肉バルを東京で楽しむならココ!おすすめ人気の美味しい店を紹介
今や東京は肉バル激戦区。焼肉よりおしゃれな雰囲気、でもカジュアルにお肉を楽しめることで人気がある肉バルは、仲間同士で肩肘張らずにお肉を食べたい夜に最適です。ドライエイジングビーフや、ジビエ、ブランド牛など珍しいお肉を出したり、本格的な高級ブランド肉を出すお店など、東京ではさまざまな嗜好を凝らした個性派のお店も増えました。ますます盛り上がる東京の人気の肉バルをピックアップしました。
目次
肉バルが東京で人気になった背景とは?
そもそもバルってどんなお店?
東京の町中には肉バルがたくさん誕生し、カジュアルに美味しいお酒とお肉料理を楽しむスタイルもすでに定番です。そもそもバルとはスペインやイタリアなどヨーロッパ南部の地域にある酒場、居酒屋、軽食喫茶店が一緒になったような飲食店のこと。東京では「フラッと立ち寄ってコスパよくお酒を飲める洋風居酒屋」として一気に肉バル人気に火がつきました。
肉バルが育てる美味しい肉文化
バルと呼ばれるお店の中でも肉バルが特に人気があるのはなぜでしょう。背景には、お肉が健康や美容にいいと認識されたことがあります。また旨味を熟成させたエイジングビーフや狩猟で捕獲された野生鳥獣の肉、ジビエを提供するような、個性的な肉バルが東京都内に増えてきました。個性あふれる肉バルの中から次はどんなお店に行こうかな?と迷ったときに、参考にしたい個性的な東京の肉バルの情報を集めました。
東京の肉バル:肉バル将泰庵 渋谷店
東京渋谷で飲めるハンバーグ!
いちばん好きな肉料理はハンバーグ!という方は少なくないでしょう。まずは、ハンバーグが大好き人に向けた肉バルを紹介します。東京の中でも肉バル激戦区の渋谷にある肉バル将泰庵は、A5ランクの黒毛和牛、しかもひときわやわらかい雌牛のみを使用したお肉が自慢のお店です。
肉バル将泰庵のおすすめはメディアに何度も取り上げられた「飲めるハンバーグ」。このハンバーグには、スプーンで食べるのがおすすめという人もいるほど、肉汁が閉じ込められているのです。もともと厳選された美味しいお肉の肉汁です。飲み込んでしまうのがもったいないと思うかもしれません。
飲めるハンバーグの他にも、東京の肉バルでは定番となった赤身肉や焼肉、肉寿司など肉料理のバリエーションが豊富。お肉の美味しさを味わいつくすためのコースも用意されています。こちらの肉バルを初めて訪れるなら、コースを選ぶのが賢い選択と言えそうです。
東京の肉バル:東京ブッチャーズ
迫力ある塊肉が人気の神田の肉バル
次に紹介する東京の肉バルは、神田にある東京ブッチャーズ。"ニューヨークのお肉屋さんが開いたバル"をコンセプトにしたおしゃれで活気のある肉バルです。大きな塊肉を気の合う仲間とシェアできて、連帯感も生むにも最適の肉バルです。
1階はオープキッチンで、レンガと焼き網で作られた焼き台の上で、ジュージューと炭火でお肉が焼かれる様子を見ながら食事をすることもできます。焼き場でパッと炎が上がることもあるので、臨場感たっぷりです。
東京ブッチャーズでぜひ食べたいのが、名物の塊肉のローストビーフ1Kg。アメリカ産の牛肩ロース1キログラムに、塩とコショウを丁寧に揉み込んで1日寝かし、低温のオーブンでじっくりと焼き上げるという時間と手間のかかったメニューです。塊肉のローストビーフは事前予約が必要です。
東京の肉バル:下町バル ながおか屋
御徒町でラムチョップを手づかみ!
