2018年07月24日公開
2024年07月25日更新
ブルガリア料理のおすすめは?現地で食べたい名物料理やヨーグルトなど紹介!
皆さんブルガリア料理ってどんな料理があるか知っていますか?日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、ブルガリア料理は日本人の口にも合うと言われ、ブルガリアの名物料理は沢山あります。ブルガリアと聞くと、ヨーグルトを連想する方も多いかもしれませんが、勿論ヨーグルトもブルガリアの代表食品です。そこで今回は、ブルガリア料理のおすすめを紹介していきますのでご覧ください!
目次
- 1ブルガリア料理は日本人の口に合う!
- 2ブルガリア料理のあるブルガリアってどんな国?
- 3ブルガリアでヨーグルトはブルガリア料理に良く使われている
- 4ブルガリア料理を知ろう!
- 5ブルガリア料理でおすすめの名物料理:ムサカ
- 6ブルガリア料理でおすすめの名物料理:タラトール
- 7ブルガリア料理でおすすめの名物料理:スネジャンカ
- 8ブルガリア料理でおすすめの名物料理:カヴァルマ
- 9ブルガリア料理でおすすめの名物料理:ケバプチェ
- 10ブルガリア料理でおすすめの名物料理:アイラン
- 11ブルガリア料理でおすすめの名物料理:ショプスカサラダ
- 12ブルガリア料理でおすすめの名物料理:ミッシュマッシュ
- 13ブルガリア料理でおすすめの名物料理:シュンケべ・チョルバ
- 14ブルガリア料理でおすすめの名物料理:バニツァ
- 15ブルガリア料理を食べてみよう!
ブルガリア料理は日本人の口に合う!
出典: https://jmty.jp
皆さんブルガリア料理を食べた事はありますか?日本人にはあまり馴染みのないブルガリア料理ですが、ブルガリア料理は日本人の口に合うと言われる名物料理が沢山あります。ブルガリアと聞くと、日本人の私達も日常で購入するブルガリアヨーグルトから、ヨーグルトを連想する方が多いのではないでしょうか?ブルガリアはヨーグルトの国と言われる程ヨーグルトが有名で、日本のみならず世界的に食べられています。
そこで今回は、ブルガリア料理のおすすめな名物料理を詳しく紹介していきます。ブルガリアに旅行に行く機会がある方や、ブルガリア料理に興味がある方は是非ご覧ください。ブルガリア料理は、日本で現地の方が飲食店を経営しているので、日本でも食べる事は可能です。また、ブルガリア料理は自宅でも作れる料理がありますので、レシピがある際は併せて紹介していきます。
ブルガリア料理のあるブルガリアってどんな国?
まず、ブルガリア料理を紹介する前に、ブルガリアという国について見ていきましょう。ブルガリアとは、日本語の表記はブルガリア共和国であり、通称ブルガリアとされ、首都はソフィアです。ブルガリアはバルカン半島に位置し、北にルーマニア、南にギリシャやトルコと隣接し、国土の3分の1を山岳地帯が占め、バルカン半島の最高峰である標高2925メートルのムサラ山があります。
ブルガリア料理は煮込み料理が最もポピュラーであり、他には挽肉を使った料理やヨーグルトを使った料理が名物料理になります。ブルガリアは東ローマ帝国などの支配を通じ、多種多様な民族が流入し、ブルガリア料理に大きな影響を与えているとされ、ブルガリア料理はブルガリア周辺諸国のトルコ料理やギリシャ料理、ルーマニア料理などと類似する料理が多いです。しかしその味や作り方などは各国で少しずつ違うと言われています。
出典: http://tabit.jp
またブルガリアは、山脈からの綺麗な水や様々な気候変化に富んでいるので、各地で農産物が生産されています。豊かな自然環境からなる多種多少なハーブティーがあり、ブルガリアでは愛飲されているそうです。そんな多様な地形で自然に恵まれたブルガリアは、ヨーグルトやチーズなどの乳製品は勿論ですが、野菜や果物も新鮮で、旬を大切にその季節の食材を上手に使い、家庭でもブルガリア料理は作られています。
ブルガリアでヨーグルトはブルガリア料理に良く使われている
ブルガリアはヨーグルトの国と呼ばれていると冒頭でお伝えしましたが、その理由に、ロシアの微生物学者が、ヨーグルトには長寿に重要な効能が含まれているとし、ヨーロッパ中に広めたのがきっかけとされています。現在世界的有名になったブルガリアのヨーグルトは、現地ブルガリアでは「酸っぱい乳」と呼ばれているそうです。そもそもヨーグルトという言葉は、トルコ語に由来し、バルカン諸国でも多様される食材でもあります。
そんなブルガリアのヨーグルトは、そのまま食べるよりも、ブルガリアの名物料理でもある冷製スープや、液状にした飲み物などのブルガリア料理に使われる方が多いようです。私達日本人にとってヨーグルトは、スイーツの感覚が強いですが、ブルガリア料理で使われるヨーグルトは、飲み物やソースなどに使われている事の方が多いかもしれません。その酸味のヨーグルトがブルガリア料理には欠かせない食材なのだそうです。
ブルガリア料理を知ろう!
