エリンギの切り方で食感を楽しむ!鍋やパスタにバーベキューで味わうテク!
エリンギは切り方によって食感が変わることを知っていますか?様々な料理に活用されることの多いエリンギですが、どの切り方が良いのか迷うことはありませんか?鍋やパスタ、バーベキューに合うエリンギの食感を引き出す切り方について紹介します。
目次
エリンギを切る前に
エリンギは比較的安価で手に入ります。それに癖がなく、食物繊維も豊富で、どんな料理にも合うので活用する機会が多い食材の一つです。ですが、どんな料理にでも合うからこそどんな切り方をしたら良いのか迷うのではないでしょうか?エリンギの食感を楽しみながらも料理に合う普段とはちょっと違う切り方はあるのでしょうか?
そこで、エリンギの色々な切り方について紹介します。どの切り方がどんな食感になるのか分かれば、料理のバリエーションが増えること間違いなしです。そして、鍋やパスタ、バーベキューに合う切り方についてまとめていきたいと思います。では、まずは下準備はどのように行うといいのでしょうか?
エリンギの下準備
まず、エリンギは水で洗う必要はありません。水で洗ってしまうと香りがなくなってしまったり味が薄くなる原因となります。もし土や汚れがついていたら、水で濡らして固く絞ったキッチンペーパーなどで軽くふき取るだけで大丈夫です。そして、気になるようでしたら石づきを鉛筆を削るように削ぎ切れば下準備は終了です。では、エリンギの様々な切り方を見ていきましょう。
エリンギの切り方
エリンギは切り方によって食感を引き出だしたり、逆に食感をなくしたり、味がより染み込みやすくなったりなど様々な効果を生みます。だからこそどの料理にどの切り方をしたらよいか迷うことが多いと思います。それで、どの料理にどの切り方が良いかを紹介する前に、まずはどの切り方がどのような食感を生み出すのか、どのような効果になるのかを説明します。
包丁を使わない切り方
エリンギを縦に手で裂く
ほとんどの食材は包丁で切ることが必要になります。また、エリンギの切り方で一般的な方法は縦割りです。ですが、エリンギは包丁を使わずに手で縦に裂くこともできます。かさから繊維に沿って裂いていきます。そうすると表面が凸凹になりますので、味が染み込みやすくなり、包丁で切るよりもより味わい深いと感じる方もいます。
手で裂くだけですとあまり細かくことすることができないので、食感もしっかりと残っています。でも、味は染み込みやすいので、ソース系の料理や煮物などにするとエリンギの食感、味を楽しむことができます。
エリンギの食べ応えを活かした切り方
縦に切る
エリンギの独特のコリコリとした食感が好きだという方も多いのではないでしょうか?そんなコリコリとした歯ごたえを楽しむことができるのは縦に切る方法です。この切り方はエリンギの一般的な切り方です。普段このように切っている方が多いです。
この縦に切る切り方は魚や肉などの味の濃い食材に添えても香りや風味を楽しむことができます。他のキノコですとそのキノコの癖がでてしまいますが、エリンギですと癖がないのに濃い食材にも負けない香りや風味を堪能できます。
エリンギをソテーにして醤油を少し垂らすだけでも美味しく食べることができます。エリンギそのものの味や食感をお楽しみいただけます。シンプルな味付けですと、より一層エリンギの味や食感を引き出すことができます。
縦に薄切りにする
同じようにエリンギを縦に切りますが、薄くスライスします。この切り方はエリンギの歯ごたえを残しつつも上品さを感じることができます。もしエリンギが長く感じるなら横に半分に切っても大丈夫です。松茸の代わりにお吸い物や土瓶蒸しなどの料理にしてエリンギの上品さを味わえます。
エリンギの食感を楽しむ切り方
乱切り
エリンギをいつもとは違う切り方で楽しんでみるのはいかがでしょうか?縦割りではない方法で切るなら違う食感を楽しむこともできます。そうするなら料理のバリエーションが増えたり、いつもと同じメニューでも切り方が違うといつもと違う雰囲気の料理になります。
乱切りをするならいつもと違う食感を楽しむことができます。エリンギは一般的に縦に切ることが多いですが、こちらはエリンギを回しながら斜めに切るという切り方です。炒めたり煮物にした時にも存在感のあるエリンギになります。普段と違う食感を楽しみたい方はぜひチャレンジしてみてください。
斜め切り
斜めに切る方法もあります。これは、きのこ独特のコリコリとした食感を楽しむことのできる切り方です。こちらも乱切りと同じように炒めたり煮物にしたりしてエリンギの食感を味わうことができます。
輪切り
今日はエリンギがほたて風になるやつを初めて作ったんですが、食べた旦那が「あれ?どうしたのこのホタテ、もしかしてお義父さん送ってくれた?」って言ってたので「うん。」とだけ答えておきました。 pic.twitter.com/c320rJlzxb
