牛ヒレ肉の人気レシピ！煮込み・焼き・サラダ・ローストビーフ他！

牛ヒレ肉は、数有る部位の中でも一際柔らかくきめ細かな肉質が特徴です。本記事ではこの牛ヒレ肉を使った人気料理の中から、特におすすめ度の高いレシピを紹介します。他の料理レシピと比較して割と簡単に作ることができる物ばかりですので、ぜひともこの機会にマスターしてください！

【材料】（レシピ：4人分）

• 牛ヒレ肉…100g×4枚
• 塩…適量
• ヒマワリ油…適量
• ニンニク…1片
• バター…3片
• ハーブ…適量
• 〈A〉
• 蜂蜜…10g
• ディジョンマスタード…10g
• 粒マスタード…30g

1. 牛ヒレ肉を常温に戻しておく。
2. フライパンにヒマワリ油とニンニクを入れる。
3. 強火で牛フィレ肉の両面に焼き色を付ける。
4. 120℃のオーブンで6分程度ロティする。
5. 芯温計で中心温度が56℃になるまで加熱する。
6. 牛ヒレ肉をアルミホイルで包み休ませる。
7. Aの材料をボウルに入れて混ぜ合わせる。
8. フライパンにバターを溶かし、牛ヒレ肉を焼き温める。
9. 皿に牛ヒレ肉を盛り付ける。
10. Aを添え、ハーブを散らして出来上がり。

最初のレシピは、フレンチのフルコースで定番の一品「牛ヒレ肉のロティ」です。この「ロティ」とは、英語で言うところのローストにあたります。予めフライパンで軽く焼き色を付けてから、パイ皿などの耐熱皿に移して、オーブンでじっくりと加熱して仕上げます。柔らかくジューシーな肉の味わいを楽しみましょう。

【材料】

• 牛ヒレ肉…1,300g（レシピ：12人分）
• 塩コショウ…少々 
• サラダ油…大さじ2
• マスタード…1/4カップ
• バター…大さじ1
• エシャロット…2個（みじん切り）
• マッシュルーム…900g（みじん切り）
• にんにく…5片（みじん切り）
• 生ハム…220g
• パイシート…1枚
• 溶き卵…2個分

1. オーブンは200℃に予熱しておく。
2. 牛ヒレ肉はタコ糸でしばって室温に戻し、塩・コショウを全体に振る。
3. フライパンにサラダ油を入れて強火で熱し、牛ヒレ肉全ての面を3分ずつ焼く。
4. 焼き色がついたら取り出し、縛っていたタコ糸を切る。
5. 温かいうちにマスタードを塗り、そのまま休ませておく。
6. 鍋にバター、マッシュルーム、エシャロット、にんにくを入れて中火で炒める。
7. 水分が飛ぶまで炒めたら火を止めて、完全に冷ます。
8. ラップの上に生ハムを敷き詰め、6を広げる。
9. 牛ヒレ肉を手前側において、ラップを使ってきつめに巻きあげる。
10. 両端のラップをねじって結び、冷蔵庫に入れて15分ほど冷やす。
11. ラップの上にパイシートを広げ、10のラップを外す。
12. 手前側にのせて一周巻いたら、余分なパイシートを切り取る。
13. ラップで包んで両端をねじり結び、冷蔵庫に入れて15分ほど冷やす。
14. クッキングシートを敷いた天板に13を乗せ、溶き卵を全体に塗る。
15. フォークを使って格子状に模様を描き、余ったパイシートを飾ったら塩を振る。
16. 200℃のオーブンで40分焼き、パイ生地がこんがりと焼けたら出来上がり。

続いてのレシピは、大勢が集まる食卓にピッタリの「牛肉のパイ包み焼き」です。海外でのパーティー料理の定番である牛肉のパイ包み焼きは、牛ヒレ肉を使った料理の中でも特にポピュラーな一品です。調理に関しては簡単という訳ではありませんが、逆にそれほど難しい点もありません。

