2019年06月07日公開
2024年09月18日更新
カツサンドのカロリーと糖質はダイエットの天敵?工夫次第で効果あり!
カツサンドは高カロリーで糖質量も高くダイエット中には避けたい食べ物の一つです。最近では、コンビニでも気軽に買えるようになったカツサンドですが、高カロリー、高糖質のカツサンドはダイエット中に工夫して食べることによって、ダイエット中でも食べることができるメニューに変化します。今回はそれぞれのコンビニのカツサンドのカロリーを紹介しつつ、ダイエット中に最適なカツサンドの工夫した食べ方を紹介していきます。
目次
カツサンドは高カロリーだが工夫次第でダイエット効果あり
カツサンドは、ほとんどの人が知っている通り揚げたとんかつを食パンに挟んだ料理です。ダイエット中に圧倒的に避けたい高カロリー、高糖質のメニューの代表格なカツサンドですが、実は工夫次第でダイエット中に避けたいメニューからダイエットに効果のあるメニューへと変化します。
カツサンドのカロリーと糖質
最近ではいろいろなコンビニなどでいろいろなカツサンドが売られていますが、まずは一般的なカツサンドのカロリーと糖質を紹介していきます。
カロリー量
まず最初にカツサンドのカロリーですが、代表的な材料を例に挙げて紹介すると、食パン(6枚切り1枚)177Kcal、バター(8g)60Kcal、豚ロースのとんかつ(大きめ1枚)486Kcal、千切りキャベツ(10g)2Kcal、とんかつソース(10g)13Kcalで合計すると738Kcalとかなりの高カロリーメニューになってしまいます。
糖質量
カロリーの次に紹介するのはカツサンドの糖質です。糖質は作り方によっても異なりますが、先ほど紹介したレシピの場合1人前あたり約51gで100gに換算すると約27gとかなり高糖質なメニューです。
なぜ高糖質になってしまうかというとカツサンドに使われるとんかつは本来非常に低糖質な食べ物なのですが、とんかつを挟む食パンに非常に多くの糖質が含まれているためカツサンドは高糖質な食べ物になってしまっています。
お店のカツサンドのカロリー
最近では、コンビニはもちろんいろいろな飲食店で気軽にカツサンドが食べられます。ここからは、専門店やいろいろなコンビニのカツサンドのカロリーを紹介していきます。
コンビニ
まず紹介するのは、全国どこでも安定した味でいつでも気軽に買うことができる、いろいろなコンビニの代表的なカツサンドをそれぞれ見ていきましょう。
セブンイレブン
セブンイレブンは日本国内において最大大手のコンビニです。新商品の速さや、品ぞろえの多さが特徴的なセブンイレブンですが、販売されているカツサンドは通常2種類で、チキンカツサンドは403Kcal、ロースカツサンドは431Kcalです。
ファミマ
ファミリーマートは国内で約16000店舗を展開するコンビニでセブンイレブンの次に大きなコンビニエンスストアです。地域によっては、セブンイレブンよりもファミリーマートのが多い地域もあるぐらい大手のコンビニエンスストアです。
ファミリーマートで販売されているカツサンドは3種類あり、ヒレカツサンド397Kcal、エビカツサンド387Kcal、メンチカツサンド413Kcalです。比較的カロリーが控えめなのでいろいろな選択肢が持てるのが特徴です。
ローソン
ローソンはファミリーマートとセブンイレブンに比べると店舗数は劣りますが本格的な味が楽しめるのでファンが多いコンビニエンスストアです。
ローソンで販売されているカツサンドは2種類で三元豚の厚切りロースカツサンド628Kcal、ブランの三元豚厚切りロースカツサンド623Kcalとなっており、ほかのコンビニに比べて非常に高カロリーになっています。
人気専門店
出典: https://eonet.jp
ここからは専門店でのカツサンドのカロリーを紹介していきます。お店によってどのようにカロリーが異なるのかを見ていきましょう。
まい泉
とんかつまい泉は、都内を中心として出店しているチェーン店です。メニューは揚げ物中心ですがその中でもとんかつをメインで売り出しているお店です。
とんかつまい泉のカツサンドはいろいろな種類がありますが、一番ベーシックなカツサンドのカロリーは、1人前3切れで266Kcalです。まい泉に行ったことのある人なら知っていると思いますが3切れから9切れまで幅があるので何切れ食べるかによって大きくカロリーが変わってきます。
和幸
