イトヨリの絶品レシピまとめ！おすすめの人気料理を紹介！

イトヨリダイは淡白な味わいで料理店などで使われることの多い高級魚です。旨味が強く身が柔らかいため、子供から高齢者まで食べやすい点が特徴です。火を通さずにイトヨリを生のまま味わう湯霜造りやカルパッチョの他、ムニエルや酒蒸しもふっくらと仕上がり絶品です。

イトヨリには和食のレシピが多いイメージがありますが、クセがないためイタリアンやフレンチのレシピにも多く登場します。魚本来の繊細な旨味を引き出すシンプルな味付けのレシピを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

生のイトヨリは舌触りが良く、皮ごと上品な甘みと旨味を楽しむことができます。醤油をつけて刺身で味わう他に、湯霜造りやカルパッチョのようにひと手間加えたレシピもおすすめです。

【材料】

• イトヨリ 1尾
• 海藻 お好みの量
• 大葉 1枚

1. イトヨリのウロコを包丁でこすり落とします。
2. 頭と内臓を取り、血合いの部分を綺麗にします。
3. 水分を拭き取ってから三枚おろしにします。
4. 腹骨を取り、ピンセットで小骨を取り除きます。
5. 皮目にキッチンペーパーを被せて熱湯をかけ、すぐに氷水で冷やします。
6. 粗熱が取れたら氷水から取り出し、水分を拭き取ります。
7. 皮の面に縦に切れ目を入れ、食べやすい大きさに切ります。
8. 海藻や大葉を添えて、皿に盛り付ければ出来上がりです。

皮目が美しいイトヨリを湯霜造りの刺身にするレシピです。縦に切れ目を入れる方法を八重造りといい、皮が口に残らず食べやすく仕上がります。

オリーブオイルとレモン汁、塩麹で作ったソースをかけて仕上げる簡単人気のカルパッチョのレシピです。イトヨリは刺身のようにそぎ切りにしてください。

イトヨリを使って定番の塩焼きや煮付けを美味しく作る人気レシピを紹介します。家庭料理以外にも、アクアパッツァやムニエルにすると華やかでおもてなし料理にもぴったりです。特別な日のメニューに、レシピを参考に作ってみましょう。

【材料】

• にんにく 1片
• トマト 2個
• パプリカ 1個
• しめじ 1パック
• あさり 1パック
• 白ワイン 100cc
• 塩コショウ 少々
• パセリ 1束
• オリーブオイル 大さじ2
• イトヨリ 2尾

1. イトヨリのウロコと内臓を取り、皮に切れ目を入れます。
2. フライパンにオリーブオイルをひいて熱し、刻んだにんにくを弱火で炒めます。
3. 香りが立ってきたらイトヨリを入れ、両面に軽く焼き色をつけます。
4. 食べやすい大きさに切ったトマト、パプリカ、しめじ、あさりを入れ、白ワイン加えて煮込みます。
5. あさりが開いたら塩コショウで味を調え、刻んだパセリを散らせば出来上がりです。

イトヨリとあさりの旨味がたっぷりの簡単人気レシピです。カサゴやイサキ、スズキなどの白身魚でも美味しく仕上がりますが、おもてなし料理には皮目が色鮮やかなイトヨリがおすすめです。

【材料】

• イトヨリ 1尾
• 塩コショウ 少々
• 小麦粉 大さじ1
• バター 15g
• すりおろしにんにく 少々
• 玉ねぎ 1個
• ホールトマト缶 1缶
• コンソメ 1個
• 醤油 小さじ1
• 砂糖 小さじ1

1. イトヨリのウロコを取り、エラ周りに包丁を入れて腹を切り開きます。
2. エラの先端部分を包丁で切り落とし、エラをはずして内臓と一緒に取り除きます。
3. 血合いをスプーンなどで綺麗に取り除きます。
4. イトヨリの頭を落として三枚におろし、腹骨を取ります。
5. ピンセットで中骨を取り、片身を二切れに分けます。
6. 塩コショウをふって30分置き、水気を拭き取ります。
7. 切り身の両面に小麦粉をふるい、余分な粉を落とします。
8. バターをフライパンに溶かし、イトヨリの切り身を皮目の方から入れて中火で両面をじっくり焼きます。
9. フライパンですりおろしにんにくを炒め、香りが立ってきたらみじん切りにした玉ねぎを入れてさらに炒めます。
10. 玉ねぎが透明になったらホールトマト缶とコンソメを入れます。
11. よく混ぜながら煮詰め、醤油と砂糖で味を調えます。
12. 皿に盛り付けたイトヨリのムニエルにトマトソースをかけて出来上がりです。