【材料】（レシピ：4人分）

• 牛ヒレ肉…500g
• 玉ねぎ…1個
• ニンニク…1片
• 赤ワイン…150g
• バター…40g
• ローズマリー…2枝
• 塩コショウ…適量

1. 牛ヒレ肉を室温に戻し、塩コショウをしてリソレする。
2. 180℃のオーブンで芯温50℃までローストする。
3. 玉ねぎをアッシェし、香草も加えて1のフライパンでソテーする。
4. 赤ワインを加えて煮詰める。
5. バターを室温に戻し、香草をアッシェにし混ぜ合わせる。
6. 皿に盛り付けて出来上がり。

続いてのレシピは、本格的なリストランテの味わいが楽しめる「牛ヒレ肉のビステッカ」です。ビステッカとはイタリア語でステーキを意味しています。フレンチのイメージが強い牛ヒレ肉ですが、ことイタリアンにおいても決して珍しくありません。

【材料】（レシピ：1人分）

• 牛ヒレ肉…100g 
• フォアグラカナール…45g
• 黒トリュフ…3g
• マデイラワイン…20cc
• フォンドヴォー…30cc
• 無塩バター…20cc
• 塩…1g
• ブラックペッパー…0.5g

1. 牛ヒレ肉を常温に戻しておく。
2. 牛ヒレ肉に塩とブラックペッパーをふる。
3. フォアグラに塩とホワイトペッパーをふる。
4. 共に裏返して再度塩こしょうをふる。
5. 黒トリュフをみじん切りにする。
6. 牛ヒレ肉をソテーする。
7. 熱したフライパンに油をひき、牛ヒレ肉を入れる。
8. 1面に付き1分半ずつ焼いていく。
9. 全面焼いたらアルミホイルで包み、そのまま休ませる。
10. フォアグラに小麦粉をまぶす。
11. 熱したフライパンでフォアグラをソテーする。
12. 再度フライパンでトリュフソースを作る
13. 皿に盛り付け、ソースを掛けたら出来上がり。

続いてのレシピは、「」です。「ロッシーニ風」のロッシーニとは人物の名称で、その料理には世界三大珍味であるフォアグラやトリュフが使用されるといった特徴があります。この牛ヒレ肉とフォアグラのロッシーニもまさにその典型的な一品で、芳醇な香りと豊かな味わいが楽しめます。

焦がしてしまうとせっかくの高級食材が台無しですので、焼き方や火加減は充分に注意してください。

続いてのレシピは、こちらも定番フレンチである「牛ヒレ肉の赤ワインソースかけ」です。上質な牛ヒレ肉を、赤ワイン仕立てのソースで仕上げています。「これぞフレンチの王道」といった上品な味わいを楽しみましょう。

【材料】（レシピ：2人分）

• 牛ヒレ肉…200g
• ねぎ…1/2本
• だし汁…50cc
• 刻み生姜…小さじ1

• 酒…大さじ2
• 醤油…大さじ2
• はちみつ…大さじ2

1. 牛ヒレ肉を茹で、余分な脂を落としておく。
2. 鍋にだし汁を入れ、Aの調味料とねぎ、そして生姜を加えて加熱する。
3. 牛ヒレ肉を入れ、落とし蓋をする。
4. 様子を見ながら、まんべんなく味を染み込ませる。
5. 粗熱が取れたら薄く切り、お皿に盛り付けて出来上がり。

続いてのレシピは、簡単に本格的な味わいが楽しめる「牛ヒレ肉のヘルシーチャーシュー風」です。ヘルシーな牛ヒレ肉を使い、まるでチャーシューの様に一品にアレンジしました。カロリーも少なく、ダイエット中の方にもおすすめです。

