浅草のとんかつおすすめランキング21選!有名老舗のとんかつ屋も紹介!

浅草と、言えば、蕎麦に天麩羅、鮨と連想がつながりますが、とんかつを忘れてはいけません。上野とともに浅草は、とんかつの聖地でもあるのです。浅草には、とんかつ屋と名の付く店が、多いこともご承知でしょう。そんなとんかつの歴史背景から、当然、浅草には老舗と呼ばれる、有名なとんかつ屋がいくつかあります。「すぎ田」などもその一つです。浅草でおすすめのとんかつ屋を、ランキングにして紹介します。

浅草のとんかつおすすめランキング21選!有名老舗のとんかつ屋も紹介!のイメージ

目次

  1. 1浅草で「とんかつ」の生い立ちを知ろう
  2. 2浅草でとんかつ屋ランキング21位~16位は?
  3. 3浅草でとんかつ屋ランキング15位~11位は?
  4. 4浅草でとんかつ屋ランキング10位「カツ吉」
  5. 5浅草でとんかつ屋ランキング9位「とんかつ割烹だんき」
  6. 6浅草でとんかつ屋ランキング8位「弥生」
  7. 7浅草でとんかつ屋ランキング7位「あき山」
  8. 8浅草でとんかつ屋ランキング6位「とんかつ中根」
  9. 9浅草でとんかつ屋ランキング5位「元祖やきかつ桃タロー」
  10. 10浅草でとんかつ屋ランキング4位「はせ川」
  11. 11浅草でとんかつ屋ランキング3位「とんかつとお山」
  12. 12浅草でとんかつ屋ランキング2位「とんかつゆたか」
  13. 13浅草でとんかつ屋ランキング1位「とんかつすぎ田」
  14. 14さあ!浅草のとんかつを食べに行こう

浅草で「とんかつ」の生い立ちを知ろう

「とんかつ」が、洋食か和食か?というのは、よく聞かれる疑問です。明治28年に、銀座「煉瓦亭」の木田元次郎が豚肉を使って「ポークカツレツ」を提供したのが、とんかつの起源になります。つまり、理屈だけから言えば、とんかつは、洋食になります。それから、昭和の初めに至って、上野「元祖とんかつぽん多」の島田信二郎が、ポークカツレツを「豚かつ」として出したのが、和食としての「とんかつ」の始まりです。

「煉瓦亭」も「元祖とんかつぽん多」も、現存する店ですので、とんかつのルーツを探るつもりで、足を運んでみてください。そんな起源をもつ「とんかつ」が、上野や浅草に店舗が多いのは何故でしょうか?昭和の初期において、東京の盛り場は銀座を別格として、日本最初の地下鉄が上野浅草間であったように、上野と浅草でした。特に、浅草は流行の先端を行く繁華街となっていました。

また、花街の存在も無視できません。花街の周囲に、和洋を問わず飲食店が誕生するのは、自然の成り行きといってもよいでしょう。浅草のとんかつも、そんなバックグラウンドを背負って、成り立ってきたのです。そんな浅草の、有名なおすすめのとんかつ屋を、ランキングにして、たっぷりと紹介します。

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浅草でとんかつ屋ランキング21位~16位は?

浅草でとんかつ屋ランキング21位「リスボン」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング21位の、老舗洋食屋「リスボン」です。営業時間は、ランチが、12:00~15:00で、ディナーが、17:00~20:00です。定休日は、火曜になります。予算は、2,000円です。「ロース上カツライス」が、1,000円です。これも、やきかつの部類にはいると思われますが、浅草には、一筋縄ではいかないとんかつが多いです。これも歴史がなせる業でしょうか。

浅草でとんかつ屋ランキング20位「キッチン日の出」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング20位の、「キッチン日の出」です。昭和のど真ん中、20年代にタイムスリップしたかのような、キッチン日の出は、おばあちゃんが一人で営業しています。GHQに愛された洋食屋が作る、歴史上のとんかつは、キッチン日の出でしか味わえません。営業時間は、ランチが11:00~16:00で、ディナーが18:00~21:00です。定休日は、不定休です。予算は、2,000円です。

浅草でとんかつ屋ランキング19位「気賀亭」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング19位の、とてつもない老舗「気賀亭」です。「特製とんかつ」が、1,500円です。ここのメニューは、すべてボリュームが凄いのです。営業時間は、11:00~14:30です。定休日が、土、日、祝日になっています。予算は、2,000円です。1918年創業となっていますから、気賀亭の老舗ぶりがうかがわれます。ロースとんかつを紹介しましたが、気賀亭の一押しは、ヒレかつのようです。

