知床で買うべきお土産17選!人気の世界遺産で買えるスイーツなど!
知床で買うべきお土産はたくさんあります。今回はその中でも【食べ物】【お菓子・スイーツ】【その他】に分けて17種類紹介していきます。人気のお土産ばかりですので、贈り物の際や自分用として購入するときの参考にしてください。また、知床は世界遺産に登録され、自然豊かな観光地としても有名です。そんな知床のおすすめスポットも合わせて紹介します。知床ってどんなとこ?と興味がある方は是非参考にしてください。
目次
知床に行ったら絶対に買いたいお土産とは?
知床のお土産は海産物からスイーツ、それ以外にも地ビールや特産物を使用したジュースなどバラエティーに富んだ商品が盛り沢山です。
【食べ物】【お菓子・スイーツ】【その他】と種類分けて紹介しているので、自分用としても贈る用だとしても、知床ならではのお土産を購入するのをおすすめします。是非参考にしてみてください。
知床で買うべきおすすめのお土産【食べ物】
知床は海・山に囲まれた自然豊かな観光地で、特産物も多くあります。その中でもお土産にピッタリの食べ物を紹介していきます。
羅臼昆布
羅臼(らうす)の特産物と言えば自然豊かなイメージからホッケなどの魚類が思い浮かびますが、羅臼昆布も負けず劣らずおすすめのお土産です。
この昆布は知床の南に位置する沿岸でしか収穫されない貴重な昆布です。火を通すと少し濁りがでるのが特徴で、柔らかい食感と強い香りをもち「昆布の王様」と言われるほどの品物です。
同じ昆布で言えば利尻昆布などを想像しがちですが、それと並ぶほど有名なので知床に来た際は是非お土産として購入するのをおすすめします。
流氷サーモンハム
道の駅ウトロ(知床)でおすすめの商品があります。それが、流氷シリーズのサーモンハムです。知床の川の上流で産卵された鮭が自然豊かなオホーツク海でたっぷりと栄養を吸収し、再度知床に戻ってきます。たくさんの栄養を蓄えたサーモンを原材料として造られたのが、おすすめのお土産サーモンハムです。
生でそのまま食べても良いですし、少しソテーしても美味しく食べられます。1本1,500円とお土産には丁度いい値段ですので、食にこだわりのある人へのお土産に是非購入されてみてください。
さざ波サーモン
鮭とばが好きな人におすすめの商品です。知床産のサーモンを特製の醤油だれに漬けこみとばに仕上げた商品です。
マイルドな塩加減にすることでサーモン本来の味が感じられます。そのままでも美味しいのですが、少し火を通すことでサーモンの味がグッと濃くなりおすすめです。鮭とばは大人向きと思われがちですが、子どものおやつとして購入される方も多く、老若男女問わずお土産として最適の商品です。
1袋1,480円で約2カ月間もちます。どうしても最後のほうは風味が抜けてしまうのですが、袋の空気を限界まで抜いたり、ラップに包んでおくと風味が抜けにくいのでおすすめです。
知床ジャニー 「えぞ鹿餃子」
知床ならではのお土産を買いたい人は「えぞ鹿餃子」がおすすめです。知床は世界遺産に登録されるほど、野生動物が多く自然豊かな場所です。えぞ鹿も野生動物の一員なのですが、数が増えすぎて自然のサイクルを乱してしまう要因になっています。
そこで開発されたのが「えぞ鹿餃子」というお土産です。鹿と聞くと臭いイメージを持たれるかもしれませんが、にんにくや調味料で味付けすることであっさりと食べられます。鹿肉という話題性と自然を守るための貢献としておすすめのお土産です。
トド肉大和煮
水族館では可愛いく人気のあるトドですが、漁師の中では厄介な動物として駆除をされています。そんなトドを皆さんに喜ばれる美味しいお土産として、販売できないかと考えられたのが缶詰「トド肉大和煮」です。
