2018年09月28日公開
2024年08月03日更新
そば粉のレシピ特集!簡単・ガレットやお菓子など人気の料理をご紹介
そば粉を使ったレシピはどれもヘルシーでおいしい!大人気のガレットやお菓子などの簡単レシピを紹介します。最近流行っているそば粉ですが、ビタミンなどの栄養がとっても豊富なんです。そば粉の使い方がわからないという方も、このレシピを覚えればぐんと料理の幅が広がります。ダイエットを頑張る方も高血圧を気にしている方もみんな楽しめる嬉しいレシピで、ぜひそば粉料理を作ってみませんか?
そば粉のレシピでおすすめは?
そば粉はビタミンB群やミネラル成分がたくさん入っていて、とても身体に良いんです。さらにポリフェノールの一種であるルチンという成分も豊富で、高血圧にも良い効果をもたらしてくれます。そんなそば粉は小麦粉の代わりに料理で使うことができますが、小麦粉より粘りがでません。
そば粉を使うのに最適なのはまさに「ガレット」や「ビスケット」など、生地に粘り気が必要ないものです。上手にそば粉を活用したレシピを覚えて、料理の幅を広げましょう。
そば粉のレシピおすすめ厳選
いろんなアレンジができて楽しい「そば粉のガレット」
ガレットとはクレープのようなものですが、そば粉を使うので香ばしくカリカリに仕上がります。2人分の生地づくりに用意するものはそば粉(40g)、塩(小さじ1/4)、牛乳(50ml)、水(50ml)、卵(1個)、はちみつ(小さじ1)です。
①牛乳、水を混ぜ合わせておきます。②ボウルに卵、そば粉を入れ、①を足しながら泡立て器でぐるぐるとしっかり混ぜます。③塩、はちみつを加えてさらに混ぜます。ダマがなくなるまでしっかり混ぜてください。④冷蔵庫で30分以上ねかせます。ねかせばねかすほど発酵が進むので良いです。これでガレット生地は完成です!焼く前にまたよく混ぜましょう。
生地をねかせている間、ガレットの上に乗せる具を用意しましょう。ガレットに合う具は卵、ハム、チーズ、マッシュルーム、オニオンやトマトなどのサラダなどです。生地をねかせた後しっかり混ぜたら、焼いていきます。①テフロンのフライパンを中火で熱し、バターを大さじ1ほど入れて軽くふきとります。②半量の生地を流しいれ、クレープを焼くように薄く広げます。
③ちりちりと焼けてきたら弱火にして、ガレットの上に卵を割りいれます。少しフライパンを傾けたりすると早く固まります。④卵が固まりだしたら他の具をどんどんのせていきます。タイム、オレガノ、バジルなどのハーブを散らしてもおいしいです。⑤卵白が固まったら側面のガレット生地をフライ返しで折りたたんでいき、完成です。
スモークサーモンとグリーンリーフの組合せをのせたり、バターで炒めたアスパラをのせたガレットもそば粉の風味とマッチして美味しいです。ゴルゴンゾーラとはちみつ胡桃や、マスカルポーネとフルーツ、生クリームなどをのせてデザートガレットとして食べるのもおすすめです!インスタ映えすること間違いありません。
ノンオイルでヘルシーなお菓子ができる「バナナとそば粉のケーキ」
こどもからお年寄りまで大人気!ノンオイルなのにふんわりしっとりとした食感が楽しめるバナナとそば粉のケーキの簡単レシピです。1パウンド型1個分の用意する材料は、薄力粉(80g)、そば粉(40g)、バナナ中2~3本、卵(2個)、牛乳(50ml)、きび砂糖もしくは砂糖(40g)、ベーキングパウダー(小さじ1)です。
①卵白と砂糖半量を、軽く角が立つくらいまで泡立てます。②バナナを細かく潰して、卵黄、残りの砂糖を混ぜ合わせます。③もったりしてきたら牛乳を入れて混ぜます。④そば粉・薄力粉・ベーキングパウダーを振るい合わせて生地に入れ、サクサク混ぜます。⑤泡立てておいた卵白を、泡をつぶさないようにざっくりと混ぜます。これで生地は完成です!
