2021年01月06日公開
2024年11月05日更新
スイカを食べ過ぎると太る?ほどほどにしないと体に異変が?
スイカはカロリーが高く太るのか?や食べ過ぎると体にどのような異変が起こるのか?をまとめました。スイカの食べ過ぎによって起こる下痢や腹痛などの症状について解説!どのくらいが適量か調べましたので、糖尿病やダイエット中の方は参考にしてください。
スイカの食べ過ぎで何が起こるか知りたい!
スイカの効能が凄いらしい!
— ミセス・ビタミン (@mrs_vitamin) August 4, 2016
美人はスイカで作られるってホント?#スイカ効能 #スイカ
https://t.co/NcKUlrPNoS pic.twitter.com/JeKkFE6HYi
水分をたっぷり含んだスイカは、夏には欠かせないフルーツです。夏バテで食欲がなくてもスイカならば、食べられるのではないでしょうか?しかしスイカを食べ過ぎることで、太る以外にもさまざまな症状が現れることがあります。そこで本記事では、スイカの食べ過ぎで起こる症状についてまとめました。
糖尿病患者や妊婦はスイカの食べ過ぎに注意するべきなのか?適量はどのくらい?など、さまざまな疑問を解消していきます。ダイエット中の人や健康が気になる人は、ぜひ最後までチェックしてください。
スイカの栄養と効果
夏の日差しをたっぷり浴びて育ったスイカには、栄養がたっぷり詰まっています。どのような栄養が含まれているのか、栄養成分と効果効能についてみていきましょう。
栄養と効果①カリウム
【炎天のスイカに薬いらず】
— 土屋幸太郎@土屋薬局 山形県東根市 (@tutiyak) July 28, 2019
スイカは清熱解暑、除煩止渇、利尿の効能があります。
常食すれば消化を助け食欲を増進させ、新陳代謝を促し体を滋養します。
イライラした気持ちを和らげ、口渇やむくみの改善、暑気あたりや顔のほてり対策にも。
+レモン +塩 熱中症予防に
+豚肉 夏バテ解消 pic.twitter.com/ny6P3RF8Ii
90%以上が水分でできているスイカには、栄養が含まれていないと誤解している人が多いかもしれません。しかしスイカには、体に嬉しい栄養成分がたっぷり含まれています。カリウムは体内の余計な水分を塩分と一緒に排出する働きがあります。
そのため、美容の大敵であるむくみを解消する効果や、セルライトを作りにくくする効果があるのです。セルライトとは老廃物と脂肪細胞が結合したもので、一度できてしまうと取り除くのは難しいため予防するのが一番です。さらにカリウムには余計な塩分を排出する働きがあるため、高血圧予防にも効果があります。
栄養と効果②βカロテン
椎茸班からスイカ🍉をいただきました!甘くて美味しい、赤と黄色のスイカです😋✨
— 社会福祉法人希望の家 (@kanumakibou) July 23, 2020
今日もお疲れさまでした。3日間の連休に入ります🙌🙌🙌 pic.twitter.com/DXos1XOSjw
スイカには100gあたり0.83mgのβカロテンが含まれています。この量はトマト100gの含有量よりも多く、活性酸素を除去する働きが期待できます。しかし、βカロテンが豊富に含まれているのは赤肉種に限り、黄肉種にはほとんど含まれていないため注意しましょう。
さらに赤肉種には強い抗酸化作用を持つ、リコピンも多く含まれています。トマトが苦手という人は、赤いスイカで美味しくβカロテンとリコピンを摂取できます。
栄養と効果③ビタミンB群
本日は早くもスイカ入荷🍉です!
