にんにくの糖質とカロリー!にんにくの栄養やダイエット効果とは?
にんにくに含まれる糖質やカロリーはどれぐらいになるのでしょうか?にんにく1つあたりのカロリーや糖質は高いと言われていますが、カロリーや糖質から考えると太る原因の1つなるのでしょうか?ダイエットしている方や糖質制限している方が食べることはできるのか?にんにくを食べるうえでの注意点や含まれる栄養について、おすすめの食べ方のレシピなども合わせて紹介します。また、同じ薬味などにも使われている生姜とのカロリーや糖質の比較についても紹介します。
目次
にんにくの糖質とカロリーは高くて太る?
にんにくは、糖質制限やカロリー制限しているときでも食べることは可能なのでしょうか?にんにくは野菜の中ではカロリーが高く、太る原因にもなってしまうので食べる量などの注意点などがあります。にんにくについて、カロリー制限や糖質制限されている方がどのように食べたらよいかなど食べ方なども含めて詳しく紹介します。
にんにくとは?
料理にも多く使われるにんにくは一体どんな野菜になるのでしょうか?にんにくはユリ科ネギ属になり、良く香辛料や食用として使われています。
球根の部分以外にも、茎の部分をにんにくの芽として、調理され食べられています。香りが特徴的な野菜で、料理の特徴的な味を引き出してくれる存在でもあります。
産地/旬/種類
にんにくの生産地として有名なのが、中国になりますが、日本国内でも生産させています。日本では青森県が生産が盛んで有名です。その他にも香川県や岩手県、福島県などでも生産されています。にんにくの芽に関しては日本で生産されておらず中国産が主になっています。
にんにくの種類は、ジャンボニンニク、一片種にんにく、最上赤にんにく、島にんにくなどいろいろな種類があります。にんにくの旬としては6月が収穫のピークとなり、美味しく食べられる時期は5月から8月ぐらいい市場に出る物になります。
にんにくの糖質とカロリー
にんにくに含まれる糖質やカロリーはどれぐらいになるのでしょうか?また、にんにくと生姜のカロリーや糖質を比較した場合など、糖質制限ダイエットしている方に向いている食材なのか?食べ方などの注意点など含めて詳しく紹介します。
糖質
にんにくの気になる糖質とはどれぐらいになるのでしょうか?にんにくの糖質は100gあたり21.3gの糖質量になります。
他の野菜と比較すると野菜の中では糖質は多い方になりますが、にんにく1片分の糖質は2.13gの糖質量になりますので、料理に100g使うことはあまりないと思うので、薬味や香辛料として使うにんにくの量と考えると、糖質量は気にするほどではなくなります。糖質制限してる方でも問題なく食べることができます。
カロリー
にんにくのカロリーはどれぐらいになるのでしょうか?にんにくの100gあたりのカロリーは136キロカロリーになります。他の野菜とカロリーを比較してみると、カロリーだけの成分では高い数値になり高カロリーです。
ただ、にんにく1片でのカロリーは13キロカロリーになります。薬味や香辛料として使う場合でカロリーを計算すると、そこまではカロリー自体は高い数値ではありません。にんにくの芽のカロリーは100gあたり45カロリーになり、にんにくの100gあたりのカロリーと比較すると、かなり自体はカロリーが低くなります。
にんにくだけを食べるカロリーよりも、にんにくの芽を食べるカロリーの方が低カロリーになります。にんにく料理でカロリーが気になる場合は、にんにくの芽を組み合わせて料理することでカロリーを抑えることができるかもしれません。
生姜と比較
にんにくと生姜どちらも食べ方は薬味や香辛料などどして使われることが多いですが、どんな違いがあるのか比較してみました。
生姜の100gあたりのカロリーは70キロカロリーに対して、にんにくの100gあたりのカロリーは136キロカロリーになります。また糖質は生姜の100gあたりの糖質は4.5gに対して、にんにくの100gあたりの糖質は21.3gになります。比較して分かるように、カロリーも糖質もにんにくの方がかなり高い数値になります。
薬味として使う場合、二つを組み合わせて使うことでにんにくの量を抑えるとともに、カロリーを抑えることができるので、二つを上手く組み合わせて使うと良いかもしれません。
糖質制限ダイエットに向いている?