【材料】（レシピ：4人分）

• 牛ヒレ肉ブロック（かたまり）…300g
• 塩…小さじ1/4

• こしょう…適量
• 小麦粉…小さじ２
• 玉ねぎ…1個
• トマト水煮…150ｇ
• バター…30g
• ブランデー…大さじ1
• 固形スープ…1個

• 水…150ml
• トマトケチャップ…大さじ2
• パプリカパウダー…適量
• 生クリーム…大さじ4

1. 牛ヒレ肉を5cm長で1cm角の棒状に切り、Aをまぶす。
2. 玉ねぎを薄切りに、トマトの水煮は刻む。
3. 熱したフライパンにバターを溶かし、玉ねぎを炒める。
4. 牛ヒレ肉を加え、色が変わるまで炒める。
5. ブランデーを加え、アルコール分を飛ばす。
6. トマトとBを加えて10分ほど煮込む。
7. 生クリームを加えてさっと煮る。
8. 器に盛り付けて出来上がり。

続いてのレシピは、洋食屋さんの定番「ビーフストロガノフ」です。柔らかできめの細かな牛ヒレ肉の上品な風味を、しっかりと引き出しました。味の方は割と淡泊ですので、バターや生クリームを使ってコクを補ってあげると良いでしょう。

【材料】（レシピ：2人分）

• 牛ヒレ肉…120g
• 玉ねぎ…50g
• いんげん…2本
• じゃがいも…2個
• かつお節…適量
• 黒こしょう…少々
• 米のとぎ汁…適量
• 塩…少々

• 醤油…50ml
• 砂糖…大さじ1
• みりん…50ml
• だし汁…200ml（鰹）

1. じゃがいもの皮を剥いて食べやすい大きさに切る。
2. 1にとぎ汁を加えて鍋に入れる。
3. 中火で10分ほど下茹でし、一旦取り出す。
4. 玉ねぎをくし形切りにする。
5. 大きめのキッチンペーパーの中に鰹節を入れ、こぼれないように包む。
6. 別の鍋にA、じゃがいも、玉ねぎを入れて強火で3分煮詰める。
7. 煮汁の中に4を入れ、弱火で10分煮詰める。
8. いんげんを塩茹でし、食べやすい大きさに切る。
9. 牛ヒレ肉を一口大に切り、塩こしょうを振る。
10. 6のかつお節を取り出し、牛肉を入れて弱火で5分煮詰める。
11. 火が通って味が染み込んだら、7を入れて弱火で30秒煮る。
12. 器に盛り付けて出来上がり。

続いてのレシピは、和食の定番「肉じゃが」です。本来は別の部位を使う肉じゃがですが、牛ヒレ肉を使用することで、サッパリとした優しい味わいに仕上がりました。いつもとは一味違う肉じゃがを楽しみましょう。

続いてのレシピは、ホロリと柔らかい「牛ヒレ肉の赤ワイン煮」です。切っても切れない間柄の両者ですが、本レシピでは牛ヒレ肉をフレッシュトマトや赤ワインと共にじっくりと煮込みました。牛ヒレ肉ならではのホロリとした食感が楽しめます。

続いてのレシピは、家庭料理としても高い人気を誇る「赤ワインビーフシチュー」です。こちらのレシピでは赤ワインを使用し、上品な大人の味わいに仕上げています。もちろん、しっかりアルコールは飛ばしてあるので、子供でも食べることが可能です。コク深くまろやかな味わいを楽しんでください。

【材料】（レシピ：2人分）

• 牛ヒレ肉…2枚
• 塩…0.60g
• こしょう…少々
• 小麦粉…適宜
• 卵…適宜（溶き卵）
• パン粉…適宜
• 揚げ油…適宜
• 大根…60g（すりおろし）
• 春菊60g
• 生椎茸…2枚
• 柚子の皮……少々（せん切り）
• ぽん酢醤油…大さじ1強

