ランブータンの食べ方とは?ライチに似た南国フルーツの味や剥き方!

ランブータンという南国フルーツを知っていますか?ライチに似ている味で、とても美味しい果物ですが、見た目は全然ちがいます。今回は、ランブータンについて徹底調査します。ランブータンはどんなフルーツなのか?味や食感は?旬の時期は?どこで食べられる?などを紹介します。また、ランブータンの栄養と効果効能、ランブータンの食べ方、皮の剥き方、渋皮の剥き方と食べ方、保存方法なども説明します。

ランブータンの食べ方とは?ライチに似た南国フルーツの味や剥き方!のイメージ

目次

  1. 1ランブータンとは?
  2. 2ランブータンの栄養と効果効能
  3. 3ランブータンの食べ方と保存方法
  4. 4南国フルーツのランブータンを食べてみよう!

ランブータンとは?

ランブータンは、衝撃的なビジュアルで、初めて見る方は果物には見えない南国フルーツです。日本では、まず生の果実は見ることはありませんが、海外で食べた方は、ライチに似た味の美味しいフルーツという口コミがあります。ここでは、ランブータンの味や食感、旬の時期、産地などを紹介します。

ランブータンとはどんな果物?

ランブータンは、マレーシアやインドネシアなど東南アジア原産のムクロジ科の常緑高木です。木の高さは8mから10mで、大きなものは15mにもなります。花弁のない小さな花を咲かせ、南国のフルーツを思わせる真っ赤な果実がたくさんなります。ランブータンは大きな樹木で、枝の先あたり、たくさんのランブータンの果実が実ります。

ランブータンの果実は、皮が赤く、大きさは直径3cmから5cmくらいの楕円形で、赤い皮の外側は緑色の毛で被われています。マレー語のランブットの毛や髪を語源としており、髪の毛に似たトゲの形からランブータンを呼ばれた由来があります。見た目に衝撃的なビジュアルで、日本ではあまり見ることのない果物です。

味や食感はライチに似ている?

南国のフルーツ・ランブータンの果肉は、白色の半透明で、ジューシーで甘味があり、わずかな酸味もあります。ランブータンの味は、中国南部や東南アジア諸国で栽培されているライチによく似ています。ライチもクロジ科の果物で、皮をむくと白色半透明の果肉があり、なめらかで柔らかい果肉をしています。

ランブータンの食感は、やはりライチによく似ています。プルプルとした食感で、柔らかいナタデココのような食感です。ジューシーな果汁が豊富な果物で、果肉の中には種が入っているので、食べ方には注意が必要です。

旬の時期は?

ランブータンは東南アジア原産の南国フルーツですので、日本では栽培されていません。店頭で目にすることもなく、あるのは缶詰で生果実はありません。ネットショップでは、色々な産地のランブータンが販売されていますが、現地で冷凍保存されたものです。

生のランブータンを味わうなら現地に行かなければなりません。東南アジア諸国ではポピュラーな果物で、色々な国でランブータンが栽培されています。インドネシアやマレーシアの旬の時期は1月から2月、タイは3月から6月頃まで、ベトナムは4月から6月、フィリピンは6月から8月が旬の時期といわれています。そのほかに東南アジアの国でもランブータンが栽培されており、気候などで旬の時期が違います。

どこで食べられる?

生のランブータンを食べるなら海外へ行かなければなりません。商業的にはタイが最大の生産国で、主な産地は、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インド、スリランカ、カリブ海諸島などでたくさん栽培されています。そのほか中国南部や台湾、アフリカ諸国でも作られており、最近はオーストラリアでも増加しています。

ランブータンの栄養と効果効能

ランブータンにはビタミンCが多く含まれ、そのほか、カルシウム、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛など、たくさんの栄養成分があります。ここでは、ランブータンを食べると得られる効果効能を紹介します。

アレルギーを緩和する

ランブータンの栄養と効果効能・一つ目は、アレルギーを緩和する効果があります。ランブータンには、ビタミンC、亜鉛、カリウム、カルシウムなどの栄養成分が豊富に含まれており、アレルギー緩和の効果があります。

とくにビタミンCは、免疫細胞を正しく機能させる働きがあり、免疫細胞が分泌するヒスタミンの働きを和らげ、アレルギー症状の緩和に役立ちます。また、亜鉛も免疫機能を正常に維持する働きがあり、アレルギー症状を抑え緩和する役割があります。