さて、ブルガリアという国についてお話して来ましたが、ここからはブルガリアの名物料理など、現地に行ったら必ず食べたいブルガリア料理を紹介していきます。とは言っても、なかなかブルガリアまで旅行に出掛けてブルガリア料理を食べる事は出来ない、という方も多いと思います。そこで今回は、自宅で現地の味を楽しむ事が出来るブルガリア料理レシピがある場合は併せて紹介しますので是非メモとペンを準備してご覧ください。
ブルガリア料理でおすすめの名物料理:ムサカ
まずはじめに紹介するブルガリア料理は「ムサカ」です。ムサカは野菜や肉をオーブンで重ねて焼いた料理で、ブルガリアで多くの人に愛され続けている名物料理です。ムサカを分かりやすく別の料理で例えるならば、グラタンのようでしょう。ちなみにブルガリア料理は近隣諸国にも同じ名前の料理があると冒頭でお伝えしましたが、ムサカもその一つです。ムサカはギリシャやトルコ、バルカン半島などでも親しまれている料理です。
グラタンに似ているムサカの最大の特徴は、ソースをホワイトソースではなくヨーグルトを使用している事です。ホワイトソースは少し重くて飽きが来てしまうという方にはおすすめで、酸味もそこまで強くなくヨーグルトを使う事でよりマイルドに感じる事が出来ます。ムサカはソースをヨーグルトにしている事で、ホワイトソースよりもカロリーが低く女性におすすめです。現地に行く機会がある方は迷わずムサカを食べてみてください。
ブルガリア料理レシピ:ムサカ
ムサカの材料は、玉ねぎ1個・にんじん中1本・ジャガイモ3個・トマト2個・合挽き肉200グラム・トマトケチャップ大さじ1・水適量・みじん切りかすりおろしのニンニク2分の1・オリーブオイル適量・タイム小さじ1・塩こしょう少々です。ムサカのソースになる材料は、卵2個・プレーンヨーグルト300グラム・小麦粉大さじ1・ベーキングパウダーひとつまみ・塩少々です。
作り方は①玉ねぎとにんじんはみじん切りに、トマトは角切りにします。ジャガイモは各切りにしたら600ワットの電子レンジで1分加熱しておきます。②フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて熱し、香りがたったら玉ねぎを炒めます。玉ねぎの色が透き通ったら合挽き肉を加え炒めます。③そこへにんじんとジャガイモを加え炒めザッと混ざったら、トマトと塩こしょうとタイムを入れ、ひたひたになる位の水を加えます。
④トマトケチャップで味付けし、足りなければ塩こしょうとケチャップで味を調えます。⑤ジャガイモが柔らかくなり、フライパンに汁気がなくなるまで煮たらムサカの具材が仕上がりますので耐熱容器に移します。⑥ボウルに卵、ヨーグルト、小麦粉、ベーキングパウダー、塩を混ぜソースを作ります。⑦耐熱容器に入った具材の上にソースを流し入れ、200℃のオーブンで約20分、焦げ目がつくまで焼いたらムサカの完成です。
ブルガリア料理でおすすめの名物料理:タラトール
次に紹介するおすすめなブルガリアの名物料理は「タラトール」です。タラトールは一言で表すと、冷製ヨーグルトスープになります。タラトールはブルガリアをはじめとする東ヨーロッパで食されているスープで、特にブルガリアで名物とされています。ヨーグルトを水で薄めて味付けをしたタラトールは、夏になると熱く乾燥するブルガリアでは人気が高く、レストランなどでは前菜として提供されています。
ブルガリア料理レシピ:タラトール
