2019年06月05日公開
2024年09月18日更新
アボカドの栄養価がすごい!ビタミン豊富で効能は?お洒落なレシピも
アボカドは栄養が高くさまざまな効能が期待出来る食材です。美肌効果や健康効果もあるので、ぜひさまざまな効能を知ってアボガドを上手に食べて健康になってみて下さい。アボカドはさまざまな料理にも取り入れることが出来て、使うことでお洒落な料理になるのでおすすめの食材です。そんなアボカドを使ったお洒落レシピも紹介するので、栄養満点なアボカドを美味しく味わってみて下さい。森のバターと呼ばれるアボカドも魅力を再認識できると思います。
アボカドとは?
森のバターと呼ばれるアボカドの魅力を紹介します。アボカドの歴史を知って魅力を再認識してみて下さい。
栄養豊富で森のバターと呼ばれる
アボカドが森のバターと呼ばれるのは、栄養豊富でくせがなくバターのような濃厚な味と舌ざわりが味わえるからです。バターは乳製品ですが、アボカドは果実でありながら脂質が多くねっとりとした味わいとその栄養価の高さから、森のバターと呼ばれるようになったのです。
主な生産地と旬
国内で販売されているアボカドのほとんどがチリやニュージーランド、カルフォルニアなどから輸入されたものです。国内で栽培している農園はほとんどなく、和歌山県や愛媛県、沖縄などに数か所ある程度です。
ほとんどが輸入品の為、旬などはなく安定した味わいを通年楽しむことが出来ます。数少ない国産のアボカドの旬は10月の下旬から翌1月頃までですが、輸入品は旬がないのでスーパーなどに行けばいつでも購入することが出来るので手軽に料理に使うことが出来ます。
歴史
アボカドは100年程前から日本で食べられるようになりましたが、元々はメキシコや中央アメリカ原産の果実で、日本での生産量は少なく、ほどんどが輸入品になっています。今ではその栄養価からさまざまな料理に使われるようになって人気の食材になりました。
アボカドの栄養素と効果効能【美容編】
栄養満点のアボカドは美容効果もあり、美肌を手に入れたい人にはおすすめの食材です。美容液だけではなく食事から美肌を手に入れることが出来るので、ぜひ食事の際にアボカドを取り入れてみて下さい。
ビタミンE
抗酸化作用をもつビタミンEは美容の大敵でもあるシミを防いでくれるのでアンチエイジング効果が期待出来ます。年齢を重ねると気になる肌トラブルなどを防いでいつまでも若々しい肌を保つの効能があります。
食物繊維
食物繊維が豊富なので、食べることで腸内の悪玉菌を減少させ腸内環境を整えてくれます。その為デトックス効果も期待出来ます。体の中から綺麗にしてくれるので美容にはピッタリの食材です。
オレイン酸と消化酵素
オレイン酸は脂肪の分解と燃焼作用が期待できるので、ダイエット中の人にはピッタリの効能があります。運動と一緒に取り入れればより効果が期待できるのでぜひ試してみて下さい。
ビタミンAとB6
ビタミンAは抗酸化作用があり、皮膚や粘膜を正常に保ってくれる効果があります。またビタミンB6はホルモンバランスを整えてくれるので、いつまでも美しい肌を保つのには必要な栄養素です。傷なども早く治してくれるのでぜひ美味しく食べてさまざまな効能を得てみて下さい。
ビタミンC
ビタミンCはコラーゲン生成の促進をする働きがあります。美容に欠かせないコラーゲンの働きを促進してくれるのでビタミンCを積極的に取り入れることで美容効果が期待出来ます。
コエンザイムQ10
コエンザイムQ10はよく美容液などで聞く成分だと思います。そんなコエンザイムQ10をアボカドは含んでいるので食べることで美肌効果が期待出来ます。美味しく食べて美肌効果を得られるのでおすすめです。
アボカドの栄養素と効果効能【健康編】
栄養満点のアボカドは食べることで健康効果も期待出来ます。さまざまな料理に使えるアボカドを食べて体の中から健康になってみて下さい。
ビタミンE
ビタミンEは動脈硬化や老化の進行させる過酸化脂質の生成を抑える働きがあります。その為、手足の血液の流れを活発にしているので手足の冷えなどが気になる人にもおすすめです。
不飽和脂肪酸
アボカドに含まれているオレイン酸は不飽和脂肪酸の一種で脂質はあるが体にたまりにくく、コレステロールや中性脂肪を減少させます。また、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らす働きがあるので、コレステロールが気になる人などは食べることでコレステロールを減少させてくれます。
