酔い止めはコンビニで買える?車酔いを抑える薬は?トラベルミンも紹介!

酔い止めはコンビニでも発売されており、車酔いが悩みである人には必要不可欠な薬です。酔い止めは第2類医薬品に分類されコンビニでも販売できるようになりました。しかし薬剤師か登録販売者が常駐することが必要であることから条件をクリアできないため、コンビニで酔い止めを販売しているケースは少ないのが現状です。コンビニで買える酔い止め薬について紹介します。トラベルミンなど評価の高い酔い止めや、食品での代用、そして車酔いをしないためのポイントなども紹介します。

酔い止めはコンビニで買える?車酔いを抑える薬は?トラベルミンも紹介!のイメージ

目次

  1. 1酔い止めはコンビニで売っている?
  2. 2コンビニで買える車酔いを抑える薬
  3. 3コンビニの酔い止め対策になる商品
  4. 4車酔いの対策方法
  5. 5コンビニの酔い止めで急な車酔いも対策

酔い止めはコンビニで売っている?

食料品や飲み物などの他にも生活用品の販売や公共料金の支払いやコピー、そしてチケットの購入など何でもできるコンビニは医薬品も取り扱えることを知っていますか?2009年の薬機法改正によって条件こそつきますがコンビニでも医薬品を取り扱うことができるようになりました。

車で出かけるときに準備しておきたいのが酔い止めです。出かけるときに近くのコンビニで買ったり、出先で酔い止めが必要になったときコンビニで購入できたら便利だと思いませんか?コンビニで酔い止めが買えるかどうか紹介します。また酔い止めに効果の高い薬や予防方法も紹介します。

酔い止め薬は医薬品

酔い止め薬は乗り物に乗る前に酔わないように予め飲んでおく薬です。酔い止め薬の主成分は抗ヒスタミン薬で眠たくなる副作用を持っている薬です。抗ヒスタミン薬は酔い止め以外にも花粉症うやアレルギー対策にも用いられる薬で医薬品に分類されます。強い副作用があるため医師や薬剤師の説明が必要とされている薬です。

医薬品の分類

医薬品は3種類に分類されます。薬局やドラッグストアなど薬剤師が常駐し薬に対する説明を行わないと商品を購入できない第1類から、どの店でも扱うことができる第3類まで薬の成分によって3種類に分かれています。コンビニでは2009年の法改正以降、第2類と第3類の薬を取り扱うことができます。

第1類

第1類医薬品とは薬剤師が購入前に使用上の注意や説明をする義務がある医薬品を指します。鎮痛剤で有名なロキソニンSなどは薬局やドラッグストアでも販売できるようになった薬ですが、第1類医薬品に属するため一般顧客が手の届かないショーケースの中などに保管されているのが一般的です。

一般用医薬品としてまだ使用実績が少ない薬や副作用や飲み合わせによって安全性上特に注意が必要な薬が第1類医薬品に分類されます。薬剤師の説明を聞かないと購入することができません。薬剤師が不在の場合には購入を断ることもできます。

第2類

第2類医薬品は薬剤師または登録販売者がなるべく使用上の注意や説明をする必要のある医薬品として定められています。登録販売者とは医薬品を販売するための資格試験に合格した人を指します。またなるべく説明をするように定められているため説明の義務自体はありません。

副作用や飲み合わせなどで安全性上の注意な医薬品が第2類医薬品として登録されており、一般的に使用している鎮痛解熱剤や総合感冒薬などが該当します。第2類医薬品の中でも指定第2類医薬品と特別に名乗るものは別な扱いとなり、店舗における販売スペースなども限定されます。

第3類

第1類医薬品と第2類医薬品以外の医薬品が第3類医薬品です。副作用などで安全性上や多少の注意を必要としますが説明を行う必要はなく安心して利用できる薬に対して適用されています。ビタミン薬や栄養ドリンクや整腸剤などが該当します。

第2・3類はコンビニで扱える

コンビニで取り扱うことができる医薬品は第2類医薬品と第3類医薬品です。ただし第2類医薬品は薬剤師か登録販売者が常駐している必要があるため、薬剤師や登録販売者がいないコンビニでは第2類医薬品を取り扱うことができず第3類医薬品のみの販売となります。

以前、コンビニでは第3類医薬品しか取り扱うことができませんでしたが2009年の法改正によって第2類医薬品の取り扱いも許可されるようになりました。製薬会社にとってもコンビニ販売を販売チャネルを拡大できるチャンスとして捉え、飲みきりサイズなどコンビニに特化する薬も登場させています。

