東京の絶品「あんバター」8選！あんこの甘さとバターの塩気が絶妙！

あんこと甘みとバターの塩気が合わさったあんバターは、非常に人気の組み合わせです。東京では、あんバターを使った商品がカフェやパン屋さんで味わえるとSNSでも人気になっています。ここでは、あんバターが堪能できるおすすめのお店を8選紹介します。家庭でも作れるような手軽なレシピもあるので、気になる方はぜひ試してみて下さい。

東京渋谷の東急ハンズ近くの奥まった裏手にあるのが「ビストロロジウラ」です。店名の通り、路地裏にあるこちらのお店は白い外壁とウッド調の扉が特徴で、落ち着いたカフェ風の店内には、おしゃれなテーブルやチェアが並んでいます。ビストロロジウラでぜひ味わいたいのが「あんバターリコッタチーズサンド」540円です。自家製パンにたっぷりのあんこ、バター、リコッタチーズがはさまれた、非常に魅力的な見ためをした商品です。

ふんわりとした柔らかいパンと甘いあんこ、そしてバターの塩味やリコッタチーズの酸味が加わった、今までにないあんバターサンドを実現させたともいえる斬新な組み合わせが楽しめます。あんこの甘さが控えめで、リコッタチーズが入ることで軽めの味わいになっています。

ミニサイズなので、飽きることなく最後まで美味しさを堪能することができるでしょう。お店は、東京JR渋谷駅から徒歩8分の場所にあります。営業時間は8時から14時、18時から24時で、月曜日が定休日です。

東京二子玉川にあるガラス張りの落ち着いた外装のカフェが「Let It Be Coffee」です。お店に入ると、すぐ目の前に注文カウンターがあり、その奥にイートインスペースが設けられています。おしゃれな空間でぜひ堪能したいのが「あんバターサンド」500円です。温かいコッペパンにはさまれたあんバターは、程よい柔らかさになっており、パン、粒あん、バターを全て一緒に頬張ると驚きの美味しさが味わえます。

こちらのお店では、ハート形が可愛らしい「カフェラテ」500円と一緒にあんバターサンドをいただきましょう。コッペパンは、外はカリっ中はふんわりもっちりとした食感で、パンの旨みも同時に味わうことができます。カップやお皿のデザインも美しく、見ためも楽しめるのがこちらのカフェのポイントです。お店は、東京JR「二子玉川駅」から徒歩5分の場所にあります。営業時間は11時から20時、水曜日が定休日となっています。

東京板橋区にある漆喰風の白壁が印象的なお店が「1 ROOM Coffee」です。店内は、おしゃれなシーリングライトが並んでおり、落ち着いた雰囲気でゆったりと食事を楽しむことができます。こちらのお店でおすすめなのが、SNSでも大人気の「あんバタートースト」500円です。こんがりと焼かれた厚切りトーストは、こぶりなサイズが女性にはうれしい1品です。カリっとした食感のトーストに、甘さ控えめのあんこがよく合います。

パンの耳も人気で、あんバターにつけて味わうほか、添えられたはちみつと一緒に食べるのもおすすめです。厚切りトーストは、もっちりとした食感も堪能することができるため、あんバターをたっぷり塗ってパンの美味しさも一緒に味わうとよいでしょう。東京にある1 ROOM Coffeeは、東武東上線「中板橋駅」から徒歩1分とアクセス抜群の場所にあります。営業時間は平日10時半から20時、土日祝は10時から17時半、定休日はないようです。

東京千代田区にある1933年（昭和8年）創業の喫茶店が「神田喫茶ショパン」です。昔懐かしい雰囲気が漂う店内は、お店の名前にある通りBGMにショパンが流れています。古き良き時代を思わせるこちらのお店で、ぜひいただきたいのが「アンプレス」450円です。分厚いトーストにはバターがたっぷり塗られていて、中にはさんだあんことの相性も抜群です。絶妙な焼き加減の食パンは、カリっとした食感を思う存分楽しむことができます。

表面のバターが程よく溶けていて、控えめな甘さのあんことのバランスがたまらない1品です。バターの塩気があんこの旨みを際立てており、シンプルなのにほかでは味わうことのできない美味しさが人気の秘訣といえるでしょう。店内は喫煙可となっているため、愛煙家の方にはうれしい喫茶店です。お店は、東京メトロ「淡路町駅」から徒歩3分の場所にあります。営業時間は平日8時から21時、土曜日11時から21時まで、日祝日が定休日です。