にんにくは糖質制限ダイエットに向いている食材なのでしょうか?にんにくは食べ方としても一度にたくさん食べるという野菜ではなく、薬味程度に使われることが多い野菜です。
糖質制限のダイエットをしている間でも、あまりカロリーや糖質を気にすることなく食べることができる野菜の1つになります。ただ1つ注意点として、にんにくの唐揚げや丸焼きなど、にんにくを1度にたくさん食べる料理は食べすぎないようにしましょう。カロリーや糖質を摂りすぎてしまい太る原因になります。
あくまでも、薬味として摂取するカロリーや糖質と考え、糖質制限してる方でも、カロリーや糖質を気にすることがなく食べられる野菜となります。
注意点は食べ過ぎないこと
にんにくを食べるときの注意点として食べすぎないことになります。にんにくに含まれるアリシンという成分が摂りすぎてしまうことで胃の負担となり、胃痛、下痢、腹痛などの症状につながる原因となります。
また、薬味として食べる量のカロリーや糖質なら問題ありませんが、食べすぎてしまうとにんにくに含まれる元からのカロリーや糖質は高いので、カロリーや糖質の摂りすぎから太る原因にもつながります。
にんにくの栄養成分と効果効能
にんにくにはどのような栄養成分と効果効能があるのでしょうか?にんにくに含まれる栄養成分と効果効能を詳しく紹介します。
アリシンは栄養素が高い
にんにくに含まれる栄養素が高いアリシンには、にんにくの臭いの元となるという以外にも色々な効能があります。
まず1つめに、抗菌抗酸化作用があります。風邪を予防してくれる効果や、腸内環境を整えてくれる効果があります。その他にも、たんぱく質の消化を促進してくれる効果があったり、新陳代謝を良くしたり、胃液の分泌を促進したりする効果があります。
疲労回復
にんにくの栄養成分には疲労回復効果のある成分アリシンが豊富に含まれています。代謝が悪くなることで、疲労が溜まってしまいます。
新陳代謝を良くしてくれたり、胃の分泌を促進したりする効果から、疲労回復効果が得られます。
冷え性の改善
にんにくに含まれている栄養成分のアリシンは、にんにくの一つの栄養成分でもあるビタミンB1と体内で結びつくことで、疲労回復効果だけでなく、末梢神経の働きを促し、冷え性の改善をしてくれる効果があります。
その他にも血行増進作用から血液の流れを良くしてくれたり、にんにくに含まれる成分スコルジニンが末梢血管を広げてくれる効果もあります。
その他の効果効能
にんにくには、その他にもいろいろな効果効能がある成分が含まれています。がん予防効果やアンチエイジング効果、免疫力をあげる効果などがあります。注意点として、良い効果があるからと言って食べすぎないようにしましょう。カロリーや糖質を多くとってしまい太る原因となってしまいます。
にんにくのダイエット効果はある?
カロリーの高いにんにくにはダイエット効果はあるのでしょうか?にんにくに含まれるダイエット効果について詳しく紹介します。
脂肪燃焼効果
にんにくは自体はカロリーが高いですが、ダイエットに効果的な脂肪燃焼効果があります。にんにくには交感神経を活発にさせる働きがあり、新陳代謝を良くし、脂肪燃焼効果につながります。
摂取カロリーとなるエネルギーを体内にため込まず、消費カロリーとして体外に出す働きがあると言われています。
コレステロール値を下げる
にんにくはカロリーが高いですが、ダイエットに効果的なコレステロール値を下げる効果があります。にんにくを加熱することでアデノシンとアホエンが出て、抗凝血作用やコレステロール値を下げる働きにつながります。
にんにくには太る原因の1つ悪玉コレステロールを減少させる働きがあり、適度な量を食べることで、コレステロース値を高い状態から下げる働きがあります。
ニンニクのおすすめの食べ方レシピ
にんにくを使ったおすすめの食べ方のレシピを紹介します。にんにくを上手く活用することで、にんにくを美味しい食べ方で食べることができます。カロリーを抑え食卓の一品にレシピを参考に作ってみましょう。
ガーリックシュリンプ
- えび20尾
- にんにく小さじ2~3
- オリーブオイル大さじ2
- 塩少々
- こしょう少々
- バター20g
- ボウルにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れます。
- エビは洗って背ワタを取りにんにくとオリーブオイルをあえて塩コショウでしばらく漬け込みます。
- フライパンでエビを焼きます。
- 両面エビが焼けたらオリーブオイルを入れます。
- バターを加えてたら完成です。
にんにくを使ったハワイの代表的なレシピになっていて、箸が止まらないぐらい美味しい一品です。レシピを参考に食卓の1品として並べましょう。また、カロリーを抑えたい場合には、オリーブオイルの量を少し減らして作ってみましょう。
枝豆のにんにく炒め
- 枝豆150g
- にんにく1片
- 赤唐辛子適量
- ごま油大さじ1
- 塩適量
- 枝豆はさっと茹でます。
- にんにくはみじん切りにしましょう。
- フライパンにごま油とにんにく、赤唐辛子を入れて火にかけ、にんにくの香りがしたら、枝豆と塩を加えて炒めたら完成です。
おつまみにあう、にんにくを使ったレシピになります。冷凍の枝豆を使うことでさらに簡単に作ることができまたカロリーも抑えたおつまみになります。
にんにくの糖質とカロリーを知って効率良く使おう!
にんにくのカロリーと糖質について紹介しましたが役に立てたでしょうか?にんにく1個当たりのカロリーや糖質は高い数値になりますが、にんにく自体は薬味程度に使われることが多いので、カロリーや糖質は気にすることなく食べることができます。
ただ、注意点として食べすぎには気をつけましょう。やはり食べすぎてしまうとせっかくのダイエット効果が逆効果になり太る原因にもなり、カロリーや糖質を摂りすぎてしまったり、アリシンの作用で胃に負担をかけてしまう原因になります。
レシピを参考に美味しい料理方法で、カロリーや糖質を上手く摂ることで美味しく適度に食べることができます。また、ダイエット効果や糖質制限効果にもつながります。