マッシュルームを使ったシチューのレシピ！ビーフ・クリームどちらにも

マッシュルームは炒め物やスープ、パスタ料理、サラダなど、さまざまな洋風レシピで活躍する定番のきのこです。そのマッシュルームを加えたシチューのレシピも人気があります。肉の旨味が深く濃厚なビーフシチュー、なめらかなクリーム入が入ったホワイトシチューのどちらにも合い、シチューの旨味や食べ応えをアップしてくれます。

この記事では、ビーフシチューとクリームシチューのそれぞれでマッシュルームを使った人気レシピを紹介します。

【材料】

• 牛肉ほほ肉…600g
• マッシュルーム…7個
• しめじ…1/2株
• えのき…1/2株
• 玉ねぎ…中1個
• 人参…中1本
• トマト缶…200g
• デミグラスソース缶…150g
• ウスターソース…10cc
• 醤油…20cc
• みりん…20cc
• オイスターソース…20g
• 黒砂糖…10g
• ローリエ…3枚
• セロリの葉…適量
• 水…200cc
• 黒ビール…200cc
• 赤ワイン…200cc
• 小麦粉…適量
• 塩胡椒…適量
• 油…適量
• ブロッコリー…お好みで
• パセリ…お好みで
• 生クリーム…お好みで

1. 牛肉に塩胡椒で全体に下味をつけ、小麦粉をまぶします。
2. 鍋に油をひいて温め、牛肉を入れて両面に焼き家色を付けます。
3. 両面に焼き色を付けたら、赤ワイン、水、黒ビールを入れます。
4. 軽く混ぜ、ローリエとセロリを入れて30分ほど煮込みます。
5. 沸騰したらアクを取りながら煮込みます。
6. セロリとローリエを取り除き、残りの具材とトマト、デミグラスソース、みりん、黒砂糖を入れます。
7. ホールトマトをつぶしながら全体を混ぜていきます。
8. 蓋をして弱火で火が通るまで、底が焦げないよう混ぜながら煮込みます。
9. 好みに合わせて塩胡椒で味をととのえます。
10. スキレットや土鍋にシチューとブロッコリーを入れて少し温め、生クリームを加えて完成です。

牛ほほ肉を使い、具材をじっくり煮込んだビーフシチューです。長時間煮込むので、人参や玉ねぎ、マッシュルームの切り方は、煮崩れして小さくならないよう大きめにしましょう。圧力鍋を使えば煮込み時間を短縮できます。

【材料】

• 牛バラブロック肉…800g
• 玉ねぎ…2個
• ブラウンマッシュルーム…8個
• にんにく…4片
• バター…80g
• 赤ワイン…約750cc
• コンソメ…大さじ1強
• 塩・黒胡椒…適量
• 砂糖…大さじ2
• 水…50cc
• 生クリーム…少々
• 乾燥パセリ…少々

• 塩・黒コショウ…適量
• 薄力粉…適量

• 塩…適量
• バター…20g（分量内）

• 塩…適量
• バター…20g（分量内）　

1. 玉ねぎは皮を剥いてスライスし、にんにくは潰して芽を取り、粗みじんにします。
2. マッシュルームは4等分にカットします。
3. 牛バラ肉は一口大に切り、塩と胡椒で下味をつけて揉み、薄力粉を加えて馴染ませます。
4. フライパンにオリーブオイルを熱し、牛肉の両面に焼き目を付けて取り出します。
5. フライパンにバターを熱して玉ねぎを入れ、塩とにんにくを入れて炒めます。
6. 玉ねぎがあめ色になったら肉を戻し、赤ワイン、水、黒胡椒、コンソメ、塩を入れます。
7. ワインの酸味を飛ばしながら30分ほど煮込みます。
8. 別のフライパンでバターを熱し、マッシュルーム、塩を入れて炒めます。
9. 20～25分ほど煮込んだシチューに砂糖を加え、蓋をして弱中火でさらに20分ほど煮ます。
10. 焦げ付かないよう水を加えて混ぜ、マッシュルームとバターを入れます。
11. 再び蓋をして20分ほど煮込みます。
12. とろみがついたら皿に盛り、仕上げに生クリームとパセリをかけて完成です。

ルーを使わず、ワインや素材の旨味、バターの旨味を活かした濃厚で本格的なビーフシチューです。マッシュルームの切り方は、軸のまま大きめに4等分しましょう。汚れていなければ洗う必要も、軸を切り取る必要もありません。

また、マッシュルームは先にバターでソテーすると、旨味が増してシチューの風味もアップさせてくれます。その際入れるタイミングは、最初の方ではなく他の具材に火が通った後に入れましょう。