トド肉?と避けてしまう人もいるかもしれませんが、缶詰にすることで箸で崩れるほどの柔らかさを実現し、少し癖のある匂いがまた獣感を出していて他とは違う味を楽しむことができます。お酒好きの人にはもちろん、インパクトのあるお土産を探している人におすすめの商品です。
知床・生麺「こはる」
知床はお魚やお肉ばかりではなく、小麦にも力を入れています。そこでおすすめのお土産が生麺「こはる」です。
種類は醤油・味噌・潮・つけ麺・焼きそばの5種類あります。お土産で麺商品は多くあるのですがほとんどが輸入の小麦が使われていることが多いのですが、生麺「こはる」は知床斜里産「春よ恋」を使うことにこだわっています。パッケージも知床の中学生が考えるなど、知床ならではの要素をふんだんに盛り込んだ人気商品です。
8食で1,414円で5種類の中から組み合わせ自由に購入できます。道の駅うとろやAコープ斜里店で購入できるので、是非購入を考えてみてください。
知床で買うべきおすすめのお土産【お菓子・スイーツ】
知床では可愛らしいお菓子・スイーツが盛り沢山です。野生動物をモチーフにした焼き菓子や珍しい植物を材料にしたスイーツなど、知床でしか味わうことができないお土産を紹介します。
知床のクマさん
知床しゃりブランド認証を受けた人気焼き菓子「知床のクマさん」です。知床に生息しているクマをモチーフにした可愛らしい商品です。
知床斜里町で生産されている小麦粉「きたほなみ」を使用した、ほどよい甘さと軽い口当たりが特徴のお菓子です。生地にはハチミツを使用し中にはクリーム状のキャラメルを入れることで、甘いだけではないコクのある味わいが感じられます。
年齢問わず喜ばれる人気商品なので、お土産に迷ったなと思ったときは購入を考えてみてください。ハチミツを使用しているので、1歳未満の子供にあげるのはやめましょう。
こけももタルトケーキ
お土産といってもネットなどで手に入る時代です。しかし、この商品は知床にしか自生しないこけももという植物をつかっており、知床でしか手に入りません。知床に行ったさいはまず、スイーツ「こけももタルトケーキ」をお土産候補として考えてみましょう。
こけももとは知床に自生するツツジ科の高山植物です。赤い実がなりそれをジャムにして使用しているのが、今回紹介するスイーツ「こけももタルトケーキ」です。
甘酸っぱいジャムが小麦粉・バター・卵・砂糖で作られたタルト生地と合わさって絶妙な美味しさを実現しています。少量のブランデーが入っているので甘すぎない大人なお菓子です。
知床五湖の詩
知床の人気観光スポットでもある知床五湖をイメージして作られたスイーツです。ホワイトチョコレートをラングドシャで挟んだ、さくっとしたお菓子です。
知床の旅館やホテルなどでお茶受けとして出されていたりするので、知床ではよく目にするお菓子です。12枚入りで740円という低価格に加え、個包装されているので大勢に配るときにおすすめのお土産です。
知床羅臼ゆきどまり 「こんブッセ」
羅臼町の特産品である羅臼昆布を生地・クリームに練りこんだブッセです。羅臼昆布は出汁だけではなくスイーツにも合うんだという想いから開発されたスイーツです。
昆布の香りがほのかにする新しいスイーツで、ブッセの表にはクマやワシなど知床に生息する野生動物の焼き印がされています。知床を代表するものが詰まったスイーツはお土産としておすすめです。
知床こけももレアチーズ
知床の野生植物として有名なのが、高山植物「こけもも」です。そのこけももをジャムにしてレアチーズケーキの上にたっぷりとかけたスイーツが、「知床こけももレアチーズ」です。
マスカルポーネとクリームチーズの濃厚さと、こけももの甘酸っぱさが絶妙に合わさったスイーツです。ケーキはカットがなくホールのみの販売ですので、遠い地域から来ている人は泊まっている所で食べたり、贈り物にする場合はクール便で送りましょう。
知床で買うべきおすすめのお土産【その他】