酔い止めは第2類医薬品

酔い止め薬は各製薬会社から販売されていますがどれも第2類医薬品に属しています。薬剤師または登録販売者の資格を有するものが常駐する店舗で販売することができる薬です。抗ヒスタミンを使用しているため強い副作用があり、安全性に関して消費者に注意喚起を行う必要があるためです。

薬剤師か登録販売者が必要

第2類医薬品は薬剤師もしくは登録販売者が常駐する店舗でしか販売することができません。副作用の強さがあるため使用上の注意をできる限り消費者に伝える必要があります。間違った状態で使用すると取り返しのつかない事故につながる可能性があるためです。

コンビニでは販売が難しい

コンビニでも第2類医薬品を販売することができますが、登録販売者の資格を有する者がコンビニ店舗に常駐していることが条件となります。厳密には営業時間の半分以上の時間において登録販売者を設置しなければなりません。24時間営業のコンビニでは12時間以上登録販売者を置く必要がある計算になります。

しかし登録販売者が潤沢に存在するコンビニはほとんどありません。登録販売者が1人で薬を販売するためには、資格試験で合格するだけでなく2年以上の実務経験を必要とするためコンビニで確保することが困難なのです。コンビニ販売のチャンスがあっても条件をクリアできずに第2類医薬品の販売を諦めざるを得ない状況です。

コンビニで買える車酔いを抑える薬

第2類医薬品を取り扱っているコンビニがあれば迷わずトラベルミンがおすすめです。酔い止めとして高い効果が期待でき評価も高い商品です。第2類医薬品を取り扱っていないコンビニでは医薬部外品の酔い止めやサポート飲料などを活用するのがおすすめです。

医薬部外品の酔い止めがある

同じ酔い止めでも医薬部外品であればコンビニをはじめとしてどこの店舗でも取り扱うことができます。医薬品と異なり強い副作用が存在しないため、比例して酔い止めとしての効果も薄れてしまいますが利用する安心感はあります。医薬部外品の酔い止めは様々なメーカーから多数の商品が製造販売されておりコンビニでも販売しています。

医薬部外品の酔い止めはドロップやバンドで販売されていることが多く、誰でも安心して利用することができます。効果の期待は第2類医薬品の酔い止めにはかないませんが、コンビニでも手軽に購入できるため気休めに利用したり軽く酔い止めをしたい場合などにおすすめです。

トラベルミン

製薬会社のエーザイ株式会社から販売されているのがトラベルミンで、酔い止めとして非常に効果が高いと人気の薬です。子供から大人まで年齢や服用方法や特徴によって6種類のトラベルミンが販売されています。一番メジャーなのがトラベルミンで15歳以上が利用可能で酔ってしまった場合からの症状改善にも役立ちます。

11歳以上が服用可能なトラベルミンRは眠くならないのが特徴で、1日1錠飲めば効果が長続きするトラベルミン1もあります。子供用のトラベルミンとしてトラベルミンジュニア、ドロップタイプのトラベルミンチュロップ、家族で水なしで使えるトラベルミンファミリーなどの商品をラインナップしています。

メディカルドロップ

メディカルドロップは医薬部外品の酔い止めです。医薬部外品であるため登録販売者のいないコンビニでも販売することができます。もちろんコンビニで必ず販売している訳ではありませんが、第2類医薬品より巡り会える確率は高くなります。特にコンビニ大手のファミリーマートで販売しているケースが目立っています。

メディカルドロップはあめ玉のような薬でなめて摂取する薬です。子供から大人まで利用できるとともに水なしで利用できるため利便性が高いのが特徴です。コンビニ以外でも高速道路のサービスエリアやパーキングエリアなどでもメディカルドロップは販売されています。

乗り物サポート飲料

乗り物サポート飲料も各種販売されています。第3類医薬品に分離されるビタミン剤やドリンク剤のような本格的な商品から、ジュースのような感覚で販売されている医薬部外品のサポート飲料まで様々です。酔い止めとして利用する以外にも運転中のイライラや眠気覚ましなどにも使えるサポート飲料もあります。コンビニでも販売しています。

コンビニの酔い止め対策になる商品

車の酔い止めは薬だけではありません。日常的に食べている食料品の中にも酔い止めの効果を持っているものもあります。酔い止めが手に入らなくても代用品で車酔いを防止することもできるため知っておくと便利です。これらはコンビニでも購入することができるため酔い止めが置いていない場合に代用できます。

