551の豚まんは冷凍保存できる?美味しい食べ方&温め方を紹介!
大阪の名物グルメといえば、たこ焼きにお好み焼きなどの粉ものがありますが、551蓬莱の豚まんも外せません。もちもちの皮に包まれたジューシーな肉汁たっぷりの豚まんは、1個食べるだけで幸せに満たされる魅力が詰まっています。そんな551の豚まんをたくさん買って食べきれなかった場合、冷凍保存できるのか気になりますよね。今回は551の豚まんが冷凍保存できるかについて調査しました。おいしい温め方や食べ方も紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
551の豚まんは冷凍保存できる?
大阪名物551蓬莱の豚まんを食べたことがありますか?食感を出すためにミンチではなく、ダイス状に荒切りカットされた豚肉と甘い玉ねぎを絶妙な配合でブレンドされたあんは、口の中に入れると肉汁が溢れ出てくるジューシー加減にトリコになります。それを包むもちもちの皮は、ほんのり甘くて、具材の旨みを一層引き立て、ボリューム満点なのにあっという間にぺろりと完食してしまう、不思議な魅力を持っています。
1個食べたら、もう1個、とついつい手を伸ばしてしまう551の豚まんは、見かけたらたくさん買っておきたいという人も多い商品です。ですが添加物等は一切使用していないため消費期限は当日中、冷蔵庫で3日と短いため、保存方法に悩むところです。そこで、今回は551の豚まんを冷凍保存できるのか?という疑問にお答えします。冷凍した豚まんのおいしい温め方や食べ方もしっかり解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
551の豚まんについて紹介
551の豚まんは関西地区で販売!
関西で551といえば、誰もが豚まん!と答えるほど、551の豚まんは有名で、かつ関西人が小さな頃から親しんできたソウルフードです。その人気は今や全国区となり、お好み焼きやたこ焼きと並んで大阪に行ったら必ず食べたい物のひとつとなりました。551の豚まんのお店は、大阪をはじめ、兵庫、京都、奈良、和歌山といった関西地区にしかなく、関西圏以外の方が購入できるのは、デパートなどの催事のみ、ということになります。
1日に15万個、冬の時期は1日20万個も売れるという551の豚まんは、大人気だけに関東圏やその他地区に出店して欲しいと熱望する声も多々聞かれますが、551の豚まんの店舗が関西地区限定なのには、確固たる理由があったのです。それは、いつでも最高の状態で豚まんを味わってほしいという思いから来ていました。551の豚まんの命とも言える、もちもちろした生地は、発酵の具合と深く深く関係しています。
出典: https://wowma.jp
551蓬莱によると、生地に使われているイースト菌が生きて発酵を続けられる最高の発酵状態をキープできる時間はたった150分だそうです。そのため、大阪の桜川にある551の工場から保冷庫で150分以内に生地を配送することができるエリアだけに、551蓬莱のお店を置くことができません。大阪から150分以内に生地を配送できるというエリアという条件を満たすため、551の豚まんは関西地区限定というわけだったのです。
工場を関東にもつくったらいいんじゃないの?という声も聞こえてきそうですが、関西以外に工場を作らないのにも理由があります。551蓬莱は昭和20年に蓬莱食堂という食堂から始めた従業員20人にも満たない小さなお店だったですが、戦後まもないこの時期に販売したボリューミーで食べごたえのある豚まんが大阪人に受け、大ヒット。551の豚まんを買い続けてくれる大阪の人々のおかげで徐々にお店が大きくなってきました。
「会社を大きく育ててくれた大阪の人たちへ恩返しがしたい、大阪に来なければ食べられないもの、として豚まんを使って欲しい」という想いから、551蓬莱は工場も大阪のみとしています。大阪人が愛してやまない551蓬莱もまた、大阪の地を深く愛し、変わらない美味しさを守り続けながら、これからもおいしい豚まんを提供し続けていくに違いありません。
551の豚まんは一部店舗でチルド製品の取り扱いもあり!
