2018年04月27日公開
2024年07月08日更新
あずきバーのカロリーと糖質をチェック!ダイエットに不向きで太る?
井村屋のロングセラー商品であるあずきバー。子供からお年寄りまでたくさんの人に愛されているアイスです。アイスの中ではカロリーが低いあずきバー。カロリーを気にしている人やダイエット中の人の中では、ヘルシーなスイーツとして認識されていますが、実はダイエットに不向きだった?あずきバーを食べると太ってしまうの?今回はこのあずきバーがダイエットに不向きな食品なのかどうか調べてみました!
目次
老舗菓子製造会社の井村屋
井村屋は明治時代からお菓子を製造する老舗の有名製造会社です。様々な商品を手掛けていますが、あずきを使用した商品が多く、全国で販売されています。
井村屋ロングセラー商品「あずきバー」
中でもこの「あずきバー」は1973年から発売され、今年で45周年という井村屋さんの人気ロングセラー商品です。子供からお年寄りまで多くの人たちから長く愛されている商品です。
本格的な暑さが始まることに加え、毎月1日はあずきを食べていたという昔の習慣から、7月1日は「あずきバーの日」に認定されています。あずきバーのキャラクターなどが書かれたラッピングのバスが運行されキャンペーンも行われているので、多くの人にあずきバーの存在が知られています。
シリーズ展開もされているあずきバー
あずきバーは長年発売されている中で商品もシリーズ展開がされており、いくつか違う種類が誕生しています。このあずきバーのシリーズ商品は袋タイプと6本入りのボックスタイプで販売されているので自分だけで食べる時や大人数で食べる時などそれぞれに応じて購入することが出来ます。
ミルク金時バーはたっぷりのあんがミルクアイスにコーティングされたタイプのアイスです。ミルクアイスはさっぱりとした甘さなのであんこの濃さとの組み合わせがマッチしています。
宇治金時バーはあんこが抹茶アイスでコーティングされている商品です。この抹茶アイスには香り高い宇治抹茶を使用しており、こちらの素材にもこだわっています。抹茶とあんこという和菓子が好きな人にはたまらない組み合わせです。
あずきバーの特徴
たくさんの人に人気のあずきバー。知らない人の方が少ないとは思いますが、一体どんな特徴があるのか改めて確認してみたいと思います。
あずきバーの特徴①あずきがぎっしり!
あずきバーと言えば商品名にもある通りたっぶりのあずきが1番の特徴です。あずき味というアイスの味だけでなく、粒がしっかりとしたあずきもたくさん入っており、「あずきを食べた」という食べ応えがあります。しっかりあずきバーを1本食べることで感じることが出来ます。
あずきバーの小豆は北海道100%を使用しており、原材料に対してはもちろん、丁寧に加工をすることや小豆がまんべんなく広がった状態であずきバーの中に入るように製造にも並々ならぬ努力・こだわりがあってこそのあずきたっぷりのあずきバーが食べられるのです。
あずきバーの特徴②驚異的な硬さ
あずきバーと言えば、冷凍庫に出してからすぐに食べると口にくっついてしまったり、歯が抜けてしまうくらいものすごく硬いのも1つの特徴です。製造している井村屋さんからも、気を付けるように冷凍庫から出してしばらくしてから食べるよう注意を促すほどです。
この驚異的なあずきバーの硬さの理由は、あずきバーの原材料に理由があります。あずきバーの原材料は小豆、砂糖、塩、でんぷん、水あめのみ。さらにあずきバーには添加物なども一切使用されていません。驚異的な硬さは、シンプルな材料のみで安全に作っている証拠と言えます。
硬度の高いアイスなので、自然とゆっくりと食べることになり、満足感も得られるでしょう。
あずきバーの特徴③カロリーの低さ
あずきバーには85mlと65mlとサイズが2種類ありますが、それぞれのカロリーは156kcalと112kcalになっています。これは、アイス1個の平均カロリーが約221kcalというのを考えると、アイスの中では低いカロリーであるということが分かります。小豆がぎっしり入っていて食べ応えがあるのにカロリーが低いのは、嬉しいですね。
アイス1本として考えるとカロリーは低い数値となっていますので、あずきバーを1本だけ食べるとかならそこまで太る心配はしなくてもいいでしょう。
あずきバーはダイエットの味方!