東京世田谷区にある可愛らしいパン屋さんが「KAISO（カイソ）」です。古民家をリノベーションしたような小さなベーカリーで、店内にはよい香りが漂うパンや焼き菓子が並んでいます。こちらでおすすめなのが「あんバターサンド」300円です。コロンとした丸いパンの中にバターとあんこをはさんでおり、バターが見えないほどのたっぷりのあんこが、こちらのお店の特徴です。また、ワックスペーパーのラッピングも可愛いと人気があります。

しっとりとしたパンは小麦の味が感じられ、優しい甘みのあんことバターが非常によく合います。あんバターサンド以外におすすめなのが、モチっとした食感も楽しめる「バゲット」300円です。ハード系のパンに関しては東京でも随一のレベルともいわれるようで、売り切れ次第終了となるので注意しましょう。お店は、東京小田急京王「下北沢駅」から徒歩8分の場所にあります。営業時間は11時半から、定休日は月、火曜など不定休です。

東京銀座の真ん中にそびえる老舗のパン屋さんが「銀座木村家」です。まだ日本にパンが浸透していない時代にあんぱんを開発したことでも有名なお店で、パン好きにはたまらないパン屋さんといえるでしょう。こちらで看板商品にもなっているのが「あんバター」248円です。ソフトフランスの生地に包まれた程よい量のあんバターは、しっとりとしたパンとの相性も抜群です。適度に温めると、さらに相性のよさを実感することができます。

中のバターは北海道の生乳バターがホイップされた状態で入っており、甘さをおさえた十勝産のあんことのバランスが見事といえます。また、ぜひ味わいたいのが「クリームパン」195円です。ぎっしりつまった濃厚なクリームは、ハイクオリティな美味しさを堪能することができるでしょう。お店は東京メトロ「銀座駅」からすぐの場所にあります。大みそか、元旦を除く年中無休で、営業時間は10時から21時までです。

東京渋谷区にある明るいガラス張りのパン屋さんが「TARUI BAKERY」です。ほっとするようなアットホームな店内には、バゲットや焼き菓子なども含めたさまざまなパンが売られています。ハード系のパンが人気の中、購入必須なのが「あんバターサンド」250円と「あんバターコッペ」280円です。あんバターサンドは、ミニサイズのバゲットに粒あんとスライスバターがたっぷりつまった食べ応えのあるパンです。

あんバターコッペは、丸いコッペパンに四葉バター、天日塩、十勝産の小豆を使用したあんこがはさんであり、見ためも綺麗なパンです。どちらもパン自体が美味しいため、できれば2つ購入してそれぞれの美味しさを楽しみたいところです。2種類とも冷蔵スペースで売られているので注意しましょう。お店へのアクセスは、東京小田急線「参宮橋駅」から徒歩2分の場所にあります。月曜日が定休日で、営業時間は9時から19時までです。

東京台東区にある「ブーランジェリー・イアナック」が出すコッペパン専門店が「イアコッペ」です。「上野の森サクラテラス」の3階に位置するお店の店内は、ガラスケースの中に色とりどりのコッペパンがずらりと並べられています。定番ともいえるこちらのおすすめパンが「あんバタ」235円です。手のひらサイズの小ぶりなコッペパンにこしあんとホイップバターがはさまれており、あんバターの絶妙なバランスが楽しめる商品となっています。

コッペパンは、外はさっくり中はふんわりとしていて、塩味のきいたバターとなめらかな食感のあんこが非常によく合います。どこを食べても同じ美味しさを堪能できるのも、コッペパンのよいところでしょう。全てのパンが200円から300円台とリーズナブルに購入できるので、いつも多くの人々で賑わっているようです。お店は、東京JR「上野駅」の不忍口より徒歩約3分の場所にあります。ねお、年中無休で営業は10時から19時までです。

カフェやパン屋さんで人気のあんバターですが、気になるのがそのカロリーではないでしょうか？基本的なあんぱん1個100gのカロリーは280kcalといわれています。仮に有塩バター25gを加えるとすれば、186kcalプラスになるので466kcalと中々のハイカロリーとなるようです。

