2018年08月09日公開
2024年07月29日更新
プロテインを豆乳で飲むとダイエット効果がある?やり方と飲み方を解説!
プロテインダイエットを知っていますか?高たんぱく低カロリーのプロテインを朝食にすることで、無駄なカロリーを摂取せずに新陳代謝に必要なたんぱく質を摂取するダイエット法です。そのプロテインを豆乳で飲む豆乳プロテインが、今話題になっています。豆乳もプロテインと同じく、高たんぱく低カロリーということから注目されています。この記事では、豆乳プロテインダイエットについてまとめています。
目次
プロテインを豆乳で飲むとダイエットできる?
プロテインダイエットを知っていますか?プロテインとは、主に筋トレの際に使われるもので、タンパク質を多く含みながらもカロリーが低いことが特徴です。そして、プロテインと同じように高たんぱく低カロリーが特徴の豆乳と合わせることでダイエット効果が大きくなると、今注目されています。
プロテインを豆乳で飲むとダイエット効果があるのかを解説!
ダイエットに興味のある方であれば、プロテインダイエットは聞いたことがあると思います。高たんぱく低カロリーのプロテインを朝食にすることで、新陳代謝に必要なたんぱく質を摂取しながら無駄なカロリーを摂らないという理にかなったダイエット法です。
プロテインを豆乳で飲むおすすめの理由
プロテインは、良質なたんぱく質を多く含んでいます。しかし、プロテインだけでは筋肉を作るたんぱく質を補うことはできません。そこで登場するのが豆乳です。
豆乳は、畑のお肉とも呼ばれる程たんぱく質が豊富な大豆からできています。牛乳にも負けない程のたんぱく質量と、牛乳の3分の2程というカロリーの低さが魅力です。また、豆乳で割ったプロテインは、水やスポーツドリンクで割ったプロテインよりもお腹に溜まりやすく、空腹感を抑えることができます。
特にホエイやカゼインが配合されているプロテインは、他のプロテインよりたんぱく質が少ないです。その為、たんぱく質を多く含む上にカロリーの低い豆乳は、プロテインを割るのに最適な飲み物だと言えます。また、プロテインに豆乳の風味をつけることができるので、飲みやすくなります。
プロテインの豆乳割りは美味しい?
プロテインですが、吸収を良くする為に水やスポーツドリンクで飲むのが定番です。しかし、水で溶いても味が無いので長続きしないという人もいらっしゃると思います。豆乳であれば水よりも甘味があり、飲みやすいので続けやすくなります。
また、プロテインには様々な味があります。ココア風味やバニラ風味のものを豆乳で割ることで、より美味しく飲みやすくすることが可能です。これまでプロテインダイエットが続かなかったと言う方でも、水割りではなく豆乳で割ってみることで続けやすくなることもあります。
ココア風味など甘みのある物は他のプロテインよりカロリーが高くなるので、ダイエットという面ではオススメできません。しかし、美味しくないなどの理由でダイエットが続かないのでは本末転倒です。少しでも美味しい、自分に合ったプロテインを飲むようにしましょう。
豆乳にも3つの種類がある!
豆乳には、大きく分けて3つの種類があります。牛乳にも無調整牛乳や低脂肪乳のような調整牛乳があるように、豆乳にも種類があります。豆乳の種類を知っておくことで、より自分に合ったダイエットができるようになります。
豆乳の種類:無調整豆乳
無調整豆乳とは、豆乳に水以外のものを入れていない豆乳です。大豆固形分が8%以上、大豆たんぱく質が3.8%以上含まれているものを無調整豆乳と呼びます。言ってみれば、大豆を絞ってそのままの豆乳が、無調整豆乳です。
無調整豆乳は、大豆を絞ったそのままの豆乳なので、にがりを入れることで豆腐を作ることもできます。また、豆乳の味にも調整を入れていないので、大豆の風味が強く好き嫌いが分かれやすいです。
調製豆乳や豆乳飲料より栄養素が多い上にカロリーも低いので、ダイエットであれば無調整豆乳をオススメします。しかし味が苦手で長続きしないのは本末転倒です。その場合は、調製豆乳を使うなど飲み方を工夫してみましょう。
豆乳の種類:調製豆乳
調製豆乳は豆乳に砂糖や塩などの調味料を加えて飲みやすくした豆乳です。大豆固形分は6%以上、大豆たんぱく質は3.0%以上と、無調整豆乳よりも少し栄養価が低いです。
