鮭フライの基本レシピを紹介！タルタルソースの作り方や献立レシピも

鮭は年間を通して手に入る人気のある食材です。焼き鮭やムニエルといった料理が定番ですが、鮭フライもおすすめです。鮭フライは難しく思われがちですが、意外にも簡単です。本記事では手軽にフライパンで作れる鮭フライのレシピやアレンジレシピを紹介します。


加えて、鮭フライに合うタルタルソースや副菜の作り方もまとめました。毎日の献立に、子どもから大人まで人気のある鮭フライのレシピを加えてみてください。

【材料】

• 鮭の切り身：2切れ
• 塩コショウ：適量
• 卵：1個
• 小麦粉：約大さじ2
• パン粉：適量
• 油：適量

1. 揚がった鮭フライをのせるために、お皿にクッキングペーパーを1～2枚敷いておきます。
2. フライパンに油を1～2cmほどの深さになるように入れて、中火で温めておきます。
3. 鮭の両面に塩コショウをふりかけて、小麦粉、卵、パン粉の順に衣を付けます。
4. 油が温まっていいるのを箸で確認してから、4の鮭を入れて中火でひっくり返しながら揚げます。
5. 油から取り出す直前に強火にし、カラっと揚げたら鮭フライの完成です。

鮭フライの基本的なレシピで、材料もこれが基本となります。鮭フライは、厚さがあまりないので、フライパンでも簡単に揚げられます。揚げた鮭フライをのせるお皿やトレイを先に準備しておくと、手順良く鮭フライを取り出すことができます。

【材料】

• 玉ねぎ：100g
• 卵：Mサイズ2個
• ピクルス：20g～30g
• マヨネーズ：300g
• レモン：1/8個
• 砂糖：5g
• コショウ：適量

1. ピクルス、玉ねぎをみじん切りにして、玉ねぎは水にさらしておきます。
2. 卵は固めに茹でて白身と黄身に分けて、白身をみじん切りにし、黄身は手でほぐします。
3. 1の玉ねぎの水気をしっかりと搾り取ります。
4. ボウルに1のピクルス、2の卵、3の玉ねぎ、マヨネーズを入れます。
5. 4に種が入らないようにレモンを搾り入れて、砂糖とコショウを入れて混ぜたら完成です。

鮭フライを作る前に、タルタルソースを作っておきましょう。そうすることで、揚げたての鮭フライを食べられます。

【材料】

• サーモンの切り身：2枚
• 卵：1個
• 小麦粉：適量
• パン粉：適量
• 塩コショウ：適量
• 油：適量

1. 卵は溶いておきます。
2. サーモンの皮と骨を取り除き、水気をふき取り塩コショウをふります。
3. 2のサーモンに小麦粉、卵、パン粉の順に衣を付けます。
4. フライパンに油を入れ、中火で3のサーモンをひっくり返しながら揚げ、両面がきつね色になったら完成です。

鮭の皮は好みで取り除いてください。鮭フライの衣の縁がきつね色になり、衣が固くなったらひっくり返すタイミングです。バットやキッチンペーパーを利用して、余分な油を落とすとサクっとした鮭フライに仕上がります。

鮭フライの作り方のポイントは、卵をよく溶き、鮭の水気を十分拭き取ることです。卵を溶く際に、水か料理酒を入れると溶きやすくなります。鮭に塩をして5分程おいてから水分をふき取ると、より水分が抜けるのでカラっとした鮭フライに仕上がります。

また、小麦粉、卵、パン粉を順番に並べておくと調理しやすくなります。小麦粉は付けすぎるとサクッと仕上がりません。茶こしで振りかけるか、ビニール袋に小麦粉と鮭を入れて振りましょう。そうすることで余計な小麦粉が付かずに済み、サクサクの鮭フライを楽しめます。

鮭フライの人気アレンジレシピをまとめてみました。普通の鮭フライでは物足りない方は参考にしてみてください。鮭フライだけでなく、豚や牛、違う魚のフライにも応用できるアレンジレシピです。

【材料】

• 鮭の切り身：1切れ
• とろけるチーズ：10g
• Aマヨネーズ：大さじ1
• A小麦粉：大さじ1
• A水：大さじ2
• パン粉：適量
• 油：適量

1. 鮭の切り身を半分に切り、横に切り目を入れチーズと大葉を挟み、両面に塩をふります。
2. ボウルに材料Aを全て入れてよく混ぜます。
3. 2に1の鮭を浸してから、パン粉を付けます。この作業を2回繰り返してください。
4. フライパンに油を入れ、170℃まで温めたら3の鮭を入れ、片面2分づつ揚げたら完成です。

このレシピは卵を使用しない作り方で、基本の鮭フライのレシピにも応用できます。大葉やチーズを入れることで鮭の臭みも気にせず食べられる、おすすめのアレンジレシピです。

