下関のお土産25選!人気の定番ふぐやおすすめの銘菓/名産品を紹介!
下関に行ってみたいけどお土産にはどんなものがあるの?という方には必見です。下関は本州最西端の地として、九州への玄関口として、古くから栄えた町であり、豊かな海に囲まれ美味しい海産物に恵まれた土地でもあります。今回は、選びきれないほどたくさんある下関の人気のお土産の中から、特におすすめのものを25個、ピックアップしました。名物のふぐを始めとした特産の海産物、銘菓、スイーツなどと合わせて、おすすめのお土産が買えるスポットも紹介します。
目次
下関のお土産はふぐや銘菓がおすすめ!
山口県下関市は三方を海に囲まれ、豊富な海の幸に恵まれています。特に、南風泊(はえどまり)市場でのふぐの取り扱い量が全国一なのは有名で、下関と言えばふぐと思われる方が多いでしょう。
しかし、下関には他にもいろいろな名物や特産品、銘菓、スイーツがあります。下関おすすめのお土産25選を紹介しましょう。
下関のお土産【人気の名物】
まず最初に紹介するのは、それって下関の名物なの?と他県の方は意外に思われるかもしれない、隠れたおすすめの名物です。
御堀堂「外郎」
「外郎(ういろう)」といえば名古屋をイメージする方が多いかもしれません。しかし、山口県民にとっては、外郎は山口の誇る銘菓であり名物です。
御堀堂の外郎(6本入り1,230円)は独特のプルプルとした食感と優しい味わいに特徴があります。味は、シンプルな白外郎、黒糖の深いコクが加わった黒外郎、爽やかな香りとほのかな苦みの抹茶外郎の3種類。
名古屋の外郎は米粉を使って作られていますが、御堀堂の外郎はわらび粉と小麦粉を餡に練りこみ蒸しあげることで、その独特の食感を生み出します。
蒸したての外郎をトラ紙に包んだままの生外郎と、日持ちのする真空パックの2種類があります。すぐに食べるなら絶妙な柔らかさの生外郎が、お土産には真空パックがおすすめです。山口の名物をぜひ味わってください。
前田海産「辛子明太子」
あまり知られていませんが、実は下関は辛子明太子発祥の地です。戦後、下関では塩漬けしたたらこに唐辛子を振りかけて作るタイプの辛子明太子が生まれました。その後、博多で生まれた調味液に漬け込むタイプの製法に変わってきましたが、下関名物の一つが明太子であることは変わりません。
前田海産の明太子(「金印」500g 5,000円)は、明太子業界で初めて農林水産大臣賞を受賞した逸品。選び抜かれたたらこの粒々がはっきりと感じられ、噛めばその旨味が口の中に広がります。
下関のお土産【特産の海産物】
日本海の豊かな恵みに育まれた特産の海産物は、下関のお土産として人気です。おすすめの特産品を見ていきましょう。
吉田水産「一汐生うに紫」
下関の北浦はウニの生育に優れており、ここで採れたウニの風味、うまみ、色味は群を抜いています。この特産のウニを塩とアルコールで加工したのが伝統的な「粒うに」です。
吉田水産の「一汐生うに紫」(1本2,160円)は製造過程で塩とアルコールをぎりぎりまで減らし、うにの旨さを瓶の中に閉じ込めています。人気が高いため、シーズンの途中で売り切れてしまうこともあります。
下関水陸物産「焼うに」
北浦特産のウニの水分を調整し、鉄板で焼いて食べやすい一口サイズにカットしたのが下関水陸物産の「焼うに」(35g入り702円)です。ウニの旨味がウイスキーにもワインにもよく合い、上品な大人のおつまみとしておすすめです。
吉田水産「下関北浦特牛イカ ヤリイカの若干し」
特牛(こっとい)イカは、下関市豊北町の特牛港に水揚げされる剣先イカ。イカの王様と呼ばれる剣先イカの中でも、特牛イカは屈指の品質を誇ります。
北浦ではこのイカを開いて海水で味付けして専用の干機に吊るし、くるくると回しながら風に当てて作る若干しの生産が盛ん。下関観光の人気スポットである角島あたりでは、よく見られる光景です。
