壱岐焼酎のおすすめは?買うべき有名な銘柄や人気の焼酎も!
「壱岐焼酎」とは長崎発祥の美味しい麦焼酎!おすすめの銘柄や味わいの特徴を知って存分に楽しみましょう。麦焼酎はカロリーが低い事でも有名で、糖質が含まれていない事から他のお酒と比べて太りにくいとして女性の間でも人気となっています。今回は特に飲みやすいとされている人気の「壱岐焼酎」にスポットあて、おすすめの銘柄や味わいの特徴、美味しい飲み方などを紹介していきます。壱岐焼酎の長い歴史も合わせて紹介しています。
壱岐焼酎は500年の歴史を持つ長崎の人気焼酎
壱岐焼酎とは
壱岐焼酎とは世界も認めた日本を代表する麦焼酎です。500年の間受け継がれきた伝統的な製法は、1995年にWTO(世界貿易機関)の地理的表示が認められ産地指定を受けました。その為同じ原料を使い同じ製法で焼酎を作ったとしても壱岐で作られたものでなければ壱岐焼酎と名乗ることが出来ません。世界的に見ても産地指定を受けたお酒は数少なく、ワインではボルドーやシャンパーニュ、ブランデーはコニャックがあります。
さらに壱岐焼酎は米麴と大麦を原料にした麦焼酎なので、芋焼酎のような臭みもありません。また食事の時にも楽しめるよう食中酒としても人気で、女性の方でも焼酎が始めての人でも飲みやすい焼酎となっています。また壱岐焼酎は、米と麦のバランスが非常に後味が良く悪酔いしないのも特徴です。壱岐島内の原料を決められた割合で使い、島内の水で仕込み全ての工程を壱岐島内で仕上げるという他にはない焼酎が「壱岐焼酎」です。
壱岐焼酎の発祥地・種類は?
壱岐焼酎の発祥とされる長崎県の「壱岐島(いきのしま)」は、九州北部の玄界灘に浮かぶ九州と対馬の中間地点にある島で、人口は約2.801の小さな島です。島は溶岩台地で高低差が少ないなだらかな地形となっており、緑豊かで見渡す限り透き通った青い海に囲まれています。そして大自然の恵みのもと、漁業と農業が盛んで壱岐牛やウニやイカなど美味しいグルメもあり、多くの魅力が溢れる夢の島でもあります。
壱岐焼酎の発祥である壱岐島には、現在7つの蔵元が存在し、伝統的な製法を守りながらそれぞれに特徴を活かした壱岐焼酎を作っています。壱岐島は長崎県の中でも2番目に広い穀倉地を有していて、良質な地下水を原料に清酒文化が発展してきました。ところが、長い歴史の中で主食が米から麦へと移る時代になると島民は、余った麦を蒸留し米麴と合わせ壱岐焼酎を作ることに成功。今でも原材料の配合などをきちんと守り壱岐焼酎の味を守っています。
壱岐焼酎の味わいの特徴
壱岐焼酎の味わいとは?特徴とは?壱岐焼酎は、原材料である米麴を1に対し、大麦を2の割合で使っていて壱岐島の良質な水で仕込まれています。スッキリとした口当たりの中にも米麴の甘みや麦の香りがふんわり楽しめるのが特徴です。またアルコール度数は低いもので20度から、高いもので40度までと幅広く揃っています。特におすすめなのは20度の焼酎。焼酎が苦手な人でもとても飲みやすく人気で、悪酔いしないの特徴です。
また、40度の麦焼酎になるとハーブ酒やカクテルなどのベースにも使えてとても便利!お酒が好きな人にも人気です。そして、女性なら気になるのがお酒のカロリー。麦焼酎は基本的にカロリーが低いことでも有名ですが、100mlが約140キロカロリーとここだけ見るとビールより高めとなっています。ところが麦焼酎には、糖質が含まれていない為、太りにくくダイエット中の女性やや健康に気遣う人でも安心して楽しむ事ができます。
壱岐焼酎で有名なおすすめの銘柄
壱岐焼酎とは長崎県の壱岐島が発祥の焼酎で、500年の歴史を持ち世界にも認められた麦焼酎です。ここでは壱岐焼酎の有名でなおかつ、おすすめの銘柄を紹介しています。各銘柄によって特徴が違っているので麦焼酎が好きな人なら飲み比べてみるのもおすすめです。ぜひ参考にしてください!
