ジャンドゥーヤとはどんなチョコ?人気のおすすめを5選紹介!

ジャンドゥーヤは、焙煎したヘーゼルナッツやアーモンドに砂糖を加え細かくすりつぶしペースト状になったものに、チョコレートを加えて練ったお菓子です。ジャンドゥーヤはそのままを形成してシンプルに食べたり、ボンボンショコラなどの中身として使われたりもします。ジャンドゥーヤの老舗のカファレルや他の店舗の紹介をします。味はどういったものがあるのか、迷ってしまうときの選び方も紹介します。

ジャンドゥーヤとはどんなチョコ?人気のおすすめを5選紹介!のイメージ

目次

  1. 1ジャンドゥーヤはどんなチョコ?プラリネとは違う?
  2. 2ジャンドゥーヤの老舗といえばカファレル!
  3. 3ジャンドゥーヤの選び方
  4. 4ジャンドゥーヤの人気のおすすめ5選!
  5. 5ジャンドゥーヤを味わってみよう!

ジャンドゥーヤはどんなチョコ?プラリネとは違う?

ジャンドゥーヤは、焙煎したヘーゼルナッツ等に砂糖を加えすりつぶし、ペースト状になったものにチョコレートを加えて練ったお菓子です。プラリネは、焙煎したナッツのペーストと砂糖とを合わせたものをいいます。2つの違いは、チョコレートが混ざっている方がジャンドゥーヤで、チョコレートが混ざっていないナッツのペーストがプラリネです。

ジャンドゥーヤはイタリアのお菓子会社が考案

ジャンドゥーヤは、1826年にイタリア・トリノのチョコレート専門店「カファレル」が初めて作ったと言われています。カファレルは、190年以上続く王室や貴族たちの御用達のチョコレートの老舗です。ジャンドゥーヤの名前は初め、18世紀のイタリア・ピエモンテ州の自由独立運動を描いた歌劇の主人公の名前がつけられていました。

ジャンドゥーヤの始まりは高価なカカオの代用品

チョコレートにヘーゼルナッツのペーストを混ぜるようになったのは、ナポレオンの時代に戦争で、カカオ豆の輸入が難しくなったのが始まりです。また、イタリアにおいてヘーゼルナッツがたくさん自生していたので、より安価に手に入るヘーゼルナッツを使用したことがジャンドゥーヤの始まりだとも言われています。

ジャンドゥーヤとプラリネとの違いは?

ジャンドゥーヤにはチョコレートが混ぜられています。しかし、プラリネにはチョコレートは混ぜられていません。ジャンドゥーヤは、焙煎したナッツのペーストをチョコレートに混ぜたものです。それに対してプラリネは、焙煎したナッツをペースト状にしたものを指します。チョコレートを混ぜたものではなく、ボンボン・ショコラのようにプラリネをチョコレートコーティングしたものは、厳密にはジャンドゥーヤとは言わないようです。

ジャンドゥーヤの老舗といえばカファレル!

カファレルはイタリア王室や貴族の御用達

ジャンドゥーヤが有名なお店は、初めてジャンドゥーヤを作ったイタリアのお菓子の老舗「カファレル」です。カファレルは190年以上続く王室や貴族御用達のチョコレートの老舗です。

カファレルのジャンドゥーヤはヘーゼルナッツ率が高い

カファレルのジャンドゥーヤは、独自の製法でつくられています。そして他社製品より、カファレルのジャンドゥーヤはヘーゼルナッツを28%も含んでいるので、ヘーゼルナッツを凝縮したようなまろやかでこっくりとした味と香りを楽しめます。

カファレルはパッケージもおしゃれ

カファレルの商品はパッケージがとてもおしゃれなのも魅力です。ジャンドゥーヤの入った缶や箱は、ヨーロッパ風のデザインです。色使いがとても華やかです。ラッピングされたお菓子は、特別な宝物のようです。缶などは、お菓子を食べたあとに小物入れにも使えそうです。自分用だけではなく、プレセントでも喜ばれそうです。

ジャンドゥーヤの選び方

チョコの種類

ジャンドゥーヤの選び方の最初のポイントはチョコレートの種類です。ジャンドゥーヤの味の要素には、チョコレートの風味、ナッツの風味、柔らかさの3つがあります。原材料やパッケージの裏を見て、どんなものが使われているのか確認してみましょう。ジャンドゥーヤで使われるチョコレートは主にミルクチョコレートとビターチョコレートがあります。

ミルクチョコレートは、まず甘味やチョコレートの風味が先に来て、その後ナッツの味わいがクリーミーに出てきます。チョコレートの甘さを楽しみたい方や、ビターチョコレートが苦手な人にはミルクチョコレートがおすすめです。

そしてビターチョコレートはそれほど甘くありませんが、カカオの風味とナッツの香ばしさをバランスよく楽しめます。チョコレートの風味もナッツの風味も両方バランスよく感じたい方や、甘いお菓子が苦手な方はこちらがおすすめです。

チョコの種類ナッツの種類

次の選び方としては、ナッツで選ぶという方法があります。ジャンドゥーヤで主に使われているのは、ヘーゼルナッツのペーストです。ヘーゼルナッツは小さなずんぐりとしたどんぐりのような形をしたナッツで、世界三大ナッツ(ヘーゼルナッツ、アーモンド、カシューナッツ)の一つにも数えられます。

ヘーゼルナッツはそのままだと、薄く甘味を感じられる程度で風味はそれほど強くありません。しかし、焙煎しペーストにすると香ばしさがアップし、独特の風味が凝縮されます。この風味がチョコレートと絶妙なコンビネーションです。この他には、アーモンドやピスタチオなどが使われているジャンドゥーヤもあります。アーモンドやピスタチオが好きだという方は、それぞれどのナッツが使われているか原材料を確認してみましょう。