吉田水産の「下関北浦特牛イカ ヤリイカの若干し」(M寸100g1袋540円~)は、浜の風を浴びて柔らかく干しあげられた肉厚のイカの甘みと旨味が堪能できます。違いの分かる方へのお土産におすすめです。
吉田水産「ヤリイカ白造り」
新鮮な特産のヤリイカを天然ミネラル等で味付けした「ヤリイカ白造り」(95g入り540円)には、肉厚のイカがたっぷり。刺身のような鮮度と美味しさを楽しめる品です。
吉田水産「焼きうるめ」
特牛港で水揚げされたウルメイワシを絶妙の塩加減で干し、焼き上げている「焼きうるめ」(35g入り378円)は袋から出してそのまま食べられる手軽さと美味しさが魅力です。常温で保存できるのでお土産にもぴったりです。
東冷「くじら竜田揚げ」
下関は近代捕鯨の発祥地でもあります。現在では商業捕鯨は停止されていますが、調査捕鯨の時には今でも下関から捕鯨船が出ているそうです。
東冷の「くじら竜田揚げ」(200g入り1,026円)は調査捕鯨で持ち帰ったミンククジラ等を大事に加工した品で、醤油・みりん・料理酒などで味付けしてあり、ジューシーなくじらの食感が楽しめます。
東冷「くじらベーコン」
少し年配の方には懐かしい味、若い方には新鮮な味、なのではないでしょうか。「くじらベーコン」(100g入り598円~)の脂身は、やわらかくまろやかな口当たりです。くじらの脂肪にはEPAやDHAのほか、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
井上商店「しそわかめ」
井上商店のソフトふりかけ「しそわかめ」(90g入り410円)は、昔から萩地方で食べられてきたわかめご飯を手軽に楽しめるふりかけです。
柔らかく適度な歯ごたえのわかめにしそ、ゴマ、かつおだしを混ぜ込んだしそわかめは、ご飯やおにぎり、めん類や豆腐のトッピングなど、いろいろに使えます。
下関のお土産【銘菓】
歴史のまち下関には、様々な銘菓があります。スイーツ好きの方へのお土産には下関銘菓をどうぞ。
老舗 松琴堂「ゆきごろも」
松琴堂の銘菓「阿わ雪(あわゆき)」は泡立てた卵白に、砂糖と寒天を加えて作られる、ふわふわとした独特の口当たり、上品な甘さのお菓子です。その阿わ雪を薄いカステラで巻き、黒ゴマ入りの砂糖で飾ったのが「ゆきごろも」(8本入り1,080円)。中はふわふわ、外はサクサクの食感をお楽しみください。
江戸金「亀の甲せんべい」
下関の氏神である亀山八幡宮、そして亀は万年と言われる縁起の良い亀にちなんで、「亀の甲せんべい」と名付けられた下関の銘菓です(6枚入り540円)。油を使わずに艶よく焼き上げられたせんべいは、パリっとした歯ごたえがありながら、口の中に入れるととろけていきます。
江戸金「ふく笛最中」
下関のふくをモチーフにした「ふく笛」は、昭和10年に誕生した民芸品で、吹くとホーホーと音を立てる10cmほどの小さな陶器の笛です。この愛らしいふく笛を模した江戸金の「ふく笛最中」(6個入り475円)は、一口サイズの最中。特に年配の方へのお土産には食べやすいと喜ばれます。
巌流本舗「巌流焼」
関門海峡に浮かぶ巌流島は、宮本武蔵と佐々木小次郎の対決の地として知られる小島です。その巌流島の名を冠した下関銘菓の「巌流焼」(1個162円)は白あんをはさんだどら焼きです。
だるま堂「青海苔羊羹」
下関に流れる粟野川の最上級の青海苔を一度食べてみてください。その豊かな香りと風味に青海苔とはこんな味だったのかと驚かされます。
その青海苔を使って100年前から作り続けられている銘菓がだるま堂の「青海苔羊羹」(1本500円)です。上品な甘みの中に青海苔の風味と優しい香りが漂う羊羹は、ここにしかありません。
下関のお土産【お菓子&スイーツ】
下関には珍しいお菓子やスイーツもいろいろあります。こんなスイーツのお土産はいかがでしょうか?