油をぬるか、シートをひいたパウンド型に生地を流しいれ、トントンと型を落として空気を抜きます。180度で30分ほど焼いたら出来上がりです!竹串を刺して中が焼けているかを確認してください。
上のレシピでも面倒くさい方は卵白を泡立てずに混ぜて大丈夫です!とても簡単にヘルシーなデザートができます。バナナは、よく熟れたものを粗めにつぶすと甘さが増します。アレンジレシピとして生地にゴマやクルミを入れたり、シナモンやクローブなどのスパイスを入れたりしてもとっても美味しいです。バナナの代わりにりんごやゆずレモンを使ってもまた違う味が楽しめますよ。
材料を混ぜて焼くだけの簡単レシピ「そば粉のビスケット」
材料を混ぜたら、ギュッと固めて焼くだけの簡単レシピです!ポリポリとした食感、ほのかに甘くバターの香りにはまってしまいます。天板2枚分およそ40枚の分量で用意する材料は、そば粉(100g)、無塩バター(20g)、塩(少々)、きび砂糖もしくは砂糖(20g)、オリーブオイル(10g)、豆乳もしくは牛乳(大さじ3)です。
①バターを指がすっと通るくらいやわらかくします。電子レンジを使う場合は、だいたい500Wで30ほど加熱します。②バターに砂糖を入れ、泡立て器でしっかり混ぜます。白くなるまで空気を含ませるように混ぜてください。③豆乳を入れてよく混ぜます。④そば粉と塩を入れてゴムべらで切るように混ぜていきます。⑤ポロポロするので、オリーブオイルを足して、生地を抑えながらひとまとめにしていきます。これで生地は完成です!
出来上がった生地はラップに包んで冷蔵庫にねかせます。半日~一晩ねかせるのがベストです。ねかせたら3ミリくらいの厚さに伸ばし型抜きします。余熱しておいた160℃のオーブンに入れ12~13分くらい焼いて完成です!焼きあがりが柔らかい時は2~3分さらに焼きましょう。このレシピのポイントはとにかく薄く生地をのばして焼くこと。上手にできたら焼きあがりからサクサクしています!
アレンジレシピとして刻みオレンジピールや、炒り黒胡麻を生地に混ぜてもとっても美味しいです。そば粉の素朴で懐かしい味がふわりと口の中に広がるビスケット、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
ホームベーカリーでつくる「そば粉パン」
そばの風味がふわっと香る、ふかふかな「そば粉パン」。混ぜてスイッチを押すだけの超簡単レシピです。1斤分の材料は、強力粉(200g)、そば粉(40g)、バター(20g)、スキムミルク(大さじ1)、砂糖(大さじ2)、ドライイースト(小さじ1)、塩(小さじ1/2)、レモン果汁(4ml)、水(140ml)です。
作り方は、ホームベーカリーに全ての材料を入れて(ドライイーストは専用容器に入れます)食パンコースにし、スタートボタンを押すだけ!焼けたら網の上で粗熱をとった後に切ってください。冷ました後に切ると綺麗に切ることができます。レモン果汁でしっとりもっちり仕上がります!材料を混ぜてスイッチを押すだけの簡単レシピでとっても簡単にふかふかなそば粉パンができます。
アレンジレシピとして、クルミやモッツアレラチーズ、レーズンなどをいれると、そば粉の素朴な味わいによく合います。バターとの相性も抜群です!ぜひ朝食やおやつにヘルシーなそば粉パンを作ってみてはいかがでしょうか?
口当たりなめらかな「そば粉のプリン」の簡単レシピ
トロっとしているのにすっきりした味わいの「そば粉のプリン」の簡単レシピです。プリン8個分の材料は、そば粉(30g)、卵(4個)、砂糖(80g)、牛乳(500cc)、生クリーム(100ml)、ゼラチン(10g)、ゼラチンの戻し水(80cc)、バニラエッセンス(少々)です。
①ゼラチンを水にいれて戻しておきます。②ボウルにそば粉、砂糖、卵を入れて良くかき混ぜます。③鍋に牛乳と生クリームを入れて温めます。沸騰直前で火をとめてください。④牛乳と生クリームを②のボウルに加えて良く混ぜます。⑤しっかりと混ぜたら一度裏ごしします。
⑥鍋に入れて弱火でとろみがつくまでかき混ぜながら温めます。沸騰させてしまうと口当たりが悪くなるので気をつけてください。⑦とろみがついたら火をとめて、ゼラチン、バニラエッセンスを加えます。⑧カップに入れて冷やせば出来上がりです!
カラメルソースを作って最初に容器に入れておいても後からかけても良いです。きな粉や黒蜜をかけて食べるのも美味しいです!炒ったそばの実をトッピングするとオシャレな和風お菓子になります。ほのかな蕎麦の香りと甘いソースの組合せがたまらない、大人気のお菓子です。
おやつにも料理にも使える簡単レシピ「そば団子」
いろんなアレンジレシピがあるそば団子は、きな粉やみたらしをかけておやつとして食べても、汁物やお鍋に入れてもとっても美味しい、万能料理です!2人分の材料は、そば粉(75g)、白玉粉(60g)、濃縮だし(5ml)、ぬるま湯(100ml)です。
作り方です。①白玉粉とそば粉を混ぜます。②濃縮だしを加えた後に、少しずつぬるま湯を加えて耳たぶくらいの柔らかさになるまで手で混ぜます。(ぬるま湯の量は固さに応じて調節してください。)③ちょうど良い大きさに丸めます。④お鍋で湯を沸かし、沸騰したら団子を入れます。⑤鍋から浮かび上がり1~2分くらいしたら氷水にあげて水分をきります。これでそば団子の完成です!
