サルシッチャとは?レシピや食べ方は?イタリア生まれの美味しいソーセージ
サルシッチャとはどういった食べ物なのか、名前だけで想像がつくでしょうか?今回はサルシッチャとはどんな食べ物なのか、どういった食べ方をするものなのかといった基本的な情報から、サルシッチャを使った美味しいレシピの数々もまとめてご紹介します。
目次
イタリア生まれのサルシッチャとは?
サルシッチャという名前の食べ物をご存じでしょうか?あまり耳慣れない言葉でもあり、名前を聞いただけではどの様な食べ物なのか想像がつかないかもしれませんが、一度食べればその美味しさに病み付きになってしまう事もあるかもしれません。
今回はサルシッチャとはどういった食べ物なのか、どの様な食べ方をするのが美味しいのかといったサルシッチャに関する様々な疑問や、サルシッチャを使ったピザやパスタなどの美味しいレシピの数々をまとめてご紹介していきます。
美味しさ!だった。
— つらら (@turaran) February 24, 2018
サルシッチャの辛味と塩気。
生ハムと水牛チーズの旨み。
もっちり生地の釜焼きの焦げた香り。はぁー。ハーフアンドハーフ万歳*(^o^)/*である。 pic.twitter.com/pFj59UWZpt
サルシッチャとはどんな食べ物なの?
レシピなどをご紹介する前に、まずはサルシッチャという食材についてを知っておかなければなりません。何だかオシャレな響きの名前でもあるサルシッチャですが、実は耳慣れない名前に反して馴染みのある食べ物でもあるのです。
ソーセージにも似たサルシッチャ
サルシッチャとは見た目にはソーセージの様な形状をした、腸詰めの食べ物です。ソーセージは日常的に口にする機会も多い食べ物でもありますし、似ている食べ物のサルシッチャの味も何となく想像がつきやすくなるのではないでしょうか?
サルシッチャとはイタリア語
サルシッチャというのはイタリア語であり、意味としては「腸詰め」なのだそうです。見た目は似ているもののソーセージとは別々の意味を持っているとの事で、イタリアを訪れる機会がある場合には違いについても覚えておくと良いかもしれません。
サルシッチャはソーセージとはどう違う?
違うと言われても、見た目にはサルシッチャもソーセージも同じ物に見えてしまうというのも事実です。実際にサルシッチャの事をソーセージと直訳する人もいるのだそうですが、正しい意味で言葉を使うのであればその微妙な違いも覚えておきましょう。
サルシッチャとは腸詰めの事
今回ご紹介しているサルシッチャというのは、イタリア語の意味の通り腸詰めの物を指している言葉です。食材を腸詰めにした物がサルシッチャと呼ばれる食べ物であり、肉やハーブなどの食材が詰め込まれる場合が多い様です。
ソーセージとは腸詰めを加熱した物
一方でソーセージは腸詰めにした肉を加熱処理した食べ物の事を指す言葉なのだそうです。大して違いは無い様にも思われそうですが、本場のイタリアで同じ意味でサルシッチャとソーセージを使っていると、思わぬ認識の違いに困る事もあるかもしれません。
サルシッチャとはどんな食べ方をするの?
そんなサルシッチャですが、肝心の食べ方についてはどの様な食べ方をするのかも気になるのではないでしょうか?どうせなら美味しい食べ方も知っておきたいものですが、まずはサルシッチャの基本的な食べ方についてをご紹介していきます。
まずはサルシッチャを茹でる
ソーセージといえばいきなりフライパンで焼くという人も多いですが、サルシッチャの場合にはまず茹でる事から始めます。全体的に色が変わったらお湯から上げて、今度はフライパンで焼き色をつけてあげる作業となります。
油を使うと焦げや破れの原因になってしまうそうなので、テフロン加工のフライパンなどで油は使わずに焼き上げるのが良いそうです。焼き色をつけた後は少量のお湯で蒸し焼きにし、弾力が出た所で美味しいサルシッチャの焼き上がりとなります。
味付けはお好みで塩胡椒やケチャップなどを使用しても良いかもしれませんが、サルシッチャ自体にハーブなどで風味付けがされている場合が多い為、食材そのままの味を楽しむというのもおすすめです。色々な味わい方を試してみてはいかがでしょうか?
イタリアではサルシッチャを生で食べる?