タラトールの材料は、きゅうり2本・ヨーグルトボウル1杯分・ヨーグルトと同量の水・にんにく1~2片・ディル大さじ1・塩4つまみ分・黒こしょう適量・くるみ2個・オリーブオイル大さじ3です。作り方は①くるみは乾煎りしてみじん切りに、きゅうりはみじん切りかシュレッダーでおろします。②ボウルできゅうりにヨーグルトとすりおろしたにんにくを加え混ぜたら、ヨーグルトと同量の水を様子を見ながら加えていきます。
③くるみ、ディル、塩とオリーブオイル、黒コショウを加え混ぜ合わせたら冷蔵庫で良く冷やし完成です。タラトールは大変さっぱりしているので、こってりとしたお肉料理などにも良く合います。また自宅で作る際、ディルが準備出来ない方は、パセリやミントでも本格的な味を出す事が出来ます。
ブルガリア料理でおすすめの名物料理:スネジャンカ
「スネジャンカ」は、水切りしたヨーグルトで作られるサラダで、ブルガリアでは前菜として供されるほか、メインデッシュの副菜としても食べられています。水切りしたヨーグルトは、まるでクリームチーズのような味になり、パンに付けて食べても美味しいです。スネジャンカは別名白雪姫サラダと呼ばれ、真っ白で美しいその見た目から白雪姫を連想させ、名付けられたようです。
ちなみにスネジャンカは、先ほど紹介したタラトールの材料と同じものが使われ、水を入れずヨーグルトを水切りした事を除けば、ほぼ同じ味わいである事から、ドライ・タラトールと呼ばれます。また、タラトールやスネジャンカに使われるきゅうりですが、ブルガリアでは日本の倍位になる大き目なサイズのきゅうりが使われ、そのシャキシャキとした食感と水切りしたヨーグルトがとても合い絶品なのです。
ブルガリア料理でおすすめの名物料理:カヴァルマ
土鍋で肉と野菜をトマトで煮込んだシチューの「カヴァルマ」は、ブルガリアの代表的な煮込み料理です。卵やチーズをトッピングしてからオーブンで焼き、ハーブや唐辛子、クミンなどが使われていることから、欧州料理なのにどことなくエスニックな香りを感じる事の出来るカヴァルマは、メインディッシュになる事は勿論、お酒のおつまみとしても現地で食べられ、パンにつけて食べる食べ方もおすすめです。
ブルガリア料理レシピ:カヴァルマ
カヴァルマの材料は、グリル用ポーク肩ロース240グラム・オリーブオイル大さじ3・みじん切りニンニク1片・粗みじん玉ねぎ100グラム・マッシュルーム8個・白ワイン50㏄・ホールトマト600グラム・パプリカパウダー小さじ1・ロリエ少々・セージ少々・食塩適量・コショウ少々・卵4個・チーズ適量です。作り方は①グリル用ポーク肩ロースを角切りにします。
②フライパンにオリーブオイルを入れニンニクと玉ねぎとマッシュルームを炒め、火が通ったらポークを加え炒めます。③パプリカを加え絡め、白ワインを入れて蒸し焼きにします。④ホールトマトを加えたら、ロリエとセージを入れ煮込みます。⑤塩、こしょうで味を調えて耐熱皿に移したら卵を割り入れ、チーズを振りかけてオーブンで焼きます。チーズに焦げ目がつき、卵に火が通れば完成です。
ブルガリア料理でおすすめの名物料理:ケバプチェ
「ケバプチェ」とは、調味料で味を調えて挽き肉を棒状に長く伸ばして焼いた料理です。ブルガリアのケバプチェは、豚肉と牛肉を混ぜた挽き肉に、塩こしょうやクミンを入れたもので作られ、棒状のハンバーグのようなものでしょう。ブルガリアでケバプチェは、温野菜などと食べる他、ヨーグルトソースを掛けて食べたりしています。焦げ目がきれいに付いているのもケバプチェの特徴で、食欲をそそります。
ブルガリア料理レシピ:ケバプチェ
出典: http://pazar.jp