マッシュルームをスライスするのではなく、まるごと入れたビーフシチューのレシピです。ごろごろしたマッシュルームだけでなく牛肉や人参、じゃがいもも大きめに切ることで、しっかり食べ応えが出ています。色はブラウン、ホワイトどちらでも合います。ルーを使って簡単に味が決まりますので、赤ワインで煮込んだりする手間もかかりません。

マッシュルームをたっぷり加えて、コクや食感を出したビーフシチューです。ルーを使って簡単に作ることができます。じゃがいもをレンジで加熱しておくと、煮込み時間が短くなるので、時短にもなります。隠し味のケチャップが旨味を引き立ててくれています。

【材料】

• 鳥もも肉…2枚
• 塩…3g
• 玉ねぎ…2個
• 人参…2本
• じゃがいも…3個
• マッシュルーム…1パック
• 市販のルー…1箱の半分
• 鶏ガラスープの素…あれば3g
• バター…45g
• 塩…2g
• ローリエ…1枚
• 牛乳…200ml
• 水…1L

1. 鶏もも肉は余分な脂と皮を取り除いて一口大に切り、塩をまぶして30分置きます。
2. 玉ねぎは芽を取って串切りにします。
3. 人参は皮を剥いて一口大に切ります。
4. マッシュルームは半切りにしておきます。
5. じゃがいもは一口大に切って水にさらしておきます。
6. 鍋に鶏肉と水を入れ、強火で沸騰し、煮立ったらアクを取ります。
7. 火を弱めて玉ねぎ、ローリエ、鶏ガラスープを加えて20分ほど煮込みます。
8. 別の鍋にバター、人参、塩を入れて15分ほど炒めます。
9. 人参に火が通ったらマッシュルームを入れて炒め、バターを吸ったらシチューの鍋に移します。
10. じゃがいもを鍋に加えて火が通る煮込みます。
11. 火を止めてルーの半分ほどを入れます。
12. 牛乳を加えてとろみがつくまで煮込み、味を確認します。
13. ブロッコリーを入れて混ぜ、器に盛って完成です。

本格的なシチューといえばルーを使わない作り方が多いですが、ルーを使っても調理のコツを掴めれば本格的で美味しく作れます。ポイントは、人参とマッシュルームを鍋に入れる前にバターで炒めることです。水分が出てバターが染み込み、旨味が深まります。

【材料】

• 玉ねぎ…2個
• じゃがいも…3個
• 人参…2本
• 鶏肉…380g
• マッシュルーム…1パック
• 小麦粉…具材の3％
• 塩…全体の0.6％
• オリーブオイル…適量
• 水…全体の20％
• 牛乳…全体の20％

1. 玉ねぎを1cmほどのざく切りにしてホットクックに入れます。
2. 人参は皮を剥き、一口大に切り、ホットクックに入れます
3. マッシュルームは半分に切り、ホットクックに入れます。
4. 鶏肉を一口大に切り、ホットクックに入れます。
5. じゃがいもは皮を剥いて一口大に切り、ホットクックに入れます。
6. 小麦粉を加えて全体に混ざるように揺らします。残りは木べらで混ぜます。
7. 塩、オリーブオイル、水を加えます。
8. ホットクックのクリームシチューのメニューにセットして45分ほど置きます。
9. 45分経ったら底から全体をかき混ぜ、牛乳を加えて蓋をし、3分延長します。

ホットクックを使った、時短で美味しいクリームシチューです。鍋で煮込んで作る時のような具材を炒める手間や、入れるタイミングを迷うということもありません。塩とオリーブオイルのみの味付けで、蒸し煮にした野菜の甘みやマッシュルームの旨味がしっかり出ています。美味しく作るために、調味料の分量をしっかり計算するのがポイントです。

ルーの代わりに白味噌を加えた、和風な味付けのホワイトシチューです。バターで炒めたマッシュルームが旨味を増し、濃厚な味わいになっています。小麦粉を入れた後は焦げやすいので、手早く炒めて牛乳を加えるようにしましょう。

とろっとした玉ねぎにごろごろの食感のマッシュルーム、かぼちゃの甘みや牡蠣の旨味が溶けて美味しさも食感もあるシチューです。マッシュルームを炒めたバターの風味もあり、濃厚な味わいになっています。冬の時期におすすめの温まるシチューです。

シチューにはルーを使った簡単なレシピから、赤ワインで煮込んだ本格的なレシピまでさまざまあります。マッシュルームは、食感もあって存在感の大きい食材です。バターで炒めて加えると、全体の風味をアップさせてくれる立役者にもなります。マッシュルームを上手く使って美味しいシチューを作ってみましょう。