2020年04月05日公開
2024年10月15日更新
濃厚プリンのレシピを紹介!プロのようななめらかプリンの作り方!
幅広い世代に人気の濃厚プリンの作り方を紹介します。レシピ通りに作ってもなめらかに仕上がらないときの原因と、解決方法についてもまとめました。覚えたコツを活かせる濃厚プリンのアレンジレシピも、あわせて紹介します。
濃厚プリンをなめらかに作る人気レシピを紹介!
プリン
— ぽん*お菓子 (@Uw_sakupan0828) July 18, 2016
とろとろぷるぷる(*´˘`*)♡
初めて蒸すプリン作ったけど
す が入らなくてよかった…!#お菓子作り #お菓子作り好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/CFoZmEjFap
人気の濃厚プリンは、なめらかな口当たりが魅力です。使用する材料は少ないお菓子ですが、プロのような濃厚プリンを作るのは難しいものです。
しかし、ポイントを押さえれば失敗しにくく、簡単に濃厚プリンを作ることができます。濃厚プリンは、オーブン不使用のレシピや、アレンジレシピも多いお菓子です。コツを掴んで人気の濃厚プリンを作ってみましょう。
濃厚プリンの基本の作り方
濃厚プリンはシンプルな材料で作ることができますが、ひとつひとつの工程を丁寧にこなすことが大切です。濃厚プリンについての基本を覚えると、アレンジレシピにも対応しやすいでしょう。
材料と用意するもの
【材料】
(プリン液)
- 卵:2個
- 牛乳:300cc
- グラニュー糖:大さじ3
- バニラエッセンス:少々
- 砂糖:大さじ4
- 水:大さじ2
- お湯:大さじ2
【用意するもの】
- ココット型
- ボウル
- 泡立て器
- ザル
- アルミホイル
- 布巾
- フライパン
プリン液を濾すことで、より口当たりのよい濃厚プリンに仕上がります。濾し器が無い場合には、ザルや茶こしで代用可能です。
作り方
プリンできました!
— 和らぐ物体と佇む女。 (@daremokamo) March 30, 2020
私はオーブンで蒸すより、フライパンで蒸す方が火加減の調節が出来るので、気泡も入らずに上手くいきます💮🍮 pic.twitter.com/g5G5UL3bX2
- ボウルに卵を割り、溶きほぐします。
- 牛乳、グラニュー糖、バニラエッセンスを加えて混ぜたら、ザルで濾します。
- ココット型にプリン液を均等に注いだら、アルミホイルを被せます。
- 布巾を敷いたフライパンにココット型を並べて水を張り、蓋をして弱火で15分蒸します。
- 冷蔵庫で30分以上冷やします。
- カラメル用の砂糖、水をフライパンに入れ中火にかけます。
- フライパンを揺すりながら溶かし、カラメル色になったら火を止め、お湯を加えます。
- 粗熱の取れたプリンの上にカラメルをかけて完成です。
カラメルを作るときには、火にかけた砂糖に触ってはいけません。かき混ぜてしまうと結晶化し、ジャリジャリとしたカラメルになります。また、お湯を加えるときには、飛び跳ねに注意が必要です。慣れてきたら好みの苦みに加減することもできます。濃厚プリンと相性抜群のカラメルソースを、好みのバランスで作ってみてください。
濃厚プリンをなめらかに仕上げるコツ
濃厚プリンを作った際に陥りがちな悩みは、食感でしょう。レシピ通りに作ったにもかかわらず、なめらかな濃厚プリンにならない原因は「す」にあります。「す」とは、プリンの断面にぽつぽつと穴を空けてしまう気泡です。
高温で一気に加熱すると、プリンが固まるよりも先に生地の水分が沸騰してしまいます。この蒸発よって発生した穴が「す」となるため、加熱する温度を高くしすぎないことが濃厚プリンを作る上で大切となります。
加熱の際には、器の下に布巾やキッチンペーパーを敷きましょう。その後、弱火でじっくりと火を入れることで、火の当たりが柔らかくなります。「す」の入らない、なめらかな口当たりの濃厚プリンを目指してみましょう。
濃厚プリンをなめらかに作る人気のアレンジレシピ
基本のレシピで掴んだコツを活かすことのできる、濃厚プリンのアレンジレシピを紹介します。材料が変わっても、注意するべきポイントに共通点は多いです。覚えた濃厚プリンのレシピをもとに、さらにアレンジの幅を広げてみましょう。
濃厚なめらかかぼちゃプリン
【材料】
(プリン液)
- かぼちゃ:300g
- グラニュー糖:45g
- 牛乳:150cc
- 粉ゼラチン:5g
- グラニュー糖:50g
- 水:大さじ1
- お湯:大さじ1
- 生クリーム:50cc
【作り方】
- かぼちゃを一口大に切り、茹でてマッシュします。
- 鍋に牛乳と砂糖を入れて、弱火で砂糖を溶かします。
- 砂糖が溶けたら、生クリームを加えて沸騰直前まで温めます。
