うなぎを名古屋で食べるならココ！ひつまぶしが美味しい人気店を紹介

名古屋は、愛知県の西にある市です。政令指定都市となっていて、愛知県の県庁所在地でもあります。そんな名古屋とは、美味しいグルメがたくさん集まった街という印象が多くあるでしょう。その通りで、名古屋駅周辺には、美味しいグルメがたくさん集まっています。老舗のお店や、カフェの名店が集まっているので、名古屋に行ったら食べたいお店が山ほどあります。次に名古屋名物のグルメを紹介します。

名古屋には美味しい食べ物がたくさんありますが、特に名物と言われているものが多くある地域でもあります。名古屋めしといえば、何が思い浮かぶでしょうか？ひつまぶしの他、あんかけスパゲッティや小倉トースト、ミソ煮込みうどんなど、味噌カツなど、この通り、たくさんの名物が揃っています。どこでもこれらの名店が軒を揃えているので、名古屋に観光に行った時には、気軽に名古屋めしを食べ歩きすることが出来るでしょう。

ちなみに、名古屋の中で人気の「名古屋名物名古屋丸八食堂」というお店があるのですが、こちらでは名古屋のご当地グルメである、味噌カツ、きしめん、手羽先、名古屋コーチンの親子丼等、だいたいが揃っています。家族や、ある程度の人数で名古屋に観光に行った際には、それぞれが好きな名古屋名物を食べることができたり、お手頃な価格で名古屋めしを制覇することができるので、おすすめです。

さて、本題の名古屋のうなぎについて紹介していきます。長い歴史がある名古屋には、なごやめしと呼ばれている、名古屋ならではの名物料理があります。名古屋本場の味を味わうために、多くの人が名古屋を訪れています。美味しいご飯を求めて、名古屋に行く人も多いのです。数多くあるなごやめしの中でも、最も有名なのが、細かく刻まれているうなぎの蒲焼が乗った、ひつまぶしです。

深い味わいが特徴で、1つの料理で一度だけでなく、二度も三度も楽しむことができるひつまぶしです。ひつまぶし専門店は、もちろん名古屋市内にたくさんあり、店によって味が大きく異なりますので、それぞれの味を確かめたい人は、ひつまぶしの食べ歩きというのも楽しむことができるでしょう。次に、名古屋でおすすめのひつまぶし専門店を紹介していきます。

ひつまぶしの由来には、色々あるのですが、最も有名なのは、お櫃（おひつ）に入っているご飯に、小さく刻まれたうなぎの蒲焼きを、まぶす、ということから櫃まぶし（ひつまぶし）となったそうです。また別の由来は、関東の方ではうな丼のことを、まむしと言ったりまぶしと言っていたため、おひつに入れたまぶしというところから、ひつまぶしとこのように呼ばれるようになったなど、という説もあるそうです。

ひつまぶしを注文するとおぼんに色々なものが乗って店員さんが持ってきてくれます。薬味など色々なものが乗っていますが、そのひつまぶしの食べ方を紹介します。まず、ひつまぶしに十字の切れめを入れます。次に、その切れ目に沿って4分割に分けます。1杯目は、タレがしみ込んでいるうなぎの味を素直に楽しみます。2杯目はネギ、わさび、のり等の薬味をうなぎの上に乗せて、また違ったうなぎの風味を味わうことができます。

3杯目は、そこにダシをかけて、お茶漬けのようにして頂きます。うなぎの上にダシをかけると、そこにうなぎの脂が溶け込んでいき、うま味がたっぷりのダシが本当に美味しいです。クセになります。最後まで、味わいつくすのが名古屋流なんですね。次に、ひつまぶしが美味しい人気店を紹介していきます。

まず紹介したいのが、名古屋でひつまぶしといえばこちらと言われている、このお店です。実はひつまぶしというのは、明治6年創業である老舗料理店「あつた蓬莱軒」の登録商標となっています。2代目の店主がうなぎ丼を出前するときに、器を割らないように木のおひつを考案しました。
 

そして、うなぎを先に食べてしまって下にあるご飯が残ることがないように、うなぎを細かく刻んでそれをご飯と混ぜたら、それがとても好評となり、そのまま会席にも出されるようになったそうです。また、お茶漬けを試してみたところ、こちらも大好評になり、採用されたとのことです。こちらのお店の出前によって、名古屋を代表する名物料理のひつまぶしが誕生しました。このお店が無ければ、ひつまぶしは生まれていないのです。

また、おひつからしゃもじによってうなぎを小分けして食べるようなこの形を確立したのも「あつた蓬莱軒」だと言われています。うなぎのタレは、創業当時から140年ずっと継ぎ足されているものです。

そして、新鮮な美味しいうなぎを、腕の良い職人がさばいていき、そのうなぎを高級な備長炭の上で香ばしく焼き上げていきます。この一連の技から、生まれた伝統の味です。この味を求めて、全国から食べに来る人がたくさんいます。あなたもその1人になってみませんか？名店の味を、一度味わってみて下さい。

