辛ラーメンは高カロリー？ダイエット中の食べ方や辛ラーメンの種類も紹介

辛ラーメンは、スープを見ると油分が浮かんでいるので、ダイエット中に食べると太るというイメージを多くの人が持っているのではないでしょうか？今回は本当に太るのか、ダイエット中でも辛ラーメンを食べ、カロリーオーバーにならない秘訣を紹介します。

辛ラーメンは1986年に韓国で販売されたインスタントラーメンです。名前の通り、辛さを特徴としており、キムチに代表される辛い料理を好韓国人の間で大ヒットした商品です。基本的に韓国でラーメンと言えばインスタントラーメンを指すことが多く、生麺が食されることは少ないです。

辛ラーメンは「NO防腐剤」を掲げ、乾燥製品であるが保存料を使用せずに長期保存を可能にしました。酸化を防ぐため、抗酸化剤として天然の「トコペロール」と緑茶から抽出した「カテキン」を使用しています。

また、農心のラーメンには、牛乳1カップ半程度のカルシウムが入っています。健康面で脂質摂取が気になる方のため、低脂肪製品を開発し、乾麺の脂質含有量を0.5～4gに抑えました。また、油で揚げないノンフライ製法にもこだわっています。

日本でも人気の辛ラーメンは、お隣韓国の食品会社「農心」から誕生したインスタントラーメンです。韓国では1986年に袋麺の辛ラーメンが発売され、日本のように多種多様なインスタント麺の市場が存在しない中で、圧倒的なシェアを占めるに至りました。　

農心の日本市場進出は、2002年「農心ジャパン」を設立し本格化され、大阪、名古屋、九州に支店を設立し、日本全国に辛ラーメンブランドを広めてきました。最近では、辛ラーメンブランドの認知度をアップするため、キッチンカーでの試食イベントや羽田空港のカート広告など多様なマーケティング活動を展開しています。
 

スープは厳選した唐辛子の「辛さ」、ブレンドしたオリジナルスパイスと素材の旨味がたっぷり溶け込んだ「旨味のスープ」、「旨さ」、「辛さ」がマッチした絶妙な美味しさがクセになる味です。

日本でも辛ラーメンはとても人気で。味は唐辛子の辛みが強い割に、牛骨ベースのスープの旨味が少ないのが特徴です。その代わり、麺はモチモチした食感になっています。

辛ラーメンの袋麺の値段は定価で160円ですが、100円ショップでも販売されていますし、種類によってはドン・キホーテでも安く販売されているものもあります。手ごろな価格で韓国の味が楽しめます！

袋麺とカップ麺の両方で展開されている商品は珍しくありませんが、「辛ラーメン」は日本では共に似たような価格で販売されており、どちらも100円ショップの店頭でも並んでいます。

日本の袋麺の場合、具が入っていないことが多いため、何かしら一手間加える必要がありますが、辛ラーメンは袋麺でも具が入っており、後入れせずに食べられるため、カップ麺とは比較対象になりえます。

韓国を代表するインスタントラーメンと言えば辛ラーメンです。日本のコンビニなどでも購入できるため、辛いものが大好きな人は普段からよく食べているのではないでしょうか？でもダイエット中ですと、食べてもいいのかどうか悩みます。辛いから脂肪が燃焼されそうですが、実際のところは太るのでしょうか？

辛ラーメンの気になるカロリーは、1食分の120gあたり506kcalです。私たちが良く食べているインスタントラーメンやカップラーメンのカロリーは、380kcal～430kcalが平均です。そのため、辛ラーメンはその中でもカロリーが高めですので、ダイエット中や糖質制限中には太る原因になるので、気を付けなければなりません。

2年間の研究開発の末に生まれた辛ラーメン乾麺は、ノンフライ麺を採用することで1食当たりのカロリーを350kcalまで抑えることに成功しました。これは一般的な即席ラーメンと比較しても約30％のカロリーカットを実現しました。辛ラーメンの味わいをキープしながら、乾麺独有のヘルシーさで手軽に楽しむことができるようになりました。

辛ラーメンの炭水化物量は1食（120g）あたり80.6gですので、今回はこれを糖質として扱います。1食で糖質80gオーバーですのでどんぶりメニューに匹敵します。インスタントラーメンの中でも、食品全体の中でも非常に高糖質です。

ちなみにカップラーメンですと1食（68g）あたりの炭水化物量が44.9ｇまで下がりますので、インスタントラーメンの半分程度になります。ダイエット中や糖質制限中に食べるなら、断然カップラーメンがおすすめです。

辛ラーメンのスープのみのカロリーをリサーチしてみると、約42kcalです。ダイエット中や糖質制限中はスープは飲み干さないようにしましょう。また、カロリーを摂りすぎないようにするため、麺とスープを別々に作って食べるのもおすすめです。

辛ラーメンには、インスタントラーメンの他にも、カップ麺のタイプもラインナップされています。こちらの場合は、1食68gとインスタントラーメンよりも量が少なく、カロリーも290kcalとなっています。