カロリーだけ見ると太りやすいイメージを抱くかもしれませんが、実はバターには良質な脂質が豊富に含まれています。あんバターのパンを食べるほうが、あんぱんだけを食べるより血糖値の上昇を抑える効果が期待できるともいわれているようです。このことからも、バターがたっぷり入ったあんバターは理にかなった食べ方といえるでしょう。

あんバターというとサンドやトーストが有名ですが、クッキーではさむと非常にバランスのよいお菓子になります。市販のクッキーを使えばレシピも簡単で、手軽に美味しいスイーツを楽しむことができます。塩気の強いクッキーの場合は、無塩バターを使うと甘さと塩味のバランスがよくなるでしょう。冷たいバターを使用するのであれば、クッキーを軽くトーストしておくと美味しく食べられます。2人分のレシピは下記の通りです。

• クッキー（市販）4枚
• 有塩バター大さじ2
• 粒あん大さじ2

1. 有塩バターは室温に戻し、柔らかくしておきます。
2. クッキーの片面にバターを塗り、その上に粒あんをのせてもう1枚のクッキーでサンドすればレシピの完成です。

カリっとトーストした食パンに、しっとりしたあんバターがよく合うレシピです。食べごたえのある粒あんを使うとボリュームがアップするでしょう。あんバターをのせる前に食パンをトーストすると、食感のよいあんバタートーストが味わえます。お菓子作りで余ったあんこやバターを使ってもよいでしょう。有塩バターがない場合は、少量の塩をふると美味しく仕上がります。1人分のあんバタートーストのレシピは下記の通りです。

• 食パン（6枚切り）1枚
• 粒あん80g
• 有塩バター15g

1. 食パンを軽くトーストします。その上に粒あんを塗りましょう。
2. 適当な大きさにカットした有塩バターを1の上にのせます。食べるときに軽く温め、バターが溶けたらあんバタートーストの完成です。

お餅が余ったときに試したい、あんバター餅サンドのレシピを紹介します。パクっと食べやすく、お餅の熱でバターとあんこが程よくなじむアレンジレシピです。あんこは、粒あんでもこしあんでも美味しく作れます。トーストやコッペパンなどでは味わえない、ひと味違う味わいに驚くことでしょう。ぜひ、温かいお餅ととろけるバターのハーモニーを堪能してください。2個分のレシピは下記の通りです。

• 切り餅2個
• バター10g
• あんこ30g
• サラダ油適量

1. バターは厚さを半分にカットします。切り餅の中心に切り込みを入れ、アルミホイルを敷いた天板にのせます。上に軽くサラダ油をのばし、900Wのトースターで焼き色がつくまで5分程トーストします。
2. 粗熱が取れたら切れ目を下にして切り餅を軽く曲げ、くぼみにあんことバターをのせます。形よく折りたたんだらレシピの完成です。

ホットケーキミックスで作ったどら焼きの皮に、あんバターをはさんだ絶品レシピを紹介します。こんがりきつね色に焼けた生地とあんバターが相性抜群で、柔らかい生地がクセになるような美味しさです。レシピでは生地を楕円形に焼いていますが、丸い生地2枚を合わせてサンドするとコロンとした可愛いあんバターサンドが作れるでしょう。5個分のレシピは下記の通りです。

• あんこ100g
• バター25g
• ホットケーキミックス150g
• 卵1個
• 牛乳大さじ4
• みりん大さじ2
• はちみつ大さじ2
• サラダ油適量

1. ボウルにホットケーキミックス、卵、牛乳、みりん、はちみつを入れ、よく混ぜ合わせます。
2. フライパンを中火で熱し、サラダ油を入れたらキッチンペーパーで軽くのばします。1を1/5ずつ流し入れ、楕円形の生地を焼きます。表面に穴があいてきたら裏返し、両面を焼いたあと冷ましておきましょう。
3. 冷ました2を2等分にカットし、片面にあんこ、バターをのせてもう片方の生地ではさめばレシピの完成です。

あんバターにクリームチーズとクルミを合わせた、食感も楽しめるクロワッサンサンドです。サクッと香ばしいクロワッサンやクリームチーズの酸味も合わさった、ぜいたくなレシピとなっています。クリームチーズは加熱しないで食べられるタイプを使用しましょう。バターの入ったクロワッサンにあんバターを掛け合わせた濃厚な味わいを堪能してください。クロワッサンサンド2個分のレシピは下記の通りです。

