すだちそばの作り方を紹介！おすすめのアレンジレシピもチェック

すだちそばは、つゆそばの上に輪切りにしたすだちをたっぷりのせた料理です。見た目が美しく、爽やかな香りと風味ですっきりと食べれる、夏の風物料理ともいえるでしょう。本記事では、すだちそばの基本の作り方とポイントを紹介します。冷たいそばと温かいそばのレシピやトッピングをアレンジしたレシピなども、参考にしてみてください。

【材料】

• すだち：2個
• A水：2L
• A昆布：20g
• Aかつお節：60g
• B濃口しょうゆ：50ml
• Bみりん：50ml
• B砂糖：小さじ1
• そば(乾麺)：2人分

• 大根おろし：大さじ4
• みょうが：1個
• 一味唐辛子：適量

1. すだちを薄く輪切りにします。
2. 鍋にAを入れて火にかけます。
3. フツフツしてきたら、中火にして10分煮だします。
4. ザルなどで3のスープを濾します。
5. 4にBの調味料を加え、ひと煮立ちさせてアルコールを飛ばします。
6. すだちの切れ端があれば、5に絞り入れます。
7. たっぷりの熱湯でそばを茹でます。
8. 茹で上がったそばは、流水で締めます。
9. 器にそばを盛って、冷やした6のめんつゆをかけます。
10. 輪切りにしたすだちをたっぷりかけたら完成です。

すだちの香りが爽やかな基本の冷やしすだちそばの作り方です。だしは1.5番だしを使います。1.5番だしは、1番だしのうまみと2番だしの手軽さを取り入れた方法です。多めに作って冷蔵庫で冷やしておくと、さまざまな冷やし麺のつゆに活用できます。

そばの硬さはお好みで調整してください。茹で上がった麺は、流水でしっかり締めた方が美味しいです。

すだちは丸ごと食べることができるので、なるべく薄く切ります。丸いままで切ろうとすると、ぐらついて切りにくいため、簡単な方法を紹介しましょう。

まず、すだちの側面を少しだけ切り落とします。側面を底面にしてから切ると、すだちが安定して薄く切りやすいです。厚さは1mm以下がベストですが、難しければできる範囲で薄く切ってください。

すだちはハウス栽培で4月頃から入手しやすいです。露地物は8～9月頃が旬になります。完熟した新鮮なものを選ぶと、尚一層美味しいすだちそばに仕上がるでしょう。

【材料】

• すだち：1～2個
• 青ネギ：1本
• ゆで鶏：適量
• そば：2人分
• A水：600cc
• Aつゆの素：160cc
• A塩麹：大さじ1

• 大根おろし、とろろ、七味：各適量

1. すだちは輪切りに、青ネギはみじん切りにします。
2. 鍋にAの調味料を入れて加熱します。
3. つゆがフツフツしてきたら、下茹でした鶏肉を加えます。
4. 器に茹でたそばを入れます。
5. 3のつゆをまわしかけ、鶏肉を盛ります。
6. すだちとネギをのせて、お好みで大根おろしやとろろをトッピングしたら完成です。

温かいバージョンのすだちそばの作り方です。温かいつゆで食べると、すだちの酸味がマイルドになるため、酸味が苦手な方でも食べやすいでしょう。隠し味に塩麹を使っています。夏の冷房などで体が冷えている方は、温かいすだちそばもおすすめです。

冷やしすだちそばに鱧をトッピングして豪華にアレンジしました。輪切りにしたすだちと梅干しを入れて、すっきりした味わいに仕上げています。つゆは白だしを使っていますが、手軽に作りたい方は市販のうどんだしでもOKです。みょうがなど、お好みの薬味を足して食べてください。

牛肉とさっぱりしたすだちを組み合わせました。牛肉は砂糖醤油で甘辛く炒め煮しています。牛肉を豚肉に代えても、もちろん肉なしでも良いでしょう。

つゆはキンキンに冷やしておくと、冷たくてとても美味しいです。氷を2～3個浮かべると、見た目の清涼感が増します。食欲がない時でも、冷たくスッキリ食べられてスタミナもつく栄養満点の一品です。

すだちそばの基本の作り方とアレンジレシピを紹介しました。すだちそばは冷たいイメージがありますが、温かいつゆで食べるのも美味しいので、その日の気分で楽しんでみてください。また、輪切りのすだちはつゆに長く入れておくと、苦味が出てきます。苦味が気になる方は、つゆにすだちの風味が移ったら、器から取り出した方が良いでしょう。