知床のお土産は食べ物やスイーツだけではありません。帰宅してもそのお土産を見るだけで、自然溢れる知床を思い出すような商品を紹介していきましょう。
知床財団オリジナルのナルゲンエコボトル
知床自然センターを運営している、知床財団オリジナル「ナルゲンエコボトル」がお土産としておすすめです。このナルゲンボトルの耐熱度は本体100℃、蓋120℃、耐冷温度は本体―20℃、蓋は0℃になっています。
アウトドアはもちろんのこと、日常生活でもおすすめのナルゲンエコボトルです。ボトルのデザインは、知床財団のロゴマークを使用しています。
ボトル本体はスケルトンカラーなので中身がみやすくなっていて、いつでも確認できます。おしゃれでかわいいと人気が高いので、好きなカラーを購入できないときがあります。
カムイワッカすべらんソックス
知床の観光名所といわれているカムイムッカの滝がありますが、滝を見るときに必ず持って行きたいアイテム「カムイワッカすべらんソックス」がおすすめです。
カムイムッカの滝を裸足で上がる人もいますが、裸足でも滑る箇所もあり少し危険な場所もあります。でもこのソックスなら滑ることなく川の中でも脱げたりしません。
そしてカムイムッカの滝で使用した後は、健康靴下としても利用できます。カムイムッカの滝に行くのなら、カムイワッカすべらんソックスを持って行き、お土産として持ち帰りましょう。
ヒグマかるた
知床の「ヒグマかるた」は有名なお土産物です。ヒグマと聞くと北海道に生息していることでしられていますが、知床も野生のヒグマがいます。日本最強動物としられているヒグマのかるたをお土産として販売されています。
このヒグマかるたの特徴は、ヒグマについての知識を学べるかるたとなっていて人気があります。ほのぼのとした絵は、5名のイラストレーターの方が描いています。
知床自然センター内売店で購入できるので、みんなでヒグマについて遊びながら学んでいきましょう。子供にも人気のあるお土産としておすすめです。
知床雑貨
知床のお土産として人気がある「知床雑貨」はカフェcho-e-maru(ちょうえいまる)がおすすめです。観光に訪れた際には立ち寄りたいカフェです。
知床ネイチャークルーズという会社が運営していますが、クルージングツアーも手がけています。このツアーは、知床の海で生きる動物(クジラ、イルカなど)、流氷を船でみることができます。その動物をモチーフにした雑貨が販売されています。
店内ではコーヒーを飲みながらくつろぐこともでき、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。ここでしか見られない多種多様な雑貨はお土産と人気があります。
知床ドラフト
知床名産ビールとしられている「知床ドラフト」は、網走ビール株式会社が製造しています。この知床ドラフトのビールは普段飲んでいるビールと違う部分があります。なんと緑色をしたビールとなっています。
それはラベルの色の緑が特徴を表していいるのですが、知床の世界遺産である豊かな自然の色と香りを感じることができます。
お土産として持ち帰り、みんなで知床の世界遺産の自然を思い出しながら飲むと、格別な味となり美味しさがますことでしょう。
こけももジュース
世界遺産の自然の恵を活かした「こけももジュース」は健康志向の方や美容に興味があある方におすすめのお土産です。抗酸化作用に期待できるといわれるビタミンEが多く含まれ、アンチエイジングの効果も期待できます。
北欧などの寒冷地に自生するこけもも、果実は赤く甘酸っぱい味が特徴です。製造は知床産の素材を使用した、加工品やお土産物を作っています。
世界遺産の自然の美味しさを感じられる、こけももジュースです。お土産用として180ml、500mlの瓶が販売されています。
知床とはどんなところ?