• クロワッサン2個
• 粒あん80g
• バター（有塩）20g
• クリームチーズ50g
• クルミ20g

1. クリームチーズは常温に戻しておきます。アルミホイルを敷いた天板にクルミをのせ、1,000W160℃のトースターで2分ほど焼きます。
2. ボウルにクリームチーズを入れ、泡だて器で柔らかくなるまで混ぜ、クルミを加えて混ぜ合わせます。
3. クロワッサンの上部に横向きの切り込みを入れ、トースターで2分焼きます。2、つぶあん、バターの順にはさめばレシピの完成です。

ホットサンドメーカーを使って作る、喫茶店で食べるようなあんバターサンドのレシピです。粒あんを使うと食べごたえのある仕上がりになります。ポイントは、パンを焼いてからバターをはさんでいるところです。温まったあんこと食パンの余熱でバターが程よくとけ、お店で味わうような美味しさが楽しめるでしょう。ホットサンドメーカーが家庭にある方は、ぜひ挑戦してみてください。1人分のレシピは下記の通りです。

• 食パン（8枚切り）2枚
• 粒あん60g
• バター（有塩）25g

1. ホットサンドメーカーの余熱を始めます。食パンの片面に粒あんを塗り広げ、もう1枚の食パンではさみます。
2. 予熱したホットサンドメーカーにのせてプレスし、1～2分ほど加熱します。
3. 2を半分にカットし、すき間を広げてバターをはさめばレシピの完成です。

あんことコーヒーを合わせた、コーヒーあんバターサンドのレシピを紹介します。意外にも感じますが、ほろ苦いコーヒーとあんこを混ぜると、いつものあんこがあっさりとした味わいに変化します。濃厚な甘さが苦手な方はぜひ挑戦してみるとよいでしょう。厚切りのトーストとコーヒーあんバターがマッチした味わい深いレシピとなっています。2人分のレシピは下記の通りです。

• 食パン（4枚切り）2枚
• 粒あん200g
• ホットコーヒー30ml
• バター10g

1. 耐熱ボウルに粒あん、ホットコーヒーをいれてよく混ぜ合わせます。600Wの電子レンジで1分加熱します。
2. 食パンに十字の切り込みを入れ、トースターで3～4分トーストします。焼いた食パンに1を塗り広げ、バターをトッピングしたらレシピの完成です。

あんバターに合うパンを一から作りたいという方におすすめのレシピを紹介します。パン作り初心者の方でも簡単に作れるレシピです。時間こそかかりますが、焼き上がったパンにあんバターをはさんで食べられるのは作った方の特権ともいえます。朝ごはんやランチにもぴったりなレシピなので、多めに作っていろんな具材を入れて楽しんでもよいでしょう。4個分のレシピは下記の通りです。

• 強力粉250g
• 塩小さじ1
• 砂糖大さじ2
• ドライイースト大さじ1/2
• 湯（40℃程度のもの）160ml
• 強力粉（打ち粉）適量
• 無塩バター20g
• あんこ120g
• 有塩バター60g

1. 無塩バターは常温に戻します。ボウルに強力粉、塩、砂糖を入れて混ぜ合わせます。ドライイースト、湯を入れてかき混ぜ、ひとまとめにします。
2. 強力粉をふった台に生地をのせ、のばすようにしながらこねます。キメが細かくなったら無塩バターを加え、織り込むようにしてさらにこねます。ひとまとまりになれば、ボウルに戻してラップをかけます。オーブンの発酵機能を使って40℃で30分間発酵させ、ひとまわり大きくなればOKです。
3. 2をガス抜きし、4等分にしてから丸めます。上に塗れ布巾をかぶせて10分ほど寝かせましょう。このタイミングで、オーブンを180℃に予熱し始めます。
4. クッキングシートを敷いた天板に3を並べ、予熱したオーブンに入れて15分ほど焼き色がつくまで焼きます。粗熱が取れたら真ん中に切り込みを入れ、あんこ、有塩バターをはさめばレシピの完成です。

あんことバターは、甘いもの好きにはたまらない組み合わせです。パンにはさんで食べるとバターの塩気とあんこの甘さが際立ち、至福の時間を楽しむことができるでしょう。東京のカフェやパン屋さんには、さまざまなあんバターを使ったメニューがあります。家庭で手作りすると、お店で味わえないような美味しさを堪能することも可能です。ぜひ、いろんな方法であんバターを存分に堪能してください。