浅草でとんかつ屋ランキング18位「ぱいち」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング18位の、これも老舗の「ぱいち」です。ぱいちは、老舗の洋食屋ですが、とんかつも提供しています。営業時間は、平日ランチが、11:30~14:30で、ランチが、16:30~21:00です。定休日は、木曜になります。予算は、3,000円です。「とんかつA」が、1,500円です。付け合わせにキャベツだけでなく、パスタやポテサラがのっているところは、洋食屋という感じが出ています。

低温のラードでじっくり揚げられたとんかつは、思った以上に美味に仕上がっていました。本筋のビーフシチューも味見したくなったほどです。洋食屋のとんかつも、恐るべしといったところでしょうか。ぱいちも、浅草で有名な洋食店です。

浅草でとんかつ屋ランキング17位「藤芳駅前店」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング17位の、「藤芳駅前店」です。営業時間は、ランチが11:30~15:00で、ディナーが17:30~21:00です。定休日は、日、祝日になります。予算は、1,000円です。「バラかつ定食」が、900円です。ただでさえ、バラエティーに富む、浅草のとんかつ、ですが、豚バラ肉でとんかつ、とは参りました。しかし、考えてみれば串カツはどこでもバラ肉で揚げでいるのだから、不思議はありません。

浅草でとんかつ屋ランキング16位「とんかつ多津美」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング16位の、やはり老舗「とんかつ多津見」です。営業時間は、11:30~21:00です。定休日は、火曜になります。予算が、3,000円です。「とんかつ」(茶碗蒸し付き)が1,250円です。問題は、茶碗蒸しがついているのだが、ご飯と味噌汁は別売りなのだ。どうも、話の順序が逆のようで、本末が転倒しています。茶碗蒸しにしても、その分とんかつに原価を割いたほうがよろしいのでは、と思います。

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浅草でとんかつ屋ランキング15位~11位は?

浅草でとんかつ屋ランキング15位「デンキヤホール寿店」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング15位の、100年続く老舗「デンキヤホール寿店」です。とんかつ屋として紹介してよいのかどうか?喫茶店のメニューとして、とんかつがあります。営業時間は、ランチが11:30~14:00で、ディナーが17:30~21:30です。定休日は、日曜になります、予算は、1.000円です。「ロースかつ」定食が、950円と、とにかく、リーズナブルです。有名な老舗喫茶店でとんかつも、乙なものです。

浅草でとんかつ屋ランキング14位「とんかつやまと」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング14位の、下町の人気有名店「とんかつやまと」です。営業時間は、ランチが11:30~13:30で、ディナーが17:00~21:00です。定休日は、木曜になります。予算は、2,000円です。ランチメニューの「ロースカツ定食」が、750円です。全体的に、やまとの価格設定は低めです。庶民にはうれしいことですが、定食で750円となると、さすがにその質を問うにはムリがあるような気がします。

浅草でとんかつ屋ランキング13位「とんかつ松むら」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング13位の、老舗の「とんかつ松むら」です。営業時間は、ランチが11:30~15:00で、ディナーが、17:00~20:00です。定休日は、木曜になります。予算は、2,000円です。「ロースかつ定食」が、1,800円です。ロースかつの味は、まずまずなのですが、コスパ的には、ちょっと弱すぎます。ロースなのに、余分に脂身部分をカットしてしまっているのも、残念な気がします。

浅草でとんかつ屋ランキング12位「とん将」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング12位の、「とん将」です。営業時間は、平日が、11:30~22:00で、土、日が、11:30~21:00です。定休日は、火曜になります。予算は、2,000円です。鹿児島県産六白豚を使用した「極上黒豚ロースカツ定食」が、2,200円です。旨みたっぷりの黒豚ロースを、モンゴル産岩塩や柚子胡椒で食べるのがおすすめです。わずかに揚げムラがあるのは、気になりますが、サクサク感はあります。

浅草でとんかつ屋ランキング11位「三好弥」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング11位の、老舗「三好弥」です。営業時間は、ランチが、11:30~14:30で、ディナーが、17:00~23:00です。定休日は、不定休です。予算が、3,000円になります。「ロース上とんかつ」が、1,450円です。プラス300円でセットになります。ロース好きの人は、脂身を求めています。その脂身は十分ですが、赤身の方が少々硬い気がします。ちょっと残念です。地元のフォロワーが多い有名店です。

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浅草でとんかつ屋ランキング10位「カツ吉」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング10位の、「カツ吉」です。この、カツ吉の評価をどうするかで、正直悩みました。カツ吉は、変わりかつで有名な老舗店です。実は、この記事のランキングについては、オーソドックスな「とんかつ」にターゲットを絞っていました。したがって、カツカレーなどが、ウリの店は、残念ながら取り上げていません。とんかつなのかカレーなのか、評価が分かれてしまうからです。

カツカレーが許されるなら、かつ丼だって、となるのは必至で、際限がなくなるからです。カツ吉の変わりかつを10位で取り上げましたが、それらの是非や評価もふくめて読者の判断に委ねます。カツ吉の営業時間は、ランチが、11:30~14:30で、ディナーが、17:00~21:00です。定休日は、木曜になります。予算は、2,000円です。薄切りのロース肉2枚の間に、味噌などをはさんでとんかつに揚げた、変わりかつは如何でしょうか?