— towa【旭川工廠】阿部商店模型部 (@towa51832350) May 7, 2019
スイカと言っても動脈硬化を抑える
疲労回復・利尿作用・腎臓病予防など効能が凄いですね🤭夏を先取りしてはいかがでしょう😁#阿部商店 #スイカ #熊本 pic.twitter.com/Di4hJ6yxBU
スイカを食べるときは、種を取り除いて食べるのが一般的でしょう。しかし、種にはビタミンB群が含まれているため、夏バテで疲れた体に効果的です。いくら栄養のある食事をしても、ビタミンB群がバランス良く摂れていなければ疲れは取れません。ビタミンB群はエネルギーの代謝をスムーズにし、疲労を解消してくれます。
中国ではスイカの種は定番のお菓子です。そのまま食べるのは美味しくありませんが、炒って塩を振るとおつまみやスナックになります。なかなか疲れが取れない、体がだるい、夏バテ気味という場合は、試してみてください。
栄養と効果④ビタミンC
スイカにはさまざまなビタミンが含まれており、ビタミンAやビタミンCは健康や美容の維持を保ち、ビタミンB1は疲れたときに良い働きをするといわれています。
— 🌿YMK🌿 (@8F5S0mznj9u449d) June 16, 2020
ビタミンB6は水に溶けるビタミンの一つで、肌を健康的に保つ働きが有るとされています。
💞皆様💞
🍉水分をとってくださいね🍉 pic.twitter.com/KppAKkNUDb
スイカには強い抗酸化作用を持つビタミンCが豊富に含まれています。知っての通りビタミンCにはしみ、シワを防ぐ美肌効果があります。夏の日差しを浴びて紫外線によるダメージを受けた肌に、ビタミンCは効果を発揮してくれるでしょう。
さらに免疫力を高める効果もあるため、疲れやストレスが溜まっている人は積極的に摂取しましょう。どのくらいの量を食べればよいかというと、200gほどのスイカを食べるのが理想です。200g程度の量を食べればビタミンCの効果を十分得ることができます。
栄養と効果⑤シトルリン
今年の初収穫スイカʕ•㉦•ʔ ノシ◍ ◍ ◍
— shihokkuma (@shihokkuma219) July 8, 2018
スイカの効能🍉βカロテンにより美肌、シトルリンによりむくみ予防、ビタミンCにより抗酸化作用、リコピンにより活性酸素から守り老化予防
水分90%熱中症対策フルーツ
(家の裏の畑から…←家庭菜園のため販売しておりません) pic.twitter.com/dS8Rp5Blf5
シトルリンはアミノ酸の一種で、スイカ以外の果物にはほとんど含まれていません。血管を拡張する働きがあるため血流を良くし、むくみを解消したり代謝をアップしてくれます。血流が改善することで、肌の血行が良くなったり、頭皮環境が良くなる効果も期待できます。
シトルリンは熟していない200g以下の小さな果実に、2〜3倍も多く含まれています。未熟な果実は皮も柔らかく、漬物やピクルスにして食べることができますので捨てずに食べてみてください。
スイカの食べ過ぎで起こる症状
スイカの食べ過ぎで起こるさまざまな症状についてまとめました。気をつけるべき点や、どのくらいの量を食べればよいのかについても解説します。
症状①カロリーや糖質の摂り過ぎ
#我が家の夏の風物詩7
— sada (@tvsada39) June 11, 2020
【スイカ】
どうしてもスイカ🍉は外せないかな?一時期飽きて?食べてないこともあったが、今は美味しく頂いている。カット売りが普及してからは、ゴミのことを考えて、買いやすくなっている。糖度表示を見て高い方を選んで楽しんでいたが、母が糖尿病のことを考えてると聞き変化 pic.twitter.com/W8XqSsbDxL
スイカはほとんどが水分でできていますが、カロリーや糖質はゼロではありません。100gあたりのカロリーは37Kcalと低いのですが、糖質は9.2gも含まれているため太る原因になります。では、ダイエット中はどのくらいの量がベストなのでしょう。
一般的なスイカの小さめサイズ1切れは約150gです。150gのカロリーは56Kcalですが糖質が13.8gとやや高めです。ダイエット中は小さめサイズを、おやつ代わりに1切れ楽しむ程度が理想です。では、糖尿病患者の場合は、どのくらいの量を食べても良いのでしょう。
糖尿病の場合、果物は1日80Kcalまでは食べてもOKといわれています。甘みがあるので食べてはいけないイメージですが、糖尿病でも量に気をつけさえすれば食べることは構いません。しかし果糖は、肝臓でブドウ糖や中性脂肪に作り変えられてしまいます。
ビタミンやミネラルが摂れる反面、血糖値を上げる原因にもなるので、どのくらい食べたか量をしっかり把握することが重要です。
症状②体の冷え
#れも畑 !!!
— L&LEMON🍋あなたの『L』に寄り添うエステ☺️桃山れもん🍑 (@LtoLEMON) August 16, 2020
ようやく!初めて!
割れなかった!
虫に食べられなかった!
カラスに負けなかった!