次におすすめする東京の肉バルは、上野御徒町にある下町バル ながおか屋。ながおか屋を訪れるお客さんが目当てにしているのは、なんといってもラムチョップ。店主さんがラムチョップが大好きだったせいで看板メニューにしたという自慢のラムチョップは、柔らかくて美味しいと大人気です。ラム肉独特の癖が気にならないため、ラムの癖が好きな人にとっては物足りないぐらいなのだとか。1本390円とリーズナブル。2種類ある味付け、たれと塩を両方頼むお客さんも多いそうです。
下町バル ながおか屋のもうひとつの人気メニューは、赤ワインと白ワインの飲み放題。なんと2時間980円と、東京都内でも屈指のお得なお値段設定と言えます。店内に設置されている樽から自分でワインを注ぐところも、楽しい雰囲気作りに一役買ってくれます。
下町バル ながおか屋があるのは、東京の下町の情緒あふれる上野御徒町。賑やかに楽しく、しかもお財布を気にせずにお肉とお酒がいただける肉バルです。気の合う仲間とワイワイ手づかみでラムチョップを頬張れば、その美味しさとこちらの肉バルそのものの魅力に取り憑かれてしまうことでしょう。
東京の肉バル:MARZAC表参道
炭火で炙ったコンフィに唸る!
次に紹介する東京の肉バルは、表参道から5分のところにあるMARZAC表参道です。こちらのおすすめは、炭焼きコンフィ。コンフィはラードやオリーブオイル等の脂で主にお肉を長時間煮込んで旨味を閉じ込めるフランス料理の調理法です。長時間低音で火を通すため、お肉はこの上なく柔らかくなっています。すでに美味しくコンフィになっているお肉を、炭火でパリっと炙って香ばしく仕上げるのがMARZAC表参道流です。
MARZAC表参道は、肉バルならではの前菜として、バラエティ豊かな肉料理を用意しています。豚ロースハム、チョリソー、鶏レバーのパテのほか、サラダだって自家製ベーコンのシーザーサラダと、肉好きなら見逃すことができないメニューです。どれも美味しそうでなかなか注文が決まらない!なんてこともあることもあるかもしれません。
MARZAC表参道があるのは東京でも屈指のおしゃれな街、表参道の中心から少し歩いた落ち着いた場所。おしゃれな雰囲気で、美味しいお肉とワインと会話を楽しみたいときにおすすめです。
東京の肉バル:肉とワイン Uchibito
香川の味覚を六本木で味わう!
次に紹介する東京の肉バルは、六本木の肉とワインUCHIBITOです。オーナーの出身地、香川県のプレミアム黒毛和牛「オリーブ牛」が東京で味わえる貴重なお店です。この和牛はその名の通り、小豆島でオリーブの実を食べて育った和牛。赤身と脂身のバランスが絶妙で、脂身は口溶けがよくて肉質もきめが細やかなのが特徴です。他にも、オリーブ豚や香川県産の野菜を使ったグリルなど、東京にいながら香川の美味しい食材を堪能できます。
肉とワインUCHIBITOのもうひとつの楽しみは、「ワイン部屋」と呼ばれる小さなワインセラーです。なんと客が自らワインセラーの中に入ってワインを選ぶことができるんです。グラスワインも9種類ほど準備されているので、ワインにこだわりのある人には最適のお店かもしれません。
実はこちらのお店があるのは有名な縁結びの神様、出雲大社の東京分祠前です。お店に行く時はお参りもにするとご縁をを引き寄せてくれるかも。肉とワインUCHIBITOには、お一人様用メニューもあります。美味しいお肉や香川県との縁を強く感じたいお一人様にもありがたいお店です。
東京の肉バル:ヴァベーネ
熊本県産の貴重なあか牛がおすすめ!