こちらは、昭和28年に創業した老舗の名店です。名古屋城近くに本店をもっているこちらの「しら河」ですが、名古屋駅より歩いて5分ところにある、商業ビルのアクロスキューブ名古屋に新しくオープンしました。うなぎがとてもふっくらと焼き上げられていてとても美味しいです。うなぎがぎっしり敷き詰められたひつまぶしが大人気です。ご飯は、茶碗約3杯分もある、こちらのお見せ自慢のおすすめメニューです。

こだわりのうなぎはというと、その時々に応じて取り寄せるうなぎの中から、さらにひつまぶしに最適なものを選定して使用しています。うなぎの下に敷き詰められているお米は、ひつまぶしに最も適切な米粒の大きさや粘りなど品質にとことんこだわっていて、国産銘柄米を使っています。そして、秘伝のタレですが、数十年ずっと使い続けていて、うなぎの脂や旨味がばっちり調和している絶品の美味しさです。

最後に味わう、お茶漬けにもこだわりがあります。お茶が普通の日本茶ではなく、うなぎとタレと薬味を引き立たせるために大変工夫されています。薄味のダシをベ―スにしていて、薫りが加えられた美味しい吸茶を使用しています。お茶にもこだわりがあるお茶漬けで締めくくる、しら河の美味しいひつまぶしは一度食べて見る価値ありです。

昭和35年に創業した炭焼きの店うな豊は、名古屋市の瑞穂公園陸上競技場の近くにあります。開業した当時から、地元の人に長く愛され続けている人気店です。地元の人に愛されるひつまぶしはそれこそ名店です。うな豊で味わうことができるまぶし丼は、名古屋名物のひつまぶしを一つの丼で楽しむことができる逸品となっています。一つの丼とはどういうことでしょうか？紹介していきます。

食べ方はまず、ひつまぶしと同じように、最初はそのまま、次は薬味と共に、最後は出汁を加えてかけて食べます。これこそ一つの丼で、3つの過程を楽しむことができています。厳選したうなぎを職人が素早くさばいて、お客さんから注文が入ってから備長炭で一から焼き上げるという、手間の込んだ丁寧な作り方をしています。

このように作られたうなぎと、昔から長く受け継がれているタレがしみ込んでいるお米、この相性が抜群で、とろけるような美味しさです。新潟産コシヒカリをつかっていたり、お米自体の品質にもこだわっています。もちろん常に炊きたてです。昔から根強いファンが多くて、この美味しい人気のひつまぶしを堪能したいものです。

名古屋の繁華街である錦三丁目というところにあります。明治42年に創業した、うなぎ料理一筋の老舗です。騒がしい賑わっている外とはうってかわって、とても静かな店内で落ち着いて食べることができるお店です。長く愛されている味を堪能することができます。ご飯の上に小さく刻まれた海苔と、その上に刻んだうなぎが乗っているいば昇のひつまぶしは、本当に一度食べてもらいたいです。

刻んだねぎ、わさびなどの薬味と漬物が付いているので、お好みで一緒に食べてください。コクのあるこだわりの甘辛い特性ダレを使用しています。味の加減をタレを加えることによって、調整することができます。タレをかければかけるほど、よりコクがある濃い味楽しむことができます。

こちらのお店は、名古屋の地下鉄伏見駅より歩いて1分のところにあります。非常にアクセスが良く、利用しやすい場所にあります。創業から約70年の名古屋老舗の名店です。国産のうなぎにこだわって、備長炭によって関西風に直火焼きされています。結果うなぎは、表面がパリパリに中はふわふわになり、食感まで楽しむことができます。脂の乗っていて、非常に美味しいです。

ひつまぶしは3種類のメニューがあります。一番値段が高いのが、中詰めで4,800円、次が松で3,300円、一番安いお手頃なのが竹で2,200円です。中詰めと松には、月見とろろが付いています。名古屋に来たからには贅沢してみてはいかがでしょうか？

1膳目はそのままで食べて、2膳目は添えられた薬味と一緒に食べて、3膳目はその月見とろろを乗せて食べて、最後はダシをかけてお茶漬けで頂くといった食べ方をおすすめします。月見とろろがあることによって、4種類のひつまぶしを楽しむことができます。月見とろろで、より楽しいひつまぶしを堪能することができます。

こちらのお店は、名古屋市緑区の住宅街の中心にあります。滝の水公園という公園の近くに店を構えています。とても質の良いうなぎを選んで提供されております。お客様も幅広く、家族連れからカップルまで色々なお客様が楽しむことができる入りやすいお店となっています。季節によってうなぎを選んでいて、その時々に一番脂がのっていて一番美味しい国産のうなぎを使用しています。

炭火で焼かれていてとても香ばしい匂いと、うなぎの中はふわふわふっくらしていて非常に柔らかく。創業して以来、長年継ぎ足されてきた秘伝のタレがあり、これは手作りのたまり醤油と三河みりんを使用しているそうです。素材を最大限に活かしてくれる絶品のタレとなっています。

ご飯は、あえてかために炊き上げられています。というのも、そのまま食べてもダシをかけて食べても美味しく食べることができるように、このような配慮がされているそうです。限定50食で提供されている人気の小さいひつまぶしがセットになっている、“わたし流”昼御前、というのもおすすめです。限定50食なのでまだ残っていたらぜひ食べてみてください。