バターの香りが効いたムニエルをたっぷりのトマトソースをかけて仕上げるレシピです。皮目から焼く際に丸まってしまう場合は、フライ返しなどで上から押さえて均等に焼き目がつくようにしましょう。

【材料】

• イトヨリ 2尾
• 塩 少々

1. イトヨリのウロコを取り、エラと内臓と取り除きます。
2. 流水で洗い水気を拭き取り、塩をふります。
3. オーブンシートを敷いた天板にイトヨリを乗せ、200℃に温めたオーブンで25分程度焼きます。
4. 器に盛り付けて出来上がりです。

オーブンを使用してイトヨリの塩焼きを作るレシピです。ふっくらジューシーに仕上げるためには焼き加減が重要です。焼き時間は魚のサイズに合わせて様子を見ながら調整してください。

【材料】

• イトヨリ 2尾
• 大根 1/4本
• ゴボウ 5cm
• 生姜 1片
• 酒 大さじ2
• 水 100ml
• みりん 大さじ2
• 醤油 大さじ2
•  

1. イトヨリのウロコを取り、エラと内臓と取り除いて流水で洗います。
2. 鍋に酒、水、みりん、醤油を入れて沸騰させます。
3. イトヨリと生姜を鍋に入れ、食べやすい大きさに切った野菜と一緒に中火で15分程度煮ます。
4. 皿に盛り付け、煮汁を回しかけたら出来上がりです。

イトヨリを大根やゴボウと一緒に煮付けにするレシピです。甘めの味付けが好きな人は、大さじ1～2杯程度の砂糖を加えてもよいでしょう。根菜の代わりに、水煮のタケノコやスナップエンドウを一緒に煮るのもおすすめです。

オーブンや蒸し器、電子レンジを使ってイトヨリを蒸して味わう簡単人気レシピを紹介します。蒸し料理は魚本来の美味しさを引き出すおすすめの調理法のため、レシピを参考にぜひ作ってみてください。

【材料】

• イトヨリ 1尾
• 春菊 1パック
• トマト 1個
• 舞茸 1パック
• 椎茸 2個
• レモン 1個
• 塩コショウ 少々

1. イトヨリのウロコを取り、三枚おろしにします。
2. 腹骨を取り、ピンセットで小骨を取り除きます。
3. イトヨリを食べやすい大きさに切り、春菊、スライスしたトマト、舞茸、椎茸、レモンと一緒に耐熱皿に入れて塩コショウをふります。
4. ふんわりとラップをかけて、600wの電子レンジで6～7分蒸したら出来上がりです。
    

オーブンが蒸し器がない家庭でも、電子レンジで手軽に蒸し料理を作ることができるレシピです。春菊や舞茸がない時には、冷蔵庫に余った水菜や豆苗、お好みのキノコ類で作ってみてください。

塩と酒を使ったシンプルな酒蒸しの簡単人気レシピです。冬から秋が旬のイトヨリは脂が乗って、酒蒸しにすると格別の味わいです。

アルミホイルに包んだイトヨリをオーブンで蒸し焼きにする簡単人気レシピです。味付けは塩麹だけでも美味しく仕上がりますが、お好みで醤油や塩をかけるのがおすすめです。

イトヨリを使った幅広い食べ方の人気レシピを紹介しました。本記事で紹介したレシピ以外にも、あんかけや唐揚げなどのたくさんの美味しいレシピがあります。イトヨリは淡白な味わいのため、カラッと揚げてから野菜をたっぷり入れた甘酢あんをかけて食べるレシピもおすすめです。

これまで購入したことがない人も、スーパーで見かけた際にはぜひイトヨリのレシピにチャレンジしてみてください。皮目の美しさと上品な旨味で、食卓がぐんと華やかになるでしょう。