2018年12月29日公開
2024年08月26日更新
オオグソクムシは深海の珍味でシャコより美味しい!味やさばき方は?
オオグソクムシという生き物を知っていますか?深海の生物であるオオグソクムシは、実は食べると珍味として人気でありシャコよりも美味しいとも言われています。今回は、そんなオオグソクムシについて紹介していきます。気になる味やさばき方、特徴や販売している意外な商品などについて紹介していきます。見た目は特徴的なオオグソクムシですが、果たしてどのような味なのでしょうか?順番にチェックしていきましょう。
美味しいと話題のオオグソクムシとは?
みなさんは、オオグソクムシという生き物を知っていますか?オオグソクムシという名前は、聞いた感じはあまり「美味しそう」と感じる名前では無いかもしれません。しかし、オオグソクムシは食べると美味しいとして話題となっているそうです。「ムシ」と名前につくオオグソクムシはどのような生き物なのでしょうか?オオグソクムシの味や、さばき方、特徴や意外な商品を販売している場所などについて紹介していきます。
オオグソクムシは深海に生息している
それでは、早速オオグソクムシという生き物の特徴をチェックしていきましょう。オオグソクムシという生き物は、「ムシ」とついていますので陸上にいるのかと思えば、実は意外にも海の中、しかも深海に生息している生き物なのだそうです。それでは、つづいてオオグソクムシという生き物がどのような特徴を持っている生き物なのか、くわしくみていきましょう。
オオグソクムシの特徴
それでは、早速オオグソクムシの特徴を詳しく見ていきましょう。オオグソクムシは、「節足動物門甲殻亜門軟甲綱等脚目スナホリムシ科」に分類される生き物で、「甲殻類」のことなのだそうです。見た目はシャコとダンゴムシとをあわせたような姿をしており、ムシ系が苦手な方ですとあまり見たくない姿かもしれません。しかし、このオオグソクムシは食べると意外にも美味しいそうなのです。
オオグソクムシは食べると驚きの珍味!
オオグソクムシはどんな味?
それでは、早速オオグソクムシは食べるとどのような味がするのかを見ていきましょう。みためは少し食べるのに勇気がいるような見た目をしているオオグソクムシですが、オオグソクムシの味は食べると意外にも美味しく、驚きの珍味となっているのだそうです。
気になる味はどのような味は物なのかというと、小さい体でありながら、口中にカニのような、海老のような濃厚な味わいが広がるのだそうです。それでは続いて、オオグソクムシを使用して販売されている驚きの商品を紹介をチェックしていきましょう。
オオグソクムシ入りの煎餅がお土産で販売されている
衝撃的な見た目をしていながらも美味しく楽しむことができるオオグソクムシですが、実はオオグソクムシ入りのおせんべいがお土産として販売されています。世界初の「深海珍味」として販売されているこちらのおせんべいは、オオグソクムシを粉末状に加工したものが使用されており、うるち米でおせんべいにしたという驚きの一品として販売されています。隠し味としてオオグソクムシが活きており病みつきの一品なのだそうです。
オオグソクムシはふるさと納税で手に入る
また、深海にすむオオグソクムシは、ふるさと納税でも手に入れることが出来るのだそうです。ふるさと納税としてオオグソクムシを手に入れることが出来るのは、「静岡県焼津市」のふるさと納税です。駿河湾でとれた2匹をなんと生きたまま送ってくてもらうことができるのだそうで、生き物を扱うことに賛否は分かれるところですが注目のふるさと納税であることは間違いないでしょう。
オオグソクムシのさばき方と注意点
続いて、オオグソクムシのさばき方についてみていきましょう。実はオオグソクムシは、自分でも簡単なさばき方でさばくことが可能になっています。あまりオオグソクムシを自分でさばくという機会はないかもしれませんが、オオグソクムシのさばき方についてチェックしてみませんか?
オオグソクムシはキッチンばさみで簡単にさばける
「オオグソクムシ」というききなれない深海生物のさばき方、と聞くと難しそうに聞こえてしまいますが、実は包丁を使用しなくても、キッチンバサミを使用して簡単にさばくことが可能となっています。キッチンバサミならば普通のはさみを使用する要領で使用することができますから、あまり調理を普段はしないという方でも行いやすいのではないかと思われます。さばき方の前に、少し注意点を見ていきましょう。
オオグソクムシの内臓の臭いに注意!