551の豚まんはお伝えしているとおり、温かい状態での日持ちは当日中、冷蔵庫に入れて3日以内と非常に短いため、買い置きしておくことが難しい商品になります。また、ジューシーな豚肉と玉ねぎが合わさった豚まんは、箱や袋に入れていても強烈な匂いを発します。電車や新幹線、エレベーターなどで551の豚まんを持っていたらすぐに匂いでバレてしまうほどの圧倒的な存在感があります。
そんなお困りを解決するため、作りたて出来たての551の豚まんを急速冷蔵したチルド製品が登場しました。チルド状になった豚まんは、製造日から日持ちが5日間と長めで、気になる匂いもしないため、持ち運びにも最適です。お土産に持って帰りたいという人にも重宝されているのですが、551の蓬莱のどのお店でも変えるというわけではありません。主に長距離移動する人が多いターミナル駅や空港での取り扱いが主となります。
そんなお困りを解決するため、作りたて出来たての551の豚まんを急速冷蔵したチルド製品が登場しました。チルド状になった豚まんは、製造日から日持ちが5日間と長めで、気になる匂いもしないため、持ち運びにも最適です。お土産に持って帰りたいという人にも重宝されているのですが、551の蓬莱のどのお店でも変えるというわけではありません。主に長距離移動する人が多いターミナル駅や空港での取り扱いが主となります。
551の豚まんのカロリーは?
551の豚まんは、1個食べるだけでお腹いっぱいになるほどのボリュームがあるので、気になるのはカロリーです。カロリーを調べてみたところ、1個(130g)あたり325kcalということでした。タンパク質は7.8g、脂質は11.1g。炭水化物は46.2g、食塩は1.1gとなっています。コンビニで売られている肉まんとのカロリーと比較してみると、材料により差はありますが、一般的なもので1個200kcal~230kcalとなっています。
おにぎりも1個あたり約200kcalとなっているので、551の豚まんはコンビニの豚まんやおにぎりと比べて1~2割程度カロリーが高いということになります。おいしいのでついつい食べ過ぎてしまいがちですが、割と高カロリーとなりますので、食べすぎには注意が必要です。
551の豚まんの保存方法を紹介!
551の豚まん冷凍保存は出来る?
たくさん買ってきた551の豚まんが食べきれない、という場合どうしたらよいのでしょうか?無理やり食べるのも大変ですし、かといって処分するにはもったいなさすぎます。551の豚まんは実は冷凍保存可能です。ただし、冷凍保存するとどうしても出来立てよりも味が少し落ちてしまうということで、551のお店でも冷凍販売は行っていません。家庭で551の豚まんを冷凍保存するにはコツが必要なので、順に紹介していきましょう。
551の豚まんの保存は1個づつラップしよう
551の豚まんを冷凍保存する際は、買ってきた箱のまま冷凍庫に入れるのはタブーです。少し面倒ですが、1個ずつ取り出し丁寧にラップで包んでください。そしてラップで包んだ551の豚まんは、冷凍庫のにおい移りを防ぐため、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて、空気を抜いてから冷凍保存しましょう。こうすることで、少しでも551の豚まんの美味しさをキープしたまま冷凍保存することができます。
551の肉まんは早めに食べきるようにしよう!
冷凍保存した551の豚まんは、冷凍保存することで日持ちするようになりますが、冷凍保存するとどうしても徐々においしさが落ちていきます。そのため、冷凍保存してから少なくとも1週間以内には食べることをおすすめします。551の豚まんは作りたて出来立ての状態が最高においしいので、せっかくの551の豚まんをおいしくいただくのであれば早めに食べきるようにしましょう。
551の肉まんの美味しい温め方
551の肉まんの美味しい温め方
551の豚まんを家に持って帰ってきて冷めてしまったら、お店と同じ蒸し器で温めるのが一番おいしいとされています。蒸し器で温めることで、豚まんのふっくらもちもちとした皮の食感がよみがえります。温め方は、鍋にたっぷりとお湯を張り、蒸気が上がったら家庭用の蒸し器、またはせいろをセットします。そこに551の豚まんを乗せ、1~5個につき約10分~15分を目安に加熱して温めてください。
せいろを使う場合は、温めている最中にせいろのふたから蒸気が逃げるので問題ありませんが、ステンレス製などの蒸し器を使う場合は、フタにこもった蒸気が豚まんに落ちてしまい、皮がベチャベチャになる可能性があるため、蒸し器とフタの間にふきんやさらしを一枚かませると安心です。蒸し器やせいろで上手に温めることで、551の豚まんを最高においしい状態でいただくことができます。ぜひお試しください。
電子レンジを使った温め方
551の豚まんは、蒸し器やせいろを使って温め直すのが一番ベストですが、道具がないという方もいますし、10分も15分も待っていられない、という方もいると思います。その場合、電子レンジを使って温めることが可能ですが、適当に温めてしまうと皮が硬くなって食べられないことになりますので、注意が必要です。上手な電子レンジを使った温め方は、お皿に少量の水、または湯を張り、割り箸をお皿の上に平行に並べます。
その上に551の豚まんを置き、キッチンペーパーを水に軽く含ませたものを被せ、ラップをふんわりとかけて加熱してください。割り箸が即席蒸し器の役目を果たしてくれます。レンジで温める時間は500wの電子レンジで豚まん1個約1分、2個2分、3個2分30秒、4個3分30秒が目安となっています。家庭でお使いの電子レンジによっても異なってきますので、時間を控えめにして温めが足りない場合は追加するなどして調整してください。
冷凍した肉まんの温め方
では、冷凍した551の豚まんの温め方はどうでしょうか?一番良いのは、冷凍した551の豚まんを冷蔵庫に移して自然解凍してから、蒸し器で蒸すという方法ですが、これだと食べるまでにどうしても時間がかかってしまいます。今すぐ食べたいという方は、電子レンジの弱い出力でじっくりと温めましょう。具体的に言うと、冷凍した551の豚まんを200wの電子レンジで8分間温めます。
こうすることで、皮が硬くならず、具の中までしっかりと温めることができます。200wで9分だと豚まんが固くなり、7分だと具の中まであつあつな状態になりません。あくまでも200wで8分がベストなので、ぜひお試しください。
551の肉まんのアレンジアイディアを試してみよう!