本場のジャンドゥーヤか日本製か

他の選び方は本場のジャンドゥーヤにするか、日本製にするかという選択方法です。本場のジャンドゥーヤは口に入れるとあっという間に溶けるので、チョコレートとナッツのコンビネーションが強く感じられます。というのも、本場のジャンドゥーヤはナッツペーストの割合が多いので、溶けやすいものが多いからです。本場の味を食べたい方はこちらを選ぶことをおすすめします。

日本製のものは、チョコレートでコーティングしているものが多いです。食べると最初にチョコレートの味がします。そして噛むとナッツの風味が口に広がります。口に入れるとあっという間に溶ける本場のジャンドゥーヤとはずいぶん違います。初めに食べ慣れたチョコの味がするので、初めてジャンドゥーヤを食べるという人には日本製のジャンドゥーヤはおすすめです。

パッケージで選ぶ

パッケージで選ぶ選び方もよいです。ほとんどのジャンドゥーヤはかわいい包装が施されていて、贈り物にしても素敵です。パッケージはそれぞれのお店の個性が出ていて、趣向を凝らした箱に入っていたり、ラッピングが凝っていたりします。その中から趣向にぴったりの商品を選んでみてはいかがでしょうか?

値段や容量などのコスパ

ジャンドゥーヤは、チョコレート菓子としては高級な方です。でも、自宅用ならできるだけ大容量でお得に食べたい、という方もいると思います。そのような時には、コストパフォーマンスに注目した商品の選び方はいかがでしょう。

凝ったパッケージのものは高くなることが多いです。しかし、大容量のプラ袋入りのものなどはお得なものが多いです。ネット通販では大容量のジャンドゥーヤを扱っているところも多いので、自宅用を考えている方は、そうした商品を購入してみてはいかがでしょうか?

ジャンドゥーヤの人気のおすすめ5選!

カファレル ジャンドゥーヤチョコレート

日本でも比較的手に入りやすいカファレルは、東京駅にお店もあります。包装紙もかわいく綺麗です。写真のベル・ブルーは税込み3,240円です。缶の中は2段になっています。ノーマルとビターがあります。キューブ型のものはヘーゼルナッツがそのまま入っているジャンドゥーヤで、こちらもノーマルとビターがあります。全部で4種類です。上段のジャンドゥーヤは伝統的ブレンドで、下段のジャンドゥーヤはビターです。

Caffarel online shop

マイアーニ FIATチョコレートアソート

次は1796年創業の老舗マイアーニのFIAT(フィアット)チョコレートアソートです。税込み1,620円です。FIATのミニカーが選べます。6粒入りでその全てが違う味です。四角いキューブ型のクレミノタイプ(層になっているタイプ)です。黒はかなりビターですがナッツ感も充分にあり手で持ってるだけで溶けてしまうほどの柔らかさです。クオリティは他と比べてもかなり高いとのこと。

青は還元麦芽糖を使用したシュガーフリーチョコレートです。スッキリとした味です。赤は甘さ控えめタイプ。白は甘辛さもあるジャンドゥーヤです。黄色はとてもミルキーなジャンドゥーヤです。子供が好きそうな味だそうです。茶色はエスプレッソコーヒー入りで、かなり濃いエスプレッソ感を味わうことができるそうです。苦いですがそれだけじゃない、しっかりジャンドゥーヤを感じられるものになっています。

ペック ジャンドゥイオットアソート

高島屋のオンラインストアにも入っているペックです。イタリアの高級食料品店です。ジャンドゥイオットアソート、税込み2,268円です。味は全部で4種類です。赤はビター、銀色はミルク入り、緑はクリーミーなヘーゼルナッツが多めなもの、黒は伝統的なブレンドのようです。赤はかなりビターで、あまりジャンドゥーヤらしくないビターチョコレートです。銀色はとても柔らかく、ミルク多めで万人受けする味です。

緑は白いジャンドゥーヤです。キャラメルのような甘さにナッツの風味を強く感じられます。黒はスタンダードな味わいです。非常にバランスがよく、どっしりと伝統的なものを感じさせるジャンドゥーヤです。

コヴァ ジャンドゥイオット

コヴァは1817年創業のイタリア・ミラノの老舗カフェです。ジャンドゥイオットは、青いシフォンの巾着に入ってます。税込み1,814円です。カドのない味わいに、ふわっと軽やかに溶けていきます。そして、重厚感をも感じさせる味わい。恋の媚薬として愛されているCOVAのチョコレートは文豪たちにも愛されていました。

Home Page | Cova 1817

成城石井ジャンドゥーヤアソート

成城石井のジャンドゥーヤアソートは、4種類の味が大容量で入っています。自宅用にも最適です。ミルク、ピスタチオ、オレンジ、アーモンドの4種の味を思いきり楽しめます。イタリアから直輸入している商品なので、本場のジャンドゥーヤらしいふんわりとすーっと溶けるなめらかな口当たりです。ミルク味は、ヘーゼルナッツペーストが21%も使われており、こっくりとしたナッツの風味がたくさん感じられます。

成城石井STYLE | 商品のご紹介 | スーパーマーケット成城石井

ジャンドゥーヤを味わってみよう!

ジャンドゥーヤの魅力を解説してきましたが、いかがでしたか?バレンタインにはぜひ歴史のあるお菓子ジャンドゥーヤの選び方を参考にして贈り物にしてみてはいかがでしょう。味はもちろん、パッケージやブランドのストーリーなど惹かれるものが多いジャンドゥーヤのこと、きっと贈られた方も喜ばれるでしょう。

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