トレーニングをした直後など、糖質が必要な時は調製豆乳で糖質とたんぱく質を同時に補うことをオススメします。ただ、豆乳プロテインダイエットという観点では、無調整豆乳よりもカロリーが高く糖質を含む調製豆乳はあまりオススメできません。
豆乳の種類:豆乳飲料
スーパーなどで、コーヒー味の豆乳や紅茶味の豆乳を見たことはありませんか?調製豆乳にコーヒーや果汁を加えて味付けしたものを、豆乳飲料と呼びます。豆乳が苦手な方でも飲みやすいですが、カロリーや糖質が多いのでダイエットには向いていません。
豆乳飲料はダイエットには向いていませんが、大豆に含まれるイソフラボンを摂取したい時などには役に立ちます。豆乳が苦手な方でも飲みやすく味付けされている上に大豆の栄養素もあるので、飲み物としてはオススメです。
豆乳に含まれる栄養素:レシチン
豆乳に含まれるレシチンという栄養素は、卵黄にも含まれている成分です。血管の健康を保ち、脳の情報伝達をスムーズにしてくれることから、記憶力や集中力に影響があると考えられています。
また、豆乳に含まれる大豆レシチンには、コレステロールや中性脂肪といった血中脂質を改善させる効果もあります。大豆レシチンを摂取することで、コレステロール値を下げたり中性脂肪を低下させ、動脈硬化にも効果があるとされています。
豆乳に含まれる栄養素:イソフラボン
豆乳に含まれる栄養素で最も有名なのが、イソフラボンです。イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをしてくれるので、肌をキレイに保ったり自律神経の安定などに役に立ちます。
しかし、イソフラボンは過剰に摂取すると乳がんや子宮がんなどの原因にもなります。もし普段から豆乳を含め大豆製品をたくさん食べるのであれば、豆乳プロテインダイエットもやり過ぎないように注意が必要です。豆乳プロテインダイエットだけでも十分なイソフラボンが摂れるので、他の大豆製品は少し控えるようにしましょう。
豆乳に含まれる栄養素:サポニン
豆乳に含まれるサポニンという栄養素には、中性脂肪の吸収を抑える効果が期待されています。免疫力の向上や血流の改善など、健康を保つのに非常に役立ちます。また、咳や痰を抑える効果もあります。
豆乳に含まれる栄養素:ビタミン類
豆乳には、ビタミンB群とビタミンEが含まれています。ビタミンB群は代謝を良くする効果があるので、ダイエットには欠かせない栄養素の一つです。ニキビなどの肌荒れも抑えることができるので、女性に嬉しい成分だと言えます。
女性にうれしいソイプロテイン
ソイプロテインと呼ばれるプロテインを知っていますか?通常のプロテインは筋肉を作ることを目的に作られていますが、ソイプロテインは減量を目的に大豆を主原料に作られたプロテインのことを言います。
ソイプロテインは、180ccほどの豆乳に溶かして飲むものです。朝食の代わりに飲むことで、たんぱく質を摂取しながらもカロリーを抑えることができます。ソイプロテインも大豆、豆乳も大豆なので、大豆に含まれる豊富な栄養素をより効率良く摂取することができます。
ソイプロテインですが、原料が大豆なので大豆の風味が他のプロテインよりも強いです。もし大豆の風味が苦手であれば、ソイプロテイン以外のプロテインでダイエットをすることをオススメします。またソイプロテインは吸収が遅いので、腹持ちは良いですが胃腸の弱い方などには向いていません。お腹が痛くなりやすいようなら、他のプロテインを飲むようにしましょう。
ソイプロテインは更年期にも効果あり
ソイプロテインは、ダイエットだけでなく更年期の女性にもオススメです。大豆イソフラボンを他のプロテインより効率的に摂取できるので、更年期のホルモンバランスの乱れなどにも作用してくれます。
更年期による不調は、女性ホルモンの分泌量が減ってしまうことでホルモンバランスが乱れることによって起こります。精神的な不調や身体的な不調が起こるものなので、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを摂取することで軽減できます。
プロテインは太る?