梅干し

梅干しが車酔いに効果があるって知っていますか?一般的な梅干しではなく梅干しシートやカリカリ梅のようなお菓子タイプの梅干しが効果的です。車酔いが気になる人は車内に梅しばなどを常備しておくと便利です。梅の酸味が刺激を与えて三半規管の狂いを防止してくれます。ただし酔い止めとしての効果には個人差があります。

おろし生姜のチューブ

車酔いにはおろし生姜のチューブが効果的です。生姜に含まれるジンゲロールという辛味成分は、腸の働きを安定させる効果があり車酔いで付きものの吐き気を予防してくれます。おろし生姜のチューブをそのまま食べることに抵抗がある人は、乗る前におろし生姜のチューブで作ったしょうが汁を飲むのがおすすめです。

炭酸水

おろし生姜のチューブ同様に炭酸水にも胃の調子を整える作用があるため、車酔いがひどい人はドライブ中に炭酸水を飲むこともおすすめです。ただし柑橘系の炭酸水は胃の活動を活発にする働きがあるため逆効果です。味のついていない炭酸水を飲むのがおすすめです。

車酔いの対策方法

せっかくの楽しいドライブも車酔いをしてしまえば一気に苦しい気分になってしまい台無しです。三半規管内のリンパ液と目から入る情報のズレが車酔いの原因ですが、いかにズレないようにするのかが車酔いを防ぐポイントです。楽しいドライブの前にはしっかりと酔い止め対策を講じておくことをおすすめします。

前日は充分な睡眠をとる

睡眠不足や疲労は車酔いになる最大の原因です。三半規管や目から入る情報を的確に処理するため脳は常に良い状態に保つ必要があります。そのためには前日に十分に睡眠をとって疲れをしっかりと癒やして置くことが大事なポイントです。夜更かしはしないことが鉄則です。

出発の2~3時間前に起きる

脳がしっかりと覚醒していることも大事なポイントであるため、車に乗る前の2~3時間前には起床していることが大事なポイントです。脳が覚醒していない状態で揺られると車酔いになりやすくなります。しっかり睡眠をとって早めに起床するのが車酔いを防ぐ下準備です。

食事は軽めに

満腹感も車酔いには影響します。満腹の状態では脳がしっかりと活動することができないため多少お腹に余裕がある状態が望ましいのです。車酔いにつきものの吐き気も満腹の状態であればあるほど生じやすくなります。食事は軽めに済ませておくことが大事なポイントです。

遠くの景色を見る

車に乗っている最中には目から入る情報をなるべくずらさないよう遠くの景色を見るようにするのが大事です。速い速度で走る自動車では遠くの景色ほどずれにくくなります。近くの景色や横向きや後ろ向きの景色は目から入ってくる情報をずらす要因となり車酔いしやすくなります。前方の遠くを見るのがポイントです。

サングラスを使う

サングラスは目から入ってくる情報を和らげる効果があり、景色の変化を抑えることで車酔いを防止することができます。車酔いは景色だけではなく強い太陽の光や暑すぎる車内環境などが要因になることもあります。サングラスを活用して太陽光の強い刺激を避けることも大事なポイントです。

助手席で前方を見る

目から入ってくる情報をずらさないためには常に次の動作を予測して目で追い続けることです。予期しない動きは車酔いを誘発するため、ドライバーと同じ視点で常に前方を見ていることは車酔いを防止する方法の一つです。下を向いたりスマートフォンを見たり車の動きと関係ない動作は車酔いを引き起こします。

運転する

運転している人は車酔いをしません。その理由は常に車の動きを予測しているためであり、カーブや段差など車の挙動の情報を先行して追いかけることができます。車酔いがひどい人は率先して運転手を引き受けることで車酔いを気にせずに楽しいドライブをすることができます。

コンビニの酔い止めで急な車酔いも対策

車酔いの原因は目から入る情報と実際に動いている状態とのズレにより三半規管が狂うことが原因です。酔い止めを愛用している人も少なくありません。酔い止めは第2類医薬品に分類されるため薬局やドラッグストアで購入できますが、薬剤師や登録販売者がいるコンビニでも取り扱うことができます。

しかし登録販売者のいるコンビニは数が少なくコンビニで酔い止めを入手することは比較的困難です。急な車酔いの場合でコンビニを活用する場合には、医薬部外品のドロップやドリンクなどを利用するのも方法です。また市販の食品で酔い止め効果をしたり、車に乗る前の準備や乗っている最中の行動で車酔いを低減させることもできます。

酔い止めを準備して事前に飲んでおくことが最善ですが、念には念を入れて車酔いが気になる人は酔わないように準備しておくと楽しいドライブを台無しにせずに済みます。

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