次に紹介する東京の肉バルは、ヘルシーで希少なブランド牛が食べられる吉祥寺のヴァベーネです。JR吉祥寺駅から3分ほど歩いたところにあるヴァベーネは、熊本県産のあか牛を使用した様々なメニューと、ソムリエが選んだワインやビール工房から直に取り寄せたこだわりのクラフトビールの組み合わせが自慢という東京ならではの肉バルです。
ヴァベーネが看板メニューとしているあか牛は熊本の自然の中で育った和牛。ジュ―シーさと柔らかさは残しながら、脂肪分が控えめでヘルシーさが特徴の肉です。
イチボやランプといった人気の部位を使ったメニューも豊富で、リーズナブルにあか牛を味わえる東京では貴重な肉バルです。中でも女性におすすめなのは、あか牛のラグーソースの手打ちタリアッテレ。お肉も好き、パスタも好きという女性をイチコロにしてしまいそうなメニューです。
ソムリエ厳選のワインはグラスワインとしても複数用意。クラフトビールはタップで5種類も用意されています。美味しい肉料理と相性バッチリなドリンクが取り揃えられて、ビール派にもワイン派にもうれしい!お肉とお酒が好きな仲間が吉祥寺で集まるときには、候補にしたい肉バルです。
東京の肉バル:学芸大リ・カーリカ
ワンランク上のこだわりを味わう
次に紹介する東京の肉バルは、学芸大学前駅から徒歩4分ほどの街角に2012年から営業しているリ・カーリカ。気軽に、そして賑やかに、ワンランク上の厳選素材を極上の料理でお客さんをもてなすお客さんの絶えない肉バルです。
リ・カーリカの肉へのこだわりは本物。東京の有名焼肉店に高品質の和牛を卸すことで有名な肉の藤枝から成熟牛の赤身を仕入れています。シェフがこだわって選んだ上質の素材を使った料理は、豪快かつ繊細。素材の美味さを引き出す工夫が施されているそうです。
ナチュラルワインもリ・カーリカのこだわり。ソムリエが選び抜いたナチュラルワインが種類豊富に用意されています。ラストオーダーはなんと午前0時。仕事が遅くなっても、帰り道においしいお肉とワインで一息つきたいという忙しい東京人のわがままを叶えてくれます。
東京の肉バル:中野の肉バル〜ツイテル
気軽に熟成肉を楽しみたいならココ!
東京で熟成肉を出す肉バルはお値段が高そう、というイメージを覆すのが中野にある肉バルのツイテルです。美味しい熟成肉を食べてみたいけど、お財布が心配という人は、行ってみる価値あり。コストパフォーマンスのよさは東京随一の肉バルと評判です。
おすすめの料理は「熟成アンガス牛 炭火焼ステーキ」です。お好みで特製のタレ、わさび、塩でいただきます。チキン好きには、ロティサリーチキンもおすすめです。ロティサリーチキンはお持ち帰りもできます。
流行の熟成肉を東京の肉バルとしていち早く取り入れてきたツイテル。入り口を入れば、すぐ見えてくるる種類豊富な熟成肉。お店に入った瞬間からテンションが上がりそうです。ワインも良心的なお値段。安心して飲み過ぎてしまうかも?
東京の肉バル:三田 馬肉バル 跳ね馬
本場に引けを取らない馬肉を東京で食べよう
普段は味わえない食感と味覚のお肉を味わってみたいとは思いませんか?次に紹介する東京の肉バルは、なんと馬肉がメイン。田町駅から徒歩4分のところにある馬肉バル跳ね馬です。
馬肉は他の肉より高タンパク、低脂質。また、馬の首の肉でコラーゲンがたっぷりの「たてがみ」とあばらに沿った希少部位の「ふたえご」はという馬にしかない部位があるのも特徴です。跳ね馬では、たてがみを含む5種類の部位を馬刺しとしていただくことができます。馬刺しの他にも、唐揚げ、タルタルステーキなど、バリエーション豊かな馬肉メニューを提供しているので東京の馬肉好きも納得です。
馬肉といえば熊本が有名ですが、馬肉好きに言わせれば跳ね馬では本場熊本にも引けを取らない美味しい馬肉を東京でカジュアルに食べられる貴重なお店なのだとか。しかも跳ね馬では、ボトルワインが1800円から。お財布を気にせずにワインがたっぷりいただけるところも魅力的です。
東京の肉バル:ジビエズマーケット 浜松町・大門店
マタギ気分でジビエに舌鼓!