また、プロテインは適切な飲み方をしなければ太ってしまうというイメージがあると思います。プロテインが太るというイメージは、たんぱく質の過剰摂取です。普段から筋肉をつける為に肉などでたんぱく質を多く摂取している人がプロテインを飲めば、たんぱく質を多く摂りすぎることになります。
プロテインは正しい飲み方をすれば、肥満の直接の原因になることはほぼありません。プロテインの飲み方に多いのが、牛乳で溶いて飲むことです。牛乳には当然乳脂肪もカロリーもあるので、飲み方を間違えれば太るのは当然です。
プロテインのたんぱく質量を考えることと、プロテインを溶かすものを考えて正しい飲み方をするだけで、プロテインで太ることはほとんど無くなります。プロテインを飲む分たんぱく質の摂取量を減らすなどのやり方を考えましょう。
プロテインを豆乳で飲むダイエットのやり方と飲み方
プロテインと豆乳の栄養価が優れていても、正しい飲み方ややり方をしなければ良い効果は期待できません。豆乳プロテインの正しい飲み方や、今話題のファスティングのやり方についてまとめているので、キチンとしたやり方を知った上で豆乳プロテインダイエットを始めるようにしましょう。
短期間で効果があると話題のファスティング
最近、ファスティングというものがダイエット界隈で話題になっています。ファスティングとは断食のことで、正しいやり方でファスティングをすれば、かなりの短期間で痩せることができると言われています。
間違ったやり方でファスティングをしてしまうと、体調を崩してしまいます。正しいファスティングのやり方ですが、一定期間固形物を食べずに液体から栄養を摂取するというやり方です。消化器官を休ませながら、消化や吸収、排泄までの流れをスムーズにする、体内の大掃除です。
最近ではファスティングの期間中に酵素ドリンクを飲む人が増えています。酵素ドリンクは糖質が多いので、急激な血糖値の上昇と下降で空腹感を感じやすい上に、たんぱく質が足りないので筋肉量も落ちてしまいます。
オプティマム・ファスティングドリンクを作ろう
ファスティング中の栄養補給に最適の飲み物が、オプティマム・ファスティングドリンクです。作り方も簡単なので、ファスティングに興味のある方はぜひ試してみてください。
オプティマム・ファスティングドリンクの材料ですが、ホエイプロテインと豆乳、米麹甘酒だけです。20グラム~25グラムのホエイプロテインを300mlの豆乳で割り、そこに米麹甘酒を100ml入れて混ぜましょう。
ホエイプロテインですが、ココア味など甘い物は当然カロリーが高いので避けましょう。豆乳も、糖質やカロリーが少ない上に栄養価の高い無調整豆乳がオススメです。甘酒も、吸収の良いブドウ糖が欲しいので米麹のものを選びましょう。
オプティマム・ファスティングのやり方と飲み方
オプティマム・ファスティングのやり方ですが、初日の朝食と昼食は普段と同じです。できれば和食が理想ですが、美味しいものを食べて少しでもストレスを減らしておきましょう。夕食にオプティマム・ファスティングドリンクを飲み、カフェインやアルコールを控え体に優しくしましょう。
2日目と3日目はドリンクだけで過ごします。朝昼晩にオプティマム・ファスティングドリンクを400ml飲みます。飲み方ですが、量が多いので小分けにして飲んでも大丈夫です。ハーブティーなどカフェインを含まない飲み物で水分補給をしましょう。塩分タブレットなどを水分補給の際に舐めて塩分の補給も忘れずに行ってください。
4日目は回復期と呼ばれ、軽い食事を摂ります。朝食には野菜か果物、昼食にはおかゆ、夕食にオプティマム・ファスティングドリンクです。朝食の野菜は、ドレッシングなどを使わずそのまま食べましょう。昼食のおかゆですが、トッピングに梅干しやかつおぶしがオススメです。
オプティマム・ファスティング中にお腹が空いたら?
ファスティング中、どうしてもお腹が空くと思います。その場合は、オプティマム・ファスティングドリンクを間食の代わりに飲みましょう。甘酒の糖分を摂取できるので、空腹感を抑えるのにも役立ちます。
不調を感じた場合は無理には続けない!
オプティマム・ファスティングはできるだけ体に優しくした断食です。しかし、固形物を食べないので当然体調を崩すこともあります。決して無理はせず、具合が悪いなどの不調を感じた場合は回復期のおかゆに進みましょう。
お腹が空いたから、回復期が終わったからといってすぐに普段の食事に戻すのは、体に刺激が強いので注意が必要です。ファスティングが終わっても、数日間はアルコールやカフェイン、タバコを控え体に優しい食事を心がけましょう。
プロテインを豆乳で飲んでダイエットに挑戦してみよう!
いかがでしたか?ダイエットは、多くの女性が気にする話題です。急な食事制限などの無理なダイエットは体に悪いので、美味しく飲める豆乳プロテインなど、少しでも体に負荷をかけないダイエット方法を探しましょう。
また、ダイエットを実践する前に体重や筋肉量、体脂肪率をチェックしましょう。実践中にも何度かチェックして、体重や体脂肪率の減少を確認するのは、ダイエットのモチベーションにつながります。達成感も得られる上に、今後の健康意識を高めることにもつながります。