが気にならなくなります。

ただし、どうしても苦みが気になる場合は調理前に水にさらしておくとよいでしょう。ひと手間をかけるだけで、料理の味もグッとよくなります。加熱する際の下ごしらえとしては、流水かボウルにためた水で汚れを洗うだけでOKです。黒ずんだ部分があれば、この時に取り除いておきます。

食べる直前に切る

みょうがの香り成分には、食欲を促したり消化を助けたりと様々な働きがあります。ただし、この成分は揮発性なのでみょうがを切って時間が経つとどんどん減少していきます。そのため、みょうがは食べる直前に切って栄養を効果的に摂取することをおすすめします。

みょうがの食べ方【切り方】

続いてみょうがの切り方について紹介します。調理法や合わせる食材によって最適な切り方を身につけると、料理のバリエーションが増えて食卓も華やかになるでしょう。

輪切り

みょうがの定番の切り方というと、輪切り(小口切り)があげられます。筒形のフォルムをしたみょうがは、横向きに薄くスライスすると綺麗に形が揃い、ネギと一緒に薬味にするのにもぴったりな大きさになります。幅は用途に合わせて自在に変えられますが、一般的には画像のような薄切りが料理に合わせやすいです。

千切り

和え物や汁物に人気の切り方が千切りです。輪切りと同じく定番の切り方で、加熱しても食感が損なわれにくいのが特徴です。切り方としては、縦半分にカットして1~2mm幅にスライスしていくだけです。上から押さえるのではなく、手前から奥へ包丁をスライドさせるように切っていくと、繊維がつぶされずに食感よく仕上がります。

みじん切り

みょうがを料理に混ぜ込む時に便利なのがみじん切りです。切り方に大きな決まりはなく、輪切りや千切りにした後、縦横に包丁を動かしながら細かく刻んでいきます。食感を残したい時は大きめに、料理の風味づけにしたい時は小さめにと、好みのサイズに刻んで構いません。

みじん切りにすると、みょうがの香りがより引き立つのも魅力の1つです。温かいご飯に混ぜ込んだり、つくねの具材にしたりと様々な使い方を試してみてください。

みょうがの食べ方【生】

下ごしらえと切り方をマスターしたら、みょうがを生で食べる方法も押さえておきましょう。香り豊かなみょうがは、その風味と食感を存分に楽しむのが定番の食べ方です。加熱しても美味しいみょうがですが、独特の香りを味わいたいなら、ぜひ生で味わってみてください。

麺つゆの薬味

みょうがを生で食べる方法としてまず思いつくのが、麺つゆの薬味としての食べ方です。中でも夏の代表的な食べ物であるそうめんに生のみょうがは欠かせません。刻みネギと一緒に添えれば、見た目も涼やかで後味のよいそうめんが楽しめます。

切り方はネギと揃えて輪切りにするほか、そうめんに絡みやすいよう千切りにしてもよいでしょう。好みの切り方でみょうがの風味と香りを味わいましょう。

醤油やポン酢をかける

みょうがを副菜にするのであれば、太目の千切りにして醤油やポン酢をかけるのもおすすめです。ザクザクとしたみょうがの食感に醤油の風味が相性抜群で、香り高い副菜に仕上がります。

食べ応えのある小鉢にするなら、鶏ささみ肉や長芋、オクラなどを合わせてもよいでしょう。基本的にどんな食材とも合わせやすいので、好みの食材で試してみてください。ネギ以外に大葉やごまなどを混ぜ込んでも美味しい小鉢が作れます。

冷奴の薬味

みょうがには、淡白な食材の味を引き立たせる役割もあります。例えば冷奴の薬味としてみょうがをのせると、あっさりとしていながらも香りや味にパンチが出ます。上品に盛りつける場合はみょうがを輪切りにするか短めの千切りにして、豆腐からはみ出さないようにバランスよくのせるのがおすすめです。

おもてなしの時は、みょうがの他にネギや大葉、生姜、いりごまなどを別容器に入れておくと喜ばれるでしょう。醤油やポン酢、好みのドレッシングなどで、ぜひ味わってみてください。

みょうがのさっぱり人気レシピ

最後にみょうがを使ったレシピを見てみましょう。みょうがは、基本的に下ごしらえが簡単で生でも食べられるため、時短レシピに利用することもできます。ここでは、ササッと作れて美味しい2品のみょうがレシピを紹介します。

みょうがと茄子の味噌汁

  • みょうが2~3本
  • 茄子3本
  • 顆粒和風だし小さじ2
  • 水1000~1200cc
  • 味噌大さじ2強
  • ネギ適宜
 
  1. 茄子は5~7mm幅の斜め切りにしてから4~5mm幅に切って水にさらしておきます。みょうがは薄切りにした後、2~3mm幅の千切りにしましょう。
  2. 鍋に水気を切った茄子、水、和風だしを入れて火にかけます。沸騰したら火を止め、みょうがを加えてから味噌を溶き入れます。器によそい、小口切りにしたネギを散らせば完成です。

みょうがと茄子の味噌汁4~6人分のレシピです。みょうがの香りがふんわりと漂い、香り高い味噌汁に仕上がります。後味がさっぱりしているので、食欲が落ちがちな暑い季節におすすめです。火の通りやすい食材ばかりなので、忙しい朝にパッと作れるのも魅力的です。

みょうがとゴーヤの梅醤油和え

  • みょうが3本
  • ゴーヤ(中サイズ)1本
  • 大葉3~5枚
  • 梅干し1個
  • 醤油大さじ1~1/2
  • 顆粒和風だし少々
  • ごま油大さじ1
  • 白ごま大さじ1
  • かつお節2g
  • 生姜1/3片
 
  1. ゴーヤは縦半分に割り、厚さ2~3mm幅にスライスして塩(分量外)で揉みます。その後、水でさっと洗って水気を切っておきましょう。みょうがは縦半分に切ってから斜め千切りにします。大葉や生姜も千切りにしておきます。
  2. 梅干しは種を取ってから包丁で細かく叩きます。小さな器に醤油と和風顆粒だしを合わせ入れ、そこに梅干しとごま油を加えて混ぜ合わせます。
  3. ボウルに1、2、白ごま、かつお節を入れて全体を合わせたら完成です。

みょうがとゴーヤの梅醤油和え4人分のレシピです。ほろ苦いゴーヤにみょうがの香りがよく合い、箸休めにもぴったりな一品です。ゴーヤの苦みが苦手な方は、塩もみした後に沸騰した湯でさっと茹でてよいでしょう。冷蔵庫で冷やして味をなじませても美味しいので、多めに作り置きしておくのもおすすめです。

みょうがの食べ方は生からメインまで豊富

この記事では、みょうがの下ごしらえや切り方、食べ方などを紹介しました。生でも熱を加えても食べられるみょうがは、様々なレシピに使える便利な食材です。調理法や食べ方によって切り方を工夫すれば、香りや見栄えもよくなり食卓が華やぐのも嬉しいポイントです。

夏が旬のみょうがですが、最近では年中スーパーで手に入れることができます。薬味だけでなく料理のアクセントやメイン料理にも使えるので、気になる方はぜひ色々な食べ方を楽しんでみてください。

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