浅草でとんかつ屋ランキング9位「とんかつ割烹だんき」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング9位の、有名店の「とんかつ割烹だんき」です。営業時間は、ランチが12:00~14:30で、ディナーが16:30~22:00です。定休日は、木曜です。予算は、3,000です。三元交配豚を使用した「ロース160g」定食が、1,700円です。少し揚げすぎの感もありますが、外はカリッ、中がジューシーは、保たれています。ご飯と味噌汁が、いまひとつですが、アットホームな店の雰囲気は悪くありません。

浅草で人気のとんかつ屋、とんかつ割烹だんきです。常連に支えられている、浅草らしいとんかつ屋です。

浅草でとんかつ屋ランキング8位「弥生」

浅草でおすすめとんかつ屋ランキング8位の、老舗の「弥生」です。営業時間は、ランチが、11:30~14:00で、ディナーが、18:00~24:00です。定休日は、不定休です。予算は、4,000円になります。浅草の観光客による喧騒から少し離れた場所にある弥生は、こじんまりとした老舗のとんかつ屋です。「ロースかつ定食上」が、1,550円になります。低温揚げなのか、色白のとんかつですが、肉の断面は、良い熱の入り具合です。

少し脂身が少なすぎることもあって、揚げ色だけでなくロース肉の醍醐味にやや欠けます。浅草の下町の風情を感じさせる、おすすめの弥生には、江戸の渋味を引き継ぐとんかつ屋をめざして欲しいと思います。

浅草でとんかつ屋ランキング7位「あき山」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング7位の、「あき山」です。営業時間は、ランチが11:30~14:30で、ディナーが17:30~20:30です。定休日は、月、火、水曜になります。予算が、3,000円です。「特上ロース定食」が、2,300円です。ご飯も味噌汁もふつうに美味しくて、とんかつも揚げ具合、ボリュームともに問題はありません。ただ、肝心の豚ロース肉に、値段ほどの旨みが感じられません。

素材だけに頼るのも邪道でしょうが、素材を無視して美味しいとんかつを望むのも無謀です。有名店だけに残念です。

浅草でとんかつ屋ランキング6位「とんかつ中根」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング6位の、「とんかつ中根」です。営業時間は、ランチが11:00~14:00で、ディナーが17:00~21:00です。定休日は、日、祝日になります。予算が、3,000円です。「特上ロースカツ定食」が、2,520円です。少し高めの値段設定のような気もします。とんかつは、しっかり揚げられており、トマトケチャップベースのソースともからみが良いです。

衣がサクサクしてるのに、ロース身に火が入りすぎて、パサつくところが若干問題かもしれません。アットホームな接客は、浅草らしくてウケが良いようです。

浅草でとんかつ屋ランキング5位「元祖やきかつ桃タロー」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング5位の、老舗も老舗の有名な「元祖やきかつ桃タロー」です。営業時間は、月~金のランチが11:30~14:30で、ディナーが16:30~21:00です。土、日、祝日のランチが11:30~15:00で、ディナーが16:30~21:00です。定休日は、月曜と第2、4火曜です。予算は、2,000円です。「上焼きかつ定食」が、1,480円です。桃タローのは、いわゆる、とんかつとは異なります。

薄切りの豚ロース肉を重ねて、衣をつけたものを焼き上げる方式になります。それを、お好み焼風に鉄板に載せ、デミグラソースを回しかけて提供します。老舗として有名な桃タローですから、浅草で根強い支持を受けて続いているのでしょう。

浅草でとんかつ屋ランキング4位「はせ川」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング4位の、「はせ川」です。営業時間は、ランチが、11:30~15:00で、ディナーが、17:00~22:30です。定休日は、年中無休になります。予算は、2,000円です。三元豚を使用した「厚切りロースカツ」が、1,300円です。脂がきれいにのった三元豚は、揚げ具合も最適で、出された甘口、辛口のソースよりも、塩で食べるのが正解です。単品の値段、1,300円もコスパは評価できます。

はせ川は、ちゃんこ店が立ち並ぶ両国にあります。はせ川のとんかつは、ちゃんこに押されることなく、両国でりっぱにおすすめできる、有名なとんかつ屋です。

浅草でとんかつ屋ランキング3位「とんかつとお山」

浅草でおすすめのとんかつ屋ランキング3位の、有名な「とんかつとお山」です。営業時間は、11:30~21:30で、ランチは平日のみの16:00までです。年中無休になります。予算は、2,000円です。「ロースかつ130g」が、830円です。「黒豚ロース230g」が、2,300円です。ご飯セットは、別メニューの250円です。ラードと牛脂をブレンドした油で、二度揚げされたとんかつは、サクサクとジューシーが保たれています。

