焼きそば生麺の賞味期限切れはいつまで食べられる?実際に食べた人の体験談

焼きそばの生麺は賞味期限が切れても食べられるのでしょうか?実際に賞味期限切れの焼きそばを食べた人の体験談やいつまで腐ることなく食べられるのか、生麺の日持ちと便利な冷凍保存の方法について調査してまとめました。

焼きそば生麺の賞味期限切れはいつまで食べられる?実際に食べた人の体験談のイメージ

目次

  1. 1焼きそばの賞味期限が切れた!
  2. 2焼きそば生麺の賞味期限切れはいつまで食べられる?
  3. 3焼きそば生麺は腐るとどうなる?
  4. 4焼きそば生麺の保存方法
  5. 5焼きそばの賞味期限切れは2~3日なら問題ないという意見が優勢

焼きそばの賞味期限が切れた!

ざるの上におかれた焼きそば麺

簡単に作れて美味しい焼きそばは老若男女問わずみんなが大好きなメニューです。お手軽なランチ用に焼きそばの麺を冷蔵庫に常備している人も多いと思いますが、安売りしていたときにまとめて買い置きした焼きそばが気がついたら賞味期限が切れてしまったなんてことはありませんか?

今回は焼きそばの麺の日持ちと賞味期限に関する情報について詳しく調査しまとめています。賞味期限が切れた焼きそばはどれくらいで腐るのでしょうか?いつまで食べて良いのかについて調査し、便利な冷凍保存の方法や解凍方法についても紹介しています。

焼きそば生麺の賞味期限切れはいつまで食べられる?

うっかり冷蔵庫に買い置きしておいた焼きそばの賞味期限を切らしてしまったという経験をしたことがある人は多いでしょう。焼きそば生麺の賞味期限切れは一体いつまで安全に食べることができるのでしょうか?焼きそばの麺の種類ごとに賞味期限がどれくらいあるのか、賞味期限が切れた焼きそばはいつまで食べられるのかについて調べてみました。

ゆで麺の賞味期限

低温であらかじめ茹でられて作るゆで麺は、蒸し麺に比べやや柔らかくコシが少ないのが特徴です。蒸し麺に比べるとスーパーなどではあまり見かけることはなく、業務用として販売されていることが多いです。ゆで麺の賞味期限は蒸し麺の賞味期限に比べやや短めに設定されていることが多く、製造後4日から10日前後となっています。

これとは別に、加熱殺菌を行い酢を添加することで長期保存できる処理をしたゆで麺タイプの焼きそばも存在します。加熱殺菌処理をしたゆで麺は常温保存が可能で、賞味期限は120日程度と長く設定されています。賞味期限が長いため災害に備えた非常時の食糧として、ローリングストック食材として常温保存の焼きそばを常備するのもおすすめです。

蒸し麺の賞味期限

全国的にスーパーでもっともよく見かけるタイプの焼きそばが、この蒸し麺タイプの焼きそばです。蒸し麺の焼きそばはゆで麺に比べややコシがありほぐれやすく、弾力ある食感を楽しめるのが特徴です。蒸し麺タイプの焼きそばの賞味期限はメーカーごとに差はあるものの蒸し麺の賞味期限は15日程度に設定されていることが多いです。

蒸し麺タイプの焼きそばの賞味期限がゆで麺タイプの賞味期限より長くなる理由は、高温かつ短時間で蒸しあげることで、殺菌効果が得られているからです。なお、蒸し麺は要冷蔵保存の商品がほとんどです。

賞味期限切れ後に食べられる期間

白い皿に盛りつけられた焼きそば

賞味期限が切れた焼きそばはいつまで安全に食べることができるのでしょうか?残念ながら日持ちについて何日までは絶対に大丈夫と確実に保証できる日数はないのが現実です。しかし、安全に食べられる目安である消費期限と異なり、美味しく食べられる目安を示した賞味期限は期限が切れたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。

賞味期限が切れてからいつまで食べられるかという疑問に関しては、焼きそばのメーカーサイトや口コミ等を見ると、一般的には未開封冷蔵保存の状態であれば期限が切れてから2~3日程度なら問題ないのではないかという意見が多く見られました。

実際には冷蔵庫で未開封で保管してあった焼きそばが賞味期限が切れた場合、開封して麺の色や臭いを確認し、腐敗していないかチェックしてから使う人も多いようです。いつまでなら食べられるという日数以上に、焼きそば麺の状態の確認が大切です。