オオグソクムシのさばき方についてチェックしていく前に、オオグソクムシをさばくときには少し気を付けてほしいことがあります。それは、オオグソクムシをさばいている時の匂いです。オオグソクムシは、内臓の匂いがかなりきつくなっているそうですのでオオグソクムシをさばくときの場所には注意しましょう。リビングで行った方は匂いがなかなか取れなかった、という方もいます。
オオグソクムシのさばき方はこちら
それでは、オオグソクムシのさばき方についてチェックしていきましょう。オオグソクムシは、キッチンバサミを使用して簡単にさばくことができます。まずワタを取り除いたら、キッチンバサミを使用してサイドの部分を切り落としていきましょう。反対側も同じように切ったら、尾の部分も同様にカットしていきます。続いて、背中の蛇腹をひとつづつ外していきましょう。
背中の蛇腹をひとつづつ取り除いていくと、意外にも少し肉厚な可食部が出てきます。素揚げしたものをさばいている場合には、そのままぱくっと楽しむことができます。先ほども紹介した通り、オオグソクムシは濃厚なコクのある味わいを楽しむことができますのでその味わいに虜になってしまうかもしれません。ビジュアルは特徴的ですが、さばき方も簡単ですので気になった方はトライしてみてはいかがでしょうか?
オオグソクムシの美味しい料理方法とは?
それでは、オオグソクムシを楽しむことができる簡単なレシピについて紹介していきましょう。濃厚な味わいを楽しむことができるオオグソクムシは、是非美味しく楽しんでほしい一品となっています。それでは、まず最初は「オオグソクムシの簡単お手軽な美味しい塩焼き」の作り方から見ていきましょう。シンプルな料理ですが、オオグソクムシのおいしさをシンプルに楽しむことができる料理となっています。
オオグソクムシの簡単お手軽な美味しい塩焼き
- オオグソクムシ人数分
- 塩少々
- まず、オオグソクムシに軽く塩を振ったら、冷蔵庫で30分ほど放置しておきましょう
- 冷蔵庫に30分ほど入れて置いたら、オオグソクムシの水分をふき取ってからアルミホイールの上に乗せ、オーブントースターで焦げ目がつくまで焼いていきます。
- オオグソクムシに焦げ目がついたら、敷いてあったアルミホイールでくるっとオオグソクムシを巻くようにし、さらに15分ほどじっくりと焼いていきましょう。
- オオグソクムシが焼きあがったら完成となります。
オオグソクムシのカリッと香ばしい衣揚げ
- オオグソクムシ人数分塩少々
- 塩少々
- 片栗粉適量
- 揚げ油適量
- まず、オオグソクムシの下処理を完了しておきましょう。オオグソクムシの内臓を出したら、潮を振って冷蔵庫で30分ほど放置しておきます。
- オオグソクムシの水分をふきとったら、オオグソクムシに片栗粉をまぶして150度位の低温の油でじっくりと揚げていきましょう。
- オオグソクムシの色は揚げていっても変わることがありませんので、揚げている時の音を目安にしましょう。静かな雨音のように音が落ち着いてきて、細かい泡が出てきたら完成となります。
- 出来上がったオオグソクムシの素揚げは、殻ごと楽しむことができるのでそのままぱくっと楽しみましょう。
意外な一品のオオグソクムシのマカロン
少し変わり種ですが、オオグソクムシをスイーツやデザートそして楽しむというレシピも一つ紹介します。ビジュアルがそのまま出ている調理法となっていますので、ビジュアルが大丈夫な方におすすめします。
- オオグソクムシ2尾
- ホイップクリーム適量
- 砂糖少々
- まず、オオグソクムシを丸揚げにしていきましょう。
- ホイップクリームを泡立てたら、先ほど素揚げにしたオオグソクムシの上に生クリームを絞り出していきましょう。
- もう一尾のオオグソクムシでサンドしたら完成となります。
オオグソクムシを食べてみよう!
いかがでしたでしょうか?オオグソクムシは一見とても食べても美味しくなさそうに見える深海生物ですが、実際に食べてみると独特な濃厚な味わいを楽しむことができるものとなっており、珍味としてひそかに人気の食材となっています。オオグソクムシの味わいは濃厚で独特な物を楽しむことが出来ますので、一口食べたら癖になってしまった、というような方も多いのだそうです。
オオグソクムシを使用したおせんべいとして販売されていたり、ふるさと納税でオオグソクムシを手に入れることが出来たり、と以外にも入手方法もありますので、食べる機会があれば是非チャレンジしてみるのはいかがでしょうか?さばき方も簡単な物になっており、キッチンバサミを使用して簡単にさばくことが出来ますし、素揚げなどシンプルな調理法で美味しく楽しめる食材となっていますのでチェックしてみてはいかがでしょうか?