昔中山道沿いあったお茶屋さんで、なまずの蒲焼きを提供してたのが、こちらのお店の発祥とされています。お茶屋さんから始まった名古屋の老舗料理店です。珍しいです。お茶屋で提供されていた、うなぎの蒲焼きがとても評判になり、「なまずや」という名で「うなぎや」となったそうです。うなぎを井戸水でしめて、やはり備長炭で香ばしく焼き上げています。

アクセスがとても良くて、名古屋の千種駅より歩いて5分のところにあります。名古屋観光する際には行きやすいです。おすすめのメニューは、櫃塗し特というメニューです。こちらは、うなぎが中詰めとなっていて、見た目が凄く豪華です。まず最初は、お茶碗にうなぎとご飯をよそい、そのままの味を味わいます。次に、添えられている薬味とわさびを一緒に頂きます。そして最後はお茶漬けで頂いてください。

薬味とわさびがお嫌いな方は、そのままお茶漬けにいきましょう。日高昆布と鰹節によって作られたダシは、とても奥深い味わいがします。美味しいです。先ほど紹介した櫃塗しには、特という一番大きいサイズの4,104円のほか、3,240円のサイズや、プチサイズの2,052円も用意されています。プチ櫃塗しは、お試しサイズとなっていて、お子様やあまり食べられない女性にとって嬉しい心配りです。

こちらのお店は、大名古屋ビルヂングの3階にあります。大名古屋ビンヂングというのは、新しい名古屋の顔だそうです。アクセスしやすい場所にあり、ショッピングついでに名古屋名物ひつまぶしを堪能できると人気となっています。ひつまぶし名古屋備長大名古屋ビルヂング店は、もともとは愛知県丹羽郡に本店を構えているひつまぶし専門店です。店名にある通り、備長炭を使用しています。

うなぎの産地はこだわっておらず、その時々に一番美味しいうなぎを選定しています。皮が柔らかくて脂がのった選ばれたうなぎを、じっくりと焼き上げています。添えられたねぎやわさびとの相性も抜群で、一緒に頂くとさっぱり美味しいです。

また、職人技が光っていて、うなぎの状態によって焼き方を変えているそうです。本店がある愛知県産の最高級たまり醤油を使用したタレや、無農薬の長野県産のコシヒカリや富山県氷見産のコシヒカリを使用したお米や、静岡県菊川市産の深蒸し茶といった、このお店のこだわりがつまっています。また、うなぎに合う日本酒や焼酎などと一緒に頂くのも大人の楽しさでおすすめです。

名古屋の山王通りというところに面したお店です。看板メニューは、肝入りひつまぶしです。肝入りというのはどういうことでしょうか？これは、うなぎ7匹分もの肝が乗っていて、とても濃厚な味わいを楽しむことができるひつまぶしとなっています。

関西風で、焼きあがったうなぎはかりっと、ふわっと、とろっとした食感も絶妙で食感を楽しむことができます。肝入りが珍しく、この看板メニューを食べにたくさんの人が訪れて、行列が常にできている人気店となっています。休日は特に、数時間待つといったこともあるため、このお店をめがけて行く場合は、時間に余裕を持っていたほうが良いでしょう。

明治32年に創業されたお店です。昔からの伝統の味を守り続けていて、鶏肉のかしわとうなぎ料理の老舗料理店です。地元の人に愛されているお店で、名古屋を訪れる観光客にも人気のお店となっています。名古屋に来たら必ず立ち寄るという根強いファンも多いです。こちらの宮鍵の定番メニューは親子丼です。しかし、親子丼の他に、それと同様くらい人気なのが、このひつまぶしです。

創業当時から秘伝のタレを長く使用し続けていて、ふっくらうなぎを焼き上げられています。1膳目はそのままか山椒をかけて食べて、2膳目はねぎと一緒に食べて、三膳目はねぎとわさびを乗せてそこにダシをかけてお茶漬けにして食べてください。こちらが一般的な食べ方ですが、必ずそうしなくてはいけないという決まりはないので、各々お好みの方法でひつまぶしを楽しんでください。

アクセスは、名古屋の地下鉄伏見駅より歩いて7分ほどのところ、名古屋駅より歩いて15分のところにあります。座席数は130席もあり、なんと個室も完備されているので、様々な用途で利用することができるでしょう。

名古屋で人気の美味しいひつまぶし屋さんを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？うなぎが苦手だという人もきっといるでしょうが、お茶漬けで締めくくるこのひつまぶしは、サラッとさっぱり頂くことができ、今までのうなぎに比べて食べやすいです。もし興味を持ってもらえたら名古屋に行った時は、名古屋名物のひつまぶしを食べてみてください。

うなぎを好きな方はもちろん、うなぎがあまり好きじゃない方にも楽しんでもらえるひつまぶしが出てくることでしょう。また、こちらのまとめはあくまで個人的なチョイスのため、名古屋のひつまぶし屋さんをもっと知りたいといった人は他のひつまぶし屋さんも調べてみて下さい。そして実際に訪れてみて下さい。