2018年03月17日公開
2024年06月30日更新
東京のもんじゃおすすめまとめ!安くてうまい人気店から有名老舗店まで紹介
東京のソウルフードとして下町で生まれ、そして観光地と化した東京に今も強く根付くもんじゃ。月島と浅草はその発祥地とも言われています。数多くのもんじゃ焼きも店が軒を連ねる下町で営業するもんじゃ焼きの店を余すことなく紹介します。
目次
日本を代表する郷土料理東京もんじゃを余すことなく紹介!
もんじゃ焼きは東京の郷土料理
東京の庶民料理の代表といえばもんじゃ焼きを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。もんじゃ焼きで有名な月島では、もんじゃストリートと呼ばれる通りがあるほど人気になっています。70店舗以上もある専門店では老舗から最近の店までたくさんあります。もんじゃ焼きはランチとして食べることもあれば、おやつにもなります。もちろん主食として夕食の食卓に上がることもあります。安くてうまい定番の料理です。
東京以外にもあるもんじゃ焼き
今でこそ全国各地でもんじゃ焼きを食べることができますが、やはり東京は発祥の地でもあり、多くの店が軒を連ねています。しかし名産地としては東京以外にもあるのをご存知ですか?同じ東京でも月島以外にも浅草が有名です。また、群馬県や埼玉県、そして遠く離れた香川県の讃岐でも名が知られた有名なもんじゃ焼きの店があります。
でも一番は東京のもんじゃ焼きです。昔から店を構える有名な老舗から、新しい店まで数多くのもんじゃ焼き専門店があるのが東京です。そして何よりどの店も安いのが特徴です。お財布にもやさしいのです。東京のおいしいもんじゃ焼きの店ともんじゃ焼きの歴史などを余すことなく紹介します。
東京のもんじゃ焼きはお好み焼きの歴史より古い!
もんじゃ焼きと同じように鉄板で調理するメニューにお好み焼きがあります。もんじゃと同じくランチやおやつとして食べることも少なくないメニューです。お好み焼きは大阪や広島がメジャーで歴史も古いと思われがちですが、実はこのお好み焼きのルーツはもんじゃなのです。
東京の下町で生まれたもんじゃは江戸時代末期に登場しています。そしてこれが全国各地に伝わり、お好み焼きに発展していったのです。もんじゃなくしてお好み焼きは誕生しなかったのです。
もんじゃ焼きの発祥と由来
もんじゃの発祥は東京の下町ですが、江戸時代の末期に子供たちが出汁で鉄板に文字を書きながら食べて覚えていたことが始まりです。文字焼きという言葉が訛ってもんじゃになったのが名称のルーツです。当時の月島は下町の中の下町で路地には多くの駄菓子屋が存在していました。店先に鉄板を置いて小麦粉を水に溶いて焼き、しょうゆやはちみつを付けて食べ始めたのがもんじゃの始まりです。
当時はお菓子として食べることが多かった為、子供のおやつとされることが多かったのですが、パリパリと焼かれた部分の食感と中の熱々のジューシーな部分のコラボレーションが人気となり、子供だけでなく大人も食べるようになりました。そして現代では、ランチやお酒のつまみとしても食べられるようになり老若男女問わず愛されるメニューになりました。
もんじゃの本家は東京の浅草?それとも月島?