カリウム
カリウムには高血圧の予防やむくみ解消の効果があります。高血圧などで困っている人は食事の際にアボカドを取り入れてみるのもおすすめです。またむくみで悩んでいる女性などにもピッタリの食材なので美味しく食べてむくみを予防してみて下さい。
葉酸
葉酸は胎児の正常な発育に必要な働きがあり、血を作る為に必要な成分です。その為、妊婦さんや貧血気味の人に摂ってもらいたい栄養素です。
またアボカド1個で1日に必要な葉酸の摂取量をカバーすることが出来るので、貧血などが気になる人は参考にしてみて下さい。なかなか摂取出来ない葉酸の食べるだけで補えるのでぜひ健康の為に食事に取り入れてみて下さい。
ビタミンAとB6
ビタミンAとB6は皮膚や粘膜を正常に保つので、食べることで風邪などの予防にもつながります。また美肌効果もあるので、健康と美容の両方に効果を発揮します。
ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンを生成を促進し免疫力をアップする効能があります。免疫力が上がることで日々健康に過ごすことが出来るのでぜひ取り入れたい栄養素の1つです。
グルタチオン
グルタチオンとは、解毒促進効果がある栄養素で肝臓の働きを助け活性酸素を除去してくれます。肝臓に疾患がある人や肝臓を健康に保ってくれるのでおすすめの効能です。
アボカドの選び方・切り方・保存方法
アボカドを美味しく味わうには正しい選び方や切り方をすることが大切です。また食べきれなかったアボカドを正しく保存することで後日美味しく食べることが出来るのでぜひを参考にしてみて下さい。
選び方
アボカドは用途によって食べごろが異なります。火を通して食べる際は皮が緑がかった硬めのものがおすすめです。また、サラダなど生で食べる際は皮が黒っぽく指で押すと弾力があり、少々柔らかいものを選ぶことでより美味しく生で食べることが出来ます。熟成具合で味わいも違ってくるのでそれぞれに合った料理にしてみるのもおすすめです。
切り方
アボガドを食べる際にどのように切れば良いか悩む人もいると思います。まず、種をさけぐるりと一周皮に切れ目を入れます。そして90度回転させ同様の切れ目を入れます。切れ目をひねることでタネの周りを緩ませ、実を離すことが出来ます。さらにもう一方の切れ目から実を離し種を手で取り除くことが出来るのです。
その後は手で皮をむくことが出来ます。その後は使う用途によって切り方を変えるのがおすすめです。スライスや角切り、ペーストなどさまざまな切り方にすることで舌ざわりや味わいも変わってくるので料理に合わせた切り方をしてみて下さい。
保存方法
切る前と切った後では保存方法も違ってくるので、それぞれの保存方法を参考に美味しくアボカドを保存してみて下さい。
切る前
まだ未熟な切る前のアボカドは追熟させるために常温で保存させるのがおすすめです。高温すぎると痛みやすくなるので20度前後で保存するのが美味しい追熟のやり方です。
また完熟したアボカドはポリ袋に入れてそのまま冷蔵庫の野菜室に入れることで3~4日くらい日持ちすることが可能です。完熟したものはサラダなどにすることで美味しく味わうことが出来るので、正しい保存方法で美味しく味わってみて下さい。
切った後
切った後に保存する際は、切り口にレモン汁や塩水をかけ、ラップをして冷蔵庫で保管するのがおすすめの保存方法です。種は無理に取る必要はありませんが、切った後は2~3日で食べきるのがおすすめです。切り口から傷みやすくなってしまうので、レモン汁をかけておくことで痛みや変色を防ぐことが出来るのでぜひ実践してみて下さい。
また残ったアボカドは冷凍保存することも出来ます。その際は食べやすい大きさにカットして切り口にレモン汁をかけてラップでピッタリ包んで保存袋に入れて冷凍庫に入れることで2週間ほど日持ちします。
アボカドのお洒落なおすすめレシピ
アボ̚カドはさまざまな料理に活用できる上に、栄養価も高くお洒落な料理に仕上がるので人気の食材です。そんなアボカドを使ったお洒落レシピを紹介して行くので、参考にしてさまざまなレシピを楽しんでみて下さい。
トマトとアボカドのサラダ
- トマト1個
- 玉ねぎ1/2個
- アボカド1個
- Aアンチョビ2枚
- Aオリーブオイル大さじ1
- A酢小さじ2
- A砂糖小さじ1/2
- アンチョビは包丁で細かいペースト状になるまでたたき、Aのドレッシング材料とボウルに合わせ入れて泡だて器で白っぽくなめらかになるまで混ぜる。玉ねぎは横薄入りにしてドレッシングと混ぜておく