きな粉やあんこ、黒蜜をかけたりフルーツポンチなどにしてお菓子として食べてもとても美味しいです。また、けんちん汁やお鍋などにいれると冬野菜にもよく合います。熱々のそば団子に大根おろしと海苔をのせてつゆでいただくのもさっぱりして良いですね。アレンジ自在なそば団子、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
秋のお菓子「そば粉のどら焼き」の簡単レシピ
そば粉の素朴な香りとあんこが良く合う、秋に食べたくなるようなお菓子「そば粉のどら焼き」の簡単レシピです。どら焼き12個分の材料は、そば粉(120g)、薄力粉(60g)、ベーキングパウダー(小さじ1)、卵(2個)、砂糖(100g)、はちみつ(大さじ1)、牛乳(120cc)です。
①袋に小麦粉・そば粉・ベーキングパウダーを入れて、空気を混ぜるような感じでよく振っておきます。②ボウルに卵と牛乳、砂糖、はちみつを加えてよく混ぜ合わせます。③ボウルに①を加えて混ぜ合わせます。④弱火で熱したフライパンに油をひき、生地を両面焼いていきます。⑤しっかり冷ましたら生地の完成です!
小豆餡をそのままはさんでもいいし、小豆餡と同じ重さぐらいの生クリームを加えて生どら焼きにしてもとっても美味しいです。アレンジレシピとしてかぼちゃ餡をつくったり、サツマイモクリームをつくったり、いちごをいれてみたりしていろいろなバリエーションのそば粉どらやきを楽しんでみてはいかがでしょうか?
電子レンジを使った簡単レシピ「そばがき」
素材そのものに近いそばの風味を味わうことができる「そばがき」は、消化・吸収に優れるとてもヘルシーな料理です。わさび醤油などといっしょに食べると良いお酒のつまみになります。お鍋やお椀で作るレシピが主流ですが、練ったり器具を洗ったりするのがとっても大変です。今回は電子レンジで簡単につくれるレシピを紹介します。
1人分の材料は、そば粉(60g)、水(160cc)、熱湯(適量)です。①大きめの耐熱器にそば粉と水を入れ、泡立て器でダマにならないようしっかりと混ぜます。②耐熱器専用のフタがあればそのフタを、無ければラップをかけて電子レンジで加熱します。500Wの場合約3分、600Wの場合約2分40秒ほど加熱してください。
③加熱が終わったら木べらで空気を含ませるように高速でかき回します。なめらかになるまで混ぜてください。④生地がまとまったら器にうつし、熱いお湯を上からかけて完成です!とにかく良く混ぜることがコツです。
そばつゆ(濃縮タイプ)をかけて食べるのはもちろん、わさび醤油や砂糖醤油、オリーブオイルに塩を混ぜたものをつけて食べても美味しいです。コーンポタージュや粉チーズとの相性も抜群ですし、あんこに入れてそばぜんざいとしてもとっても合います。そば粉にココアと砂糖を入れると、お菓子として子どもにも喜ばれます。ぜひお酒のつまみや、料理のあと一品ほしい時に作ってみてはいかがでしょうか?
ほっとする味わい「そばぼうろ」の簡単レシピ
軽い食感で食べやすく、素朴な味が日本茶にぴったりな和のお菓子「そばぼうろ」の簡単レシピです。50枚分の材料は、そば粉(100g)、薄力粉(100g)、ベーキングパウダー(小さじ1)、卵(2個)、溶かしバター(20g)、砂糖(130g)、水(大さじ2)です。
①オーブンを180℃に余熱します。②ボウルに卵と砂糖を入れて泡立て器で良く混ぜます。③ボウルにそば粉と薄力粉、ベーキングパウダーを入れてヘラですり混ぜます。④溶かしバターを加えて混ぜます。⑤粉っぽさがなくなったら水を少しずつ加えて生地をなめらかにします。
⑥生地を絞り器に入れ、鉄板の上にクッキングシートを敷き、その上に生地を絞り出して形を作ります。⑦180℃のオーブンで10分ほど焼きます。焼きあがったら冷まして完成です!絞り器がなかったら普通のビニール袋でもOK。薄めに絞り出すとかりっとした食感に、大きめに絞り出すと少しふっくらした食感になります。
ココアパウダーなどを混ぜてすこし砂糖を多めにして焼くと、子どもも喜びます。そばぼうろが余った時はアレンジレシピとして、湯煎にかけた板チョコレート1枚にきな粉を大さじ1混ぜて、そばぼうろを一口サイズに砕きながら入れた後に容器に入れて冷やし固めると、また違った美味しさのお菓子が簡単にできます。ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
そば粉のレシピをマスターして料理の幅を広げよう!
素朴な味わいとヘルシーさや栄養価の高さで注目されているそば粉。今回はそば粉を使った、子どもからお年寄りまでに大人気の簡単レシピをたくさん紹介しました。ぜひレシピを覚えてお菓子や料理に活用してはいかがでしょうか?気にいったレシピはマスターして、レパートリーの幅を広げましょう!