ごま油で香ばしく!焼き肉まんを試してみよう
そのまま食べても十分においしい551の豚まんですが、551の豚まんファンのあいだでは、さまざまなアレンジアイディアが考案され、話題を呼んでいます。いつもの551の豚まんの新しい食べ方を発見するべく、食べ方のアイディアを紹介していきます。まずは、カリッと焼き温めた、焼き豚まんです。作り方はとても簡単で、フライパンに551の豚まんを並べ、手を濡らしてから上から弾くようにパッパッと水を振ります。
フライパンのそこが少し濡れる程度の水を全体に回し入れます。ごま油大さじ1弱をフライパンに入れ、豚まんの底にごま油がまんべんなく付くようにフライパンの上で豚まんを滑らせます。蓋を閉め、弱火で温めます。豚まんが温まり、底にキツネ色の焼き目がついたら完成です。カリッとした食感がたまらなくおいしい食べ方のアイディアです。
ソースや醤油などで味のアレンジを楽しもう
551の豚まんのおいしい食べ方として、調味料のちょい足しもおすすめです。まずは定番のからしは、551の豚まんを買ったときにお店でもらえるので、必ずいただいてきましょう。からしが豚まんのジューシーな美味しさを引き立ててくれ、ちょっと大人の味わいに大変身します。からし醤油でいただくのも人気の食べ方なので、味の変化をつけたい時はぜお試しください。
大阪人の間では、551の豚まんにウスターソースをかけた食べ方も熱烈に支持されています。甘みのある豚まんに、スパイシーなウスターソースがベストマッチングなのです。そこにからしをプラスして、大人味に変えてもおいしいです。さっぱりとした食べ方を希望される方は、酢じょうゆもおすすめです。肉汁たっぷりの豚まんが酢じょうゆを付けることで驚くほどあっさりとした味わいに変化します。あれこれお好みで試してください。
チーズなどでピザ風にアレンジしてみよう!
551豚まんの更なるアレンジの食べ方として、チーズをかけたピザ風豚まんはいかがでしょうか?子供にも大人気の食べ方で、チーズのカルシウムがプラスされるので、栄養面でもばっちりなので、朝ごはんにもおすすめです。作り方は、551の豚まんにケチャップ、タバスコ、溶けるチーズをのせ、レンジでチーズが溶けるまで温めるだけです。タバスコは小さな子供が足るのであればなくても構いません。
仕上げにパセリをかけると、見た目も立派なピザ風になります。とろりと溶けたチーズが、豚まんのおいしさをひきたて、抜群においしいです。いつもと変わったユニークなピザ風の食べ方アレンジ、551蓬莱ファンからも人気となってるのでトライしてみてはいかがでしょうか?
551の肉まんは冷凍保存しても早めに食べきるようにしよう!
大阪人が愛してやまない551蓬莱の豚まん。こだわりの製法で手包みで仕上げられた551の豚まんは格別の美味しさです。関西圏以外ではなかなか手に入りにくいので、見つけたらたくさん買って堪能してください。食べきれなかった分は、今回紹介した方法で冷凍保存して長く楽しみましょう。ただしおいしさをキープするには早めに食べきるのが大切です。ぜひ自宅でおいしい551の豚まんを楽しんでください。