月島でもんじゃ焼きが発祥したルーツこそありますが、同じく東京には多くの下町があり、それぞれでもんじゃが発祥しています。駄菓子屋の鉄板で始まったもんじゃですが、店舗として営業を開始したのは浅草が先です。明治初期にはすでに数軒のもんじゃ店が浅草には存在していたのです。月島に専門店が登場したのはそれからずっと先に昭和20年頃になります。そのため歴史は浅草なのですが、規模は月島に軍配があがります。
東京の浅草と月島は隅田川に隣接する地域であることが共通点です。かつては舟が物流の要でした。そのため、川に沿って、広まっていくことが多かったのです。浅草にも月島にもおいしいもんじゃの店はたくさんあります。どちらにも老舗があり、その歴史を受け継いでいます。浅草も月島もどちらも東京のソウルフードの発祥といえるのです。安くて手軽であるため広まったのです。
東京月島のもんじゃ焼き
もんじゃストリートもあるほど店舗数が多い東京の月島では、店の選び方に困ってしまうほどです。おすすめの店を紹介します。具材は基本は同じですが、店によってオリジナリティを持っていますので、いろんな店に行って、自分好みの店を選ぶのが一番良い方法です。安いのも月島の魅力です。最初の店選びの参考にしてみてください。
いろは本店
専門店がひしめく中で老舗といえば、いろは本店です。具材の中でも定番のエビに拘っているのがポイントです。もんじゃ焼きで使用する乾燥エビは小エビを使用する店が多い中、いろは本店では、桜エビを使用しています。味と風味が小エビを上回るとともに大きいのも魅力です。メニューも豊富でかつ安いのがおすすめポイントです。
蔵
名店中の名店としてネット評価が常に高い店が蔵です。もんじゃ焼きの店が多くなるにつれて独自のメニューを展開するなどニーズに合わせた新しいビジネスを考えるのが普通です。しかし蔵は昔からの定番のメニューがおすすめです。そのため絶対に外さないと評判を得ています。東京の下町の味を受け継ぎつつ、安い価格、クリームチャウダーやリゾットの新しいメニューも人気です。
近どう
創業が昭和25年と歴史のある老舗が近どうです。出汁の味を創業から守り続けている店です。そのため出汁にこだわりを持っており、もんじゃ焼きを和食としてとらえているのが特徴です。新橋などに複数店舗を構えており、月島に行かなくても出汁の味を楽しめるのも魅力です。
東京浅草のもんじゃ焼き
東京の浅草はかつては下町でしたが今では立派な東京の観光地です。国内のみならず海外からの観光客も多く訪れます。そのため、観光客の胃袋を満たすランチやディナーとして専門店が営業しているのが浅草の特徴です。東京を代表する場所で東京を代表する食文化を提供するエリアです。観光地価格にはなっているものの、比較的安い料金であることも特徴です。
江戸もんじゃひょうたん
江戸もんじゃひょうたんはテレビや雑誌の取材も数多く受けている店です。そのため、ランチの時間から常に混雑しており行列ができることも少なくありません。それほどの人気になる理由は、オリジナルのメニューがたくさん存在していることです。老舗でありながら明太もちチーズもんじゃや海老とろ天もんじゃなどがおすすめで加えて安いため、観光客をうまく虜にしています。
つくし
東京の下町の味もんじゃの看板を大きく掲げている店がつくしです。元祖東京浅草のもんじゃとして創業50年を迎える老舗です。オリジナルのつくしもんじゃがおすすめメニューであるとともに、今風の名称を付けたメニューがおしゃれです。それにも関わらずアットホームな店の雰囲気と守り続けてきた味、そして安さが定評です。
六文銭本店
もんじゃ焼きは粉とソースが決め手です。その二つの材料にこだわりを持って営業しているのが六文銭です。すべてにこだわりをとマヨネーズや薬味などもすべて手作りしています。常連がおすすめする店として人気になっています。昔ながらの味を継承しつつ、新しいメニューで斬新さも追及していて、とにかく安いのが特徴です。
もんじゃのおいしい焼き方
鉄板とヘラがあれば作ることができるのがもんじゃです。この手軽さがランチやおやつに適しているのです。もんじゃ焼きの食べ方はヘラを駆使するため、小型の専用のヘラは必須となります。生地を外側から少しずつすくい取って鉄板に直接あてて焦がすのが食べ方です。生地と具材を焦がして食べるのが定番ですが、熱々の焼けた状態で食べるなどお好みで食べることができるのがもんじゃ焼きです。
お店でもんじゃ焼きを注文すると具材がボールに入っている状態で手渡されます。まずは具材と生地をしっかりと混ぜ合わせることから始めます。生地がお好み焼きと比較して水っぽいのでそのまま鉄板にあけると流れてしまいます。そのため、ドーナツ状の土手を少しずつ焼きながら作ってその中に全部を入れるのがコツです。焼き加減を見ながら少しずつ混ぜ合わせていくことがおすすめです。
休日のランチなどの時に家庭で作ることもおすすめです。材料は簡単に手に入ることや価格も安いため、手軽に自宅で作ることができます。鉄板でなくてもホットプレートがあれば、十分作ることができます。しかしヘラは駆使しますので、これは準備しておく必要があります。市販のもんじゃ焼きの素なども安く販売していますので、利用すると手軽さがさらに増します。
東京の下町から有名な観光地として発展
東京のソウルフードとして愛されているもんじゃは、月島と浅草で生まれました。下町として栄えてきた町は今は東京の有名な人気観光地になっています。隅田川の花火大会や、東京スカイツリーなど、観光地の色が強くなっています。下町で始まったもんじゃの歴史を守り続けてきたからこそ、昔の東京の味を楽しむことができます。昔ながらの有名な変わらない味、そして新しい味を試しに東京の下町をランチしに散策してみませんか?