ケバプチェの材料(2人分)は、牛と豚の合挽き肉300グラム・たまねぎ100グラム・塩小さじ1弱・ニンニク1片・クミンパウダー小さじ4分の1・胡椒少々です。作り方は①玉ねぎは細かくみじん切りし、ニンニクはすりおろします。②ボウルの中に全ての材料を入れ、挽き肉が白っぽくなるまで手で良く混ぜます。③まな板の上に混ぜた肉を15センチ×15センチ程度に広げ、包丁で縦に6等分に切り込みを入れます。
④肉を1本ずつ手に乗せ、形をソーセージのようになるように両手で整えて、グリルパンで両面に焦げ目をつけながら焼けば完成です、グリルパンが無ければフライパンでも大丈夫です。フライパンで焼く場合は、少し油をしき、始めは強火で表面に焦げ目をつけてから、その後弱火~中火でじっくりと中まで火を通すと良いでしょう。仕上げに皿に、パンや温野菜、生野菜サラダを添えれば見た目も華やかなブルガリア料理になります。
ブルガリア料理でおすすめの名物料理:アイラン
ブルガリアで、まるでお茶の如く日常的に飲まれているドリンクが「アイラン」です。アイランもブルガリアだけではなく、トルコやギリシャなどでも人気が高くバルカン半島から中東や中央アジアまで広い地域で愛飲されるヨーグルトドリンクです。別名塩ヨーグルトドリンクとも呼ばれ、塩辛いヨーグルトドリンクであり、ブルガリアでは特に夏場など汗をかいた後に、水分と塩分を同時に補給できる実用的な飲料として親しまれています。
アイランは、甘味のないヨーグルトを冷たい水で薄めて液状にし、ヨーグルト本来の酸味を味わう事が出来るドリンクです。ブルガリアの家庭では、味を付けずにミントの葉を刻みアイランに入れて飲む事もあり、私達日本人が朝食でヨーグルトを食べるようにブルガリアでも朝食時に飲んだりもします。そんなアリランも、ヨーグルトと水と塩さえあれば、自宅で簡単に作る事が出来ますので、気になる方はお試しください。
ブルガリア料理でおすすめの名物料理:ショプスカサラダ
出典: http://pazar.jp
ブルガリアで一番食べられているサラダが「ショプスカサラダ」です。トマトやきゅうり、玉ねぎ、ピーマン、シレネという塩辛いホワイトチーズが入っていて、旬の野菜を大切に食べるブルガリアでは、夏にサッパリと食べることが出来るサラダで人気です。このショプスカサラダは、ブルガリアの首都ソフィアの西に広がるショプルックと呼ばれる地域の代表的なサラダで、ラキアという強いお酒と共に食べる事が多いようです。
また、ブルガリアのレストランでサラダを注文すると、サラダにドレッシングなどは掛けて食べずに、シレネのホワイトチーズの塩気と、自分の好みで油や酢や塩味で味を調えて食べます。しかし現地では、ブルガリア料理は濃厚な味付けや、甘いスイーツなどが多いので、サラダはさっぱりと野菜の旨味を感じながら、チーズの塩気だけで食べる人が多いようです。
ブルガリア料理レシピ:ショプスカサラダ
ショプスカサラダの材料(3~4人分)は、きゅうり2本・トマト1個・玉ねぎ4分の1・ピーマン1個・シレネかフェタチーズあるいはカッテージチーズ100グラム・オリーブオイル大さじ3・酢大さじ3・飾り用のパセリ適量です。作り方は①きゅうりはピーラーで皮を剥き、8ミリの角切りにします。トマトは2センチ程度の大きさに切り、玉ねぎは薄切りし水でサッと洗いざるにあけ水を切っておきます。
②ピーマンはヘタと種を取り除き、縦に半分に切り薄切りにしておきます。③シレネ、フェタはおろし金でおろすか、細かく潰しておきます。④ボウルに野菜を全て入れ、オリーブオイル、酢、の順に入れて混ぜていきます。カッテージチーズを使用する場合は、酢の後に塩を小さじ2分の1追加しておくと良いでしょう。⑤最後にパセリとチーズをこれでもかという位ボリューミーに乗せれば完成です。