\🍉 #スイカ 🍉収穫できたよ!/
冷えひえに冷やして、
明日いただく予定です🥰👍✨
スイカ、大変なのがよく分かりました。
スーパーの🍉スイカ、有難い…🙏✨
夏の暑さにスイカ✨推しです! pic.twitter.com/4xeuOTCdoq
スイカはそのほとんどが水分であるため、食べ過ぎると体を冷やし、下痢や腹痛を引き起こす原因になります。適量であれば暑く火照った体を冷やす効果がありますが、食べ過ぎは禁物です。暑い日に冷たいスイカは美味しいですが、体調を崩す原因になりかねませんので注意してください。
症状③消化不良
東京昭島の作業終了。
— ほっこりみやちゃん (@hokkorimiyatyan) August 5, 2020
さあ群馬に帰るよ😄✨
家に帰ったら、甘くて冷えっ冷えのスイカを食べたい🍉('-' 🍉 )スイカチャン pic.twitter.com/Q8nuSYfB1g
スイカで消化不良とは想像がつかないかもしれませんが、水分が多いため食べ過ぎると胃液が薄まり、消化吸収を妨げる恐れがあります。スイカは消化不良を起こしやすい食品で、消化し切れずに便の中に残ることも多くあります。
食べ過ぎると果肉が残り、赤い便が出て驚くことになりかねません。特に夏バテで消化機能が弱っているときや、油っぽい物を食べる前後は注意した方が良いでしょう。
症状④腹痛や下痢
明日から残暑が来るそうです。気温が暑い時には心に負担がかかります。心の高ぶりは動悸、息切れ、不眠、夏バテにつながります。残暑は余分な熱を冷ます苦味やキュウリなスイカなどの瓜類などの夏野菜や果物は引き続き9月に入ってもおススメです。ただし冷たい飲み物などお腹の冷えにはご注意を。 pic.twitter.com/yqTrJAsTep
— 土屋幸太郎@土屋薬局 山形県東根市 (@tutiyak) September 5, 2019
スイカを食べると胃痛や腹痛、下痢になるという人は多いようです。水分が多く体を冷やす効果があるため、胃腸が弱いと胃痛や下痢を引き起こす原因になってしまいます。ほどほどであれば問題ないので、やはりどのくらい食べるか量が重要といえるでしょう。
さらに果糖が多く含まれている果物が原因で、下痢を引き起こす場合もあります。通常、糖は小腸で分解、吸収されるのですが、その働きが上手く機能しない体質の人がいます。そのような体質の人が、糖分を多く含んだスイカを食べすぎると下痢になってしまうのです。
どのくらいの量で下痢になるのかは個人差がありますが、通常の生活で下痢に悩んでいない人は問題ありません。普段からよく下痢になる人や、過敏性腸症候群と診断された人は食べ過ぎに要注意です。
スイカの食べ過ぎに注意が必要な人
ダイエット中の人や胃腸が弱い人、糖尿病患者以外にも、スイカの食べ過ぎに注意が必要な場合があります。どのような人が注意すれば良いのか詳しくみていきましょう。
腎臓が弱っている人
🍉スイカパワー紹介🍉
— 東エリナ🏝ダンスダイエットインストラクター (@Erina7777777) August 2, 2020
カリウム豊富→疲労回復!
βカロテン→免疫アップ!
リコピン→老化予防!
シトルリン→むくみ改善!
〈小さめ一切れ〉
40kcal糖質10g
ちなみに黄色のスイカにはβカロテンないから栄養面だと赤の方がオススメ❣️でも黄色いスイカってなんかテンション上がるよね😍何故#スイカ pic.twitter.com/JwbU5l8Wwk
スイカには利尿作用があるので腎臓に良いと聞いたことはないでしょうか?確かにカリウムには利尿作用があり、むくみを解消する効果があります。腎臓が悪いとむくみが起きるため、スイカを食べてむくみを解消しようと考える人も多いようです。
しかし、腎臓が弱っている人はスイカを食べない方が良いでしょう。腎機能が落ちているのに水分とカリウムを豊富に含んだスイカを食べると、これらを上手く排出できず、高カリウム血症になります。
高カリウム血症になると心臓にさまざまな異常をきたし、まれに心停止を引き起こします。糖尿病患者の中には腎機能が落ちている人も多いので注意しましょう。
妊娠中や冷え性の人
大好きなスイカ🍉😍✨✨✨
— えっこ (@ekko_tano) August 29, 2020
4分の1カット
スイカ用スプーンで食べるよ😋
あきたスイカ🍉✨
塩いらない派
皮の近くまで食べる😋
メロンよりはスイカ🍉 pic.twitter.com/WaZ6J3lVab
妊婦や冷え性の人は、スイカの食べ過ぎに要注意です。先ほど説明したように、水分が体温を奪うため体を冷やしてしまいます。特に妊娠中はホルモンの関係で、体が敏感になっていますので注意しましょう。
口当たりの良いスイカは食べやすいですが、体を冷やすだけでなく、糖分の摂り過ぎや太る原因にもなります。妊娠中に太ると妊娠糖尿病の危険性も高まりますので、糖分の摂りすぎには気をつけてください。
スイカの食べ過ぎは太る以外の危険もある
【スイカは夏の不調改善の王様】
— タクヤ先生 中医学/薬剤師 (@takuyasensei) July 3, 2019
むくみ改善
ほてり改善
血流改善
美肌作用
美白作用
活性酸素除去
便通改善
高血圧予防
熱中症予防
食物繊維豊富でカロリーも低いスイカは夏の不調改善の王様。
甘いジュースを飲まずにスイカをどうぞ😌ただ食べ過ぎは冷えるから注意ね👍 pic.twitter.com/wcR6nNn7f6
夏の風物詩でもあるスイカは、適量であれば美肌効果や夏バテ防止効果があります。しかし糖質が高いので、ダイエット中の場合は食べる量に注意しましょう。糖尿病でも食べることはできますが、やはり食べる量には注意が必要です。
腎機能が低下している人や妊婦、冷え性など、スイカを食べるのに注意が必要な人もいます。スイカの効果効能を把握して、太るのを防いで適量を楽しみましょう。