ダイエットや便秘解消効果

ランブータンの栄養と効果効能・二つ目は、ダイエットや便秘解消の効果があります。ランブータンに含まれているブドウ糖などの糖類は、体内への吸収効率が良く、効率良くエネルギーへと変換します。このことで代謝が良くなり、ダイエットへの効果があるといわれています。

また、ランブータンには食物繊維も豊富に含まれており、食物繊維は腸内環境を良くする効果があります。この食物繊維の効果により、ランブータンには便秘解消の効果があるといわれています。また、美肌にもつながる効果があるともいわれています。

薄毛予防に

ランブータンの栄養と効果効能・三つ目は、薄毛予防に効果があるといわれています。ランブータンの皮から採取したエキスには、血液の循環を良くする効果が認められています。血液の流れが良くなると、薄毛予防に有効で、薄毛の治療薬にランブータンが使われていた由来があります。

ビタミンCが豊富

ランブータンには、私たちの体に有効な栄養成分のビタミンCが豊富です。ビタミンCは、骨や腱などを結合しているタンパク質であるコラーゲンの生成に必要な栄養成分で、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、粘膜の健康を維持してくれます。

さらにビタミンCは、毛細血管、歯や軟骨などを正常に保つ働きがあるほか、最近ではビタミンCが持つ抗酸化作用が注目され、老化防止や動脈硬化の予防にも有効であるといわれています。

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ランブータンの食べ方と保存方法

緑色の毛で被われ、真っ赤な皮に包まれた個性的な南国フルーツのランブータン。味はライチに似て、ジューシーで美味しいといわれています。ここでは、ランブータンの食べ方、皮の剥き方、渋皮の剥き方、保存方法を紹介します。

皮の剥き方

ランブータンの食べ方・一つ目は、皮の剥き方を説明します。皮には緑色の毛がたくさん生えていますが、柔らかいので触っても痛くありません簡単なのは手で剥く剥き方です。ランブータンの真ん中あたりに爪で切れ目を入れ、フタを開けるようにひねると簡単に剥くことができます。

食べ方は、手で剥くのは簡単で良いのですが、手が汚れるのが欠点です。手が汚れない食べ方は、ナイフなどで切れ目を入れます。あとは上半分の皮を剥いて、下は皮が付いたまま果肉を食べます。すると、手を汚さず美味しくいただけます。

渋皮の剥き方

ランブータンの食べ方・二つ目は、渋皮の剥き方です。ランブータンには渋皮があります。この渋皮は果肉と皮の間にある薄い皮で、果肉の周りにくっついています。舌触りがザラっとしたり、苦味を感じることがあり嫌いな人もいます。ですので、上手にランブータンを食べるには、食べ方にコツが必要です。

渋皮の剥き方、食べ方のコツを説明します。皮を全部取り除いたランブータンの下側には、小さなクボミがあります。このクボミに下の歯をあてがい、渋皮をかじり、上側へむしり取ります。少しか取れず、かなり面倒ですが、渋皮を剥くことができます。

ランブータンの渋皮は、完全に取り除くのが難しい果物です。おすすめの食べ方は、渋皮を剥かず、そのまま気にせず全部食べる食べ方です。全部、一度に食べると渋皮があまり気にならないからです。多少の苦味は感じますが、ランブータンの美味しさのほうが勝ってしまいます。渋皮がどうしてもダメな方は、面倒でもむしり取る食べ方をおすすめします。

ランブータンの日持ちは?

ランブータンは日持ちしません。追熟できないタイプの果物で、食べ方としては、すぐ食べるのがおすすめです。常温ですと、2日から3日で実が黒くなり始めるので、買ってきたらすぐ食べてください。この食べ方は、日本では生のランブータンを食べることができないので、海外へ行って生のランブータンを買ったときの食べ方です。

保存方法

ランブータンの保存方法は、密封できるビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保管すれば、10日間くらいは保存することができます。日本で購入できるランブータンは、現地で冷凍保存されたもので、解凍すれば美味しくいただけます。しかし、再冷凍保存はおすすめできません。ランブータンはもともと果肉がもろいため、ベストな食べ方は、解凍したらすぐ食べてしまうことです。

南国フルーツのランブータンを食べてみよう!

いかがでしたか?南国フルーツのランブータンについて紹介しました。見た目は、ちょっとグロテスク、しかし、味はライチに似て美味しいフルーツです。ライチよりも甘味が濃厚で、ジューシーだという方もいます。最大のネックは渋皮で、苦手な方もいますが、食べ方は思い切って一口で食べてみてください。芳醇は甘味とジューシーな果肉の美味しさに満足すると思います。美味しいランブータンを食べたい方は、海外へどうぞ!

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