1. 牛ヒレ肉を軽く叩き、両面に塩こしょうを振る。
2. 春菊を熱湯で茹で、冷水にとって水気を絞る、
3. 春菊の根元を落として4cm程の長さに切る。
4. 椎茸の軸を落とし、飾り切りにして熱湯で茹でる。
5. 大根おろしの水気を軽く切っておく。
6. 牛肉に小麦粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつけ、180℃の油で揚げる。
7. 揚げたら食べやすい大きさに切り分ける。
8. 皿に春菊と椎茸を盛り、春菊にゆずの皮をのせる。
9. カツを盛りつけ、ぽん酢醤油を添えたら出来上がり。

続いてのレシピは、上品な味わいが楽しめる「牛ヒレカツ」です。豚肉でも大人気のヒレかつですが、牛ヒレ肉を使うことでよりしっとりとしてまろやかな味わいが楽しめます。火を通しすぎてしまわぬ様に、手早く揚げることが肝心です。

【材料】（レシピ：4人分）

• 牛ヒレ肉…200g
• 米…3合
• 三つ葉…適量
• バター…5g
• ビーフブイヨン…540cc
• サラダ油…適量

• 牛肩ロース…1kg
• 水…2L
• 玉ねぎ…1個
• トマト…1/2個
• かつおぶし…20g

• 味噌…小さじ1
• 砂糖…大さじ2
• みりん…50cc
• 醤油…100cc
• 日本酒…50cc

• 豆板醤…小さじ2
• 米酢…小さじ1
• はちみつ…小さじ1
• すりおろしにんにく…小さじ2
• すりおろしりんご…140g
• ごま油…小さじ1

1. 牛ヒレ肉に塩を揉み込み、一晩寝かせる。
2. 熱したフライパンに油をひき、牛肩ロース肉とトマトを入れて強火で焼く。
3. 一旦取り出したら再度熱し、半分に切った玉ねぎを強火で焦がす。
4. 圧力鍋に1と2、水、かつおぶしを入れて強火にかける。
5. 沸騰したらアクを取り、蓋をして弱火にする。
6. 圧力を掛けて1時間ほど火にかけたらAの出来上がり。
7. 別の鍋にBを入れ、弱火にかける。
8. 沸騰直前まで加熱し、火を止める。
9. 冷めたらCを加えて混ぜ合わせる。
10. 三つ葉をざく切りにする。
11. 米を研いで浸水させる。
12. 土鍋に米、A（ビーフブイヨン）、バターを入れて火にかける。
13. 熱したフライパンに油をひいて、一晩おいた牛ヒレ肉の塊を焼く。
14. 焼けたらサイコロ状に切り、炊けた土鍋ごはんの上に乗せる。
15. タレを回しかけ、三つ葉を乗せたら出来上がり。

続いてのレシピは、変わり種の一品「牛ヒレ肉のローストビーフ土鍋ごはん」です。自家製ブイヨンで炊き上げた土鍋ごはんに、ヒレ肉のローストビーフをあしらいました。一見ステーキピラフの様な印象ですが、その実しっかりと和のテイストも感じられる味付けが施されています。

続いてのレシピは「牛ヒレ肉のサラダ仕立て」です。一口に言えば「贅沢なサラダ」といった表現がピッタリな一品です。ダイエット中など、お肉と野菜のみで食事を取りたい方にはうってつけの料理と言えるでしょう。

続いてのレシピは、サラダとステーキが楽しめる「牛ヒレ肉ステーキの彩りちらし寿司」です。牛ヒレ肉のステーキと、アボカドやトマトなどの野菜を合わせたちらし寿司に、マヨネーズ入りのわさび醤油を掛けて頂きます。たたきの様なサッパリとした味わいがたまりません。

最後のレシピは「牛肉のタルタルステーキ風」です。食べるのが勿体無いほど、可愛らしく美しい一品です。意外と作り方は簡単ですので、料理初心者でも臆せずチャレンジすることができます。しっとりとして柔らかな食感を、思う存分堪能してください。

牛ヒレ肉を使った簡単人気料理のレシピをまとめました。どのレシピも牛ヒレ肉の特徴を活かした、風味豊かな味わいの料理ばかりです。紹介したレシピを参考に、さまざまなレシピに挑戦してみてください。