— たら子 (@harapeko_tarako) March 7, 2018
輪切りは切る厚さによって食感が変わります。太く切ればホタテのように、薄く切ればマッシュルームのような食感になります。なので、料理によって切る厚さを変えてみるなら、それだけで様々な食感を楽しむことができます。ただ食感は縦で切るよりも柔らかめでホタテのように崩れるような食感です。少し崩れやすいので長い時間煮込むには向かない切り方です。
エリンギが苦手な方でも食べやすい切り方
ささがき
エリンギやキノコの独特の食感が苦手な方も多いと思います。その食感をあまり感じさせることのない切り方があります。また、エリンギの食感が好きな方も普段と違ったエリンギの魅力に気付くことのできる切り方です。
ゆうこりんがやってた
— じゅりあんぬ (@padmgw) March 1, 2018
豆苗チヂミと
エリンギとニンジンのきんぴら
入れものがもうインスタ萎え💕💩 pic.twitter.com/ewroDWTJjL
石づきをカットしてそのままささがきにしてしまうことができます。ささがきですと、エリンギ独特の強い歯ごたえがなくなるので、高齢者や小さなお子様にも安心して食べて頂くことが来ます。きんぴらにしてもおいしく食べることができます。
さいの目切り
ささがきよりも細かく切ることができます。火が通りやすく味も染み込みやすいので、炊き込みご飯やオムレツなどに混ぜて楽しめます。キノコの食感が苦手な方でも気にせず食べることができる切り方です。
料理に適した切り方
鍋に合う切り方
家族や友達と食べるのに鍋は便利です。難しい調理の過程がなく、材料を切って煮るだけです。シンプルで良いのですが、だからこそ、切り方によって鍋の雰囲気も変わります。では、エリンギは鍋の時にどのように切ったら良いのでしょうか?
繊維に沿って縦に手で裂くと味も染み込みやすく、エリンギの食感を楽しむことができ鍋に合います。手で裂く時の大きさによって食感が大きく変わります。なので、他の食材の大きさに合わせて裂くなら食べやすく仕上げることができます。
エリンギは鍋の種類も選ばず、洋風の鍋でも、和風の鍋や辛い鍋でも美味しく食べることができます。また、具材も肉でも魚でも野菜だけの鍋でもエリンギの風味によって美味しく楽しいひと時過ごすことができます。
パスタに合う切り方
クリーム系やトマト系などバリエーションの多いパスタですが、それぞれの特徴によって使える食材が違ってくることもあります。ですが、エリンギは味付けによって切り方を少し変えるだけで、どのバリエーションでも使うことができます。
エリンギとバターのパスタ!
— NEW✯STYLE (@Tsukasa_Hara) February 22, 2018
エリンギうます! pic.twitter.com/D2Q8GGL7f3
パスタを作る時にも縦に手で裂くと味が染み込みやすくなります。ただ、鍋の時よりも縦に薄くスライスしたり、横に半分に切ると食べやすくなります。その大きさによっても味の染み込み方が変わるのでクリーム系のパスタには手で裂いて良く味を染み込ませるとさらに美味しくなります。
ナポリタンなど味の濃いパスタには、薄くスライスしたエリンギで食感を楽しむことができます。乱切りや斜め切りにしてもいつもと違う食感になります。他の食材の大きさに合わせて切るなら食べやすくなります。
バーベキューに合う切り方
友人たちや家族とどこかに行楽にいったりする時に、バーベキューをする方もいます。その時にバーベキューのちょっとした知識を知っていることは役立ちます。一般的な切り方でも十分美味しいエリンギですが、いつもと違った切り方で楽しむのもいかがでしょうか?
縦に切るとバーベキューの網から落ちることもありません。大きさや厚さはお好みで調整することができます。3センチぐらいの厚みで切ると他の食材と焼ける時間が変わらず焦がす心配がありません。大きくしたり厚みがある場合には焦がさないように火をしっかり通すことを気を付けてください。
また、バーベキューの網の上にホイルを置きバターを塗ります。そこに輪切りをしたエリンギを乗せて焼くとホタテのようなエリンギの食感を楽しむことができます。醤油をたらしたり、塩コショウなどシンプルな味付けでも十分お楽しみいただけます。
エリンギの切り方のまとめ
いかがでしたか?エリンギは切り方によって様々な食感や味わいを楽しむことができます。料理によって切り方を変えてみると新たなエリンギの魅力を発見することができます。また、いつもの料理も違う切り方をすることによって一味違った味わいになります。ぜひ様々な切り方でエリンギを味わい、楽しんでみてください。