つがる市の名産品＆特産品をチェック！絶品のスイカ＆メロンを徹底リサーチ

つがる市の名産品＆特産品についてまとめてみました。美味しい農産物の多いことで知られるつがる市ですが、中でもスイカとメロンは特筆すべき一品とのこと。そこで、本記事ではこのスイカとメロンを中心にリサーチを行ってみました。

人口約30,800人が暮らす青森県つがる市は、青森県中西部に位置する都市です。2005年（平成17年）2月11日に「西津軽郡木造町「森田村」「柏村」「稲垣村」「車力村」の1町4村が合併して誕生しました。

青森県の日本海側である津軽平野の西側に位置し、東には岩木川が流れ、西側は日本海と七里長浜に並列する丘陵地帯「屏風山」が南北に続いています。日本海から強く吹き付ける寒風の影響で冬は吹雪になることも多く、寒季の気候には大変厳しいモノがあります。

つがる市一帯はほぼ平野で、夏季は昼夜の寒暖差が比較的あるといった環境下にあります。これを活かし、この地域では昔から農業が盛んに行われてきました。

2005年につがる市が誕生し、それと共に基幹産業である農業の更なる発展に向けて、つがる市は主力の農産物を「つがるブランド農産物」に位置付けました。

つがるブランド農産物は「メロン」「スイカ」「りんご」「お米」「ねぎ」「ゴボウ」「トマト」「ナガイモ」の計8品目です。これら農産品のブランド化に向け、つがる市は現在様々な取り組みを行っています。
 

つがる市のマスコットキャラクター「つがーるちゃん」は、公募によって選ばれたつがる市のオリジナルキャラクターで、主に特産品のPR活動を行っています。つがるブランド農産品を全身に纏ったインパクトのあるデザインと、心を揺さぶられる様な愛くるしい姿が特徴です。

つがる市を代表する農産品①は「つがるブランドメロン」です。青森県におけるメロンの年間収穫量は9,710t（平成30年産）と、全国でも5位の収穫量を誇ります。そのうち何と7割以上はつがる市で生産されたメロンなのです。

つがる市のメロンは糖度15度を超える割合がとても高いことで知られています。中でも糖度が17度以上で、なおかつ均一された大きさのメロンについては「プレミアムメロン」と称して全国に出荷されています。

つがるブランドメロンは、抜群の甘さと濃厚な味わいが特徴です。日本広しと言えど、ここまで味わい深いメロンは他にないでしょう。

令和元年4月、つがる市は情報発信の場として、東京都新宿区神楽坂に「つがる市東京事務所」を開設。その後7月には、つがる市産メロンの魅力を発信することを目的としたアンテナショップ「果房 メロンとロマン」をオープンしました。

こちらのアンテナショップは、日本と世界から集めた旬のメロンのオリジナルメニューを、カフェとテイクアウトでご提供するメロンの専門店です。「味わう」「香る」「見る」「聴く」「触る」といった5感の全てでメロンを体験できる、これまでにないタイプの体験型ショップとなっています。

果房 メロンとロマンの店舗は1F部分がショップで、2F部分をカフェとして運用しております。外装内装共にとにかくおしゃれで、知らずに訪れた人はここがアンテナショップだとは夢にも思わないでしょう。メロン色のタイルで覆われた果房メロンとロマンは、まるで高級フルーツブティックの様な美しさと高級感に満ち溢れています。

こちらで提供されるメニューは、季節によって変化します。その時期に応じたさまざまなメロンメニューを、たっぷりと味わうことができるのです。

「屏風山スイカ」は、鰺ヶ沢町〜十三湖間に約30km続く海岸砂丘地帯「屏風山地域」で生産されたスイカの名称です。昼と夜の寒暖差が大きいこの地域で生産されたスイカは、糖度が高く非常にジューシー。味を凝縮させるために、1つのツルに対して2、3玉しか付けずに生産されるという、何とも贅沢な生産方法によって作られています。

流通量が限られており未だ全国的な知名度は低いものの、その甘さは数有るスイカの中でもトップクラスの逸品です。つがる市が誇るブランドスイカ「屏風山スイカ」を、ぜひ一度味わってみましょう！

津軽市の名産品＆特産品についてまとめてみました。ここで紹介できなかった残り6つのブランド農産品も、非常に素晴らしい物ばかりです。つがる市を訪れる機会があれば、それらの農産品についても是非味わってみてください！