- マッシュしたカボチャに(2)を少しずつ加えながら、ミキサーで混ぜます。
- しっかりと混ぜ、ザルで濾します。
- 大さじ2のお湯で溶かしたゼラチンを加え、よく混ぜます。
- ボウルの底を氷水につけて、とろみが出るまで混ぜます。
- カップに注ぎ冷蔵庫で2時間冷やします。
【作り方(トッピング)】
- (カラメルソース)フライパンに砂糖と水を入れて火にかけ、カラメル色になったらお湯を加えます。
- (生クリーム)ボウルに生クリームを入れて、ツノが立つまでミキサーでよく混ぜます。
- プリンの上に生クリーム、カラメルソースをかけて仕上げます。
かぼちゃを使った濃厚プリンのレシピです。粉ゼラチンは直接入れるとダマになるため、事前にしっかり溶かしておくことがポイントになります。大さじ2のお湯で溶かし、600wで40秒ほど加熱しておくとよいでしょう。生クリームが入っているレシピのため、なめらかな濃厚プリンに仕上がります。
とろ〜り濃厚みたらし豆乳プリンのレシピ
【材料】
(プリン液)
- 卵:1個
- 砂糖:30g
- 豆乳:150cc
- しょうゆ:大さじ1
- 砂糖:大さじ2
- 片栗粉:小さじ2
- 水:100cc
- 白玉団子
- 黒ごま
【作り方】
- ボウルに卵を割り入れ、砂糖を加えて混ぜ合わせます。
- 豆乳を二回に分けて加え混ぜ合わせたら、茶こしなどを使い濾します。
- ココット型の1/3まで注ぎ、アルミホイルを被せます。
- 布巾を敷いたフライパンにココット型を並べ、器の半分程度の高さまで水を注ぎます。
- 蓋をして弱火で8分加熱したら、火を止めて10分蒸らします。
- 冷蔵庫で1時間冷やします。
【作り方(みたらしだれ)】
- フライパンにしょうゆ、砂糖、片栗粉、水を入れかき混ぜながら沸騰させます。
- とろみが付いたら、火を止めます。
- みたらしだれをプリンにかけ、白玉団子と黒ごまをトッピングして仕上げます。
美容によいといわれる豆乳を使用した濃厚プリンのレシピです。作り方は牛乳を使用した場合と、特に違いはありません。みたらしの甘じょっぱさと、豆乳の相性がよい濃厚プリンです。
フライパンでとろとろ濃厚チョコプリン
【材料】
- 牛乳:100ml
- 生クリーム:100ml
- チョコレート:60g
- 卵黄:2個
【作り方】
- 鍋に牛乳と生クリームを加え、火にかけながら混ぜます。
- チョコレートを砕いて入れ、弱火で溶かします。
- チョコレートが溶けたらボウルに移して粗熱をとります。
- (3)に卵黄を溶きほぐして加え、よく混ぜ合わせます。
- 耐熱容器に流し込み、ラップをします。
- 鍋にお湯を沸かして、容器を入れます。
- 弱火にして蓋をしたら7分蒸し、火を止めて7分余熱で固めます。
- 鍋から取り出し、傾けたときに液が流れ出てこなければ、冷蔵庫で冷やし完成です。
チョコレートで作る濃厚プリンのポイントは、余熱を使って固めることです。そうすることで、なめらかな仕上がりになります。様々な種類の濃厚プリンのレシピがありますが、チョコレートは人気のプリンの一つです。濃厚プリンのレパートリーに加えてみましょう。
炊飯器で簡単濃厚プリンケーキ
こちらのレシピはさらに手軽で、炊飯器を使い濃厚プリンを作ることが可能です。分量を量って炊飯器に入れるだけのため、簡単で食べ応えも抜群な大きな濃厚プリンが完成します。店で売っているプリンのサイズではなく、製菓用のカップにもない大きさです。心ゆくまで濃厚プリン味わうことができるでしょう。
クリームチーズで濃厚プリン
チーズ好きには堪らないクリームチーズの濃厚プリンです。材料は牛乳だけでも濃厚プリンに仕上がりますが、より濃厚にしたいときには生クリームを加えるとよいでしょう。牛乳100ccから、生クリーム40ccと牛乳60㏄に変更してみてください。
とろとろ濃厚プリン
冷やすだけで作ることができる簡単濃厚プリンです。バニラエッセンスをバニラビーンズ3cm程に、牛乳を生クリーム200ccと牛乳400ccに変更すると、より濃厚プリンに仕上がります。また、ゼラチンを5g足すと人気の固めの濃厚プリンにすることも可能です。
このレシピでは、容器に直接熱を加える必要がありません。そのため、耐熱性のあまり高くない容器を使用して濃厚プリンを作ることもできます。
究極の濃厚プリンなめらかレシピを極めよう!
手作りプリン🍮 pic.twitter.com/LrclLaPcG5
— オカダカナ (@ochibikana) March 30, 2020
一見すると難しそうな濃厚プリンですが、シンプルなレシピで作ることができます。子どもから大人まで幅広い年代に人気の濃厚プリンは、ちょっとしたプレゼントにもぴったりです。容器やトッピングを工夫すると、より一層喜ばれる贈り物になるでしょう。アレンジレシピも多い濃厚プリンですから、様々なレシピを試してみてください。