ダイエットや糖質制限中は炭水化物（糖質）の多い辛ラーメンが向かないというイメージがあるのですが、食べ方にちょっと工夫することで、太るのを抑える体質に整えていけることが期待できます。

カロリーが低いからと言ってダイエットのために辛ラーメンを食べるのはおすすめできません。どうしても食べるのであれば、高カロリーなトッピングをするなど工夫をしましょう。辛ラーメンをダイエット中や糖質制限中でも美味しく食べ、効率よく体重減少する上手なダイエットをしましょう。

辛ラーメンは一般的なラーメンよりも油分や塩分が多く、味も濃厚です。そのため、ダイエット中や糖質制限中に食べるときは、カリウムや酵素を含んだ野菜の量を多めに摂取することがポイントです。野菜には、食物繊維も豊富に含まれ、辛ラーメンから摂取される糖質を血液内に吸収せずにデトックスできる効果も期待できます。

せっかく低カロリーのカップ麺を食べても、色んな香辛料が入っているため、食欲増進作用によって食べ足りなくなり、白米をおかわりしてしまうなんてこともあり、食べる量が増えてしまいます。

そんな時は、高カロリーで高脂質なチャーシューや豚バラ肉、バターやチーズなどをトッピングすることで、脂質を高め、満腹感を得られるような工夫をします。よって、余計な間食やおかわりをしなくなります。

糖質を多く含んでいる辛ラーメンの麺の炭水化物は、食べすぎてしまうと脂質になって体内に蓄積されてしまう性質があります。そのため、ダイエット中や糖質制限中に辛ラーメンを食べた時には、次の食事で炭水化物の量を控えめにすることが、ダイエット成功のポイントとなります。

辛ラーメンはカロリーも高く、塩分や糖質量も多めなので、一般的なダイエット方法と同じくウオーキングやジョギングなどの有酸素運動を併用した方が太るのを抑え、効率が良くなる期待があります。

辛ラーメンは150種類の製品が角遂している韓国ラーメン市場の中でも、25％のシェアを伸ばす占めているラーメンの代名詞的な存在です。農心を代表する王道ラーメンは辛ラーメンですが、大きく分けて「辛ラーメン」シリーズと、「旨ラーメン」シリーズがあります。それでは代表的なラーメンの特徴を紹介していきます。

本場韓国の辛さで人気の高い王道の商品です。厳選した唐辛子の辛さ、ブレンドしたオリジナルスパイスと牛肉から真空凝縮で得られた、ビーフシーズニングなどの素材のうまみ成分がたっぷり溶け込んだ旨味スープで、旨さと辛さがマッチした絶妙なおいしさです。ミニサイズもあるようで小腹が空いたときや一度試してみたいと思っている方向きです。

濃厚でコクのある特製豚骨スープと厳選した唐辛子にオリジナルスパイスを加えた、「特性辛みスープ」のWスープが味わい深いプレミアムな辛ラーメンです。大きめの具材で、チンゲン菜、シイタケ、味付きかまぼこ、唐辛子がスープにさらなる旨味を加えます。モチモチ食感の中太麺に濃厚で程よく辛いスープがよく合います。

「辛ラーメンキムチ」は辛ラーメンのバリエーション商品としてカップ麺のみで売られている商品で、定価180円ですがスーパーや100円ショップなどではディスカウントされて販売されています。

辛ラーメンの旨味はそのままに、日本人向けに辛みと酸味を抑え、キムチのさっぱりとした味わいになっています。キムチの味をベースに、醤油味の加わったスープです。辛みが抑えられている分、キムチらしい酸味や白菜の味が感じられます。

「旨ぴり辛ラーメン」は韓国ではポピュラーな辛いスープ「ユッケジャンスープ」をイメージし、農心のスープ加工ノウハウを生かして開発された「辛ラーメン」の新バージョンです。

旨ピリ辛ラーメンには「辛ラーメンキムチ」には入っていなかった、ビーフシーズニングやシイタケフレークが入っており、辛さより旨味を重視する農心らしいラーメンに仕上がっています。

辛ラーメンシリーズとは異なる「旨ラーメン」があり、ピリ辛と激辛の2種類があり発売されています。そのピリ辛よりも4倍の辛さだというのが「旨激辛ラーメン」です。カロリーを見てみると274kcalと低めな印象です。（塩分は3.6g）このスープはさらっとしているので味の方もカロリーを高く感じません。

原材料を見てみると辛ラーメンよりもにんにくが多く入っていることが分かります。また、コチュジャン粉末も入っているので旨激辛ラーメンの方が旨味、コクがあります。激辛というだけあって辛さはしっかりと感じられますが、辛いもの好きにとっては物足りないという印象です。麺は「農心」独特の麺で、モチモチとした美味しいちぢれ麺です。

皆さんが大好きな辛ラーメンをダイエット中、糖質制限中でも美味しく安心して食べるため、1日の食事量を考えたり、トッピングを工夫することが必要だと分かりました。辛ラーメンを我慢せず、楽しくダイエットや糖質制限を実現するために、カロリーを知り、食べ方や運動量にも意識を向けてみてください。