脂っぽさを感じさせないとんかつは、竹炭黒塩とよく合います。浅草の、とお山は、ゆたか、すぎ田とともにベスト3に入ります。

浅草でとんかつ屋ランキング2位「とんかつゆたか」

浅草でおすすめとんかつ屋ランキング2位の、有名な「とんかつゆたか」です。営業時間は、平日のランチが11:30~14:30で、ディナーが17:00~21:00です。土、日、祝日ランチが11:30~15:00で、ディナーが16:30~21:00です。定休日は、木曜になります。予算は、3,000円です。「ひれカツ定食」も「ロースカツ定食」も、2,000円です。料亭風の落ち着いた、ゆたかの雰囲気のなかで、ロースを一切れ、食べれます。

添えられた塩、ウスターソース、辛子のうち、辛子と塩を少々つけて、断面が薄いピンク色をしたとんかつを口にすると、衣のサクッとした感触の後に、甘い脂身と柔らかい赤身から出る旨味が混然一体となります。絶妙の揚げ具合です。このあと紹介する、すぎ田とともに、老舗の有名店ゆたかは、おすすめのとんかつ屋です。

浅草でとんかつ屋ランキング1位「とんかつすぎ田」

浅草のとんかつ屋ランキング1位、「すぎ田」は、ミシュランのビブグルマンに選ばれた有名店です。すぎ田の営業時間は、ランチが11:30~14:00で、ディナーが17:00~20:30です。定休日は、水曜および木曜が不定休になります。予算は3,000円です。とんかつとしては「とんかつヒレ」2,400円と「とんかつロース」2,100円だけです。これに、ご飯300円、豚汁200円が、別売りです。すぎ田の、このあたりが、凄い!と思います。

どのあたりかというと、まず、すぎ田のメニューは、とんかつが2種類だけと、シンプル極まりないことです。そして、何々豚であるとか、ブランドを強調するものもありません。豚の素性よりも「俺の揚げたとんかつ」で、勝負しているすぎ田の意地を感じます。ビブグルマンに選ばれることより、たいせつな要素です。ご飯も、豚汁も一式にはしないで、ちゃんと値段設定しているところは、媚びない自信にちがいありません。

温度差のある、二つの砲金鍋で揚げられたすぎ田のとんかつは、言わずもがなです。用意されている「とんかつ」「甘口ウスター」「リーペリン」の3種類のソースよりも、良質な岩塩でこそ、味わってみたいロースとんかつです。有名店すぎ田のとんかつを食べて、豚の銘柄の当てっこなんぞをするのは、愚の骨頂でしょう。ついでに言えば、すぎ田の付け合わせキャベツは、他店より細めです。これも、おすすめの評価のひとつです。

さあ!浅草のとんかつを食べに行こう

浅草のとんかつは奥も深いし幅も広い

初めに、とんかつは洋食か和食かという問いを発しましたが、この記事を紹介するにあたって、ランクづけを始めたところ、再度、この問題にぶち当たりました。それぐらい、浅草には、洋食屋さんが多いのです。とんかつの生い立ちを考えれば、それは何も不思議なことではないのですが、純粋というかオーソドックスな、いわゆる和風のとんかつ屋は、予想外に、マジョリティではないことを覚りました。

浅草のとんかつ屋は、概して洋食屋風の老舗が多いわけですが、それは長年にわたって、そのようなとんかつの在り方を指示してきた、客層がいることの証でもあります。この記事にて、とんかつ屋のランキングを紹介するつもりが、思わぬ命題に取り込まれました。「とんかつ」とは、なんぞや?という命題です。そんな難問の呪縛を解き放つことは、ここでは叶いませんが、旨い「とんかつ」らしきものは、なんとか紹介できました。

それでもとんかつはすぎ田のようなとんかつが理想なのだ!

あえて言います。やはり、とんかつは、豚肉のロースなりヒレなりの、一定程度の厚さをもった肉を、衣に包んで、油で揚げる。これが、とんかつの基本線であります。この前提に立てば、すぎ田のとんかつを、ランキング1位とすることに、なんの躊躇も必要でなくなります。ただし、これ以外のとんかつは、とんかつではない、とすることも賛成ではありません。多様なとんかつがあって、構わないのです。

それらは、別のとんかつとしての、ジャンルもしくはカテゴリーを打ち立てればよいのです。そうようなとんかつが、すぎ田のとんかつよりも旨いという結果になれば、それはそれで良いと思います。すぎ田のみならず食べる側の客は、すくなくともそう考えるはずです。そういうことで、あんなとんかつも、こんなとんかつも、浅草には勢ぞろいしています。浅草のとんかつを食べに行きましょう?

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