アイスの中でカロリーが低いという点から、あずきバーはダイエットに良いという声があるようです。調べてみると、他にもダイエットに良い理由があることが分かりました。
ダイエットに良い理由①低カロリーなスイーツ
先ほどあずきバーのカロリーが低いと紹介しましたが、それはアイスの中だけではなく、その他のスイーツと比べてもあずきバーはカロリーが低いということが分かりました。
スイーツと言えばケーキですが、ショートケーキ1個分の約300kcal、ドーナツが約200kcalと乳製品や油が使われているスイーツはやはり高カロリーなのは間違いありません。低カロリーなイメージの和菓子は、どら焼きが約200kcal、羊羹は2切れで約180kcalです。同じ小豆を使用している和菓子と比べても、あずきバーの方がカロリーが低いです。
ダイエットに良い理由②材料がシンプル
実はあずきバーの材料がシンプルであるということは、ダイエットに良い理由につながっています。ほとんどのアイスクリームには脂肪や太る理由になる牛乳やクリームに含まれる乳脂肪が使用されていますが、あずきバーには一切使用されていません。太る要素が含まれていないのでダイエットに良いと言われているのです。
ダイエットに良い理由③あずきの持つ体に嬉しい要素
出典: https://tenki.jp
最後はあずきバーに使用されている小豆の持つはたらきがダイエットに良いと言われています。小豆は食物繊維が豊富で、その量はゴボウの約3倍と言われています。食物繊維は太る原因をつくるコレステロールの値を下げたり、便秘解消にも効果があるので、小豆を摂取することでダイエットにつながると言えます。
あずきバーに含まれる食物繊維の働きには、水分を含んでゼリー状になり小腸で栄養の吸収速度を遅らせることで、食後の血糖値の上昇を抑えます。
あずきバーはダイエットに不向き?
ダイエットに効果的な要素がたくさん含まれているあずきバーですが、実はダイエットに不向きなのではという声も挙がっているのです。なぜ不向きなのか?こちらも理由を調べてみました。
あずきバーがダイエットに不向きな理由
調べた結果、ダイエットに不向きな理由は、ダイエットに向いている要素だからこそという紙一重の部分が多いことが分かりました。一体どんな理由なのか詳しく見てましょう。
不向きな理由①使用している材料のカロリーが高い
最初の理由として、あずきバーは全体のカロリーは他のスイーツと比べて低く、使用されている材料も少ないのですが、実は使用している牛乳やクリームなどが使われていない分砂糖を大量に使っており、小豆自体も糖質が高いため、材料のカロリーを考えると太る要素が強く含まれています。
不向きな理由②低カロリーだが腹持ちが悪い
2つ目の理由は、あずきバーはたっぷりあずきが入っているため、食べている時は満足感を持つことができるのですが、実は脂質が少ないため、腹持ちが悪いというダイエットを行っているうえでのデメリットがあります。腹持ちが悪いとあずきバーを何本も食べてしまったり、他のものを食べてしまったりと太る理由を作ってしまいます。
不向きな理由③カロリーより糖質が高い
3つ目の理由は、あずきバーは低カロリーになのに糖質が高いということです。脂質が少ないため、糖質ばかりが入ってしまっているこの状態は、すぐに空腹になってしまい、血糖値も上がりやすくなってしまうため、ダイエットには向かない理由につながってしまうのです。
不向きな理由④カロリーが低いゆえのあずきバーの食べ過ぎ
最後の理由は、あずきバーはカロリーが低いという概念からあずきバーばかり食べ過ぎてしまうことです。腹持ちもよくないので、何本も食べてしまうとその分摂取カロリーも増えますし、糖質の摂りすぎてしまうのでこれでは逆に病気や太る原因を作ってしまいます。
低カロリーという思い込みや、腹持ちが悪いからと何本も食べてしまう可能性があり、過剰な糖質を摂って太る可能性がある訳です。
あずきバーを効率よく食べる方法
あずきバーにはダイエットに不向きな理由もありますが、ダイエットに良い要素を生かして効率よく食べる方法は果たしてあるのでしょうか?
食前にあずきバーを食べて摂取カロリーをコントロール
あずきバーをダイエットのために効率よく食べる方法として、食前に食べることが挙げられます。あずきバーは腹持ちが悪く時間が経つと食べ過ぎを引き起こしてしまうため、時間をあまり空けずに食事をすると、摂取カロリーをコントロールして食べすぎや太るのを防ぐことが出来ます。
あずきバーを乳製品と一緒に食べる
またあずきバーを食べる際には、食べ合わせのテクニックを使うもおススメです。その食べ合わせの1つとして牛乳やチーズなどの乳製品があります。あずきバーは糖質が高いので糖質が低い乳製品と一緒に食べることで摂取量を調整でき、満腹感もあるのですぐに空腹になるのを防ぐことも出来ます。
一度食べたら満腹感を持続しやすい乳製品といっしょに食べることにより、ダイエット中の空腹感を軽減させることができます。
あずきバーを血糖値の上昇を防ぐ食品と一緒に食べる
食べ合わせとしては乳製品以外にも、血糖値の上昇を防ぐサプリメントや高濃度のお茶などを摂取するのも効果的な方法です。あずきバーの高い糖質による血糖値の上昇を抑え、脂肪燃焼を防ぐことができます。サプリメントやお茶はドラッグストアやコンビニでも買うことができ、利用している人も多いので実践しやすいのではないでしょうか?
上手に食べて摂取カロリーを調整しダイエットを楽しもう!
いかがでしたか?あずきバーはダイエットにおいてメリットもデメリットもそれぞれありますが、しっかりそれぞれを理解して効率よく食べれば太る原因を作るカロリーや糖質をうまく調整してダイエット効果につなげることが出来ます。
だんだん暑くなってくるこの時期、ダイエットをしようか悩んでいる人はぜひこの上手くこの方法を利用してみてください。