- トマトは6~7mmの厚さに輪切りにして器に並べる
- アボガドは1cm角に切って1と軽く混ぜ合わせて2の中央に盛りお好みで胡椒を振って完成
アボカドを使った定番のサラダレシピです。アンチョビを使ったドレッシングをかけることでお洒落なサラダになるので、来客時などに作っても喜ばれるレシピです。栄養も満点なので美味しく食べて健康になってみて下さい。
まぐろとアボカドのポキ丼
- まぐろのぶつ切り200g
- 油揚げ1枚
- アボカド1個
- 万能ねぎの小口切り1本分
- 松の実小さじ2~3
- 温かいご飯どんぶり2杯分
- A醤油大さじ2
- A白すりごま大さじ1
- Aオリーブオイル小さじ1
- A砂糖、一味唐辛子各小さじ1/2
- まぐろはペーパータオルで水気を拭く。アボガドは1.5cm角に切る
- ボウルに漬けだれの材料Aを入れて混ぜ、1を加えて約5分おく
- フライパンに油をひかず、油揚げを入れて火にかけ、両面をこんがり焼く。取り出したら2cm角に切る
- 器にご飯を盛り、2をたれごと乗せて万能ねぎや松の実を散らして完成
まぐろとアボカドの相性は抜群で手軽に栄養満点のお洒落丼ぶりを作ることが出来ます。ボリューム満点なので、がっつり食べたい時におすすめのレシピです。栄養バランスも良いので家族みんなで味わってみて下さい。
えびとアボカドのみそ炒め
- えび8尾
- アボカド1個
- 長ねぎ10cm
- レタス4枚
- はちみつ小さじ1
- ごま油大さじ1と1/2
- みそ
- 酒
- えびは殻を除き、背に包丁を入れて開き、背ワタも除く。アボカドは縦半分のところにぐるりと包丁を入れて半分に切る。種を取って皮をむき、1cm厚さのくし形に切り、ねぎもみじん切りにする。
- フライパンにごま油を熱し、ねぎ、みそ大さじ1を入れて強火で炒める。香りが出たらえびを加えてアボカドと手でちぎったレタスを位歩く炒める
- 酒大さじ2を加えて炒めて、はちみつも加えたら完成
アボカドは火を通すことでまた違った味わいが楽しめます。みそで味付けしているので、食欲をそそる味わいが魅力のレシピなのでぜひ夕飯のおかずとして作ってみて下さい。火を通すことでサラダとは違う食感が楽しめるのでおすすめです。
アボカドとかにかまのわさびあえ
- かに風味かまぼこ3本
- アボカド1個
- ポン酢じょうゆ大さじ1
- 練りわさび
- アボカドは縦にぐるりと包丁を入れ、ねじって半割にする。種に包丁の刃先をさして除き、一口大に切る。かにかまは1cm幅に切る
- ボウルにポン酢しょうゆと練りわさび小さじ1/3を入れて混ぜて1をあえて完成
アボカドはわさびとポン酢しょうゆで味わうこと和風な味わいを楽しむことが出来ます。ねっとりとしたアボカドにピリ辛のわさびが良く合うレシピです。簡単に作れる上に栄養もあるのででおつまみとしても楽しめるレシピです。
アボカドと新玉ねぎのスープ
- 新玉ねぎ1個
- 水1/2カップ
- 顆粒スープの素小さじ1/2
- 牛乳1/2カップ
- アボカド1/2個
- オリーブオイル少々
- 粗びき黒こしょう少々
- 新玉ねぎは半分に切ってラップを包み、電子レンジで約3分加熱する
- 小鍋に1を入れ、水をくわえて火にかける。木べらなどで玉ねぎを潰しながら煮て、ひと煮たちしたらスープの素と牛乳を加えて再度ひと煮たちしたら火を止める
- アボカドは大きめのスプーンですくって器に盛り、2を玉ねぎごと注ぐ。オリーブオイルをたらし、こしょうをかけたら完成
アボカドはスープにも使うことだ出来てとろっとした玉ねぎと相性も良くお洒落なスープになります。栄養満点なので食欲がない時などに飲むのもおすすめなレシピです。新玉ねぎの甘みが良く合うスープなのでぜひ作ってみて下さい。
アボカドはお洒落で栄養価も高い
アボカドは簡単にお洒落な料理に使えて、栄養価も高いおすすめ食材です。美容に効く効能や健康に効く効能などが多く含まれているので、食べるだけで体の中から美しくなれます。栄養満点のアボカドはサラダなどにしてそのまま食べたり、炒めたりとさまざまな料理に出来るのでレシピを参考にさまざまな食べ方を試してみて下さい。
正しい保存方法をすることで、美味しく味わうことが出来るので保存期間などを守って美味しいうちに味わうようにしてみて下さい。森のバターと呼ばれるアボカドはお洒落で栄養があるので、アレンジ次第で食卓をお洒落に彩ってくれる食材なのでぜひ食事に取り入れてみて下さい。