本格麦焼酎なら「壱岐スーパーゴールド22」
壱岐スーパーゴールドは、7つある蔵元の中でも100年以上続いている有名な「玄海酒造」で作られている麦焼酎です。玄海酒造の代表的な銘柄である壱岐という麦焼酎を、ホワイトオーク樽で5年という長い年月をかけて熟成しています。熟成された壱岐スーパーゴールドは名前の通りゴールドに似た琥珀色で、高級感ある麦焼酎。ウイスキーを作る時に使うホワイトオーク樽を使っている為、奥深い味わいと温かみのある香りが特徴です。
また、「壱岐スーパーゴールド」に使わているのは本垂部分です。本垂部分とは、蒸留の時に最初に出てくる部分と最後に出てくる部分の間、中取りと言われる部分のことを差しています。この本垂部分は味と香りが最も良いとされていて、最も美味しい部分だけを楽しめる「壱岐スーパーゴールド」は壱岐焼酎の中でもひときわ贅沢な逸品です。その為焼酎好きな人の間でも人気の高い銘柄となっています。
長崎県の壱岐が発祥の「壱岐焼酎」の人気の銘柄「壱岐スーパーゴールド」は、アルコール度数22度、720mlで1784円となっています。壱岐焼酎組合委員の島内の各商店やアマゾンなどのネットで購入することができます。贅沢な本垂部分を使用した奥深い味わいが特徴の壱岐スーパーゴールドはお酒好きな人におすすめです。お気に入りの焼酎グラスに琥珀色のスーパーゴールドを注げば気分も最高潮!ぜひ味わってみてください。
日韓の架け橋を願って作られた「壱岐焼酎ちんぐ」
漫画「美味しんぼ」に掲載されたことから有名になった壱岐焼酎の人気銘柄「壱岐焼酎ちんぐ」。ちんぐは島内にある重家酒造で作られています。かめ壺仕込みで長期熟成され、減圧蒸留の原酒をブレンドした麦焼酎です。その味わいは麦の香りと米麴の柔らかい甘みが絶妙にマッチしていて食事中でもすいすい飲めてしまうのが特徴、焼酎が初めての人にもおすすめです。ちんぐとは親友という意味で、日韓の架け橋を願って作られました。
壱岐焼酎のちんぐは、残念ながら公式サイトでは販売されておらずアマゾンや楽天といったネットか島内の壱岐焼酎組合委員の各商店で購入することができます。麦焼酎ちんぐ白麴は720mlで2084円、黒麹は同じ720mlで2221円となっています。重家酒造は長崎の原料にこだわり、壱岐焼酎の伝統を守りながらも新しい壱岐焼酎造りを目指している蔵元です。ちんぐ以外にもこだわりの焼酎を取り揃えているのでチェックしてみては?
壱岐焼酎の美味しい飲み方とは?
お酒は飲み方によって味わいが違ってきます。ここでは長崎県壱岐島が発祥で世界も認める銘酒「壱岐焼酎」をより美味しく楽しめるおすすめの飲み方を紹介しています。島民に人気の飲み方や、それぞれの特徴を活かしたおすすめの飲み方などを参考にして自分好みにアレンジするのもおすすめです。
基本的にはストレートがおすすめ
壱岐焼酎の味わいの特徴は、ふんわりと香る麦の香りや米麴の優しい甘みです。まずは新鮮な刺身や炙ったイカなどと一緒にストレートで楽しむのが島民おすすめの飲み方です。麦焼酎のダイレクトな味わいを楽しみつつ、ゆっくりとしたペースで味わえば悪酔いすることもなく楽しい時を過ごす事ができることでしょう。
麦焼酎のまろやかな味わいを楽しみたい方はお湯割りがおすすめです。焼酎は40度から45度の温かさが一番美味しいとされていて、より一層焼酎の美味しさを引き立たせてくれます。お湯割りで焼酎を楽しむコツはまずは、お気に入りの焼酎グラスにお湯を注ぎましょう。それからお好きな分量の焼酎を注ぐと上手く混ざり合ってマイルドな壱岐焼酎を楽しむ事ができます。またお湯割りは、寒い日も体が温まっておすすめの飲み方です。
暑い日や麦焼酎のさっぱりとした味わいを楽しみたい方は水割りがおすすめです。グラスに水を注いでからお好きな分量の焼酎をそそぎ、かき混ぜます。お好みでレモンやライムを絞ったり、炭酸水で割ってサワーで楽しんだりとアレンジも出来るので焼酎が始めての人や味を変えたい人、女性にもおすすめの飲み方です。それぞれ焼酎の濃さはお好みで調整し、ぜひお気に入りの割合を見つけてみてください。
壱岐焼酎は食事との相性もいい
壱岐焼酎は、ストレートで飲むと麦の香りや米麴のまろやかな甘みをダイレクトに味わうことができます。また水割りやお湯割りにすると味に深みがましてより美味しく楽しめます。そして何より麦焼酎はなめらかで後味がいい焼酎です。本来食事に合う焼酎として作られているのでどんな料理との相性もバッチリ。通年とおして楽しめるお酒となっています。壱岐の特産品と共に味わえばより壱岐焼酎の魅力を感じる事が出来ることでしょう。
壱岐焼酎の長い歴史を下で感じよう
壱岐焼酎は長崎県の壱岐島が発祥で、産地指定を受けた世界的にも有名な麦焼酎です。その製法は米麴と大麦を原料に500年もの間受け継がれており、壱岐の人々にとって欠かせないものとなっています。その味わいは米麴の優しくまろやかで、麦の香りがスッと鼻に抜ける風味の豊かさが特徴。
島内には7つの蔵元がありますが、壱岐まで出向くのが大変な人はネット通販がおすすめです。歴史に思いをはせながら壱岐焼酎を楽しんでみてはいかがでしょうか?