幸ふく「垢田のトマトゼリー」
垢田のトマトとは、下関市の垢田地区で栽培されているブランドトマトです。水を極力抑えて栽培し、完熟してから収穫することで、甘くて肉厚の果肉をもつスイーツのようなトマトになります。
幸ふくの「垢田のトマトゼリー」(1個270円)はこの垢田のトマトをジューシーなゼリーにしたもの。トマトが嫌いな方にも喜ばれる新しいスイーツです。
長州ほがや「うにせんべい」
美味しさには定評のある吉田水産のうにを使用した「うにせんべい」(36枚入り870円)は、みりん風の甘い味と共に、ほのかなうにの風味と磯の香りが口の中に広がる、サクサクと軽いせんべいです。どなたに差し上げても喜ばれるお菓子だと言えるでしょう。
井上商店「ふぐ煎餅」
井上商店の「ふぐ煎餅」(10枚入り594円)は軽い食感の煎餅ですが、練りこまれたふぐに合わせてピリ辛の辛子マヨネーズで味付けしてある大人の味。ビールのおつまみにもぴったりです。
下関のお土産【特産のふぐ】
下関では「福」にあやかって、「ふぐ」ではなく「ふく」といいます。ふくの旬は「秋の彼岸から春の彼岸まで」と言われます。
ふくの取り扱い量全国一の南風泊市場では、競り人と仲買人が周りから見えないように筒状の袋の中で指を握り合って値段を交渉する「袋競り」が行われることでも有名です。下関ならではの、ふくのお土産を紹介しましょう。
魚重「ふぐ一夜干し」
魚重の「ふぐの一夜干し」(8名入り830円)は、天然のシロサバフグを使って一枚一枚、塩と昆布や鰹のダシで味を調えて干しあげた、下関を代表するお土産です。
そのままグリルで焼くもよし、バター焼きやてんぷらにするもよし。ビールやお酒、ご飯もどんどんすすみます。
ヤマモ水産「とらふくぞうすい」
ふぐ鍋のシメの楽しみはダシをたっぷり吸いこんだ雑炊です。ヤマモ水産の「とらふくぞうすい」(2袋1,080円)はその雑炊だけを手軽に味わえます。
トラフグのアラとシロサバフグの骨をじっくり煮込み、白菜のスープで旨味を引き出した独自のスープにはふぐの旨味が凝縮しています。
河久「ふぐひれ酒用 焼きヒレ」
一尾のトラフグから4枚しか取れないヒレを丁寧に焼き上げた河久の「ふぐひれ酒用 焼きヒレ」(7~10枚入り1,080円)。熱燗に浸すと、ヒレの旨味や香ばしさが日本酒に移り、美味しいふぐのひれ酒が楽しめます。
奥野寿久商店「ふくっ子」
蒲鉾やちくわの名店、奥野寿久商店の看板商品の一つである「ふくっ子」(10本入り650円)は、少し小さめサイズのちくわです。
ふくっ子の生地には、シロサバフグから煮出したふくスープがたっぷり入っていて、噛むと旨味が口の中いっぱいに広がります。
井上商店「ふく茶漬」
井上商店の「ふく茶漬」(4食入り432円)は、しみじみとしたふぐの旨味が味わえる振りかけタイプのお茶漬けの素です。
ご飯にこのお茶漬けの素をかけてあつあつのお湯を注ぐと、ふっくらとしたふぐの身の食感がよみがえり、ワサビとミツバが香るお茶漬けができあがります。
下関のお土産【その他】
下関の美味しいお土産はスイーツやふくだけではなく、他にもまだまだあります!その他のお土産を見ていきましょう。
江戸金「長州瓦そば」