賞味期限切れ後に食べた人の口コミ

賞味期限が長いイメージのある焼きそば麺ですが、Twitterでは気づかないうちに賞味期限を切らしてしまったという報告が多く見られました。2~3日から5日程度の賞味期限切れであれば、よく加熱調理をして食べている人も多いようです。意外にもそれで体調を崩したという人の報告はあまり見かけませんでした。

一方で1ヶ月以上も前に賞味期限が切れてしまった焼きそばを食べたという人の証言では、賞味期限切れが直接の原因かどうかは分かりませんが体の調子の悪さを感じているという報告もありました。

さすがに、食の安全のためには数日ではなく数週間も賞味期限が切れてしまった焼きそばは食べないほうが無難かもしれません。また、賞味期限が長いから、日持ちがするからと言って安心せず、腐敗臭や酸味がないかよく確認するのをおすすめします。

焼きそば生麺は腐るとどうなる?

焼きそばの賞味期限は他の食品に比べて長く、賞味期限が切れたからといってすぐに腐るものではありません。しかし、未開封かつ冷蔵保存の状態であってもいつまでに食べれば良いと確実に言える日数は存在しません。

賞味期限がいつであれ、賞味期限が切れた後に食べる場合は焼きそばが腐っていないかどうか自分で状態を確認する必要があります。そこで焼きそばの麺は腐るとどうなるのか特徴についてまとめました。

腐った麺の特徴

悪臭に鼻を押さえる女性

賞味期限が切れ一定の期間が過ぎると焼きそばは腐敗し始めます。焼きそばの麺は腐ると特徴的な匂いを発しており、それで腐敗に気付く人は多いでしょう。賞味期限が切れた焼きそばを開封した際に酸っぱい匂いや納豆のような異臭がしていれば腐敗が進んでいる証拠です。

次に見た目にはべたべたと粘り気、ぬめりが出ている状態になります。腐ると菌が繁殖し、糸を引いたような見た目になっていることもあります。また、見た目で分かる腐敗の状態として他には、表面にカビが生えていたり、麺の一部が溶けたようにべたっとしているのも特徴的です。

麺がヌルヌルする原因

菌のイメージ

賞味期限切れの焼きそばの麺の表面がヌルヌルしていたら要注意です。焼きそばの麺は調理時にほぐしやすいよう表面にサラダ油を添加されていることが多く、その油が理由でヌルヌルしたように感じられることもあります。これは正常な状態ですが、気をつけなければいけないのは油もろとも腐った状態でも麺がヌルヌルしたように感じる点です。

先述したように焼きそばの麺は腐ると粘り気を帯びたり、表面が溶けたように変化します。表面に塗られているサラダ油自体が傷んでしまうこともあります。焼きそばの麺は腐ると菌が繁殖してヌルヌルすることもあるということをしっかりと覚えておきましょう。

焼きそばの麺が腐りにくい理由

焼きそばの麺を箸で持ち上げている

焼きそばの麺は一般的に日持ちがする食品として知られています。そのため買い置きがしやすくなり、賞味期限切れを起こしやすい食品でもあるのですが、では、なぜ焼きそばの麺は日持ちが効くのでしょうか?焼きそばの麺が腐るまでに時間が長い理由は焼きそばの製造過程にあります。

焼きそばの麺の多くは製造過程でかん水が使われます。かん水はアルカリ性のであり腐りにくい性質をもっています。また、焼きそば麺には防腐剤などが添加されていることがあります。これについても焼きそばの麺が腐りにくくなっている理由の一つです。

しかし、上記のような腐りにくいとされるのは全て、調理前の焼きそばの麺に関することです。具材と麺を炒め調味し終わった焼きそばは傷みやすく、日持ちもしないので十分に注意しましょう。完成した焼きそばは野菜から水分が出やすく、菌を繁殖させる元となります。焼きそばにしっかりと熱を入れて調理したからと言って安心はできません。

焼きそば生麺の保存方法

長期保存専用の一部のゆで麺を除けば焼きそばは一般的に要保冷食品であり、冷蔵庫で保存するように求められています。そのため、包装に記載されている賞味期限も未開封かつ冷蔵庫保存した場合の日付です。本項では冷蔵庫で保存する際により良い状態で保存できる方法について紹介し、焼きそば麺の冷凍保存方法について紹介しています。

特に冷凍保存の方法については覚えておくと大変便利です。麺がお得に買える日に多めに買っておき、冷凍庫で保存しておけば冷蔵よりも長く保存することができます。焼きそばをよく食べる人は冷凍保存の方法と、解凍方法についてもチェックしてみましょう!