知床は一言で言えば自然溢れる観光地です。いつ行ってもその時期にしか味わうことができない自然を満喫することができます。世界遺産に登録されている知床の魅力を紹介していきましょう。
知床は大自然とのふれあいが楽しめる
海・山に囲まれた知床は自然を満喫できる観光地です。雑誌やネットに載っていない地元ならではの情報をもっているガイドさんに案内してもらうのをおすすめします。
知床は羽田空港から直接女満別空港に行き、そこから車で約2時間で着きますので利便性は悪くありません。自然の中で思いっきり遊びたいという人は、是非知床で満喫してください。
2005年に知床は世界遺産に登録
知床は2015年7月17日に世界遺産に登録され、細かく言えば世界自然遺産というものです。評価の対象は知床の自然サイクルにあります。
例えば、知床の海にできる流氷からプランクトンが発生しそれを鮭がエサとして川に戻ります。そして、その鮭がクマなどの山に生息する動物のエサとなったり、死骸が土の栄養となります。このようなサイクルが世界で高く評価されました。
また、絶滅危惧種のシマフクロウやシレトコスミレなど、数少ない動植物が生息していることも世界遺産に登録された理由です。
冬には流氷が見られる
ロシアと中国の国境に流れるアムール川の流氷が時間をかけて南に流れてきて、1月下旬に知床に近づきます。美しい流氷はウトロ周辺の乙女の涙やプユニ岬から見るのがおすすめで、フォトスポットとして人気です。
ウトロ周辺では流氷の上を歩いたり、もぐったりすることもできるので知床にきたさいは是非体験してみてください。
知床で人気の観光スポット
知床の中でも特に人気の観光スポットが3か所あります。その3か所の魅力を余すことなく紹介していくので、知床に行かれたときの参考にしてください。
知床五湖
知床五湖は知床が世界遺産に登録された大きな要因であると言われています。なぜなら、野生動物が多く住んでおり、クマの爪痕やクマゲラが食べた後など自然がそのままの形で残っているからです。
そして、そんな自然豊かな知床五湖には2つ歩く方法があります。1つは高架木道を歩く方法です。高架木道は一年中無料で安全な観光地として定評があります。野生動物が多くいる知床五湖ですので、初心者の人におすすめの方法です。
2つめは地上遊歩道を歩く方法です。自然をより強く感じたいと思っている人におすすめの歩き方です。観光に来る時期によって、散策できない場合もありますが知床の自然を満喫できること間違いなしの観光スポットです。
カムイワッカ湯の滝
カムイワッカ湯の滝とはその名の通り温泉が流れる滝です。滝と聞くと冷たいイメージですが、カムイワッカ湯の滝は珍しく強酸性の温泉が湧き出ています。
カムイワッカ湯の滝には4セクションあり、1セクションまでは行くことができます。その先は落石の可能性があるので、行くことができません。このように隠れスポットのようですが、準備する物も少なく手軽にアウトドアな遊びができると人気の観光スポットです。
登るとき用の履き物は必須です。通常のサンダルだと滑ったり脱げて石で足を切ったりと危険です。また、スニーカーや運動靴もおすすめできません。地元には登るとき用のスリッパが販売されているので、事前に購入しておきましょう。
カムイワッカ湯の滝も知床五湖同様に野生動物が多い場所なので、人が多い土日の昼間などに行くのをおすすめします。ひとけがないとクマなど野生動物が出現しやすくなるので危険です。このような注意点を守れば、カムイワッカ湯の滝はアクティブな遊びをするにはもってこいの観光スポットです。
道の駅 知床・らうす
知床の国道335号沿いにある道の駅が、「知床・らうす」です。知床・らうすには観光案内所をはじめ、売店、飲食店などが軒を連ねています。
知床・らうすの観光案内所は、観光スポットや飲食店、宿泊施設を紹介してくれるだけではありません。知床内で楽しめる、ホエールやバードウォッチングができる場所を教えてくれます。
知床・らうす内の売店では、豊富な海の幸などがたくさん並んでいます。知床ならではの物産品を購入するには、ここ道の駅「知床・らうす」で決まります。
知床でおすすめのお土産を手に入れよう!
いかがだったでしょうか。知床は世界自然遺産という名にふさわしく、自然豊かな地域ならではの名産物がたくさんあります。海産物もそうでうが、知床ならではの小麦を使用したお土産は間違いなくおいしいもの揃いです。
知床は野生動物が多いことでも有名ですので、お土産の中でもたくさん知床の動物がモチーフにされています。しかし野生動物が増えすぎたため、自然を保護する目的で野生動物を食品に加工する活動も取り組まれています。
いかに知床の自然が大事にされているかが分かります。そんな大事な知床の自然が生んだお土産をぜひとも味わってみてください。