本場のイタリアでは、サルシッチャに火を通す事無く生のままで食べる場合も案外多いものの様です。ソーセージを口にする際にも火を通さないという食べ方をする人はいない筈ですが、イタリアを訪れた際には生のサルシッチャも味わってみたいものです。
ただしご家庭でサルシッチャを作る場合には、食中毒のリスクなども考えれば加熱して食べるのがベストと言えそうです。生のサルシッチャを味わいたいという場合にも、イタリアでそういったサルシッチャを扱うお店のみに留めるのが無難です。
自家製サルシッチャの作り方
自家製のサルシッチャをご家庭で作る場合の作り方についてもご紹介していきます。腸詰めなんて難しそうと思うかもしれませんが、材料を揃える事さえできれば案外簡単に手作りサルシッチャを楽しむ事もできる様になるかもしれません。
サルシッチャの材料
豚腸、豚のひき肉を500g、背脂を約150g、ニンニクを一片、砂糖を大さじ1、塩を大さじ1/2、フレッシュセージとお好みのハーブを適量、ブランデーを大さじ2、150ccほどの冷水を準備してサルシッチャ作りを開始します。肉類は冷蔵庫で冷やしておきます。
豚腸を15分ほど冷水に浸けて塩抜きをする間に、その他の材料を全て混ぜ合わせて粘り気が出るまで捏ね続けます。混ぜ終えた材料を豚腸に詰めていけばサルシッチャの完成となりますが、空気が入らない様に詰めていくのがポイントです。
もしも空気が入ってしまった場合には、爪楊枝など先の尖った物を使って空気を抜いてあげる必要があります。最初は腸詰めに慣れず手間取る事もあるかもしれませんが、慣れてしまえばいつでも自家製の美味しいサルシッチャを味わう事ができる様になります。
パスタによく合うサルシッチャ
続いてはそんなサルシッチャを使った様々な美味しいレシピをご紹介していきます。まず始めに、サルシッチャを使ったパスタのレシピをご紹介します。
ブロッコリーとサルシッチャのパスタ
準備するのはサルシッチャ、パスタ、ブロッコリー、味付けにニンニクと唐辛子を各1、塩胡椒と白ワインを適量です。みじん切りにしたニンニクをオリーブオイルで炒め、一口大のサルシッチャを火が通るまで炒めてから白ワインを入れてアルコールを飛ばします。
固ゆでのブロッコリーを投入し軽く潰しながら火を通していきます。ブロッコリーが柔らかくなったら茹でたパスタを投入し、塩コショウで味を調えてあげれば完成となります。パプリカやほうれん草などもよく合うレシピです。
サルシッチャとはピザにも合う食材
サルシッチャはピザに合わせても抜群に美味しい食材でもあります。続いてはサルシッチャを使った美味しいピザのレシピもご紹介していきます。これを食べたらあまりの美味しさにもう市販のピザを食べる事はできなくなってしまうかもしれません。
サルシッチャとほうれん草のピザ
用意するのは市販のピザ生地とトマトソース、予め茹でたほうれん草とサルシッチャ、そしてお好みのチーズです。まずはピザ生地にお好みの量のトマトソースを塗って、200℃のオーブンに入れ5分ほど焼いてから一度オーブンから取り出します。
ほうれん草は茹でた後に塩胡椒とオリーブオイルで味を調え、それをピザ生地の上に乗せていきます。そこに一口大にしたサルシッチャを並べてから再びオーブンへ入れ、サルシッチャに火を通したら完成となります。焦がさないよう注意しながら焼きましょう。
ワイだいたいの店はフロンティア精神でメニュー踏破するけど魚深の素敵なお店のピザはサルシッチャしか食べたことない。それくらい好き。
— オリ (@orirorirorio) February 23, 2018
まだまだあるサルシッチャの美味しいレシピ
美味しいサルシッチャのレシピはまだまだこれだけではありません。続いてはパスタやピザ以外にも、今日にでも作ってみたくなる美味しいレシピをご紹介していきます。ただ食べても美味しいサルシッチャですが、覚えておきたいレシピも満載です。
サルシッチャと焼き野菜
用意するのはサルシッチャと、にんじんやナス、ズッキーニといったお好みの野菜です。これらを食べやすい大きさに切り分け、オリーブオイルで全体に火が通るまで炒めてあげれば完成の簡単レシピです。味付けは塩胡椒や、ニンニクを使用するのもおすすめです。
サルシッチャとモッツァレラ
用意するのはサルシッチャとじゃがいも、ミニトマト、ブロッコリー、モッツァレラチーズ、塩胡椒とパルミジャーノチーズを少々です。じゃがいもとブロッコリーは事前に塩茹でをし、オイルを塗ったグラタン皿に一口大にした材料を並べていきます。
その上にパルミジャーノをお好みの量摩り下ろしてから、軽く余熱しておいたトースターで15分ほど焼き上げれば完成となります。焦げてしまわないよう注意しつつ、お好みで塩胡椒を振りかけてください。チーズ好きには堪らない一品です。
レシピを覚えて美味しいサルシッチャを
サルシッチャとはどういった食材なのか、どんな美味しいレシピがあるのかといった、サルシッチャに関する様々な情報をお届けしてきましたが、日頃ソーセージが好きでよく食べているという人は特に気になる食材だったのではないでしょうか。
扱い慣れない食材はついつい手を出す事に躊躇してしまいがちですが、サルシッチャであればどういった料理に合わせる事もできそうなので、まずはシンプルな食べ方から挑戦してみるのもおすすめです。この機会にレシピのレパートリーを増やしてしまいましょう。