下関の郷土料理の瓦そばを、家庭で手軽に楽しめるのが江戸金の「長州瓦そば」(4人前1,620円)です。茹でた茶そばを熱した瓦の上で焼き、錦糸卵、甘辛く煮た牛肉、たっぷりのネギと刻み海苔、レモンと紅葉おろしを添えて、温かい麺つゆにつけていただくのが瓦そばのスタイル。
家庭では瓦の替わりにホットプレートやフライパンで再現できます。風味の良い茶そばは、柔らかいところもカリカリに焼けたところも美味しく、箸が止まらなくなってしまいます。
下関水陸物産「雲丹醤油」
瓶詰のうにに醤油を足したら旨かった!というお客様の声をもとに、下関の雲丹屋と醤油屋が共同開発した「雲丹醤油」(120ml入り972円)はTVや雑誌にも何度も取り上げられている、下関発の新しい調味料です。
雲丹と醤油の旨味が合わさった雲丹醤油は、クリーム系のパスタや、刺身など、いつもの料理をワンランク格上げしてくれる魔法の調味料として大人気になっています。
下関でお土産が買える人気のスポット
下関のお土産が買えるスポットはどこでしょう?人気のスポットを紹介します。ぜひ下関に訪れたら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
唐戸市場
下関観光の目玉スポットといえば、唐戸市場でしょう。活気のあふれる唐戸市場には、下関に水揚げされる美味しい魚を使った寿司や丼などを求めて、朝早くから多くの観光客が訪れます。
市場の中にはたくさんのお店が並んでいて、くじらやふくの加工品、うに、かまぼこやちくわなど、下関のいろいろな名物を買うことができます。食事にもお土産ショッピングにも、大人気のスポットです。
シーモール下関
下関駅に隣接するシーモールは、山口県最大のショッピングセンターです。1階には下関の特産を扱うお店がたくさん入っています。駅に近いので、下関の旅の最後のお土産ショッピングにはぴったりのスポットです。御堀堂の外郎はここで購入できます。
ふくの関 長府観光会館店
城下町長府の探索拠点として重要なスポットである長府観光会館の中に、ふくの関というレストランとお土産のお店があります。とらふくの刺身やふくの加工品、日本海でとれる海の幸がずらりと並んでいるので、長府観光の帰りに立ち寄ってみてください。
道の駅 北浦街道ほうほく
下関のお土産を買うスポットとしてぜひともおすすめしたいのが、2018年度の「旅好きが選ぶ!道の駅ランキング」で全国第1位を獲得した、道の駅北浦街道ほうほくです。
観光名所の角島にほど近く、美しい日本海に沈む夕日を眺められるレストランや、スイーツや海産物などのお土産を扱う夢市場をはじめとする、充実の設備がそろっています。
特産の特牛イカや角島のウニなど、本当に美味しいお土産を求める人で、休日はいつも賑わっています。アイスクリームや焼きたてパンなどのスイーツで休憩を取る人の姿も多くみられます。
また、マスコットキャラクター「ほっくん」のかわいらしさも特筆に値します。角島観光へ行かれる方には特におすすめしたいスポットです。
下関のお土産は贈りたい名物が沢山!
角島や海響館、唐戸市場、長府城下町などの人気の観光スポットが多くある下関には、特産の海産物や、ふく、スイーツなど美味しいお土産もたくさんあります。下関では、名物に旨いものあり!と叫びたくなることでしょう。美味しい海の幸を味わいに、下関へ旅してみませんか。