冷蔵保存

多くの蒸し麺が冷蔵庫での保存を推奨しています。冷蔵庫での保存方法については未開封の状態で、そのままパッケージごと保存している人がほとんどではないでしょうか?未開封であれば麺の状態を良い状態でキープすることが可能です。

調理前の蒸し麺ではなく、調理後であればジップロックや蓋つきのタッパーなどに移して冷蔵庫で保存します。ジップロックを使う場合にはできるだけ空気を抜いて酸化するのを防ぐのがポイントです。とはいえ、調理後は傷みやすくなりますのでできるだけ早めに食べきるのが前提です。

日持ち

未開封の状態であれば冷蔵保存をした生麺は、メーカーが記載されている15日前後の賞味期限が適応されます。美味しく食べられる目安である賞味期限が切れたとしても、腐る前に食べたいという場合は賞味期限にプラス2~3日程度なら、状態を十分にチェックして食べられるか否か判断してみてはいかがでしょうか?

一方で、調理済みの焼きそばは冷蔵庫に入れて保存したとしてもあまり日持ちはしません。いつまでなら大丈夫という性格な日数は明言できませんが、賞味期限は関係なく作ってから2~3日以内を目安に食べきりましょう。調理済みの麺の場合は、酸化を防ぐため空気を遮断して保存するのがおすすめです。真空パックなどを利用すると良いでしょう。

冷凍保存

スーパーなどで多く販売されている焼きそば用の蒸し麺は水分が多く、本来ならば冷凍保存にはあまり向かない食品です。冷凍してしまうと調理の際に麺がほぐれにくかったり、ちぎれてしまったりするので、製造メーカーでも推奨していないことが多いです。

しかしながら、急激な解凍をしないなどうまく解凍することができれば調理前の麺も冷凍保存することができます。開封前の状態であればパッケージのまま冷凍するといいでしょう。開封後、調理済みの焼きそばを冷凍保存する場合は、1食ずつ空気を抜いてフリーザーバッグに入れましょう。空気が入らないようにラップに包むのもおすすめです。

日持ち

冷凍保存した場合の日持ち、賞味期限については未開封の状態であるのか、調理後の状態であるかによってどれくらいの日数食べられるかという目安が異なります。未開封の状態で冷凍することができれば1ヶ月程度保存することができます。調理後の焼きそばなら、空気をしっかり遮断する等工夫することができれば2週間程度保存することができます。

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解凍のコツ

焼きそばの生麺を冷凍保存するならしっかりと把握しておきたいのが正しい解凍方法です。スーパーで販売されている多くの焼きそばが蒸し麺であり、水分が多いことから本来は冷凍保存に向かないという点については先述した通りです。麺を千切ることなく美味しく食べるために、幾つかの方法を提案します。

まず、簡単にできるのは冷凍保存されていた麺を調理する前に熱湯をたっぷりかけてほぐすという方法があります。メリットとしては手軽にできるということと、麺がほぐれやすいことにあり、デメリットとしては麺がふやけてしまってコシが失われやすいという点にあります。

他には、電子レンジを使って解凍する方法です。こちらも手軽ですが、電子レンジの機種により解凍ムラが出来てしまうのがデメリットです。電子レンジを使って解凍し麺をほぐす際には、冷凍状態の麺を前日に冷凍庫から冷蔵庫に移し自然解凍させてから加熱するのがおすすめです。急激に加熱解凍するよりも良い状態で麺を解凍することができます。

また、やや時間はかかりますが冷蔵庫での自然解凍後、フライパンを使って焼きつけながらほぐす方法もあります。フライパンの加熱により麺に含まれていた水分を飛ばすことができ、水っぽさを回避することができます。冷凍した焼きそばは水っぽいから嫌だと敬遠していた人はぜひ試してみてください。

焼きそばの賞味期限切れは2~3日なら問題ないという意見が優勢

白い皿にのった焼きそば用の麺

焼きそばをよく食べる人にとって賞味期限が切れた焼きそばはいつまで食べていいのか、どれくらいの日持ちするのか気になるところではないでしょうか?蒸し麺タイプの焼きそばであれば通常15日前後の賞味期限が合設定されています。ネット上では賞味期限が切れてから2~3日くらいなら状態を確認した上で食べるという意見が優勢でした。

今回は焼きそばの麺の種別に設定されている賞味期限を解説し、日持ちに関する情報や、麺が腐るとどうなるのかについて説明しました。また、知っておきたい焼きそば麺の保存方法や、長期保存に便利な冷凍保存のやり方についても紹介しています。

本記事を参考に冷凍保存の方法や腐るとはどんな状態かについてあらかじめ知っておき、安心安全に美味しい焼きそばを調理しましょう!

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