ブルガリア料理でおすすめの名物料理:ミッシュマッシュ
ブルガリアのおすすめな卵料理の「ミッシュマッシュ」は別名ぐちゃめちゃと呼ばれ、その名の通り玉ねぎやピーマン、トマトなどを細かく切り、シレネチーズと卵をぐちゃぐちゃに混ぜたスクランブルエッグです。現地ではカフェやレストランなどで食べる事が可能ですが、その味は絶品です。スクランブルエッグは日本でも食べる事は出来ますが、ミッシュマッシュはシレネチーズが絶妙に溶け、ふわふわな料理です。
ブルガリア料理レシピ:ミッシュマッシュ
ミッシュマッシュの材料(2人分)は、卵3個・ミニトマト4~5個・ピーマン1個・赤ピーマン2分の1個・シレネチーズかフェタチーズ50グラム・オリーブオイル大さじ1・塩こしょう適量です。作り方は①ミニトマトは4分の1にカットし、玉ねぎ、ピーマン、赤ピーマンは粗みじん切りにします。②チーズは水分を取り、ザクザクと一口大に切ります。包丁を入れるとホロホロと崩れても形は気にしなくても大丈夫です。
③卵はボウルに割って溶きほぐしておきます。④フライパンにオリーブオイルをひいて中火で熱し、玉ねぎを透き通るまで炒めます。⑤その後、ピーマン、ミニトマトの順で炒めます。⑥チーズを加えて混ぜ、表面がトロっと溶けるまでサッと炒めます。⑥さらに卵を加えサッと混ぜ、お好みの硬さになるまで炒めます。⑦火を止めてお好みで塩こしょうを加え味を調えます。⑧お皿に盛り付け、乾燥バジルなどをお好みでかければ完成です。
ブルガリア料理でおすすめの名物料理:シュンケべ・チョルバ
「シュンケべ・チョルバ」とは、ブルガリアで最も人気のあるスープです。ブルガリアでシュンケべ・チョルバは2日酔いに効くを信じられていて、お酒を飲み過ぎた翌日の朝などにも食べる事があります。スープになくてはならない食材が、牛や豚や羊などの胃袋で、胃袋をを使う事がこのスープの最大の特徴です。このスープもブルガリアだけではなく、バルカン半島の多くの国でその国独自の作り方をし、食べられています。
中でもトルコのイシュケンベ・ジョルバと呼ばれるものと同類ですが、ブルガリアのジョルバはミルクを入れる事が多いです、ブルガリアではレストランなど色々な場所でシュケンベ・ジョルバを食べる事は可能で、シュケンベ・ジョルバの専門店もある程人気が高い料理です。シュケンベ・ジョルバを本場で食べた人の感想は、シュケンベ・ジョルバの味を簡単に言うと、酸っぱくて辛い元気になる味なのだそうです。
ブルガリア料理でおすすめの名物料理:バニツァ
最後に紹介する「バニツァ」はブルガリアではおふくろの味であり、朝食の定番と呼ばれる国民食のパンです。ブルガリアの人はこれを食べないと1日始まらないという位生活に馴染んでいる料理なのだそうです。バニツァは、紙のように薄いパイ生地で、シレネチーズや野菜やライスプディングなどを包んでオーブンで焼かれたキッシュのようなパンです。バニツァはホテルの朝食やレストランでも食べる事が出来ます。
ちなみにレストランなどで主食のパンとしてバニツァを注文すると、美味しすぎてつい食べ過ぎてしまい、メーン料理が食べきれなくなる程美味しいですので、現地で食べられる方は注意してください。
ブルガリア料理を食べてみよう!
以上、ムサカをはじめとした現地で食べたいブルガリアの名物料理を紹介していきましたがいかがでしたか?ムサカやタラトールなどのレシピをご覧になって分かるように、ブルガリアでは本当にヨーグルトを使った料理が多く、ブルガリアがヨーグルトの国と呼ばれる訳が分かります。ブルガリアに行く機会がある方やブルガリア料理に興味を持たれた方は、是非おすすめのブルガリア料理を食べてみましょう!