【材料】

• 鮭の切り身：2切れ
• 塩コショウ：適量
• 小麦粉：適量
• 卵：1個
• パン粉：適量
• 玉ねぎ：1/8個
• パプリカ：4/1個
• キュウリ：2/1個
• A酢：大さじ2/1
• Aオリーブ油：大さじ2/1
• A塩小さじ：3/1
• Aコショウ：少々

1. 材料Aをボウルに全て入れ、そこにみじん切りにした玉ねぎ、パプリカ、キュウリを混ぜてジュエリーソースを作ります。
2. 鮭は骨を取り除き、一口大に切ります。
3. 2の鮭に塩コショウをふり、小麦粉、卵、パン粉の順番で衣を付けて揚げます。
4. 3に1のジュエリーソースをかけたら完成です。

鮭フライに野菜のソースをかけて食べる一品です。野菜も多く摂取できる上、鮭フライをさっぱりと食べられます。パーティー料理や、おつまみとしても活躍してくれる、見た目にも鮮やかな鮭フライの人気レシピです。

【材料】

• サーモンの切り身：2切れ
• スモークサーモン：6～8枚
• 生のバジルの葉：6～8枚
• クリームチーズ（4㎝角の固形タイプを2等分にしたもの）：3～4個
• 塩コショウ：適量
• 小麦粉、溶き卵、パン粉：各適量
• 油：適量

1. サーモンの皮と骨を除き3～4等分に切り、塩コショウをふります。
2. クリームチーズを2等分にします。
3. スモークサーモンにバジル、1のサーモン、2のチーズの順に乗せて巻きます。
4. 3に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付けていきます。この作業を2回繰り返してください。
5. 170℃の油で4を揚げたら完成です。

鮭フライがおもてなしにもぴったりな一品になります。好みでレモンをかけたり、ケイパーを添えると、よりさっぱりとしたおしゃれな鮭フライに仕上がります。ボリュームがあるのでお腹も満たされる鮭フライです。

鮭フライの衣にバジルとチーズを加えるアレンジレシピです。レシピでは生パン粉を使用していますが、乾燥パン粉でも良いでしょう。バジルの他にも好きなハーブを使うと、一味違った鮭フライを楽しめます。

鮭フライに合うおすすめの献立を紹介します。忙しい毎日にフライパンで簡単に作れる鮭フライと、簡単に作れる副菜を取り入れて栄養豊富な料理を作りましょう。

また、鮭の皮にはコラーゲンが含まれているので、肌の保湿にも効果的です。それに加えて、鮭は生活習慣病の予防に効果的な栄養素が豊富に含まれています。献立を工夫して多くの栄養を一回の食事で摂取してしまいましょう。

【材料】

• 春菊：1袋
• 胡麻：大さじ1
• A醤油：小さじ1　
• A砂糖：小さじ2/3

1. 春菊を洗い3cmほどの長さに切り、沸かしたお湯で30秒ほど茹で、冷やして水気を取ります。
2. 胡麻をすり、1の春菊と材料Aを和えたら完成です。

春菊は鉄分やカルシウムも豊富です。また、胡麻は不飽和脂肪酸が多く含まれています。鮭のフライに合わせれば、栄養たっぷりな献立になります。長いもは消化酵素を多く含みます。動画に出てくる「長いものわさポン漬け」も鮭フライと一緒に摂りましょう。

【材料】

• 水：3カップ強
• 和風だしの素：3g
• 人参：適量
• 長ねぎ：20g
• えのき：3/1袋
• しいたけ：1個
• 味噌：大さじ1と1/2

1. 鍋に水を入れ、火にかけ、和風だしの素を入れます。
2. 1に、人参、長ねぎ、きのこ類の順に入れます。
3. 沸騰して、具材に火が通ったら火を弱め、味噌を溶いたら完成です。

味噌は発酵食品ですので多くの効能があります。みそ汁は、固い食材から入れていくのが基本の作り方です。きのこ類はミネラルが多く、低カロリーですのでダイエット中の方にもおすすめです。

【材料】

• 米
• 梅：（米1合に対して1個）

1. 米を洗って炊飯器に入れ、炊飯器の目盛り通りに必要な水の分量を入れます。
2. 1に梅を入れたらそのまま炊きます。
3. 炊き終ったら梅の種を除き、混ぜたら完成です。

梅の炊き込みご飯はさっぱりしているので、鮭フライに良く合います。お好みで、胡麻やかつおぶし、大葉などをトッピングすると香りも豊かになります。鮭フライと梅の炊き込みご飯でお弁当にするのもおすすめです。

鮭フライの人気レシピと、鮭フライに合うおすすめの献立を紹介しました。紹介したレシピには、「鮭フライ」と「サーモンフライ」、どちらのレシピも掲載しています。鮭は生では食べられませんが、サーモンは生で食べられるという違いがあります。しかし、生で食べる場合は、必ず「生食用」と記載があるのもを選びましょう。

紹介した鮭フライのレシピは、鮭でもサーモンでも作り方は同じですので、手に入るものを使用してください。栄養満点の鮭フライに、好みのソースをかけて毎日の献立を豊かにしましょう。