とんかつ和幸はとんかつ専門店として各地に出店しているチェーン店です。とんかつ専門店ならではのしっかりとした味が好評で、和幸のカツサンドには多くのファンがいます。カロリーは1人前4切れで723Kcalとかなり高カロリーですが、大きめのカツサンドなので女性では完食するのが難しいかもしれません。
さぼてん
和幸と同じくとんかつ専門店のさぼてんは、創業50年にもなる老舗の専門店です。さぼてんはイートインはもちろんテイクアウトも充実しているのでファミリー層を中心に人気があります。
さぼてんのカツサンドはミルフィーユカツサンドなどいろいろなメニューがありますがカロリーが少ないヒレカツサンドの場合、1人前328Kcalとコンビニのカツサンドと変わらない一般的なカロリーになっています。
コメダ珈琲
最後に紹介するのはコメダ珈琲のカツサンドです。コメダ珈琲のカツサンドは1人前1271Kcalとコンビニ、専門店の中でも断トツの高カロリーですが、かなりのボリュームがあるため家族でシェアしてちょうどいいぐらいの量があります。
カツサンドのダイエット中に得られる効果
カツサンドはカロリーが高く、ダイエットに不向きかと思いますが、実はダイエット中でも味方になってくれる効果があります。ここからはダイエット中に得られる効果を紹介していきます。
筋肉を作るタンパク質を摂取できる
出典: https://tenki.jp
カツにはいろいろな種類があります。その中でも一般的なカツには豚肉が使われることが多いのですが、この豚肉こそ注目するべき栄養素が多く含まれています。
豚肉には、多くのタンパク質が含まれているのですが、タンパク質は筋肉を作るのに大切な働きをしてくれる栄養素です。筋肉は脂肪に比べて重いですが、代謝をあげてくれる役割を持っているのが筋肉です。ですので筋肉がないと代謝があがらず痩せにくい体になってしまうので、タンパク質は非常に重要な役割を持っています。
食べごたえがあるので間食を防げる
カツサンドはほかの食べ物に比べてかなりの高カロリーですがその分食べごたえもあります。しっかり噛んで食べることによってかなりの満腹感を得ることができ、腹持ちもいいので次の食事までの間に完食したくなる気持ちを抑えることができます。
そうすることによって、結果的に1日の摂取カロリーを抑えることができるのでダイエットに向いているといえます。
カツサンドのカロリーを抑える方法
間食などを抑えることが分かっていても、高カロリーの食べ物はできるだけ避けたいのがダイエット中の本音です。ここからはカロリーを抑えたカツサンドの方法を紹介していきますので参考にしてください。
脂身が少ない肉を選ぶ
豚肉に含まれている成分の紹介をしましたが、量を食べてしまっては意味がありません。そこで注意したいのがお肉を選ぶ際の部位です。お肉にはさまざまな部位がありますが、ダイエット中に避けたいのが脂身です。自宅で作る場合には脂身の少ないヒレ肉や、ロース肉を選ぶとカロリーを大幅に抑えることができます。
・キャベツ入りやブランパンのものを選ぶ
売られているカツサンドを食べるときにカロリーを抑える方法として効果的なのは、キャベツ入りのカツサンドを選ぶことです。キャベツは消化を助ける働きがあり、食物繊維が油の吸収を助けてくれるので非常に効果的です。
さらに注目したいのが、食パンで最近話題のブラパンを知っていますか?ブラパンとは小麦の表皮部分を使ったパンで、白い食パンに比べて血糖値の上昇率が低く、6枚切りで比較すると小麦粉(全粒粉)で作られた食パンの約半分ほどの糖質しかありません。
なるべく薄い食パンを選ぶ
カツサンドのカロリーは食パンで決まります。そこで、食べるときに気をつけたいのが食パンの厚さです。4枚切り、6枚切り、8枚切りといろいろな厚さがあります。食パンの厚さを気をつけるだけでカロリーは大幅に減らせるので注目して選びましょう。
先に食物繊維を摂ってから食べる
食べる前にも一工夫するだけでカロリーを抑えられます。カツサンドの主成分は炭水化物なので、食べる前に食物繊維を摂取するだけで血糖値の急上昇を抑えられることができます。食べる前にスープを飲んでから食べるとさらに腹持ちがよくなるのでおすすめです。
カツサンドは上手にカロリーコントロールしよう
カツサンドはとても高カロリーですが、食べ合わせ、食べ方を工夫するだけでカロリーを抑えることのできるメニューです。さらに、豚肉にはダイエットに必要な栄養素が多く含まれているので、バランスよくダイエットする際の大きな支えになってくれます。
コンビニで買う際にも、今回紹介したカロリーを抑えるポイントに気をつけて選ぶだけで、カロリーを抑えて満足できるしっかりとした食事が楽しめるようになります。