今じわじわと東京で話題の肉料理、ジビエを雰囲気たっぷりの空間で提供している肉バルがジビエズマーケット 浜松町・大門店です。鹿、イノシシ、ワニなど珍しいジビエ肉をカジュアルに食べることができる肉バルはまだ東京でそれほど多くありません。
名物はジビエの鍋。メインの肉を鹿、猪、鴨、馬などから選べます。お鍋もしゃぶしゃぶやすき焼きなどから好みのものを選ぶことができるので、どんなお鍋になるかは組み合わせ次第。なかなかお目にかかれない熊肉がおすすめメニューになっていることもあるので、要チェックです。
マタギの家をイメージしたユニークなインテリアの個室がたくさんあるのもジビエズマーケットの魅力。東京から遠く離れたジビエのふるさとや猟師たちの生活に思いを馳せながら食事をすると格別に肉の味を深く感じるかもしれません。
東京の肉バル:ニクバル CARNIVOR
山形の黒毛和牛を美しい器と楽しめる!
赤坂にあるニクバル CARNIVORでは、山形の黒毛和牛を提供する肉バル。山形県「田村畜産」から一頭買いする山形の黒毛和牛は、さまざまな希少部位も用意されていて、好きな部位を見て選ぶこともできます。キャセロール鍋や有田焼の美しい器に美しいお肉が盛られているので、写真映えもバッチリです。
大人のための肉バルと謳うだけあって、こだわりの美味しい肉料理は、有田焼をはじめとする和食器やキャセロール鍋で提供しています。落ち着いた雰囲気で、女子会にももってこい。お皿やお鍋についても会話が弾みそうです。
こちらの肉バルにはオリジナルワイン、その名も「CARNIVOR」が用意されていて、赤坂でお肉とワインを楽しむなら最適です。お肉のレベルは最高級なのにも関わらず、価格はリーズナブル。東京の中でも有名企業の集まっている赤坂という土地柄か、接待や会食にも使いやすい肉バルです。
東京の肉バル:旬熟成 六本木店
熟成肉の奥深さを堪能するなら
次に紹介する東京の肉バルは、麻布十番駅から徒歩3分のところにある旬熟成 六本木店。熟成肉の奥深さを豪華に探求したいという人におすすめです。木の温もりあふれるインテリアの店内でいただけるのは、“熟成肉とジャパンクオリティ”をコンセプトとしたとびきりのお料理とワインです。
旬熟成 六本木店では通常あまり扱われないような部位も熟成により旨味を最大限に引き出して提供しています。その結果、東京の中でも高級店がひしめく六本木・麻布十番界隈にありながら、コストパフォーマンスの良い美味しい肉料理を提供しているんだとか。
旬熟成 六本木店の入り口では、「ドライエージング」用ケースの中から種類豊富なお肉が迎えてくれます。牛肉の他にも、豚肉や鶏肉の熟成肉も用意されていて、今まで味わったことのない奥深い味わいを楽しめるかもしれません。
進化する東京の肉バルは個性と美味しさの両取り!
東京都内で人気の個性的な肉バルのまとめはいかがでしたか。肉バル自慢のお肉料理は、国産のブランド牛から熟成肉、馬肉やジビエといった普段はあまり目にすることのない珍しいお肉も含めて、バラエティがとても豊富です。
肉バルの人気が広まったおかげで、東京でバラエティ豊かなお肉料理が肩肘はらずに美味しく食べられるようになりました。美味しいのはもちろん、健康や美容にもよいお肉を食べれば、ますます元気にワイワイ盛り上がること間違えなしです。仲間を肉バルに誘って、東京の美味しさを楽しみませんか?